スターター(デュエル・マスターズ)

登録日:2018/04/12 Thu 21:45:22
更新日:2024/04/22 Mon 22:56:17
所要時間:約 47 分で読めます






新たな伝説と歴史が、君の未来に託された!




ここではデュエル・マスターズのスターターについて解説する。


概説

基本的にTCGにおいて、スターター商品というのは初心者がそのTCGをプレイするために最初に手に取る商品として販売される。
それはデュエル・マスターズにおいても基本的には異なるものではなく、初心者に向けて使いやすいデッキを、というのがコンセプトとなる。

…のだが、デュエル・マスターズが産まれたのは2002年。TCGの誕生は1993年で、9年目ということでまだまだTCGは黎明期といえる時代であった。
当時国内のTCG商品といえば、特にメジャーなのが遊戯王OCG。
あちらは最初期はどちらかといえばキャラクターデッキといえるような商品を初期はよくリリースしていた。
デュエル・マスターズもそれにならってか、キャラクターデッキであるDMC-01『勝舞火炎デッキ』・DMC-02『黒城暗黒デッキ』をはじめとして、
初期は主にキャラクター要素の強いデッキをリリースしており、初心者向けセットとしては、
あちらの『EX』にあたるようなDMS-01『デュエルマスターズスターターセット』をリリースしている。

…が、ぶっちゃけコンセプトがほぼ問題。
第1弾のカードでランダムに構成された20枚のハーフデッキ2つと、プレイマット2人分、ルールブック。
しかし基本的に高いレアリティのカードは投入されず、故に多くがあんまり強くないというスタートとしてはあんまり優秀でないセットであった。
だがぶっちゃけ初期の頃は、TCGに求められていたのは「漫画のキャラと同じような活躍が出来ること」という側面も強く、
故にキャラクターデッキが事実上スターターの役割をになっており、本当のスターター商品はそういう目的はあまり持たされなかったと言えよう。
ちなみにガチプレイヤーは当時からいたが、そういうプレイヤーからするとキャラクターデッキは魅力はない。
当時の環境では基本的に速攻が強いのであり、非進化ファッティ自体がそもそも求められてないというのがある。
でもガチ勢となりきり遊びをしたい子供たちは別のクラスタにいたことも幸いしてそこまで問題はなかった。

で、そんなスターターセットは計5回発売されるが、やっぱりあんま売れなかったのだろうか、
後にはスターター的な側面を持たない、種族デッキやコンセプトデッキの商品、そしてキャラクターデッキにシフトする。
その後、フィーチャー要素をキャラクターに完全に結びつけることで、散発的にキャラクターデッキの形を取りながらも初心者向けデッキをリリース。
そして主人公が勝太に変わったエピソード1からは、毎年4月にその年のフィーチャー要素を組み入れやすい形の初心者向けデッキを
2〜3セットリリースすることが慣例になっている。

各スターターの紹介

スターターセット

基本セットから転生編と、再販セットであるベスト・チャレンジャーについてシリーズごとに1回発売されている。
いずれも、「ハーフデッキふたつ」「2枚のプレイマット」「ルールブック」がセットになっており、買っただけでデュエマが遊べることがウリ。
他にも特別漫画付録やクイックスタートガイドなども入っており、セットによっては解説ビデオつきのバージョンも別途用意されている。

なのだが、いずれも最新シリーズの最初の120枚の大型セットのなか「だけ」から選出、
特典カードを除き高レアやデッキだけの特別カードもなし、という縛りだったために、
過去のシリーズのそれなりに有用なコモン・アンコモンすら使えないためにかなりハードなチョイスになってしまっている。
結果的に5年もかけて「この手のスターターセットはちょっと無理がある」という判断にいたったのか、以後は作られなくなっていった。
聖拳編までは特典ホイルカードが2種類のうちランダムで1枚、転生編とベスト・チャレンジャーは固定で1枚入っている。

  • DMS-01 デュエル・マスターズスターターセット
この年のみハーフデッキの内容はランダム。
第1弾のカードだけでデッキを作っているので現代からしたら無理があるが、正直しょうがないといえばしょうがない。
ホイルカードは《ガトリング・ワイバーン》と《とげ刺しマンドラ》。

  • DMS-02 闘魂編スターターセット
青緑のセットAと、赤緑のセットBの内容固定のハーフデッキ2種類。
シールド・トリガーなどは一応入っており、それなりに駆け引きも楽しめるようにした苦心のあとがうかがえる。
スパイラル・ゲート》や《フェアリー・ライフ》といった優秀なカードが入っているのでまあ買って損はしないと思う。
ホイルカードは《勇神兵エグゾリウス》と《ガイアクロウ・ワスプ》。

  • DMS-03 聖拳編スターターセット
前年同様青緑のセットAと赤緑のセットBの内容固定のハーフデッキ2種類。
前年度同様第1弾縛りだが、再録枠を利用して結構頑張ってる。
というか前年度よりはデッキになっている。
ホイルカードは《ガウレザル・ドラゴン》と《キング・オクアノス》。

  • DMS-04 転生編スターターセット
このセットではセットAとセットBの色構成は入れ替わっているがやはり同じようなハーフデッキ2種類。
スパゲライフが入らなくなってしまったが、《地獄スクラッパー》などそこそこなカードも手に入る。
青緑側の《ルナ・スターベース》が立つとそれだけで赤緑側はほぼ何もできなくなる(一応、《ツイン・ターボ》はあるけど…)。
ホイルカードは《紅神龍グリムゾンサンダー》…なのだが性能がなんと《メテオレイジ・リザード》にすら負けている。
これならいっそスクラッパーをホイルにしたほうがよかったんじゃ…。

歴代のスターターセットと比較しても酷すぎる収録内容。問題点として、
  • とにかくアホみたいにバニラと準バニラばっかり入ってて駆け引きもなく出してただ殴るだけ
  • 過去のカードの下位互換も多く、はっきり言って出だしに買うセットとしては弱すぎる
  • というか《青銅の鎧》と《テレポーテーション》以外下位互換
  • 切札の《ハンドレッドバレル・ドラゴン》はグリムゾンサンダーよりはどんぐりの背比べレベルだがマシ。だが弱い
  • つーか酷すぎて当Wikiにも1セットだけで独立項目が出来るレベル
  • DMWikiではハーフデッキ2つのセットなのに両方が未分化で書かれており、当時のそれぞれのデッキ構成は不明。明らかに編集陣にやる気なくされてる
というもの。詳しくは項目を参照のこと。せめてサーファーくらい入れろ。当時まだ高かったんだから…。

マーズ・フラッシュデッキ

商品番号:DMC-32。厳密にはスターター商品ではないのだが、
当時アニメの主役をしていた夢見テルをイメージしたやたらかっこいいデッキケースとDVDがついた、
「EXギャラクシー・テルセット」が存在したため一応記載。

