キャスター(Fate/stay night)




「私を“魔女”と呼んだ者には、相応の罰を与えます」


身長:163cm/体重:51kg
スリーサイズ:B82/W57/H84(cm)
属性:中立・悪
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:紫
特技:奸計、模型作り
好きなもの:寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女
苦手なもの:筋肉ダルマ
CV: 田中敦子

TYPE-MOONから販売されている18禁ゲーム『Fate/stay night』(PS2版は全年齢対応)と、
そのファンディスク『Fate/hollow ataraxia』に登場するキャラクター。
また上記の作品を題材としたカプコンから販売されている3D格闘ゲーム『Fate/unlimited codes』にも登場しているが、
同人格闘ゲーム『FateSwordDance』には登場していない。
CVは『うたわれるもの』のカルラ、『ストIII3rd』の春麗ポイズン、『MVC3』のトリッシュ(日本語音声版)、
OVA版のミランダ・謝華等を演じている 田中敦子 氏。

生前偉大な功績を上げ、死後においてもなお信仰の対象となった英雄が成る「英霊」と呼ばれる存在であり、
「キャスター(魔術師)」のサーヴァントとして第五次聖杯戦争にて召喚される。
聖杯戦争において三騎士(セイバー、アーチャーランサー)のクラスは「対魔力」スキルを持つため、
魔術師であるキャスターのクラスは「最弱」とされている。このため、キャスターのサーヴァントは「陣地作成」スキルを活用し、
拠点を設ける「待ち」の戦法を取る事が基本であり、このキャスターも例のごとく拠点を作り、知略を駆使して暗躍する。
とはいえ、このキャスターは人間相手ならば第五次のサーヴァント中、最悪にして最高の成果を上げる事が出来る。

彼女にとっての最大の脅威は「対魔力」を持つサーヴァントであり、
わざわざに(生前のスキルとは別に)対魔力を付与する聖杯はバランス調整がおかしい言わざるを得ない
まあ本来の目的からするとバランスなんて考えられてなくて当然なのだが、そこは割愛。

紫を基調としたローブとフード、月の意匠を施した大きな杖が特徴的な女性。
ファンからの愛称は「キャス子」など。

+ 真名、能力など。ネタバレ注意
「真名」は、ギリシア神話に登場し、魔術を以て英雄を助け続けたコルキスの王女「メディア」。
「裏切りの魔女」とも呼ばれた神話上での役割は、ギリシア神話の本やギリシア悲劇に詳しい話が載っているためここでは割愛する。
…イアソンが人間のクズとされている点を除けば、下記の経歴と大差ないのだが。

+ この作品における「メディア」の経歴
この作品におけるメディアは、元々は清純な女性で心優しい性格をしていたが、
女神アフロディテによって心を操られ、英雄イアソンを盲目的に愛させられた結果、神話における数々の非道を行わされていたという経歴がある。
操られていた間に仕出かしてしまった数々の罪で故郷には帰れなくなり、知らない間に夫になっていたイアソンにも罵られ捨てられ、
人々からも「自分達が不幸である原因」として「魔女」と迫害されるようになってしまった事でグレてしまい、
「ふーん、いいわよーだ、こーなったらとことんまで落ちてやるー!」と悪に堕ちて人々を苦しめるようになる
(とはいえ、悪意を持って接すると不幸になる「自業自得」の類の魔術しか使わなかったようだが)。
元々悪女の素質はあったらしい(操られていたとはいえ、とある脱出劇の際に実弟をバラバラ死体にするという手段を取っている)が、
そういった経歴から「魔女」と呼ばれるのが大嫌い。ついでにイケメンも(イアソンを思い出すから)嫌い。

言うまでもないが、女神の気紛れによりその状態にされてしまっただけであり、実際の所は一番の被害者と言っても過言ではない。
女神の術が切れた後も、最早それ以外に生きる道が無かったのだから。
ギリシアの神は基本的に自分本位な存在で、そのせいでライダーのように悪に叩き落されてしまう存在も多い。
逆にバーサーカーのように、自身とは全く関係ない所で恨みを買ったりして酷い目に遭わされる事もある。
基本的にオリンポスの神々は人間の本質を極端に顕在したような存在で、自分の欲望に極めて忠実。
力を持った赤子のように自分の思い付きで行動をするので凄まじく性質が悪いが、
良くも悪くもその辺りの人間っぽさがギリシア神話の人気の一つでもある。

