通過駅

  • 分類:短編小説
  • 初出:「小説すばる」1987年冬期号
  • 雑誌時挿絵:村上みどり
  • 収録短編集:一夜の櫛

あらすじ

 先週仕立てあがってきたばかりの水色の服を着ると、唇が淋しくなった。水色といっても、今の季節より真夏の光の中で映えそうな明るい色だから、口紅の淡いピンクを殺してしまう。

野上と沙代子は、二年前まで同じ会社に務め、交際していたが、その関係の終わりとともに沙代子が会社を辞め、それっきりになっていた。二年ぶりに再会したふたりは……

登場人物

  • 沙代子
    • 元OL。
  • 野上達夫
    • 旅行会社の課長。

解題

(スタブ)

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最終更新:2017年10月17日 02:50