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枢の鉾槍
むかしむかしあるところに、自由な出入りを禁ずる、とても閉鎖的な国があった。他国との交流は最低限で、国のことを知る人間はほとんどいない。なぜなら入国審査でほとんどの者は落とされ、入国を拒否されるからだ。
噂の内容は様々だが、審査を通過できる人が少ないというのは事実だった。審査は厳粛に行われる。申請をすると過去を洗いざらい調べられた後国境に呼び出され、大きな槍を背中に携えた審査員との質疑応答を経て、その場で審査の結果を告げられるのであった。
今月の審査対象は5人。従来通りの審査が行われたが、誰一人通過できず入国を拒否された。4人は大人しく踵を返したが、残る1人の男が審査員に掴みかかる。男は武器を取り出し強行突破を試みたが、審査員の取り出した槍によって刺し殺された。
審査員の正体はその国の姫君であった。彼女は腕っ節には自信があるため旦那には強い男がふさわしい、と考えていた。これからも姫は身分を隠し、背中に大きな槍を携え、審査に訪れる人間をジャッジする。いつか現れる素敵な王子様を夢見て。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 枢 |
EN | Core Half-Pike | ||
解放 | アルゴー(形而上の冒険者) |
枢の排剣
むかしむかしあるところに、子供好きの神父がいた。神父は孤児院を営み、芸術を愛し男の子たちに絵を教えるのが日課である。
神父は子供同士でモデルをさせ、絵の指導をする。子供の丸みのある体型の美しさを説明し、それは芸術そのものであると熱弁した。
ある日、男の子が神父に相談しに来た。体の変化に戸惑っているようだ。すると神父は祝いの食事を取ろうとキッチンへ向かう。
神父は料理に猛毒の絵の具を混ぜていた。「これで全て大丈夫、私は芸術を愛し子供たちを愛する神父なのだから」
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 枢 |
追加日 | 2021年10月31日 | ||
EN | Core-expelling Blade |
枢の異杖
むかしむかしあるところに、足を引きずり杖をついて歩く、独り身の女がいた。彼女は美人な上よく働き、人付き合いもよかったため、周囲からの人望は厚い。彼女が困っているといつも誰かが手を貸してくれる。そんな存在であった。
そんな彼女が街に買い物に出かけ一人で大荷物を運んでいると、見知らぬ男が荷物持ちを希望し声をかけてきた。お言葉に甘えて、と彼女が荷物を預けた途端男は荷物を持ち逃げした。彼女はため息をつく。弱者を狙ったそういう手口か、と。
彼女は動かないはずの足で力強く地を蹴り、男を捕まえた。男は予想外の出来事に目を疑う。女は懐から縄を取り出し手際良く男を拘束する。間髪入れず男を殴り殺し、慣れた手つきで身包みを剥ぐ。しけてんなぁ、と呟く声が静かに響いた。
足が悪いというのは嘘であった。彼女は弱者の振りをし、それに集ってくる輩を殺すことを楽しんでいた。ひったくりなら殺しても誰も文句を言わない。彼女は慣れた手つきで素早く死体を処理し、何食わぬ顔で帰路へついた。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 枢 |
追加日 | 2022年2月28日 | ||
EN | Core Oddstaff |