デッキタイプは【赤単ティラノ・ドレイク】のビートダウン。
デッキ自体の完成度はそれ以前の構築済みと比較してもかなり高いレベルであり(歴代が割と酷すぎたのだが)、
またこのデッキからスーパーレアの収録が解禁されたこともあり、スターターとして扱うことも出来なくはない。
同時発売のデッキにDMC-33「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」がある(【赤緑ランデス】)。
がこちらは当時はアニメ主人公でなかった勝舞のデッキなので特殊セットは特に発売されなかった。
そのためスターター商品ではないが、こちらも優秀なので当時初心者だったら買いだったとは言えるだろう。

ビギナーズデッキ・シリーズ

以下の2つは公式サイトでのみビギナーズデッキというくくりでくくられている。
  • DMC-35 ビギナーズ・ビートスラッシュ・デッキ
デッキタイプは【青黒グランド・デビル】。
《デーモン・ハンド》2枚に《アクア・サーファー》3枚とトリガーも当時高かったこいつらがいるので十分であり、
しかもデッキ総合としてのバランスも高く、ドロー、バウンス、除去をしながらデッキ名通りビートダウンすることが可能である。
上級者プレイヤーからみても資産の確保という点で優秀である。

同時期に放送していたアニメ『ゼロ デュエル・マスターズ』では、劇中で開催された謎の大会への招待状に同封されており、勝舞を始めとする様々なキャラが使用、当時のコロコロ誌上でもレギュラー陣が全員使用することを宣伝されていた。
最大の難点は、原作漫画で使ったキャラが「ライバルの母ちゃんを殺した敵」のG(ゲドー)であることか。
販促展開が鬱展開なあたりは勝舞編の持つ独特な暗さであろう。

  • DMC-41 ワイルド・キングダム
ドリームメイトを軸にした赤緑のオーソドックスな速攻デッキ。
《地獄スクラッパー》《ボンバ・ドール》といったトリガーや《襲撃者エグゼドライブ》《冒険妖精ポレゴン》といったステロイドのお供などが入っている。
一番の優秀な点はあまりデッキを動かす上で複雑な要素がないことだろうか。

エントリーデッキ・ゼロ

初心者向け構築済みであるが、所謂キャラクターデッキとしての側面もあり、
なりきり遊びも出来る優秀なスターターデッキ。

…というだけで終わらない。なにしろこのデッキ、過去のスーパーデッキ・ゼロのリメイクだったりする。
つまり元々が優秀すぎるデッキをリメイクして初心者向けにしているので、初心者がいきなりガチデッキを手に入れてなりきり遊び出来るのである。
なんだこの素晴らしすぎるスターターは。なお別売りの内容固定強化パックも存在しており、改造もしやすい。

…といいたいところなのだが、問題は「基本を学ぶべき初心者が、いきなり連ドラや天門といったイレギュラーなプレイングを要求されるデッキを触る」というところにある。
つまり普通のデュエル・マスターズを学ぶ上ではあまり向いてない商品である。
ベスト・チャレンジャースターターセットに比べれば遥かにデュエマについて学べるけども

  • DMC-49 フォース・オブ・ドラゴン
勝舞のデッキで、DMC-36「ヘブン・オブ・ドラゴン」のリメイク。【赤緑連ドラ】。
コッコ・ルピア》から《紅神龍バルガゲイザー》や《竜星バルガライザー》を展開し、
チッタガルドス』コンボや《無双竜機ドルザーク》などで盤面を制圧。
さらに《インフィニティ・ドラゴン》や《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》で除去耐性を付与というすっごくわかりやすいデッキ。
《緑神龍バルガザルムス》など、一応の手札補充要員もいる。

  • DMC-50 パーフェクト・エンジェル
白鳳のデッキで、DMC-37「バイオレンス・エンジェル」のリメイク。【白青ヘブンズ・ゲート】。
アクアン》《奇跡の精霊ミルザム》《サイバー・ブレイン》が入っていたという時点で察して。
序盤に出せる比較的軽めのクリーチャーを追加し、逆に天門に合わないアルカディアスを思い切って抜いており、
更にコントロールデッキでは結構役立つ各種エンジェル・コマンドたちがボコボコ投入されている。
唯一厳しいのは単なる準バニラでしかない《天海の精霊シリウス》だが、当時的には
「ヘブンズ・ゲートで11マナのこんなでかいブロッカーも2体も踏み倒せるんだぜ!」という意味の宣伝にはなっていたので
そういう意味も含めて初心者向けと言えるデッキ。
ちなみに追加パックには《知識の精霊ロードリエス》が入っていた。
つまり改造するときに手札補充ほしいよねってところまでサポートしていたのである。
アクアンとサイブレあるのにロリエスまで入れたら普通にガッチガチの白青天門である

エントリーデッキ2010

エントリーデッキ・ゼロと異なり純粋な新デッキ。前回が豪快すぎるコスト踏み倒しデッキなせいか、
逆に「オーソドックスなプレイングが学びにくい」という問題が浮上してしまったこともあり、
「普通にプレイしてて強いデッキ」に仕上げている。

なんと最初のキャラクターデッキ、というかデッキ商品自体の初めて出会った勝舞と黒城という原点回帰をしており、否が応でも辿った歴史を感じさせる(流石に赤単じゃないけど)。
ただし初心者向きとかいいつつも、黒城のデッキはかなりプレイングからして上級者向けの動きを要求される難し目なデッキではある。

  • DMC-59 武者見参(サムライ・アンビシャス)
勝舞のデッキで、赤緑のオーソドックスなサムライシナジードラゴンデッキ。
デッキタイプをあえて言うなら【赤緑ビートダウン】。
マナを溜めてそこからサポートカードである中型を出し、大型につなぐという形。
《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》にかなりを依存しているデッキであり、かつサーチカードや手札補充がないことが悩みであり、ここを改善するために何を入れて何を抜くべきかを考えられれば一人前であろう。

  • DMC-60 無限死神(エターナル・デス)
黒城のデッキで、死神シナジーを活かした【黒単除去コントロール】。
相手を序盤は《暗黒秘宝ザマル》のハンデスで捌きつつ、中盤は除去札で除去していく。
この除去札もクリーチャーになっており、《死神盗掘男》や《死神ギガアニマ》などと組み合わせてアドバンテージを獲得。
最後は《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》で場をデーモン・コマンドなどで埋めつつ、《悪魔神ドルバロム》を出す。

言うまでもなく、黒単で踏み倒しすら無いなかでドルバロムを出すというプレイングが初心者向きではない。
思い切って軽量の別のバロムに変更するなどの手が必要だろう。
他には、デーモン・コマンドサポートが多いのを活かして死神デッキからデーモン・コマンドメインのデッキに切り替えるのも手。

スタートダッシュ・デッキ/エピソード1

主人公が勝太に変わって最初のスターターデッキ。

この年からスターターデッキはまた新たな形態を取るようになり、
  • そのデッキ製品初収録の切札カード
  • デッキコンセプトと合致する過去のカード
  • その年のコンセプトと相性のいい新規カード
をミックスして作られるようになり、単に初心者向けというだけでなく、
初心者がそれを買ってその年の商品と組み合わせることを前提にしている。
このため本項目でもシリーズ名をデッキ後に記す(以下も同様)。

