初出:第126話
声(ドラマCD第1弾/第2弾):浜田賢二
声(ドラマCD第3弾/第4弾/第6弾/第8弾):森川智之
声(TVアニメ版):森川智之
家族構成
容姿
髪の色:赤茶
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瞳の色:薄い青(アイスブルー)
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ちょっと額が広めの赤茶の髪、薄い青の瞳。
鍛えられていて肩幅が広く、全体的に筋肉質な厚みがあるため、非常に貫禄がある。
地位
年齢関連
カルステッド視点の回
書籍第二部III プロローグ
第173話 プロローグ ※第三部
書籍第三部I プロローグ
コミック第三部IISS 家庭内の変化
作中での活躍
エーレンフェストの騎士団長で
領主の護衛騎士。騎獣は騎士団長を表すグリフォンのような魔獣。
マインが騎士団と
トロンべ討伐に出た際に登場。マインの護衛に就けた
シキコーザが暴走したため、新人の教育不足を指摘され処分を受けた。
神官長から頼まれて、マインが十歳を迎えたら養女に迎えることを引き受ける。
マインを貴族階級に属する者から守るため、神官長と共に領主へ働きかけ、
エーレンフェストへの貴族の出入りに制限をつけた。
祈念式ではジルヴェスターと共に、マインに同行した。襲撃を受けた時は、マインが
シュツェーリアの盾を出したため軽く目を見張らせた。
また、マインから
アングリーフの祝福を授かるが、技をいつも通り振うも予想外の威力になり、敵が粉微塵になってしまった。
マインが家族を守るために領主の養女になった際、ローゼマリーから名を取りローゼマインに改名させて、設定上の実父になる。
頼れるお父様だが、食が絡むと面倒になり、
正妻の尻に敷かれたりもする。
感情的になる部分があり、過去にローゼマリーを庇うが、トルデリーデとローゼマリーの実家の確執にエルヴィーラが煩わされたことを知らなかった。
ただし、娘に妻に隠れて惚気ることがあり、夫婦関係は悪くない。娘がいなかったため、ローゼマインに懐かれて喜んでいる。
実父であるためローゼマインのトラブルに巻き込まれることは確定で、届いてくる報告書に頭を悩ませている。
フェシュピールは不得手と言っているが、横笛の名手。
ユストクスの目から見ると、「少々人の機微に疎い」ところがある。
領主候補生として洗礼式を受けたが、貴族院3年の専門コースに分かれる直前、
先代アウブに待望の男子であるジルヴェスターが誕生したことで、上級貴族に降りた。本人は、
ヴェローニカに突っかかられるのが面倒で逃れられるものなら逃れたいと考えており、領主の立場に執着は無かった為、それを受けいれた。
洗礼式までの教育係としてリヒャルダ、洗礼式~前18年(上級落ち)までの筆頭側仕えとしてノルベルト、前20年夏(貴族院入学前)~前18年までの側近文官見習いとしてヒルシュールが仕えていた。
ヴェローニカにより嫌がらせを受けていたエルヴィーラを孤立から守ろうとした、エルヴィーラの祖父の意向を受けた、エルヴィーラの親とカルステッドの親により、エルヴィーラとカルステッドの婚約が決められた。
親同士で決められた婚姻に、カルステッドは不満を抱いており、エルヴィーラの兄である
クラウディオにその旨をこぼしたり、
貴族院においてエルヴィーラと切ない関係になって
ヒルシュールにお節介を焼かれたりした。
エルヴィーラと義務と役目を一番に置く関係を続けている中で、先代アウブが病に伏し、ヴェローニカの権力が増すと、ヴェローニカの側仕えだったトルデリーデを第二夫人に、
ヴェローニカ派のローゼマリーを第三夫人に娶り、第三夫人のローゼマリーに入れ込んだ。
寵愛の影響か、ローゼマリーの兄である
ジョイソターク子爵が面倒をかけてきたり、実家同士の確執でトルデリーデがローゼマリーに嫌味を言っているのをみたカルステッドが、騎士心を刺激されてローゼマリーをかばったりした為、それまで中立でいたエルヴィーラが、公平の為にトルデリーデの肩を持たざるを得なくなる状態までなった。
その結果、エルヴィーラによる
ハルデンツェルへの報告からカルステッドの話題がなくなったり、家庭での会話が険悪なものばかりになったりするほどに、夫婦間の関係が冷え込んだが、ローゼマインを引き取ったことにより、細目に訪問するフェルディナンドへの対応と、貴族の常識を知らないローゼマインの扱いに関する相談を通じて、カルステッドの自宅滞在時間と夫婦間での会話が増え、夫婦関係が好転した。
