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絡繰ノ疵物
壊れた機械は、ただの鉄屑。鉄屑はただの不用品。
そして不用品はただのゴミとして処理される。
今日もたくさんの機械がゴミ捨て場に捨てられていた。
そして不用品はただのゴミとして処理される。
今日もたくさんの機械がゴミ捨て場に捨てられていた。
役立たずは即時廃棄。
それは人間社会でも同様だった。
仕事で失態を犯した俺は、職場に捨てられて失職した。
それは人間社会でも同様だった。
仕事で失態を犯した俺は、職場に捨てられて失職した。
ゴミ捨て場を漁っていると一本の槍を発見した。
立派に見える機械仕掛けの槍だが……壊れている。
俺と同じだな。不良品同士仲良くしようぜ、相棒。
立派に見える機械仕掛けの槍だが……壊れている。
俺と同じだな。不良品同士仲良くしようぜ、相棒。
しばらくして、俺たちは元職場に乗り込んだ。
俺たちの足元にはかつての同僚たちが血を流して転がっていた。
なんだ、不良品でも合わせれば使えるじゃないか。
俺たちの足元にはかつての同僚たちが血を流して転がっていた。
なんだ、不良品でも合わせれば使えるじゃないか。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 絡繰 |
追加日 | 2022年3月22日 | ||
EN | Mechanical Refuse |
絡繰ノ基幹
とある時代の工業が盛んな街。そこで暮らす一人の少年。彼は妹が大好きで、いつも一緒にいた。片時も離れず。他人に馬鹿にされても、常に妹のそばにいた。
ある日、少年は妹の様子がおかしいことに気がついた。咄嗟に妹の額に手を当てる。……冷たい。これはいけない、と少年は妹を連れていつも世話になっている医者の元へと向かった。
妹を医者に診せると、すぐに直してもらえた。しばらくすると妹が体温を取り戻した。ホッと一息つくと少年は妹を抱き抱え、安心した様子で帰路につく。
機械仕掛けの鉄の塊。それが少年の妹「だったもの」である。他の機械と違って人肌のように熱を発し、心臓の様に脈打つそれを少年は大事に大事に抱えていた。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | 絡繰 |
追加日 | 2021年8月9日 | ||
EN | Mechanical Heart |
絡繰ノ制裁棒
とある国で華やかな生活を送る貴族。彼は貧乏からの成り上がりであった。彼の地位は弛まぬ努力が生んだ結果であったが、周りの貴族はそれを認めず、彼のことを卑しい成り上がり貴族として忌み嫌い、避けていた。
ある日、行商人が歴史的価値があるという古い本と機械仕掛けの杖を持ってきた。提示された金額はとても高額であったが、成り上がり貴族の彼は出された商品を一瞥し、少し考えた末に購入を決めて大金を支払った。
買った本はとても古く、この国のものではない言語で書かれていた。周りの貴族は、教養のない成り上がりが流れの行商人に騙されて無価値なものに大金を払ったと噂にし、彼のことを嘲り笑い、馬鹿にした。
しかし、彼にはこの本を読むことができた。苦労して過ごした貧乏時代に覚えた言語。そこには機械仕掛けの杖の使用法が書かれていた。この本と杖があれば、いつでも周りの貴族を皆殺しにできると気づいた彼は、独りでニヤリと笑った。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 絡繰 |
追加日 | 2021年10月22日 | ||
EN | Mechanical Baton |