またスターターデッキながらも優良カードを収録するコンセプトから、
経験者であっても購入するきっかけができており、販売そのものも安定するようになった。

  • DMD-01 スタートダッシュ・デッキ 火&自然編
デッキタイプは【赤緑速攻】。
《機神勇者スタートダッシュ・バスター》《無頼勇騎タイガ》が入っており、特に後者は赤緑系速攻では今後スタンダードになるカードである。
《青銅の鎧》《ナチュラル・トラップ》《凶戦士ブレイズ・クロー》などなど一通りの基本カードを投入しており、
赤緑速攻のベースデッキとしては及第点。スタートダッシュ・バスターは後に勝太編最終回となるVSRF最終回でまさかの登場。
主に後にハンターデッキと組み合わせることを前提としたデッキ。

  • DMD-02 スタートダッシュ・デッキ 水&闇編
デッキタイプは【青黒コントロール】。
《魔水晶スタートダッシュ・リバイバー》《アクア・ソニックウェーブ》が入っており、その他も
《スパイラル・ゲート》《アクア・サーファー》《汽車男》《卵胞虫ゼリー・ワーム》など妨害をするためのいやらしいクリーチャーが多め。
しかしこれを使うデュエリストがドラゴン龍こと火のドラゴンリュウセイなのが実は意外だったり。
こちらはエイリアンと組み合わせることを前提としたデッキ。

ライジング・ダッシュ・デッキ/エピソード2

前年同様のコンセプトで、今回はハンター/エイリアンと相性のいい赤黒とアンノウンと相性のいい白青という組み合わせ。
しかし今回はエピソード2のコンセプトが種族デッキであるため、純粋にハンター/エイリアンデッキやアンノウンデッキではない。
そのため二通りの改造が楽しめるようになっている。

  • DMD-05 ライジング・ダッシュ・デッキ 無限アタック!!
新規カードが《無限鉄拳オニナグリ》をはじめ6種。
デッキタイプは【赤黒ヒューマノイド】だが、多くのヒューマノイドがハンター/エイリアンを併せ持っており、
またハンター/エイリアンを持つ非ヒューマノイドクリーチャーも多い。
ヒューマノイドに完全に寄せに行くか、ハンター/エイリアン軸に切り替えるかでまずひとつ、
後者の場合どっちも活かすのか、片方のサポートは切り捨てるかというのもひとつ。

  • DMD-06 ライジング・ダッシュ・デッキ 反撃ブロック!!
新規カードが《偽りの名 オレワレオ》をはじめ6種。
デッキタイプは【白青天門コントロール】、あるいは【ロードリエスコントロール】。
ブロッカーサポートカードが多く、エンジェル・コマンドデッキに寄せに行くか、天門メインで気にしないか、アンノウンデッキにするかという選択…をさせたかったのだろうが、レオがエンジェル・コマンド使いという形で定着してからはあんまりアンノウン色を出さなくなってしまった。
順当に改造するならエンジェル・コマンドを軸にした天門デッキだろう。

1stデッキ/エピソード3

同一コンセプトで3年目になった商品で、前2シリーズ以上にかなりシリーズに寄せた商品になった。
それでもエグザイル・クリーチャーやゴッド・ノヴァの収録はされていない。
各デッキの新規カードが7種と非常に多いものの、どちらかといえば同型再販が目立つ。

  • DMD-09 1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ
【赤青墓地ソース】という感じのデッキタイプで、デッキの切札が《百万超邪 クロスファイア》。
「パワーアタッカー+1000000」というぶっ飛んだ数値も話題になったものの、真価はそんなあまり役に立たない*1部分でなく、
「墓地に6枚クリーチャーがいれば踏み倒し出来る」ことにあった。
そのため改造では闇を入れ火をほぼ抜いて、《暴走龍 5000GT》を投入した
【青黒t赤墓地ソース】にするというのが当時のTier1である。

…これが非常に問題で、「デッキのカードなのに普通に環境上位の必須カード」ということで、
もはや「上級者でも買う動機がある」どころか、「上級者でも2箱購入必須(クロスファイアは1デッキに2枚)」だったため、
あまりに早々に売り切れてしまい、スターターデッキの本分である「初心者」が購入できなくなってしまい、
年度初めのデュエマ離れが起きるなんていう事態を招いてしまった。
初心者が握っても普通に扱いやすい良デッキであり、《ドンドン吸い込むナウ》まで入っているくらいなのに早々に廃盤と化してしまったのはタカラトミーも問題と判断したのか、
これ以降スターターデッキはそれなりに強い程度*2のカードに抑えこまれている。

  • DMD-10 1stデッキ オラクル・ダッシュ
《策士のイザナイ ゾロスター》を基軸とした踏み倒しデッキで、【白黒ゾロスター】とでも言えるようなデッキタイプ。
全体的にはコントロール色が強い。

決して弱くもなく、《天界の神罰》や蕎麦食ってる奴など優良カードも多いのだが、
なにしろ対になるデッキが上述の通りなので相対的に弱いデッキ扱いされてしまった感がある。
《天界の神罰》は現時点で再録されていないため新品で手に入れるならこのデッキを買う必要はある。

ビギニング・ドラゴン・デッキ/ドラゴン・サーガ

本デッキからスターターは3種類に変更された。
そしてこの年だけスターターが1000円ではなく500円になった。
これは同時期に500円デッキがTCG界で大流行りしたというのも関係ない話ではないだろう。

全体的にその年のフィーチャー種族に寄せたデッキ構成ではあるが、
『熱血の戦闘龍』はガイアール・コマンド・ドラゴンがネタバレになるためか未収録。
またシリーズコンセプトのため勝太編入ってはじめての単色スターターになった。
価格が下がった影響もあってか新規カードは5種ずつだがいずれもカードパワーは高め。

  • DMD-15 ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍
勝太が使う【赤単ビートダウン】。
DSの火のメイン種族はガイアール・コマンド・ドラゴンとヒューマノイド爆だが、
本デッキはガイアール・コマンド・ドラゴンどころかレッド・コマンド・ドラゴンすら投入されていない。
代わりに《爆竜勝利 バトライオウ》《爆竜バトラッシュ・ナックル》《霊峰竜機フジサンダー》《ギャノバズガ・ドラゴン》と
アーマード・ドラゴンの新規が4種登場しており、
また元祖コスト論ガン無視ドラゴン《爆竜 GENJI・XX》やデッキと相性のいい《超竜サンバースト・NEX》が再録されている。
ウィニーはヒューマノイド爆は《爆槍 ヘーゼル・バーン》だけで、あとは《火焔タイガーグレンオー》《砕神兵ガッツンダー》と
元祖ドラゴンサポート種族ファイアー・バードが投入されている。

  • DMD-16 ビギニング・ドラゴン・デッキ 正義の天聖龍
ルシファーが使うデッキ…と銘打たれているが実際にはまさよ…ジャスティスが使う【光単コントロール】。
《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》を主軸とした、3コスト以下の光ウィニーを中心のクリーチャーコントロールデッキであり、
初心者でも運用そのものは難しくない。