現代より遥かに魔術が優れ、魔法と大差なかった神代の魔術師であるため、現代人では発声不能な上級呪文言語「神言」を用いた魔術が使用可能。
魔法こそ習得していないものの、魔術師としての能力は魔法使いレベル。というか、現代の「魔法」の定義に沿わないため魔法使いと呼ばれないだけで、
実質魔法使いと考えて差し支えない。
「王冠」クラスの実力であるシエルすら魔術では及ばず、蒼崎姉妹ですら本気になったキャスターには(魔術師としては)敵わないと明言されている。

攻撃・妨害・防御・飛行・転移などの多種多様な魔術を超高レベルで使用する。
適正が無いのか固有結界は使えないが、その超絶的な技量により莫大な時間と費用を掛け、大小の魔術を綿密に織り込む事で、
同規模の異界を作り上げる事自体は可能。

直接的な魔術の他に、魔術の道具の作成など魔術絡みの行動ならばほぼ万能にこなし「魔法」域の魔術さえ使用可能であり、
魔術師としての能力ならば現代の魔術師の誰よりも優れていると言える。
ただし、サーヴァントは自分では魔力を殆ど作れず、さらに本来魔力を供給するべき現在のマスターは魔力を生成出来ないという状態だった。
このため、街中の人間から魔力を奪い根城である土地に蓄えており、
蓄えた魔力の量はサーヴァントを複数使役したり大魔術を乱発してなお余りあるほど桁外れ。
また、スキル「高速神言」により、長い詠唱をかっとばして強力な魔術を連続使用する事も出来る。
魔術師であるため、聖杯戦争のルールの隙を突き、サーヴァントであるにも拘らずアサシンを召喚するという反則技もやってのけた
(ルール違反の弊害で、本来冬木の聖杯には呼べない/呼ばれるべきではない奴が呼ばれてしまったが)。

しかし肉体能力は低いため、白兵戦や超接近戦は苦手とする。
(不意を突かれた上に魔術で強化していたとはいえ)人間の遠坂凛にすらノックアウト負けを喫するほど
(そもそも「魔術師が切り札として近接格闘を行う」という発想自体、コテコテの魔術師であるキャスターには無かった)。
ただし、自身の弱点は把握しているので、上の凛のようなトンデモ行為で不意を突かれでもしなければ、
ローブや空間転移を用いた変わり身や相手を足止めする伏兵を配置しておくなど、基本的に対処手段は持っている。
作中では凛より断然格闘能力が高く、対魔力で守られているセイバーやアーチャーの近接攻撃に晒されても、離脱のみならず反撃すら行っている。

「宝具」は、自らの「裏切り」の伝説の象徴が具現化した対魔術宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」
複雑な形状をした短剣であり、殺傷力は普通のナイフ程度だが、対象に刺す事で(宝具を除いた)魔術で出来たあらゆるモノを初期化するという効果を持つ。
何気にトンデモ宝具であり、使い魔の契約も軽く消去可能。さらに本人が卓越した魔術師であり、
強制的に契約を結びサーヴァントの絶対命令権である「令呪」を適用させる事が出来るので、
事実上「当てたらサーヴァントを奪える」凶悪兵器と化している。

……まあ、肉体労働がとことん苦手なキャス子さんが、他のサーヴァント相手にまともな手段でこれを当てられる筈もなく、
それ故に各ルートで策謀を巡らせる涙ぐましい努力をする事になるのだが。
展開によっては努力の甲斐あって、3体ものサーヴァントをその手に収める事もある。
また、原作の最終ルートであるルートでは、最後の最後でこの宝具がとても重要な役割を果たす事になる。
だがキャス子本人は全く活躍しない。

