- Orochi Herman氏製作の「Shadow DIO」
少し前までの動画で「邪悪の化身ディオ」として登場するのはたいていこちら。
10年09月現在、氏のサイトのトップページのlinkからDLできる。
- 操作が六ボタン式(弱中強のパンチ+弱強のキック+スタンド)
- チェーンコンボが可能
- ダッシュ攻撃がすべて中段判定
- バックステップ中は完全無敵
- ガード硬直が非常に短い(直前ガードのような扱い?)
- 「恐怖の片鱗」の出始めに無敵時間がついている
- 「パニッシュメント」の発生が少し早い
- 「パニッシュメント」「WORLD21」が空中でも撃てる
- 「WORLD21」の軌道を3種類から選べるように
- 「カリスマ!」が出始めをのぞいて完全無敵
- 「DEMOLITION」追加(「UUURRRYYY!」の派生技)
と全体的にアッパー調整の目立つキャラクターになっている。
Startボタンを押しながら選択することで4ボタン+チェーンコンボの出来ない原作モードになり通常、必殺、超必殺の各技の性能も若干だが変化する、ただしkoori氏のAIは対応していない *2。
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パニッシュメントバグの修正方法 |
sdioファイルのsupers.cns開く
↓
[Statedef 2222]で検索
↓
直ぐ下の
[State Whopee]
type = ChangeAnim
trigger1 = !SelfAnimExist(5130) && !SelfAnimExist(5131)
trigger1 = !SelfAnimExist(5950) && !SelfAnimExist(5330)
trigger2 = (SelfAnimExist(5130) && SelfAnimExist(5131)) || SelfAnimExist(5950) || SelfAnimExist(5330)
;trigger2 = Statetype = A ←ここをコメントアウトする
trigger3 = SelfAnimExist(5130) && !SelfAnimExist(5131)
trigger4 = !SelfAnimExist(5130) && SelfAnimExist(5131)
value = 5012
ignorehitpause = 1
[State 2012, For Characters w/o collapse ani]
type = ChangeState
triggerall = Anim = 5012
Trigger1 = !SelfAnimExist(5130) && !SelfAnimExist(5131)
trigger1 = !SelfAnimExist(5950) && !SelfAnimExist(5330)
Trigger2 = (SelfAnimExist(5130) && SelfAnimExist(5131)) || SelfAnimExist(5950) || SelfAnimExist(5330)
;trigger2 = StateType = A ←ここをコメントアウトする
trigger3 = SelfAnimExist(5130) && !SelfAnimExist(5131)
trigger4 = !SelfAnimExist(5130) && SelfAnimExist(5131)
value = 2223
ignorehitpause = 1
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特に 人工AIレベルをMAXにするとこれらの調整が真価を発揮し、
予想以上の活躍を見せてくれることがままある。
参考動画
ダウンロード時に搭載されているデフォルトAIとニコニコ動画内で公開されている新AIでは、
全く違うキャラといって良いほど動作に違いが出てくるため、ここではそれぞれのAIの特徴について記す。
デフォルトAI
原作での詰めの甘さを考慮したのか単にテキトーに作ったのか、
あまり自重していないその潜在能力を封印しているのかはわからないが、
「スロゥナイフス」や「WORLD21」で怒涛の攻めを展開したかと思えば、
あと一撃入れれば勝てるという場面でも延々と画面端で屈伸を続けたり、
「 恐怖の片鱗」で何度も 当身を取ったり、 たまに棒立ちだったり、
強いのだか弱いのだかよくわからない戦いぶりを見せてくれる。
しかしCPU戦では、逆にその不可解な動作が相手を混乱させているのか、
完成度の高いAIを搭載した強キャラと五分以上に戦えることもしばしば。
なんだかんだ言って、勝率は高くはないが低すぎもしない。
…上記のように圧勝ムードの時に突然遊び始めて逆転負けすることも多いが、ある意味で(余裕がある時の)ディオらしい性格のAIともいえる。
全体的に飛び道具を主に使いたがる傾向があり、またタッグでは後方からどさくさにまぎれての
パニッシュメントぶっぱがヒットしやすいのでタッグ戦向きかも。
あまり見ない邪DIOの「 時よ止まれッ!」。デフォルトAIの時止めは比較的珍しい。
ニコニコ動画産AI
影DIOは古くからあるAI搭載キャラクターとして、わりに安定した出番を誇っていた。
他のJOJO勢の良AIが開発される以前、mugenで活躍するJOJOキャラといえば
もっぱら影DIOと、あとは チャカぐらいのものであった。
より強力なAIが製作されれば、影DIOの活躍の場はより広がるのではないか?
そう考え、AI制作に取り組む人もいなかった訳ではない。
だが製作者が外国の方であり、しかも公開サイトを閉鎖してしまった事もあって、
完成しても公開するのは不可能なのではないか、との意識が一般的であった。
しかし2008年7月31日、まさかの公開許可が下ったのだッ!
遊びを無くし本気で戦った場合、実は凄まじいまでの高性能&高火力キャラ…
というか ぶっちぎりの凶キャラであったらしく、
攻撃力を30、防御力を70に抑えた状態で数々の強キャラたちと渡り合っている。
ただし、3分の1以下の攻撃力ではまともに当ててもガード削りと同程度しか減らせないし、防御70という事は当然紙。
AI制作者曰く、この状態の影DIOはデフォルトのAIと同じ程度の強さ、との事。
まあAIの動きを良くしても、その分能力値を下げたのではある意味当然と言えるだろう。
想像以上によく動くので、デフォルトAIを見慣れた方にとっては新鮮かもしれない。
攻・防を100に戻した状態では、AIハードの 尖兵にすらタイマンで勝利できるというのだからもはや笑うしかない。
もしかしたら、今後は今まで以上にトーナメントで猛威を振るうかも…
余談ではあるが、タッグAI制作で有名なユリポエ氏も
レミリア・スカーレットと影DIOの タッグ用AIの公開許可をOrochi Herman氏に求めているが
今のところ返事が帰ってきていないという…
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