カルステッド

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カルステッド - (2023/10/19 (木) 05:24:42) の編集履歴(バックアップ)


初出:第126話

声(ドラマCD第1弾/第2弾):浜田賢二
声(ドラマCD第3弾/第4弾/第6弾/第8弾):森川智之

声(TVアニメ版):森川智之

家族構成

第一夫人:エルヴィーラ
 息子:エックハルト
 息子:ランプレヒト
  孫:ジークレヒト
 息子:コルネリウス
 娘:ローゼマイン*1
第二夫人:トルデリーデ
 息子:ニコラウス
第三夫人:ローゼマリー(故人)
 (娘:ローゼマイン)*2

父:ボニファティウス
母:ボニファティウスの第一夫人 (前ライゼガング伯爵の娘)

 異母弟:ボニファティウスの第二夫人の息子
  甥:トラウゴット

父方の親戚
祖父:先々代アウブ・エーレンフェスト(五代目アウブ)
祖母:先々代アウブ・エーレンフェストの第一夫人
 叔母:ボニファティウスの妹*3
 叔母:ボニファティウスの妹*4
 叔父:アーデルベルト(先代アウブ・エーレンフェスト)
  従妹:ゲオルギーネ
  従妹:コンスタンツェ
  従弟:ジルヴェスター
  従弟:フェルディナンド
 叔母:イルムヒルデ(先々代アウブ・エーレンフェストの第二夫人の娘)

母方の親戚
祖父:前ライゼガング伯爵
 叔母or伯母:初代ギーベ・グレッシェルの妻
  従姉:エルヴィーラの母
  従兄:二代目ギーベ・グレッシェル
 叔父or伯父:ギーベ・ライゼガングの父
  従兄弟:ギーベ・ライゼガング
  従姉妹:レオノーレの母(ギーベ・ライゼガングの同母妹*5)
  従兄弟:レーベレヒト(ギーベ・ライゼガングの異母弟)

容姿

髪の色:赤茶
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瞳の色:薄い青(アイスブルー)
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ちょっと額が広めの赤茶の髪、薄い青の瞳。
鍛えられていて肩幅が広く、全体的に筋肉質な厚みがあるため、非常に貫禄がある。

地位

階級:領主一族(~前18年)*6→上級貴族
職種:領主候補生(~前18年)*7→騎士→護衛騎士・ジルヴェスターの側近→騎士団長・ジルヴェスターの側近

年齢関連

  • ローゼマインとの学年差:+31*8
  • 誕生季:夏*9

カルステッド視点の回

書籍第二部III プロローグ
第173話 プロローグ ※第三部
書籍第三部I プロローグ
コミック第三部IISS 家庭内の変化

作中での活躍

エーレンフェストの騎士団長で領主の護衛騎士。騎獣は騎士団長を表すグリフォンのような魔獣。
マインが騎士団とトロンべ討伐に出た際に登場。マインの護衛に就けたシキコーザが暴走したため、新人の教育不足を指摘され処分を受けた。
神官長から頼まれて、マインが十歳を迎えたら養女に迎えることを引き受ける。
マインを貴族階級に属する者から守るため、神官長と共に領主へ働きかけ、エーレンフェストへの貴族の出入りに制限をつけた。
祈念式ではジルヴェスターと共に、マインに同行した。襲撃を受けた時は、マインがシュツェーリアの盾を出したため軽く目を見張らせた。
また、マインからアングリーフの祝福を授かるが、技をいつも通り振うも予想外の威力になり、敵が粉微塵になってしまった。
マインが家族を守るために領主の養女になった際、ローゼマリーから名を取りローゼマインに改名させて、設定上の実父になる。
頼れるお父様だが、食が絡むと面倒になり、正妻の尻に敷かれたりもする。
感情的になる部分があり、過去にローゼマリーを庇うが、トルデリーデとローゼマリーの実家の確執にエルヴィーラが煩わされたことを知らなかった。
ただし、娘に妻に隠れて惚気ることがあり、夫婦関係は悪くない。娘がいなかったため、ローゼマインに懐かれて喜んでいる。
実父であるためローゼマインのトラブルに巻き込まれることは確定で、届いてくる報告書に頭を悩ませている。
フェシュピールは不得手と言っているが、横笛の名手。
ユストクスの目から見ると、「少々人の機微に疎い」ところがある。*10