自身を召還した当初のマスターは召還されてから数日で見切りを付けて殺害しており、
現在のマスターは主人公達が通う穂群原学園の社会科教師で生徒会顧問「葛木宗一郎」。
ちなみに、最初のマスターについてはアニメ第2作『UBW』にて詳細が語られている。

+ 宗一郎の設定

「───そうか。ようやく、気がついた
 ───私は、ずっと昔から、
 ───“誰か”の為に、なりたかった───」

プロフィール
身長:180cm/体重:70kg
イメージカラー:無色
特技:格闘技
好きなもの:特になし
苦手なもの:特になし
CV:中多和宏

主人公である衛宮士郎や遠坂凛、間桐桜の通う穂群原学園の教師。
無愛想で寡黙な人物だが、実直で生徒からの評判は悪くない。柳洞寺に居候している。
聖杯戦争とは無関係で魔力の生成も出来ないが、マスターを殺した事で消滅しかけていたキャスターと偶然出会い助けた後、
彼女に頼まれるままに力を貸す事になった。
キャスターはそんな葛木に対して、単なるマスターとサーヴァント以上の想いを寄せている。

特殊な戦闘技術「」の使い手。
左腕から繰り出されるあらぬ方向に曲がる拳と、ここぞという時に強烈なストレートを放つ右腕のコンビネーションで敵を攻撃する。
非常に変則的で、キャスターに魔術で拳を「強化」してもらう事により、初見であればサーヴァントともまともに遣り合える。
その威力はセイバーをも片手で封殺してしまうほど。
彼は暗殺集団の道具として赤子の時に買われ、生まれた時から道具として育ち、上記の技能を教え込まれて暗殺を行った。
本来ならそのまま自決する所を、何故かそうせず生き残ってしまった。その後紆余曲折あり教師職に就く。
この辺の暗殺集団の背景は、いくらかに通ずる部分がある。

非常に空虚な人物であり、あらゆる行動を正邪を問わず肯定する。
キャスターが魔力供給出来ない彼に黙って行っていた「冬木市の人々から魔力(≒生命力)を致命傷にならない程度に吸い上げる魔術結界」等についても、
士郎達が仲間割れを狙い暴露して見せても「成程……。それは悪い事なのか?衛宮」と眉一つ動かさず返してみせた。
ただ『Fate/hollow ataraxia』ではキャスターの事を守って生きたいと思い、自身の心境の変化も悪くないと感じているようだ。
ちなみに担当教科は「現代社会と倫理」。…元暗殺者が教える現代社会と倫理って。

スピンオフ作品の『花のみやこ!』では、登場人物の葛木亜魅の父親という設定。
息子が生まれて憑き物が落ちた七夜黄理の如く親バカキャラに変貌している。
嫁は誰だ。まあ十中八九グルジア(かつてのコルキスがあった場所)出身の方なのだろうが。

町の霊脈が集まる柳洞寺を根城にして町中の人間から魔力(生命力)を奪い蓄えているため、
正義感の強い士郎・セイバー組とは序盤から良く衝突する。
士郎殺害件数も中々多く、中には死なせてもらえない生きた道具にされる事もある。
そのバッドエンド後のオマケコーナーで「愛されるキャラになりたい」とか言っても説得力無いよ奥さん!
だが彼女、最終的に3ルートどれでも無数の武具でズタズタにされたり無数の剣でザクザクにされたり
剣でズンバラりと斬られたりと、ろくな死に方が出来ないキャラでもある。斬殺される事に定評のあるキャス子。
……でも何故かステータスの幸運値はBと高い。どう見ても生前もその後も不幸です。
そして格闘ゲームでも令呪を使い切ったために裏切りに遭い…。

ちなみに、好きなもの:寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女、苦手なもの:筋肉ダルマ
葛木にゾッコンだったり、捕らえたセイバーや桜(アニメ版)を着替えさせたり、肉弾戦がからっきしだったりと実に分かりやすく行動に反映されている。
可愛い服を着るのは元々は自分の趣味だったようだが、生前の全盛期が二十代終盤だったため、
「キャスター」のサーヴァントとして現界した時点でその年齢の時の姿に固定されており、
自分が着ても似合わないという悲しい理由で他人の着せ替えを楽しんでいる。
ちなみに似合っていれば何でも良いらしく、男に可愛い服を着せる事も可である言動がある。