ただし《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》の軽量化手段がなかったり、入っているウィニーの種族がかなりバラバラである点*3
《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》など強いもののデッキタイプ的にミスマッチなカードも入っており、
三種のデッキでも最も改造を要求されるデッキになっている。

  • DMD-17 ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍
べんちゃんが使う【青単リキッド・ピープル】。
新規ウィニー種族のカード自体なぜか他の二種と異なりリキッド・ピープル閃が
《超閃機 ヴィルヴィスヴィード》《アクア隠密 アサシングリード》《アクア戦闘員 ゾロル》の三種が投入されている。
更にそれと相性のいい《龍素記号iQ サイクロペディア》やデッキにかなり入っているバニラと相性のいい《零次龍程式 トライグラマ》が積まれており、
それ以外のカードは他の2デッキが種族が分散しているなか、なんと全部リキッド・ピープル。
リキッド・ピープル閃はリキッド・ピープルとしても扱われるうえ、サイクロペディアのシンパシーもリキッド・ピープルを指定しているため、
あからさまに種族デッキなのである。デッキリストが「アクア」ではじまるものが多く、
逆に《蒼狼アクア・ブレイド》がアクアで始まらないことが惜しまれるレベル。

改造案は《アクア・ガード》《アクア・ジェスタールーペ》《アクア操縦士 ニュートン》《超閃機 ジャバジャック》、
それから翌年のカードになってしまうが《侵略者 バロンスペード》を買ってきて3〜4枚ずつ入れるのがベーシックか。
他にもバニラと相性のいい《アクア・ティーチャー》《零次龍程式 トライグラマ》が入っていることから、
《アクア船長 イソロック》《侵略者 タンサンマン》といったバニラを入れてバニラ比率を上昇させるのも手。

デュエマ・スタートデッキ/革命編

革命編の革命軍を扱う勝太、ルシファー、そしてコジローをテーマにした三種のデッキ。
特に「文明を指定した進化」とそれを軽減する軽減要員(一撃奪取及びDM-32で登場した進化獣軽減サイクル)を投入されており、
三種全部が(一応は)ビートダウンなのも特徴。

初心者には扱いやすいデッキなのはまず間違いないのだが、この年の環境は侵略者サイドにガンガン偏ってしまったため
全体的にデッキと環境フィーチャーが食い違ってしまった感はある。
それでもそれぞれのデッキは案外強く、事故率も低めになっているため油断すると上級者でも負ける。

  • DMD-21 デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明
【赤単トリガービート】。《一撃奪取 トップギア》《凶戦士ブレイズ・クロー》の赤単の昨今の黄金コンビが投入されたほか、
エヴォル・ドギラゴン》《ゴウ・グラップラードラゴン》《鳳皇 マッハギア》などパワーラインを高めにされたカードが多く、
バトルではほぼ無敵と言っていい仕上がりになっている。
トリガーも《めった切り・スクラッパー》《爆獣ダキテー・ドラグーン》など悪くない。

ただし手札補充が《エヴォル・メラッチ》だけ。いくらなんでもこれは厳しい。
《禍々しき取引 パルサー》で補いたいがあちらが入っているデッキは…あっ(察し)

  • DMD-22 デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明
【黒単除去ビートダウン】。二種の進化ドラゴンは相手を破壊する効果を持つ。
《デーモン・ハンド》《魔狼月下城の咆哮》《萎縮の影チッソク・マント》《ヤミノサザン》の4種計12枚のトリガーをもってして執拗に相手を破壊できる。

特にバトルゾーンの破壊は馬鹿みたいに得意な一方で一芸特化しすぎて対応力が低い。
ハンデスや墓地利用などを拡充すると面白くなるだろう。

  • DMD-23 デュエマ・スタートデッキ 奇跡の光文明
白単デッキだが、今までの光デッキがコントロール基軸だったのとは異なり、【白単タップキルビート】。
基本的に速攻よりのミッドレンジで、なかなか普通この手のカードを集めるのは光では難しいので、
そういう方向性のデッキを組んでみたい人にとってはお買い得か。

使い手はルシファーということになっているが、前年同様本デッキもルシファーが使う機会はなかったり。
前年は前年でほぼまさよ…ジャスティスだったが、この年は当時まだ敵だったデュエマウスが使っている。
まあ漫画では前年の時点でルシファーが死んでしまっていたのでそもそも使いようがない。
アニメではその後本人が改造済みだったがちゃんと使用はしている。

スタート・デッキ/革命ファイナル

前年が革命軍ばかりフィーチャーした反動故か、今回は革命軍2デッキ+イニシャルズ1デッキという構成になっている。

また今までのスターター商品はその年のギミックと組み合わせられることがウリであったが、
この年は更に一歩進めて、「その年のギミックが既に先行収録されている」のも特徴。

デッキケースがまさかの「カップスープ」の容器をそのまま流用したもの。
宣伝ポスターにはチキンラーメンのパロディと思わしき絵柄の《コッコ・ルピア》が
「すぐたのしい、すごくたのしい」というキャッチコピーを喋っている。さすがタカラトミー。
なお、単色から多色に戻っている。

  • DMD-29 革命スタート・デッキ 勝太の疾風速攻
速攻と銘打たれているものの、実際には【赤緑中速ビートダウン】くらいのノリ。
ただし革命チェンジを取り入れているために大型である《DX ブリキング》が出るのが早いといえば早いので、
スピード感はあるデッキタイプと言えよう。

《風の1号 ハムカツマン》が明らかに優秀すぎると話題になった。ユウは泣いていい

  • DMD-30 革命スタート・デッキ ルシファーの時間停止(タイムストップ)
名前の通り、相手のクリーチャーやプレイヤー自身の足止めを行うロックデッキ。
《反撃のサイレント・スパーク》や《マスター・スパーク》《交錯の翼 アキューラ》《束縛の守護者 ユッパール》など
相手をタップやフリーズさせるクリーチャーや呪文が多い【白青コントロール】デッキで、
特に《青寂の精霊龍 カーネル》はデッキ収録カードでありながら後の双極篇期にウルトラゴールデンカードにまでなってしまうほどの強力なカード。

なお、歴代のルシファーデッキはルシファーに使われないという難点があったが、今回はちゃんとルシファーが使います。

  • DMD-31 フィールドスタート・デッキ バサラの禁断
バサラのデッキである【黒赤ビートダウン】デッキ。
パワーが低いのを《業火の禁断エリア》で補ったり、除去やハンデスを絡めながら攻めるという初心者に学んでもらうためのデッキという感。
そのコンセプト故か、一部カードは既に完全上位互換が出ているのにそっちが収録されていないという難点があるなど問題も多く、
更にはドローソースがないという特にビートダウンデッキでは致命的な問題点がある。

全体的に、【赤黒速攻】や【アクミ団】などのベースデッキという感じか。
《轟音 ザ・ブラックV》は【黒赤デッドゾーン】の強化パーツとして注目された。

NEWヒーローデッキ/デュエル・マスターズ

主人公がジョーくんに変わってからも勝太の路線を踏襲し、スターターはシリーズはじめに発売された。
ただし今回は第1弾エキスパンションと全く同日に2つのデッキの発売を開始。
残る一つは遅れてキャラが発表されてから発売された。

