幻想郷に生きる人間や妖怪は、死後彼女の裁判を受け、生前の行いによって天界か地獄、
どちらでもない場合は転生待ちの場所である冥界のいずれかに行く事を命じられる。
そのため生ある者に対しては非常に強い立場であり、かの 西行寺幽々子はそそくさと逃げ出し、
八雲紫ですら「あの方には逆らえない」と評するほどである。 *1
鈴仙・優曇華院・イナバによれば、「そもそも位相がズレてるから地上の生物の波長を受け付けない、だから裁ける」らしい。
まあ、自称ではなく実際に 神に類する存在なので、人妖では及ばないのは しょうがない。
つまりは『東方Project』における「最後の良心」、「幻想郷最強候補の一角」と言える(厳密には幻想郷の住民ではないが)。
立ち絵を見る限り 身長がでかい高い。博麗霊夢(やや高い)や咲夜(高い)よりも。ある意味彼女の権威に相応しい?
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その事実に白黒はっきりつけましょう |
ドットではポーズによって差異があるキャラもいるが、映姫はかなり身長が高い事がはっきりと分かる。
また画像は掲載しないが、『花映塚』の霊夢エンディングのイラストにおいても小町とほぼ同等の背丈で描かれている。
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『花映塚』本編で出会ったキャラクターほぼ全てに対し、
「このままの生活態度だと地獄に落ちる。地獄に落ちないためには善行を云々~」という 説教を垂れる。
一応相手の事を思っての説教である様なので、良い人ではあるのだろう、多分。
マイペースな幻想郷の住民達でさえ、エンディングでは殆どのキャラが説教の内容を自分なりに聞き入れている。
彼女自身も「貴方達のように素直なら」と言っている分、外の人間である我々のがよっぽど罪を重ねる悪人らしい。
お説教されたらその内容を気に留めておく位はした方が良いかもしれない。
なにしろ閻魔に説教されない人物は、余程非の打ち所の無い善人か最早救いようの無い悪党なのだから。
閻魔の愛は無間より深いものだから。誰だっていつかは閻魔にお世話になるのだから。
…え?自分はキリスト教徒だって?じゃあこちらの方にでもお世話になって下さい
ちなみに閻魔は二交代制で、彼女が休んでいる間はもう一人の閻魔が裁判を受け持っている。
また、部下に 小野塚小町がいるが、サボり癖のある彼女への対応には頭を痛めているようである。
小町からの呼称はゲーム内では「四季様」「うちのボス」等。
以前は「映姫様」と呼ばせるとにわか呼ばわりされる事もあったが、『三月精』にて普通に「映姫様」と呼んでいた。
そもそも、『花映塚』が対戦STGで1~6面+EXにPhといった区切りが無いために分かりづらいが、
初登場の作品でのSTG5面ボス&対戦ゲーの中ボスはラスボスの名前は言わない
ものである
(お嬢様・
西行寺お嬢様
・あいつ・師匠・姫・四季様・
八坂様
・総領娘様・あいつ・聖)。
そして初登場の作品以外では普通に名前の方で呼んだりする。初登場時の呼び方で統一されてる関係の人もいるけど。
相殺不可の 弾幕、凶悪なボスアタックに加え3分を過ぎるまでブッ飛んだ回避をし続けるCPU等、脅威的な性能を誇るのだが、
ストーリーモードではゲームのシステム上最高レベルのLunaticでも余り強くはない。
生きている者には優しいからだろうか。本人は説教だけ出来れば満足なのかもしれない。
ただしマッチモードのLunaticでは、倒せるキャラを使わないと勝つのはほぼ不可能である。
また、ストーリーモードの一戦目はLunaマッチと同性能のためやはり勝つのはほぼ不可能であり、
いっぺん負けて説教されろと言わんばかりの仕様となっている。
ちなみにラスボスではあるが、花映塚で起きていた異変とは直接は無関係。 何しに来たんだアンタ。
尤も、ある意味この異変は自然現象のようなもので犯人と呼べる存在はおらず、死者や幽霊が関わっている以上彼女は全くの無関係ではないのだが。
彼女としても状況を確かめるために出てきたようだ。
なお、東方作品における閻魔は人手不足解消のために登用した古い お地蔵様が殆どである事が『求聞史紀』で説明されており、
彼女もその一人だとファンの間では言われていたが、『三月精』にて小町がその事を明言した。
ちなみに実際に日本仏教において、閻魔王と地蔵菩薩は同一の存在だとされる。
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