スピンオフ作品『プリズマ☆イリヤ』では、(世界設定がそもそも異なるとはいえ)本気を出した彼女の凶悪さを拝む事が出来る。
本家ではこれに宝具がプラスされる上に、全体的な性能も上がっているのだから恐ろしい話である。
だが本当に恐ろしいのは、そんな彼女すら「ハズレ」扱いになる聖杯戦争のインフレっぷりかもしれない。

+ ステータス
筋力 E  魔力 A+
耐久 D  幸運 B
敏捷 C  宝具 C

魔術師らしく魔力と幸運が高く身体能力的な能力は低め。
なお、マスターが魔力を持たない一般人のため、ステータスが低下している可能性もある。
しかし、生前と作中を見るとどう考えても幸運Bはありえない……が、マスター運と考えると頷けるかもしれない。

+ 素顔
よく本編でも外部でも年増扱いされるが、それはそれとしてかなりの美人さんである。
素顔を知らない人や始めて見た人の中には「大人になったレン」と勘違いする人もいるとか。
外見の印象が何となく似ている縁からか、OVA『カーニバル・ファンタズム』では旦那、居候共々同じ席で座っていた。まるで親子。

性格は、魔術師らしく冷徹で狡猾。ただしプライドも非常に高く、感情的になる場面も多い。
その本質は純粋であり、一般人の柳堂一成にすら「悪人であろうとする善人だ」と見透かされている。
また、生前が悲運と非業に満ちた波乱の人生だった所為か、見た目にそぐわない恋する乙女な側面も見せる。
『hollow ataraxia』や『タイガーころしあむ』では、頼ってきた相手には(何だかんだと文句を言いつつも)真摯に対応していたり、
魔術の後輩である桜に様々な助言をしたりと、根は案外お人好しなのかもしれない。
+ 属性は悪だが…
属性はサーヴァントの方針を表すもので、「悪」は目的のためには手段を選ばないといった意味合い。
ちなみに、「」は自分なりのルールを遵守する
中庸」は善悪に偏らず状況次第でどちらにも転ぶという意味合いになる。
なので現代の常識ならはワルモノ扱いされやすい我様も「俺がルールだ」と言う事で「善」に分類されている。
キャスター自身も聖杯戦争での勝利という目的の為に冬木の一般人多数を犠牲にしているが、
一方でその命まで取るような事はせず、特に理由も無く他人を必要以上に傷つけるような事はしない。

趣味は奸計と模型作り。特にボトルシップがお気に入りのようであるが、模型なら何でも作るらしく、
マスターグレード新作の発売日には模型店の行列に並ぶ彼女の姿が見られるとか。

ファンディスク『Fate/hollow ataraxia』では、魔術師だけあって「在り得ない平和な日常」の違和感にもすぐに勘付き調査を始めるが、
真相に近付くにつれ「真相を知ればこの日常は終わる」という事にも気付いたため途中で捜査を打ち切り、
遠坂凛から戸籍を買ってマスターと籍を入れて名実共に新婚となったり、非常に献身的に葛木に尽くそうとしたり、
かつて得る事が出来なかったマスターとの穏やかな生活や平和な日常を堪能している。
この辺り柳堂一成の言った様に根が善人な所以なのだろう。

角川コミックス・エースの漫画『衛宮さんちの今日のごはん』では第9話にて士郎から料理の教えを請い、
自分でも調理するも少し失敗したが、その後も衛宮邸に通っているらしく、一年後の第22話ではそれなりに腕前は上がっている模様。
また、葛木は9話ラストでキャスターに「失敗したのであればまた作ればいい。いくらでも付き合おう」と励ましており、
22話ラストでは士郎に対して「キャスターが世話になっている。迷惑でなければまたよろしく頼む」と伝えている。
表情にこそ出ていないもののどこか嬉しそうである。