例年に比べても出来が非常によく、特にジョーとボルツのデッキはTier2くらいには入るほどの結果まで残したが、
一方で発売時期の関係上販促に絡めづらいという問題点を抱えていたりもする。
この反省を活かしてか、次のスターターはシリーズ第1弾発売より前に発売される方針に戻った。

パッケージはレトルトカレーの内袋のようなパウチ式に。
前年同様素早く楽しめることの表れだろう。

  • DMSD-01 NEWヒーローデッキ ジョーのジョーカーズ
デッキの3/4が無色カードで占められるという前代未聞のスターターデッキ。
デッキタイプは【無色t赤ジョーカーズ】。
残る10枚は火文明だが、これらは後の火ジョーカーズの登場を暗示していたのかも知れない。

完成度が非常に高いうえ、切札の《超特Q ダンガンオー》も普通に環境デッキに採用されたものの、
販促上《ジョリー・ザ・ジョニー》にアニメの相棒格を奪われてしまい、40話にやっと登場した。
スターターの切札がここまで放置されたことは珍しく、やはり早い段階で絡められなかったのが問題であろう。

  • DMSD-02 NEWヒーローデッキ キラのラビリンス
デッキタイプは【白単メタリカ】で、ビートダウンしつつも攻撃誘導能力のおかげで守りも固い。
光のデッキなのにブロッカーを1体も持たない特徴がある。
メタリカの基本デッキとして購入するといいだろう。

ただし、《陰陽の果て 白夜》も《超特Q ダンガンオー》同様、アニメでは活躍できていない。
しかもキラの場合、ジョーやボルツと異なり相棒格というキャラクター付けではないために、
ストーリー中での扱いはジョー以上に多いのに、一向に白夜を出せる場面が存在しなかった。
メタリカの販促展開は恵まれていたものの、販促するべきカードが多すぎたのが白夜にとっては苦しかったか。
まあダンガンオーほど強いカードでもなかったけどさ

  • DMSD-03 NEWヒーローデッキ ボルツのB・A・D
ボルツ自体の登場が遅れたこともあったが、ジョー、キラに遅れての発売。
デッキタイプは【赤単ビートジョッキー速攻】。
ビートジョッキーは第1弾時点では不遇扱いされていた種族であったが、
このデッキの発売以降、新能力「B・A・D」を得て環境デッキに食い込み始めた。

また切札の《“罰怒”ブランド Ltd.》が設定上「マスター契約を結んでいない《"罰怒"ブランド》」という扱いだったため、
自然にボルツ登場と共に登場させ、更に退場も自然とフェードアウトするのではなく、
リ・コントラクト・ユニバースして《“罰怒”ブランド》になるという超優遇措置を受けている。
泣いてるダンガンオーと白夜もいるんですよ

スタートデッキ/双極篇

革命ファイナルと異なりスタートとデッキの間に中黒がないので注意。
新章DM同様に2つのデッキが発売され、3つ目は遅れて発売された。
…そしてまさかの秋のはじめに4つ目が発売されるという異例展開を見せた。

今回はまさかの自然単色デッキが初登場するにいたった。ゼロ文明のような特殊な扱いでもないのに17年間も単色の構築済みデッキが存在しなかったことの方がおかしいのだが。
一方でジョーカーズデッキは無色単かと思いきや水が1枚だけピン差しされている。

前回の反省を活かし父ちゃん時代に戻り、デッキが第1弾エキスパンションより早めにリリースされた。

パッケージはピザの箱のような形状に。
一昨年同様、素早く楽しめるという気概の(ry

  • DMSD-04 ジョーカーズ・弾銃炸裂・スタートデッキ
【無色t水ジョーカーズ】のビートダウンデッキ。今回はしっかり《ガンバトラーG7》もアニメに最初から出ました。
全体的にジョーカーズの基本札を集めたかなり優良なデッキ商品になっており、切札のガンバトラーをメインにしたジョーカーズは当時の環境に食い込んだ程。
また《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》も1枚だけとはいえ収録されており、非常にお買い得なデッキ。
ニヤリー・ゲットは1枚だけしか収録されなかったため殿堂フラグでは?と考える人も多かったが予想通り後に殿堂入りすることになった。

  • DMSD-05 オウ禍武斗・マッハ炸裂・スタートデッキ
【緑単グランセクト】。グランセクトの特徴であるパワー12000以上サポートを活かした、
「単体で見ると準バニラと既存呪文の下位互換の組み合わせ」なツインパクトが出ており、
ツインパクトは片面ごとの単純なカードパワーだけで語れるわけでないことを示している優秀なスターター。

《トレジャー・マップ》《古龍遺跡エウル=ブッカ》という優秀なカードも収録。
でも双極篇に自然のドラゴン、ドラゴンギルドしかおらんやんけ

ちなみにデッキの《キングダム・オウ禍武斗》はエキスパンションのマスターカード《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》と別名扱いで、
いわば前年の《"罰怒"ブランド Ltd.》→《"罰怒"ブランド》のようなポジション。
クリーチャー面の効果は全く同じなので基本的に呪文も使えるマスターカード版が完全上位互換になる。
恐らくカード資産の乏しい子供達への配慮だろう。

  • DMSD-06 ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ
【黒単魔導具】。魔導具と無月の門サポート種族ムーゲッツを大量収録している。

一方でマスター・ドルスザクはマスターカード限定ということなのか、単独のドルスザクが登場した。
現状マスター・ドルスザクを指定するカードは無いので別に困る事はないが。

スピードが早いデッキであり、呪文メタにも強いなどの特徴があるが、
もはや【黒単無月】のベースにせざるを得ないほど方向性が偏りまくったデッキ。
因みに特化させると収録カードの大半が抜けてしまうので新規目当てで無ければ1から組んでも大差ないかもしれない。

  • DMSD-07 煌世の剣(メシアカリバー)・Z炸裂・スタートデッキ
まさかまさかの秋のはじめに登場した4番目のスタートデッキ。
内容としてはまんま【白単メタリカ】。

S・トリガーがあまり多くない分を新能力「サバキZ」でしのぎきってねというデッキ構成である。
DMSD-06ほどではないがこちらもかなり尖った構成で、【サッヴァーク】のベースにするには少々不向きなので【白単メタリカ】に特化させた方が良いかもしれない。

超GRスタートデッキ/超天篇

この年に登場したスタートデッキは6つと、前年の4つよりもさらに多く発売されもはやどんだけスタートダッシュさせたいねん状態に。
また、新ギミックの超GRゾーンに置くGRクリーチャーが12枚付いてくるため全てのデッキが52枚の大ボリュームになっている。

パッケージは楕円のような形状に。
親しみやすさはなくなったが、エンボス加工されていてカッコイイ。

  • DMSD-08 「超GRスタートデッキ ジョーのガチャメカ・ワンダフォー」
  • DMSD-09 「超GRスタートデッキ キャップのオレガ・オーラ・デリート」
  • DMSD-10 「超GRスタートデッキ キラのギラミリオン・ギラクシー」
  • DMSD-11 「超GRスタートデッキ キャップのWAVEガチャ・パラダイス」
  • DMSD-12 「超GRスタートデッキ ゼーロのオレガ無月の大罪」
  • DMSD-13 「超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風」
ちなみに08、09は4月。10は5月。11、12は6月。13は9月に発売

