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キャラクター | ![]() |
懸崖の槍 - 頂の冒険者
男は、いまだ誰も頂を見たことのない巨峰に挑む。
厳しい自然を通じ、生と死の境界線を探すかのように。
それは己が生きる理由を見つける行為にも似た。
厳しい自然を通じ、生と死の境界線を探すかのように。
それは己が生きる理由を見つける行為にも似た。
激しい吹雪に見舞われ、男の体力は削り取られていく。
懐に忍ばされていた、娘からの贈り物。
そこから感じるわずかなぬくもりを暖に、男は山頂を目指す。
懐に忍ばされていた、娘からの贈り物。
そこから感じるわずかなぬくもりを暖に、男は山頂を目指す。
険しく反り立った岸壁を越え、男はついに頂を踏む。
そこで男は、残してきた妻の幻影と邂逅し、意を決する。
この山を下り、暖かい家族の元へ帰ろうと。
そこで男は、残してきた妻の幻影と邂逅し、意を決する。
この山を下り、暖かい家族の元へ帰ろうと。
崖から滑落した男の命は、いまにも消えかけていた。
夫の帰りを待ちわびる、娘と身籠った妻の姿が暗闇に散る。
それは男にとって後悔だったのか、刹那の幸福だったのか
夫の帰りを待ちわびる、娘と身籠った妻の姿が暗闇に散る。
それは男にとって後悔だったのか、刹那の幸福だったのか
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
EN | Spear of the Precipice | ||
解放: アルゴー(頂の冒険者) |
亡貫の槍 - 異存たる冒険者
人里離れた山奥に、ぽつんと佇む一軒の廃墟があった。
そこは、かつて野盗に殺された女の亡霊が出ると噂のお化け屋敷。
人々は亡霊を恐れ、その廃墟にはほとんど近づかなかった。
そこは、かつて野盗に殺された女の亡霊が出ると噂のお化け屋敷。
人々は亡霊を恐れ、その廃墟にはほとんど近づかなかった。
ある街に、好奇心旺盛な冒険家がいた。
彼は亡霊の噂を聞くと、家宝の「霊を成仏させる槍」を手に取る。
さっそく冒険家は、いざ亡霊を討たんと廃墟に足を向けた。
彼は亡霊の噂を聞くと、家宝の「霊を成仏させる槍」を手に取る。
さっそく冒険家は、いざ亡霊を討たんと廃墟に足を向けた。
数日後、冒険家は意気揚々と廃墟から帰ってきた。
聞けば、見事に亡霊を成仏させたという。
それ以来、廃墟に女の亡霊が出ることはなくなった。
聞けば、見事に亡霊を成仏させたという。
それ以来、廃墟に女の亡霊が出ることはなくなった。
一年後、廃墟にまた別の亡霊が現れたと噂が立った。
再び冒険家は槍を携え退治に赴いたが、重い表情で帰ってきた。
廃墟にいたのは、自分と瓜二つの赤子の亡霊だったのだ。
再び冒険家は槍を携え退治に赴いたが、重い表情で帰ってきた。
廃墟にいたのは、自分と瓜二つの赤子の亡霊だったのだ。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
EN | Ghost Impaler | ||
解放: アルゴー(異存たる冒険者) |
氷霜の槍 - 守護たる冒険者
雪山の麓に夫婦が暮らしていた。
妻は若いころから美人として有名で、
夫はそんな妻のことを自慢に思っていた。
妻は若いころから美人として有名で、
夫はそんな妻のことを自慢に思っていた。
男は真冬の雪山へ狩猟に出かける。
山の中腹にある凍り付いた湖の畔で、
男は雪の女神と遭遇した。
山の中腹にある凍り付いた湖の畔で、
男は雪の女神と遭遇した。
雪の女神は男に言った。
「私は美を司る女神。そなたに永遠の美貌を与える」と。
男は「自分はいいから妻に与えてくれ」と願った。
「私は美を司る女神。そなたに永遠の美貌を与える」と。
男は「自分はいいから妻に与えてくれ」と願った。
男が家に帰ると、妻は氷塊の中で凍り付いていた。
火で炙ろうと武器で叩こうと、その氷塊は割れそうもない。
その後、男は雪山で女神を探したが、見つかることはなかった。
火で炙ろうと武器で叩こうと、その氷塊は割れそうもない。
その後、男は雪山で女神を探したが、見つかることはなかった。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年4月10日 | ||
EN | Spear of Freezing Mist | ||
解放: アルゴー(守護たる冒険者) |
懲悪の投槍 - 冒険者の夏
10年前
彼が住む街は治安が悪く、両親は小銭と引き換えに殺された。彼の目的は犯人を探し出し自分の手で殺すこと。漁師だった彼は仕事道具である槍を片手に、その機会を狙っていた。
彼が住む街は治安が悪く、両親は小銭と引き換えに殺された。彼の目的は犯人を探し出し自分の手で殺すこと。漁師だった彼は仕事道具である槍を片手に、その機会を狙っていた。
5日前
街は変わらず荒れ果てている。毎日人が殺され、近所の家族も何者かに殺されてしまった。「なんでこんなに人が死ななくてはならないのか」彼は悲しそうに呟くしかなかった。
街は変わらず荒れ果てている。毎日人が殺され、近所の家族も何者かに殺されてしまった。「なんでこんなに人が死ななくてはならないのか」彼は悲しそうに呟くしかなかった。
昨日