『フェイト/タイガーころしあむ』シリーズでは葛木の授業を見てみたくなって、桜から制服を奪ってまで学校に侵入しようとしたり、
自称・正義の味方から力ちゃんもとい自分の杖を奪い返そうとしたりしている。

外伝『Fate/Apocrypha』では、アニメ版18話にてアタランテの回想でゲスト出演している。

+ AD.1573 封鎖終局四海 オケアノス

「どうか誰も傷つけぬ、傷つけられぬ世界でありますように……」

ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』において、コルキスの王女であった頃の彼女が「メディア・リリィ」名義で参戦。
元々は『stay night』本編の没プロットである「士郎達の味方となるが魔力枯渇により幼くなったキャスター」というアイデアが原点。
クラスは同じくキャスター、声優は同作品でナーサリー・ライムやメアリー・リードも演じている 野中藍 女史。
既に神殿で才を見出していたとはいえ魔術師としては未熟であり、能力は大人のメディアにやや劣る。
ちなみに幼くなった事で、初見のプレイヤーにはまたしても「サーヴァント化したレン」と間違われた。

人格は未だ神々の精神操作を受けたりイアソンに捨てられたりする前であるので、楚々とした心優しい乙女。
「人を信じたい」と強く思い、優しくされればそれに健気に応じ報いようとする。
…ただし、裏切りにまみれた人生の記憶はしっかり持っているので、紹介文の割には人間不信(絆レベルが比較的上がりにくい)。

シナリオの役柄としては第三章にて悪役サイドとして登場。
生前の夫であるクズを絵に描いたような男の英雄イアソンや、ヘラクレス等の彼が率いたかつてのアルゴー号の冒険のクルーである英雄達+αを引き連れ、
1573年の世界の陸地の大半を水没させるという歴史の大改編を行う。イアソンには甘言で良いように使われている様子だが…?

2部5章「アトランティス」では中枢に先行したメンバーの中にメディアリリィがいたが、
その後の「オリュンポス」ではなぜか先行隊の生き残りの中に登場しなかった。

2部5.5章「地獄界曼荼羅」では渡辺綱のサーヴァントとして登場。
本編開始以前にエレナ・ブラヴァツキーとカリオストロを倒していたらしい。

宝具は大人時とは別であり、その名は「修補すべき全ての疵(ペインブレイカー)」。あらゆる呪い、魔術による損傷を零に戻す。
対象を傷付く前の時間に巻き戻す等ではなく、傷付く前を暫定して修復するが死者を生き返らせる事は出来ず
死以外のあらゆる概念に対して効果を発揮出来る。

なお、お馴染み大人バージョンのメディアさんも先んじて参戦しているのだが、出番があったのは最終章での顔見せとギャグイベントのみ。
1.5章では出番はあったが、別人がメディアの姿を利用していたため当人の出番は少ない。
加えてレアリティもリリィより低いのだが、この作品で設定上の格とゲーム内のスペックが一致しないのはよくある事。
レア度はリリィが☆4、大人メディアが☆3

また、本人の出演ではないが、葛木と柳洞寺を模した概念礼装が登場する。

+ 『unlimited codes』においては
原作通り近距離戦はからきしだが、飛び道具設置技のレパートリーに優れた搦め手重視のキャラ。
純粋な飛び道具の性能とシューティング能力ではアーチャー(の弓モード)や英雄王には劣るものの、
豊富な設置技や、龍牙兵を突撃させ剣で攻撃させる「龍牙(コルキス)」などの技で差別化されている。
「龍牙」はキャスター本体とは独自の食らい判定を持ち、相手の攻撃一発で破壊されるが、それを利用して盾として使う事も可能。

稼動当初こそ飛び道具を生かした射撃キャラだと思われていたものの、
稼働後研究が進むにつれ各種飛び道具・設置技による起き攻めが強力な事が発見され、
『uc』稼働中期~末期には「格ゲー界屈指の起き攻めキャラ」と認識されるほどの苛烈な起き攻めキャラとして認識されるに至る。
その起き攻めは、本作中どころか格ゲー界の中でも特におぞましい部類に入る強さを誇り、わからん殺しどころか熟練者でさえ翻弄する。
有名というか主軸なのは、相手の位置をサーチして雷を三発落とす飛び道具「轟雷(ユピテル・ロック)」を活用した起き攻めで、やり方は簡単。
相手のダウンに轟雷を重ね、そこからキャスターの取る行動次第でいくらでも相手を翻弄出来る。