いずれのデッキも再録、新規共に微妙なカードが多く、良くも悪くも新ギミックの体験に特化したデッキという風情で一昨年や昨年のデッキと比べるとデッキパワー自体は極端に高いわけではない。
シングルだと揃えるのが面倒な超GRが一気に揃えられるのでそちらの需要は高かったのだが。

尚、キャップ名義のデッキが2つあるが最初に発売されたキャップのスタートデッキは実際には彼の兄であるギャップをテーマにしたデッキ(ネタバレ防止のためキャップ名義になった模様)である。

内容的にはジョー、キラのデッキはGRクリーチャーを横並びさせてからのビートダウン(キラの方がやや防御寄り)でギャップとゼーロのデッキがオレガ・オーラをGRクリーチャーに重ねて強化してのビートダウン、キャップのデッキは呪文を駆使したコントロールとなっている。

また最後のメガスタートデッキとはスーパーレアの枚数が増えた豪華版といった感じだが値段は1500円まで値上がりしている。
内容は新ギミックJトルネードと青ジョーカーズの体験版といった趣で戦法自体は1つ目のデッキとほぼ変わらない。

余談だがCMで使われた「♪俺のデッキは52枚」という歌は妙な中毒性があり、特にキラのバージョンでは公式MADばりにキラのポーズが至る所に表れ人気を博することに。
後に全く関係ないDMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」でも歌詞を変え登場するほど。

キングマスタースタートデッキ/十王篇

十王篇第1弾の前に2つ発売され、3つ目は9月とやや遅め。

今年の目玉はスーパーレアを超えたキングマスターカードが(1枚だけ)封入されてる点。
これは拡張パックで出たキングマスターカードの進化前といった立ち位置で似た例だと
DMD-21の《エヴォル・ドギラゴン》→DMR-17の《燃える革命 ドギラゴン
が近いだろう。
ただし進化前だからといって性能が控えめなんて事はなく、普通に強いしなんなら進化後のカードとはそれぞれ特性が異なるように調整されているためどちらも無理なく採用できる。
公式が「物凄く頑張った超スペシャルなスタートデッキ」と言うだけあってキングマスターカードの収録以外にも限定スーパーレアが2種類2枚ずつ、計4枚収録されてる上にレア以下のカードもラミネート加工が施されている等、これまでのスターターとは一線を画する内容になっている。
因みに新章以降毎年スタートデッキが発売されていたキラだが、他のライバルに出番を譲り、初めてキラをテーマにしたスタートデッキが発売されていない。

パッケージはオーソドックスにブリスター形式で切り札が前面に出た四角形の物にぶっちゃけつまらない

  • DMSD-14 「キングマスタースタートデッキ ジョーのキリフダッシュ」
シールドブレイクによって低コストで召喚または唱えることが可能な『キリフダッシュ』を利用してガンガン攻めながら展開も狙うビートダウンタイプのデッキ。

ウリはなんと言っても《熊四駆 ベアシガラ》の存在。
早いターンに繰り出せるWブレイカーというだけでも魅力的だが、cipでマナ加速とマナ回収を行える能力が非常に優秀。
環境でも高い採用率を誇るカードであり、今後のジョーカーズの発展を考えると抑えておきたい1枚である。

また、攻撃時にマナを5枚アンタップできる《飛べ! イカロソくん》もオンリーワンの性能であるが故に高いポテンシャルを秘めており、全体的に優秀なスタートデッキと言えるだろう。
なお、かなりフルクリーチャーに近いデッキ構成になっており呪文が2枚しか収録されていない。

  • DMSD-15 「キングマスタースタートデッキ 鬼札の鬼タイム」
軽量コストのクリーチャーで自分のシールドを犠牲にしつつ攻めたてる事で両者のシールドを減らして6枚以下にし、『鬼タイム』に突入することで高いカードパワーで相手を叩き潰すことが狙い。タイプとしては中速のデッキ。

《闇戦士ザビ・クロー》や《轟音 ザ・ブラックV》など攻撃的なカードはもちろん多数入っているが、シールドトリガーの枚数が非常に多く、少なくない数のブロッカーがいるので意外と守りも硬い。
ただしシールド・トリガーの質自体は余り良くないのでこの中では最も改造が必要なデッキである。

目玉のひとつである《「双打」の鬼 ウコン丸》は、2回攻撃が可能なコスト5のクリーチャーということで《革命類侵略目 パラスキング》を使用するデッキへの採用が考えられるクリーチャーであり、注目度が高い。

  • DMSD-16 「キングマスタースタートデッキ ゼーロJr.のムゲンクライム」
ここからフルフレームイラストのカードが、切り札を除いて1種類2枚しか収録されなくなった。
クリーチャーを並べつつ墓地を肥やし、手札または墓地からクリーチャーを召喚できる能力『ムゲンクライム』で大型クリーチャーを呼び出して制圧、そして一転攻勢を仕掛けるといった、コントロールの趣が強いデッキ。

全体的に高い完成度を誇るスタートデッキであり、無改造のまま公認大会に持ち込んでも十分に戦える実力があり、発売直後のCSでも多少改造したものが入賞した実績がある程。
カードを引く効果や能力を持ったカードが多数投入されていることもあってデッキの回転が速く、必要となるカードを手札に集めやすい。『ムゲンクライム』の粘り強さや展開力が存分に味わえることだろう。

切札の《幻龍 ゲンムエンペラー》はバウンスとハンデスを1体でこなせるドラゴンということで無駄が少なく、《∞龍 ゲンムエンペラー》とはそちらの盤面に干渉することができないという弱点を補うことができ、相性が非常に良い。
というか発売前まではこちらの方が評価が高かったくらいである。

デッキパワーが高いというだけでも魅力的だが、《ドンドン吹雪くナウ》や《終末の時計 ザ・クロック》など、既存のプレイヤーから見ても嬉しいカードが投入されている点も嬉しいところ。

キングマスタースタートデッキ/王来篇

王来篇第1弾の前に2つ、秋に1つ発売された。

今回もキングマスターカードが入っている。
が、今回はもう一つの目玉にどのデッキにも非常に低い確率で黄金スーパーレアと呼ばれる「当たり」が存在する。

  • DMSD-17 「キングマスタースタートデッキ ジョーのスター進化」
軽量クリーチャーを場持ちの良いスター進化クリーチャーに進化させてビートダウンする、オーソドックスな火・自然デッキ。

  • DMSD-18 「キングマスタースタートデッキ ジェンドルのディスペクター」
軽量ディスタスの能力・ササゲールで大型ディスペクターをコスト軽減させて出すデッキ。
光・闇・火とスターターデッキとしては異例の三色。
スターターで三色はかなーーーーーーり遡ってDMS-05以前しかないのだが、収録がランダムだったり2セットに分かれた物しかないので1つのデッキという意味なら初である。