領主候補生として洗礼式を受けたが、貴族院3年の専門コースに分かれる直前、先代アウブに待望の男子であるジルヴェスターが誕生したことで、上級貴族に降りた*11。本人は、ヴェローニカに突っかかられるのが面倒で逃れられるものなら逃れたいと考えており、領主の立場に執着は無かった為、それを受けいれた*12
洗礼式までの教育係としてリヒャルダ、洗礼式~前18年(上級落ち)までの筆頭側仕えとしてノルベルト、前20年夏(貴族院入学前)~前18年までの側近文官見習いとしてヒルシュールが仕えていた。*13

ヴェローニカにより嫌がらせを受けていたエルヴィーラを孤立から守ろうとした、エルヴィーラの祖父の意向*14を受けた、エルヴィーラの親とカルステッドの親により、エルヴィーラとカルステッドの婚約が決められた*15
親同士で決められた婚姻に、カルステッドは不満を抱いており、エルヴィーラの兄であるクラウディオにその旨をこぼしたり*16貴族院においてエルヴィーラと切ない関係になってヒルシュールにお節介を焼かれたりした*17

エルヴィーラと義務と役目を一番に置く関係を続けている中で*18、先代アウブが病に伏し、ヴェローニカの権力が増すと、ヴェローニカの側仕えだったトルデリーデを第二夫人に、ヴェローニカ派のローゼマリーを第三夫人に娶り、第三夫人のローゼマリーに入れ込んだ*19
寵愛の影響*20か、ローゼマリーの兄であるジョイソターク子爵が面倒をかけてきたり*21、実家同士の確執でトルデリーデがローゼマリーに嫌味を言っているのをみたカルステッドが、騎士心を刺激されてローゼマリーをかばったりした為、それまで中立でいたエルヴィーラが、公平の為にトルデリーデの肩を持たざるを得なくなる*22状態までなった。
その結果、エルヴィーラによるハルデンツェルへの報告からカルステッドの話題がなくなったり*23、家庭での会話が険悪なものばかりになったり*24するほどに、夫婦間の関係が冷え込んだが、ローゼマインを引き取ったことにより、細目に訪問するフェルディナンドへの対応と、貴族の常識を知らないローゼマインの扱いに関する相談を通じて、カルステッドの自宅滞在時間と夫婦間での会話が増え、夫婦関係が好転した*25
更に、ローゼマインから指摘を受けたことで、エルヴィーラが騎士団長たる自分の第一夫人として得難い人物だと理解し、エルヴィーラの様子をよく見、ローゼマインに嫁自慢をするに至った*26為、ローゼマインからは「政略結婚なのに仲がいい夫婦」と思われていた*27

親戚筋なのでお互い子供の頃から知っており、初対面の頃からエルヴィーラのことを「口数が少なくて感情を見せることが殆どなく、貴族女性としては優秀だが可愛らしさや面白みがない」と思っていたが、フェシュピールコンサートの開催に浮かれているエルヴィーラの姿と彼女が浮かれる理由を探るやり取りを通じて、本来は明るい性格で可愛い面もあるのだという事を知った。*28

騎士団長という立場ゆえに「最優先で守るべきは、エーレンフェストであり、アウブだ。家族はその後になる。妻はそれを理解しているし、一人でも戦うハルデンツェルの女だ」と妻を評価し、その兄のクラウディオに語っている。*29

経歴

前30年夏 誕生
前23年夏 領主候補生として洗礼式を受ける
前20年冬 貴族院に入学
前18年  領主候補生から上級貴族となる*30
前18年冬 上級貴族となったため騎士コースに進む
前15年冬 貴族院を卒業
前12年夏 エルヴィーラと結婚する*31
前01年頃 トルデリーデと結婚する*32
00年頃 ローゼマリーと結婚する*33
03~07年頃 騎士団長に就任*34
07年秋 マインとの養子縁組を了承*35
08年春 マインを実子として洗礼させることを了承*36
08年夏 ローゼマインの洗礼式を行う*37
09年冬 への襲撃発生時に大広間の騎士団を統率*38
12年冬 貴族院の表彰式への強襲発生時にフェルディナント・エックハルトと共にターニスベファレンを討伐*39
13年冬 旧ヴェローニカ派の粛清で実務処理を担当*40
15年春 エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦でエーレンフェストの街全体の防衛を担当*41