「轟雷」起き攻めはテレポート移動技「瞬来(オキュペテー)」と組み合わせる起き攻めやジャンプを併用したものがポピュラーで、
どちらも左右のガード方向の揺さぶり、所謂「表裏択」で、
ジャンプならば「相手を飛び越えるか、二段ジャンプで飛び越えると見せかけて釣るか」と言った事が出来るし、
瞬来起き攻めも「相手をすり抜けるか、ワープをキャンセルして*1途中で停止するか」の二択で相手を揺さぶれる。
さらには中段技を組み合わせたものや、軸移動・設置技を絡めた起き攻め、
移行可能な間合いこそ限られるものの、ガード不能な起き攻め・魔力開放による脱出対策用の起き攻めなども有しており、
正に「起き攻めのデパート」とでも形容出来るほどの起き攻めのバリエーションを誇る。
加えてキャスターは空中で喰らい状態の相手を強制的にダウンさせる追撃専用技「病風(アエロー)」を持っているため、
どの間合いでも、何か技が掠ってダウンまで持ち込めれば即起き攻めに移行出来る。
君が!死ぬまで!起き攻めをやめないッ!

また、近距離戦は苦手で他キャラのような手軽なループコンボこそ持たないものの、ゲージを吐けばかなりの火力を出せるのも長所の一つ。
後述する超必殺技「コリュキオン」と、「『uc』の補正切り」を利用したゲージ使用コンボは強力で、
レシピによっては相手をダウンさせる事なく延々よろけ状態のままボコる事も出来る。
格ゲー界広しと言えども、相手をダウンさせる前に30~40Hit以上のヒット数を稼げるキャラは彼女と某カエルくらいのものだ。
…ダウン前に70HITどころか頑張ればダウンさせずに殺せるバスケットボールプレイヤーや、
ダウンする時は宇宙から叩き落とされるアスリートなんかも居るには居るが。
また、画面端限定ではあるが簡単なレシピの永久コンボも有しており、ワンチャンからの爆発力は侮れないものがある。

超必殺技は「破壊すべき全ての符(ルールブレイカー)」「コリュキオン」「神官魔術式・灰の花嫁」の3種を備えている。
キャスターお馴染みの「破壊すべき全ての符」は当身
成功すると相手のパワーゲージを数秒間0に固定し続けるが、
「ヒット後相手は立ち状態で、しかも近距離にいるため反撃が怖い」「飛び道具を取れない」
「キャス子にダメージが通るとパワーゲージが再び貯まるようになる」「そもそも体力が低く近距離が苦手なキャス子が当て身を使う事自体ハイリスクすぎる」
といった不遇要素が多く、魅せ技の域を出ない。
「コリュキオン」は、ゆっくり進み多段ヒットする巨大な球体型の飛び道具を前面に放つ
通常技からキャンセルで出す事こそ出来ないものの、固めやコンボダメージの底上げには有用で、コンボパーツの一つとしてよく使用される。
「神官魔術式・灰の花嫁」は打撃技で、ヒットすると演出に移行、上空からビームを連射する。
判定が非常に広く、無敵もあるためキャスター唯一の切り返し技として重宝される。