尚、上記のDMSD-17、18はアプリ「デュエマで遊ぼう!」に収録されているので使用感を知りたい方はやってみよう!
全カード4枚揃った状態なので改造も自由である。

  • DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」
火・自然・水のディスペクターデッキ。
DMSD-18がコントロール気味なのに対し、マナブースト、ドローソースが豊富で展開力に優れている。
ST、GS共に少な目なのをEXライフによるシールド追加で補う構成になっており、素直なビートダウンが強いのもあって前年のムゲンクライム同様かなり強く仕上がっている。
CMは腹筋崩壊もの


キングマスタースタートデッキ/王来MAX

4月に2種類登場。どちらも「タマシード」という進化元として使える新ギミックを使ったデッキとなっており、その分非進化クリーチャーが非常に少ない。CMにはBIGBOSSこと新庄剛志監督が起用された。

  • DMSD-20 「キングマスタースタートデッキ ジョーのS-MAX進化」
光・自然というジョーとしては初の組み合わせで、光文明のカードにはアニメ・漫画・背景ストーリーのいずれでもジョーカーズの殆どが再起不能となったのもあり、キラの使うメタリカ進化クリーチャーが多め。
シールド追加による延命が得意であり、タマシードの除去されにくさと合わせて粘り強く戦える。
余談だが、スタートデッキではかなり珍しく4枚積まれたカードが1枚も存在しない。

  • DMSD-21 「キングマスタースタートデッキ アバクの鬼レクスターズ」
火・闇とこちらは前と変わらない。
ジョーのデッキにはS-MAX進化クリーチャーがいるがこちら側には入っていない。
妨害や除去を得意とするカードが揃っているが小型クリーチャーが多めなのが難点。
《禁断英雄 モモキングダムX》を入れるだけでだいぶ変わって来るだろう。

スタートWINデッキ/ゴッド・オブ・アビス

9月に1種類登場。ここから主人公が斬札ウィンに代わり、デッキ内容も彼をイメージしたものになっている。
また、このシーズンから、切り札的存在のカードとサブフィニッシャーのカードの収録枚数が入れ替わっており、デッキ単体でのまとまりが更に増した。
地味にレアリティもスーパーデッキ除いて全種SRにされている。

  • DM22-SD1「スタートWINデッキ邪神・フロム・アビス」
新種族「アビスロイヤル」を軸にした闇単のコントロール気味のデッキ。
クリーチャーとタマシードの性質を併せ持ったカード「タマシード/クリーチャー」もここで初登場した。
妨害、手札補充、墓地肥やしと闇文明に必要なギミックが一通り揃っており、完成度は高い。
新能力「アビスラッシュ」を持つカードもそこそこ収録されており、ビートダウンに改造しても面白い。

パッケージはNEWヒーローデッキから引き続きグミの袋のようなものになった。

スタートWINデッキ/アビス・レボリューション

2023年4月に初登場した。名称は引き続きスタートWINデッキ。
当時は1種類のみだったが、デッキの強化を手軽に楽しめるようにするためか該当するデッキとシナジーを形成するカードが多数収録される新パックが追加されるたびにスタートWINデッキも1種類追加されるという手法が取られている。基本的には新パックよりも発売日が少し早い。

パッケージはクレープの包み紙のような閉じた扇の形状で、イマムー軍曹曰く「ポテトの箱」とのこと。

  • DM23-SD1「スタートWINデッキ 竜軍・オブ・ボルシャック」
2023年4月15日発売。
プリンス・カイザのイメージデッキで、アーマード・ドラゴンとアーマード・ファイアー・バードなどで構成された【赤単アーマード】。呪文はツインパクトのみ。
新キーワード能力「メクレイド」初登場。
デュエル・マスターズ プレイスで登場したゲームオリジナルカード《ボルシャック・バディ・ドラゴン》と《メテオキャノン・ドラゴン》が本デッキに収録される形で逆輸入された。

切り札である《強襲龍 ボルシャック・レイダー》のメクレイド範囲が8な為、大型ドラゴンを踏み倒しまくる連ドラ的なデッキに仕上がっている。

余談だがライバルキャラのデッキとしてはルシファーぶりにスタートデッキを使わせて貰っておらず、1話にてAIロボ先生がこのデッキを使用している。

  • DM23-SP1 「スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲(アビスベル・ラッシュ)
2023年5月20日発売。
斬札ウィンをイメージした、スタートデッキにしてスーパーデッキでもある異例のスターター。
値段は2500円と高くなっているがその分《アビスベル=ジャシン帝》と《絶望と反魂と滅殺の決断》が2枚、前期スーパーレアの《深淵の三咆哮 バウワウジャ》と《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》が1枚ずつ再録と非常に豪華で、【黒単アビス】のパーツ取りにも適している。

  • DM23-SD2「スタートWINデッキ 聖沌・クノイチ・チェンジ」
2023年6月10日発売。
カレンのイメージデッキで、新キーワード能力「ニンジャ・チェンジ」を主戦略とする白単のシノビデッキ。
デュエマ史上初の女性が使用すると宣伝されたデッキ商品でもある。
「S・トリガー・プラス」能力を持つクリーチャーもここで初登場した。
《光牙忍ハヤブサマル》が収録されているが、スターターに殿堂入りカードが収録されるのはDMD-16、DMD-17以来9年ぶりとなる。
こちらはエースである《聖なる混沌 クノイチマントラ》をカレンがしっかりアニメで使っている。

ニンジャ・チェンジ元には不自由しない上にST+がいずれも強力な為防御面が強いが、シノビデッキにありがちな「相手がそもそも攻撃してくれるとは限らない」点を克服できていないのが弱点。


  • DM23-SD3「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」
2023年9月9日発売。
最上川イッサをイメージした、青赤のマジックデッキ。
新キーワード能力「メガ・ラスト・バースト」が初登場したほか、革命ファイナルの目玉であった「革命チェンジ」が再プッシュされている。
サブフィニッシャー枠にはあの《瞬閃と疾駆と双撃の決断》が再録されており、既存SRの再録はこのデッキが初。

先行収録・デッキ限定・再録カードのいずれも強力であり、ディスペクターN・EXTの再来と呼ぶ人もいたりする。


王道篇

王道篇はアニメの放送終了の影響か、はたまたデュエマ自体の方向性の転換の為か、これまでとは全く異なるデッキ群が登場した。

いきなりつよいデッキ

王道を謳っているが、上記の通りこれまで定番だったキャラをイメージしたデッキではなく、食玩デッキ以来となる価格が500円(税抜)のスターターという異例の商品。
これは月刊コロコロコミックが550号を突破した記念とのこと。
だが真に注目されたのはその収録カード。なんと新規カードが1枚も存在せず、全て再録カードで構成されており(一部新規イラスト)、それぞれ必須パーツはほぼ4積み、本当にいきなりつよいデッキとなっている。
ただし、これらのカードはブロックマークが存在しない為復活したばかりの2ブロック構築戦で使えないのには注意。