作者コメント

2015年 12月21日 活動報告
カルステッドの髭は「取ることもできますが」と注釈付きで椎名様が送ってくださったラフで、私が気に入ったので採用しました。ダンディになったのでジルヴェスターやフェルディナンドより少し年上の雰囲気が出たと思います。
2017年 07月18日 Twitter
撫で方の絵
カルステッドも右。訓練で堅くなっている手で触れるのに躊躇して手の甲で撫でる感じ。
2017年 07月31日 Twitter
>裏設定
カルステッドとエルヴィーラの先輩で、二人の結婚に対してちょっとしたお節介を焼いた。その関係で、この二人は他人が思うよりヒルシュールに弱い。実はその辺りの話が貴族院の恋物語に…。
カルステッドとエルヴィーラの貴族院の恋物語も、設定としてはあったなぁ……って懐かしく思っていました。笑
何話だったか忘れたけど、ヒルシュールがエーレンフェストの寮で貴族院の恋物語を読んだ時に反応した部分の裏側です。
>甘酸っぱいお話があったのか?
うーん、実は甘酸っぱくないです。どちらかというと貴族院の恋物語の中では切ないお話に分類されると思います。
>長いお話なのですか?
前、中、後編では収まらないと瞬時に判断できたので、結構長いです。
2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
カルステッド:意外に出来る
2018年 09月16日、2018年09月18日 設定等まとめ ふぁんぶっく3 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン
A.領主候補生として洗礼式を受けました。三年生で専門コースに分かれますが、その直前にカルステッドは領主候補生から上級騎士になりました。ですから、領主候補生コースは受講していません。
2020年 09月05日 Twitter
2020年 09月07日 活動報告
>「I love you」以外の英語の愛情表現
I find myself fall in love with her all over again.
(私は何度も彼女に惚れ直す)
これはカルステッド。何となく入れたくなった。事あるごとにエルヴィーラに惚れ直せば良いと思う。
2021年 11月22日 Twitter
>いい夫婦の日 カルステッド&エルヴィーラ
ローゼマインの貴族の実両親。
この二人は完全な政略結婚。
ずっと距離があって、いい夫婦になったのはローゼマインが来てから。
これからはお互いを尊重して過ごすでしょう。
第四部Ⅳの書き下ろし短編やドラマCD6のおまけSSに夫婦関係の変化の詳細が!