先述したような鬼畜起き攻め・ゲージ使用時の爆発力など大きな強みこそあるが、それ以外の不安要素が多すぎるため、
原作同様キャラランクでは下位に置かれる事が多い。
ざっと挙げると、
  • 低い体力
  • 「リーチこそ長いものの全体的に発生が遅く振り合いに向かない通常技
  • 「ゲージを吐かないと火力が低い」
  • 「安全な切り返しに使える技が少なく「神官魔術式・灰の花嫁」に切り返しを依存しやすい」
  • 「起き攻めやコンボ・切り返し・アドバンシングガードなどにゲージを割くためゲージ依存度が高いが、永久を絡めないとゲージ回収率が低い」
  • 「起き攻めを一回抜けられるとターンの維持が難しい」
などの無視出来ない欠点が多く、起き攻めさえ許されずに上位キャラにボコられる事も日常茶飯事。
ただ、起き攻めの苛烈さから「対戦カードとプレイヤー差に依存しやすい」と言われ、
「キャスターはランク付け不能」というプレイヤーも一定数存在する。
弱キャラである事は揺るがないものの、かの『闘劇』でもキャスターで勝ち残ったプレイヤーがいたあたり、
一概に弱キャラの一言で片付ける事の出来ないポテンシャルを秘めたキャラと言えるだろう。

とにかく起き攻め命のキャラであるため、実戦では、
「瞬来などで距離を取って接近戦のリスクを避け、設置技と飛び道具、リーチが長い一部の技で相手を遠ざけ、
   何か技が刺されば即病風でダウンを取り置き攻めを狙う」

というおおよそ格闘ゲームのセオリーとはかけ離れた戦術を行う事が多い。
対戦相手曰く「一度主導権を握れば楽だけど、ウザい」。もっともである。

ちなみにストーリーモードでも不幸ではあるが、不幸ながらも彼女の想いが(一部)報われる結末を迎える。
ファンの間では「純愛ルート」と呼ばれている。

余談だが、『EXTRA』のキャス狐とは妻云々に始まる献身さやら、
一度契約先のマスターでハズレを引いているやら、何かと被っているような……。


MUGENにおけるキャスター(Fate/staynight)

+ ドロウィン氏製作 『風雲イリヤ城』ドット
  • ドロウィン氏製作 『風雲イリヤ城』ドット
氏のほとんどのキャラがフリーティケットシアター終了によるリンク切れで入手不可な中、現在も入手可能。
『hollow ataraxia』のミニゲーム、『風雲イリヤ城』でのデフォルメされたドットを元にしたちびキャラ
もっとも、技は上記の『Fate/Unlimited codes』の技を元にしたものが豊富に搭載されており、
「冥火(エトナ)」や「轟雷(ユピテル・ロック)」などの攻撃魔術、
「瞬来(オキュペテー)」のテレポートを使いこなす中距離~遠距離キャラになっている。
また『風雲イリヤ城』で見せた、アサシン(こっちもちびキャラ)を召喚して攻撃する技も持っている。
大会ではこのアサシン召還を連発する上に「死ね」というボイスも発するため、タイミングによっては鬼のようにストライカー遣いが荒い人に見える事も…。

最大の大技「破戒すべき全ての符」は、 投げを含む全ての攻撃に対するカウンター技 であり、
当てると ライフを問答無用で半分にしてゲージを空にする というとんでもない技になっている。

ちなみに、エトナはイタリアの火山、ユピテルはローマ神話の主神(英語読みだとジュピター)、
オキュペテーはギリシア神話のハルピュイアの一人の事である。
同一視されているとはいえ、ギリシア神話なのかローマ神話なのかどっちだ。

外部AIはゼクルス氏及び蓬莱氏よるものが存在。
前者は現在入手不可だが、後者はhamer氏によって代理公開されている。

+ HALU氏製作 アルマデル
  • HALU氏製作 アルマデル
上記ドロウィン氏製キャスターの凶悪改変キャラ。
アーマーは無いが常時ステ抜け、常時超即死改OTHキラー展開、常時アノマロカリスキラー、開幕完全混線、時止め無視を搭載しており、
ランク表記は無いが強さは下位神クラス。
なお、カラーによる性能差は存在しない。

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
『unlimited codes』にはゲージを消費して相手の攻撃を弾く「リフレクトガード」というシステムがあり、要は『MELTY BLOOD』のシールドに近い。
しかし、このリフレクトガードは硬直キャンセルする機能も持っており、これを「リフレクトキャンセル」と呼ぶ。
『Fate/uc』のキャンセル手段の一つであり、このゲームを語る上で外せない要素の一つ。


最終更新:2021年12月14日 23:22