再録カードが豪華な反面、コストカットもなされており、フォイルカード切り札それぞれ4枚と下記のスペシャルカードのみ。VRSRマスターカードといった高レアリティのカードも収録されているが、上記のカード以外全て光ってないコモン仕様である。
パッケージ自体も大幅に簡素化されて1つの分厚いパックのような形状になった。*4
割と袋内に余裕はあるが内袋は存在するのでカードが中で擦れる心配はない。
コロコロ本誌によると名前が手抜きなのも人件費カットの様子。その割には新イラストカードがスペシャルカード含めて各4種類も用意されていたり、イラストレーターの負担は無視されているようである

前年度までのシークレットSPゴールドレアの流れを汲んでか、それぞれに低確率でスペシャルカードが封入。(こちらはフォイル仕様)

いきなりつよいデッキであるのは確かではあるものの、環境レベルで勝つのを目指すと相応に改造する必要があるが、相性の良いカードは翌週発売のDM24-RP1「デーモン・オブ・ハイパームーン」に収録する、という形になっている。
攻めの王道側は封入率の高い《カンゴク入道》さえ揃えればそれなりに形になるのに対して守りの王道側は封入率の低い銀トレジャーだった《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》に加えて再録されていない《∞龍 ゲンムエンペラー》や《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》なんかを複数枚要求されるのでデッキ改造難易度には雲泥の差がある。

  • DM24-SD1 「いきなりつよいデッキ 攻めの王道」
ガッチガチの【赤単我我我】。上記の通り《我我我ガイアール・ブランド》は4枚入っているし光っていないとはいえ《“罰怒”ブランド》も2枚、殿堂入りの為当然ながらも《“轟轟轟”ブランド》も1枚入っている超豪華仕様。

新イラストカードはビートジョッキーデッキにおいて不純物ともいえる《凶戦士ブレイズ・クロー》、《斬斬人形コダマンマ GS》、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》の三枚に用意。
いずれも《“罰怒”ブランド》とお揃いのスケボーを駆っている。
スペシャルカードは《“轟轟轟”ブランド》に用意。

そのままでも改造の必要性が見当たらない程に高い完成度を誇るが、改造するなら《カンゴク入道》を入れてよりテンプレに近づけるか、あるいは《パイセン・チュリス》等を入れてよりビートジョッキーデッキに寄せるかの二択といったところか。

  • DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」
これまたガッチガチの【巨大天門】。流石に《∞龍 ゲンムエンペラー》といったフィニッシャーは入っていないが、それでも《闘門の精霊ウェルキウス》が4枚も入った超豪華仕様。
地味に4枚纏めて手に入る機会が最近なかった《ヘブンズ・ゲート》も4枚しっかり入っている。

新イラストカードはこれまた不純物の《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》、《配球の超人/記録的剛球》、《巨大設計図》の3枚に用意。いずれも天門が写り込んでいる。
スペシャルカードは《ヘブンズ・ゲート》に用意。殿堂カードの為1枚あればOKな轟轟轟と違って4枚普通に入れられる天門にこの枠を持って来たのはちょっと卑怯な気がする

改造するなら上に挙げた《ペルフェクト》達の他にも《真実の名 タイガー・レジェンド》のような爆発力のある展開札を入れてやると良いだろう。
ただし、値段が非常に高く付くので要注意。
《超七極 Gio/巨大設計図》なんかは殿堂入りでお安くなっている為、とりあえず1枚入れておきたい。
それ以外にもとりあえずブロッカーを入れれば強化に繋がる為、お財布と相談して改造していくのも楽しい。

春のデッキ限定戦環境においては下手に確定除去を抜くとイェーイ!めっちゃドラゴン!の《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》1枚で積みかねないので注意。

キャラプレミアムデッキ

現状一種類のみ存在。
名称からしてアニメとの連動デッキはこちらに引き継がれていくものと思われる。

  • DM24-SP1 「キャラプレミアムデッキ ドラゴン娘になりたくないっ! イェーイめっちゃドラゴン!!」
好評を博しているYouTubeアニメ「ドラゴン娘になりたくないっ!」とのコラボデッキ。
こちらの価格は2500円(税抜き)と少々高いが、ブロック構築戦には使えないのは上に同じなので注意。

特徴として、全てのカードにドラゴン娘が描かれている。
具体的にはドラ娘生徒会の5人がそれぞれ元となったクリーチャーと別でカード化されており、残るカードにはヒーローズ・カードのようにドラゴン娘が描かれている。

構築そのものは火文明と自然文明が中心でグッドスタッフ気味の【5色ドラゴン】。
初動は4枚フル投入で新カードも3積みとかなり基盤がしっかりしているが、それ以外のドラゴンは1~2枚の収録が目立つ。
裏を返せば対応力が高いという事でもあり、一般のデッキに対してはマナブーストを織り交ぜて《真久間メガ》を出せればまず負けはないだろう。

春のデッキ限定戦環境では「多少のSTも準備が整う前に貫ける攻めの王道」「強力なSTが多くカウンターに適した守りの王道」「割とパワーが半端な物が多い守りの王道を更なるパワーで押しつぶせる当デッキ」と上手い事三すくみになっている。
改造するにしても基盤が強力な為、適当にドラゴンを入れているだけでも強化に繋がる。

上記3デッキは「王道の春デッキ限定戦」という発売イベントが行われており、10枚までの改造が許されているのでそれぞれの性質に合わせた改造を施していきたい。

スタートWINコロコロデッキ

  • SpDeck10 「スタートWINコロコロデッキ 超霊の邪魂ハイパー・アビスベル」
前年度から復活したコロコロコミックの付録で手に入るデッキの流れを組む物ではあるが、上記の大会に持っていけるデッキの一つに設定されているほか、スタートWINデッキの名を冠する事、何よりカードパワーが例年以上の為こちらにも記載する。

内容そのものはトリガービートと新登場したハイパーモードを併合したような【黒単アビス】。
王道篇一弾からハイパーモードと相性のいいカードを、それ以前の弾からSTと初動となるカードを再録した形式。
新規カードは3種類だが切札の《邪魂のジャシン帝》はこのデッキが付録となる先月号で先行登場しており、厳密な完全新規カードは2種類のみである。
それでも上述した通りスタートWINデッキ並みのデッキパワーを誇り、未改造でもそこそこ戦えるレベル。
気軽にハイパーモードを体験してみたい人はお早めにコロコロを買うのが良いだろう。






追記・修正は全てのスターターをコンプリートした人がお願いします。

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最終更新:2024年04月22日 22:56

*1 後にボルシャック・ドギラゴンやドルマゲドンの登場で+1000000にようやく意味がうまれた。

*2 決して環境で活躍できないほどの弱いカードではないが、クロスファイアほど露骨に環境入りするまでのカードには仕上げていない

*3 ジャスティス・ウイングの新規が大量に登場するのはDMR-13からであり、本デッキには《栄光の翼 バロンアルデ》しか存在せず、残りの種族はかなりバラエティに富んでいる

*4 同業他社を例に出す事になるがONE PIECE FILM REDの入場者特典の「ONE PIECEカードゲーム チュートリアルデッキ」と同じ。