コメント

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  • 「ハルデンツェルの奇跡」で語られた、騎士団長第一夫人として得がたき資質と指摘云々って、本編でロゼマが実際にそれをした描写無いよね?どの時期に起きたことなのか気になる。騎士団長としての職務遂行中以外で父娘が会う機会がほとんどないことを考えると洗礼式前にカルステッド宅で教育を受けていた頃というのが第一候補なんだろうけど、その頃ってロゼマは宅内で行われた極小規模の内々のお茶会(オティーリエ参加のとか)くらいしか経験していないっぽいからお母様の凄さをまだ理解しきれていないんじゃないかという気もするし (2018-11-18 11:35:37)
    • 地の文含めて会話している描写はあるが雑談詳細は記載されていないという箇所はあるので、そういう場で話していてもおかしくないと思う。261-262話とか、317-318話とか。 その一方で、平民の子を自分の子として引き取り、きちんと母として接し、領主の養女にふさわしくなるよう教育を施している段階で十分凄いので、洗礼式前に(十分に凄いのだと)指摘をしていたとしてもおかしくないとも思う。 (2018-11-18 12:12:41)
    • 1年以上前の質問だけど、追加情報あったので… 2019年12月発売のコミックス3-2に書き下ろされたカルステッド視点SS「家庭内の変化」にて、予想通りカルステッド家内での教育期間であった会話なことが名言されました。「ローゼマインの教育進度についてエルヴィーラからカルステッドに報告があったのと同時に、ローゼマインから家庭の様子について報告を受ける機会があり、その際の会話で」とのこと。内容はコミックス買って読んでください。 (2020-01-11 10:04:22)
  • シキコーザの件とか、城の襲撃で領主候補生がさらわれかけたりとか、粛清で第二夫人が処罰されたり、騎士の育成は父親のほうが目立っても、ずっと騎士団長であり続けた人。まあ後任がいなさそうではあるが (2019-08-23 22:04:37)
    • ノンネームドな、副団長はいるので代理やってることも多いんだけど、従兄弟で私的な場では呼び捨て、タメ口が許されてるカルステッド以上の騎士団長っていないんだよねえ。コルネリウスが時と場合で兄貴風吹かせるのと同じ役割。そういう意味でランプレヒトが対ヴィルでそのポジションのは象徴的ではある (2020-08-10 23:51:46)
  • カルステッドはいつから騎士団長だったのだろう? 前アウブの生前は騎士団長・ボニファティウス? ジルヴェスターがアウブになったばかりの頃は卒業したてのフェルディナンドが短期間騎士団長? それが青色神官になることで辞職。ようやくカルステッドが騎士団長に? (2019-12-02 23:45:07)
    • フェルを騎士団長(武力集団のトップ)に就けるのはヴェローニカが発狂気味に反対しそう。もしかしたら団長になったから暗殺されそうになったのかも? フェルが騎士団に籍を置いていたのは間違いないし、序列はカルステッドより上だから団長だった可能性は高いので、想像の通り神殿に退いてからのことだと思われます。 (2019-12-07 08:54:04)
    • 騎士団長は基本的に領主の護衛騎士が就任するもんだったような(ボニファティウスは領主一族なので特例)。だからジル様が領主になったときじゃないかな (2022-03-11 18:21:03)
      • フェルディナンドも領主一族なので特例だよね。 (2022-03-11 19:38:20)
    • ふぁんぶっく6Q&Aより、フェルが騎士団長だった期間は半年程。一方で、03年春頃のマルグリットの死亡以降かつ03年夏のアーデルベルトの葬儀以前のどこかで神殿入りしている。 多分、アーデルベルトが床について動けなくなり、ボニがアーデルベルトの代行をせざるを得なくなった(≒騎士団長として活動できなくなった)、02年冬の冬の主討伐あたりから、ジルが領主として正式承認される03年春の領主会議あたりまでではないかな。<フェルの騎士団長就任期間。 でもって、フェルの退任後、カルが引き継いだんだと思う。 (2022-03-13 15:02:17)
  • カルステッドは、アウブになる気がなかったこととヴェローニカからの嫌がらせに辟易して、領主候補生から上級貴族に下りる気になった模様。 >ふぁんぶっく4 Q&Aより (2019-12-14 16:38:28)
  • コラボなノリタケカップでカルステッドの紋章が初お目見えしました。けれど、コミック第3部のリンクベルク家でのローゼマイン洗礼式で、エーレンフェスト紋章が正面に掲げられているのは何故でしょう? 領主候補生から上級貴族に下りたカルステッドが、領地の紋章を帯びる権利があるのでしょうか? それともエーレンフェストに生まれた領地の子の洗礼式には領地の紋章を掲げる風習なのか、それともアウブの養女とする前フリなのでしょうか? (2020-05-29 19:32:33)
    • エーレンフェストの洗礼式だからじゃない?洗礼式は神殿の行事だし。 (2020-05-29 20:21:30)
  • 魔力圧縮のお金をローゼマインが五人分と言ってるけど、成人して騎士寮に住んでるエックハルトとランプレヒトの分もお父様が支払ったのかしら。 (2021-08-18 08:21:30)
    • 別世帯にすると家族割引が使えないから、お父様が全額払ってエック兄とラン兄は相応分をお父様に支払うってのが正しい節約術だと思う。まだ学生なコル兄の方が魔力の伸びが多いのに、お兄ちゃんたちだけ正規値段ってのは家族的に気の毒だから、その辺はエルヴィーラが上手く計らうだろう。 (2021-08-18 08:30:53)
    • 成人していると言ってもあの時点では結婚して別の家を立てているわけでもないからカルステッド家の息子扱いなんだと思う。 (2021-08-18 12:44:40)
  • ずーっと探しているのですが、読んだ記憶はあるのですが、探しても探しても見つけられないので、教えてください。カルステッドが、ローゼマインにエルヴィーラのことを指摘されるのって、どのあたりに載っていますか。 (2021-09-20 18:49:41)
    • 会話そのものの回想シーンは、コミック第三部IISS「家庭内の変化」。指摘を受けたという事実だけを述べているシーンは書籍第四部IV SS「ハルデンツェルの奇跡」 多分、この辺りだと思う。 (2021-09-20 19:14:58)
      • ありがとうございました。コミカライズにありました。 (2021-09-22 23:21:55)
  • 基本的に男性(夫)側上位である世界観を考慮し、血縁関係に関しては男性を上位に置くことでフォーマットをなるべく統一しています。カルステッドの母がボニファティウスより上位になる理由が思いつかなかったので該当箇所は差し戻します、ご了承ください。 (2023-10-19 07:19:54)
  • 騎士団長位は、ジルへの代替わりでボニ爺からフェルディナンド、彼が神殿に入ったのでカルステッドに移ったように見えた。しかし第五部Ⅻで、縁談が立ち消えになった後、「カルステッド様がフェルディナンド様を騎士団長として扱うようになったのです」ジルヴェスターも賛同し、騎士団長のカルステッドはフェルディナンドを立てようと苦心していたらしい。>とあり、フェルディナンド以前はカルステッドが騎士団長だったようだ。 (2023-12-15 19:53:00)
    • トゥーリの洗礼式のときの会議が、カルステッドが騎士団長に就任したときのかも? (2023-12-15 23:04:54)
      • その頃はフェルディナンド19歳だからもっと前じゃないかな。 (2023-12-16 10:47:14)