その日、街で両親を殺した犯人を見つけた。彼はいつもと同じ様に、手に持つ槍を犯人の心臓に突き刺した。10年前に殺された両親の復讐を達成した瞬間だった。
その日、街で両親を殺した犯人を見つけた。彼はいつもと同じ様に、手に持つ槍を犯人の心臓に突き刺した。10年前に殺された両親の復讐を達成した瞬間だった。
現在
昨日殺した男が本当に犯人だったのか? 彼の両親を殺した犯人は別人の誰かではないのか? 「獲物を探さなくては」ニヤつきながらそう言うと、槍を片手に新しい犯人を探しに行くのだった。
昨日殺した男が本当に犯人だったのか? 彼の両親を殺した犯人は別人の誰かではないのか? 「獲物を探さなくては」ニヤつきながらそう言うと、槍を片手に新しい犯人を探しに行くのだった。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | |
追加日 | 2021年6月30日 | ||
EN | Javelin of Vice | ||
解放: アルゴー(冒険者の夏) |
枢の鉾槍 - 形而上の冒険者
むかしむかしあるところに、自由な出入りを禁ずる、とても閉鎖的な国があった。他国との交流は最低限で、国のことを知る人間はほとんどいない。なぜなら入国審査でほとんどの者は落とされ、入国を拒否されるからだ。
噂の内容は様々だが、審査を通過できる人が少ないというのは事実だった。審査は厳粛に行われる。申請をすると過去を洗いざらい調べられた後国境に呼び出され、大きな槍を背中に携えた審査員との質疑応答を経て、その場で審査の結果を告げられるのであった。
今月の審査対象は5人。従来通りの審査が行われたが、誰一人通過できず入国を拒否された。4人は大人しく踵を返したが、残る1人の男が審査員に掴みかかる。男は武器を取り出し強行突破を試みたが、審査員の取り出した槍によって刺し殺された。
審査員の正体はその国の姫君であった。彼女は腕っ節には自信があるため旦那には強い男がふさわしい、と考えていた。これからも姫は身分を隠し、背中に大きな槍を携え、審査に訪れる人間をジャッジする。いつか現れる素敵な王子様を夢見て。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 枢 |
EN | Core Half-Pike | ||
解放 | アルゴー(形而上の冒険者) |
王妃の玉座 - 忘我救国の冒険者
昔ある国に絶世の美女と呼ばれた王妃の甥が恋した淑女に花束を贈ろうとした老人の幼馴染と自称する町役場の主任の養子と些細なことで喧嘩した詩人が大切にしている竪琴を作った楽器屋の並びに本店を構える武器屋の主人の姉の叔父と仲良しの王宮料理人がいた。
料理人は腕によりをかけてヌーゲンツ・ア・ゾルメ産オチヌルス・ヴィ・ラコンテを添えたブッフォーヌ風クリティア・ドゥ・ラヴァルフォンス伝来のトルタフィン包み蒸しに近いスルソーサを三日三晩煮込んだ気まぐれチョ・ヴォワール風ゾルゴイ仕立てを作った。
その料理を口にした王妃はこれは遥か海の彼方に浮かぶ幻の孤島にある村の近くを流れる川から船に乗ると見える集落の裏に広がる草原の端にある城からの眺めが最高だと評判の山脈の麓に茂る森の中にある太古の木の根を切り刻み泥で煮詰めたような味だと言った。
すると料理人は王妃の機嫌を損ねたと悲観し王宮の壁に飾られた斧槍を掴むと衛兵が止める間もなく自身の喉を貫くがそれを目の当たりにした王妃は極上の珍味だと褒めたのに勘違いさせてしまったと落胆するも時すでに遅し覆水盆に返らずと開き直り食事を続けた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年4月22日 | ||
EN | The Devil Queen | ||
解放: アルゴー(忘我救国の冒険者)
DOD NieR Replicant |
+ | DOD |
+ | NieR Replicant |
蟬蛻 - 冒険者の祝宴
最近、我ながら自分のことをひどい男だと思うようになった。
家族のことをないがしろにし、
自分の好きなこと――冒険ばかりしているのだから。
家族のことをないがしろにし、
自分の好きなこと――冒険ばかりしているのだから。
ひと昔前の俺なら、家に帰りたいなどと思ったこともなかった。
しかし今は、冒険中でもふと家族のことが頭をよぎってしまう。
家族を恋しがるなど、俺も焼きが回ったものだ。
しかし今は、冒険中でもふと家族のことが頭をよぎってしまう。
家族を恋しがるなど、俺も焼きが回ったものだ。
あいつら――妻と娘には、ずっと苦労をかけている。
俺だって本当は、本当はわかっているんだ。
でも生来の口下手さと、冒険家の矜持がいつも邪魔をする。
俺だって本当は、本当はわかっているんだ。
でも生来の口下手さと、冒険家の矜持がいつも邪魔をする。
今度家に帰ったら、勇気を出して言葉で伝えよう。
いつも迷惑ばかりかけて申し訳ないと。
今度帰ったら、必ず――
いつも迷惑ばかりかけて申し訳ないと。
今度帰ったら、必ず――
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | |
追加日 | 2021年8月18日 | ||
EN | Cicada Husk | ||
解放: アルゴー(冒険者の祝宴) |