更に、ローゼマインから指摘を受けたことで、エルヴィーラが騎士団長たる自分の第一夫人として得難い人物だと理解し、エルヴィーラの様子をよく見、ローゼマインに嫁自慢をするに至った為、ローゼマインからは「政略結婚なのに仲がいい夫婦」と思われていた。
親戚筋なのでお互い子供の頃から知っており、初対面の頃からエルヴィーラのことを「口数が少なくて感情を見せることが殆どなく、貴族女性としては優秀だが可愛らしさや面白みがない」と思っていたが、フェシュピールコンサートの開催に浮かれているエルヴィーラの姿と彼女が浮かれる理由を探るやり取りを通じて、本来は明るい性格で可愛い面もあるのだという事を知った。
騎士団長という立場ゆえに「最優先で守るべきは、エーレンフェストであり、アウブだ。家族はその後になる。妻はそれを理解しているし、一人でも戦うハルデンツェルの女だ」と妻を評価し、その兄のクラウディオに語っている。
経歴
前30年夏 誕生
前23年夏 領主候補生として洗礼式を受ける
前20年冬 貴族院に入学
前18年 領主候補生から上級貴族となる
前18年冬 上級貴族となったため騎士コースに進む
前15年冬 貴族院を卒業
前12年夏 エルヴィーラと結婚する
前01年頃 トルデリーデと結婚する
00年頃 ローゼマリーと結婚する
03~07年頃 騎士団長に就任
07年秋 マインとの養子縁組を了承
08年春 マインを実子として洗礼させることを了承
08年夏 ローゼマインの洗礼式を行う
09年冬
城への襲撃発生時に大広間の騎士団を統率
12年冬
貴族院の表彰式への
強襲発生時にフェルディナント・エックハルトと共に
ターニスベファレンを討伐
13年冬
旧ヴェローニカ派の粛清で実務処理を担当
15年春
エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦でエーレンフェストの街全体の防衛を担当
作者コメント
【
2015年 12月21日 活動報告】
カルステッドの髭は「取ることもできますが」と注釈付きで椎名様が送ってくださったラフで、私が気に入ったので採用しました。ダンディになったのでジルヴェスターやフェルディナンドより少し年上の雰囲気が出たと思います。
【
2017年 07月18日 Twitter】
>撫で方の絵
カルステッドも右。訓練で堅くなっている手で触れるのに躊躇して手の甲で撫でる感じ。
【
2017年 07月31日 Twitter】
>裏設定
カルステッドとエルヴィーラの先輩で、二人の結婚に対してちょっとしたお節介を焼いた。その関係で、この二人は他人が思うよりヒルシュールに弱い。実はその辺りの話が貴族院の恋物語に…。
カルステッドとエルヴィーラの貴族院の恋物語も、設定としてはあったなぁ……って懐かしく思っていました。笑
何話だったか忘れたけど、ヒルシュールがエーレンフェストの寮で貴族院の恋物語を読んだ時に反応した部分の裏側です。
>甘酸っぱいお話があったのか?
うーん、実は甘酸っぱくないです。どちらかというと貴族院の恋物語の中では切ないお話に分類されると思います。
>長いお話なのですか?
前、中、後編では収まらないと瞬時に判断できたので、結構長いです。
【
2017年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察
カルステッド:意外に出来る
【
2018年 09月16日、2018年09月18日 設定等まとめ ふぁんぶっく3 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン】
A.領主候補生として洗礼式を受けました。三年生で専門コースに分かれますが、その直前にカルステッドは領主候補生から上級騎士になりました。ですから、領主候補生コースは受講していません。
【
2020年 09月05日 Twitter】
【
2020年 09月07日 活動報告】
>「I love you」以外の英語の愛情表現
I find myself fall in love with her all over again.
(私は何度も彼女に惚れ直す)
これはカルステッド。何となく入れたくなった。事あるごとにエルヴィーラに惚れ直せば良いと思う。
【
2021年 11月22日 Twitter】
>いい夫婦の日 カルステッド&エルヴィーラ
ローゼマインの貴族の実両親。
この二人は完全な政略結婚。
ずっと距離があって、いい夫婦になったのはローゼマインが来てから。
これからはお互いを尊重して過ごすでしょう。
第四部Ⅳの書き下ろし短編やドラマCD6のおまけSSに夫婦関係の変化の詳細が!
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