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テトリスシリーズ - (2021/03/02 (火) 09:44:11) の最新版との変更点

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*テトリスシリーズリンク #contents(fromhere) ---- **概要 「テトリミノ」と呼ばれる4つのブロックで構成されたピースを落とし、ブロックの山を消し続けていくアクションパズルゲーム。全ての落ちものパズルの原点。~ 元々は旧ソビエト連邦の科学者「アレクセイ・パジトノフ」他2名が教育用として開発したもの((さらに言うと、職業への適性を見極める為のテスト用だった。しかしあまりにハッキリと適性が出すぎる為、「却って未来の可能性の為にならず良くない」と中止された経歴を持つらしい。))だが、やがてアメリカのSpectrum HoloByte社によって最初にゲームとして製品化。~ その後、このゲームは高く聳える国境を幾重にもまたいだ交渉の数々の末に、全世界での市民権を獲得することになる。 ---- *テトリス移植作品 **BPS発売 ボンブリス単体の作品やテトリスフラッシュについては後述。 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|FC/PC|[[テトリス]]|永遠の良作にして永遠の中堅。&br()日本のFC版は「↓で回転」「Aでハードドロップ」という独特すぎる操作方法。&br()海外NESでは未発売で、代わりに任天堂版がある。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|FC|テトリス2+ボンブリス|FC版『テトリス』の出来に不満を持った業界有志が集って制作された作品。&br()前作とは打って変わって「旧セガテトリス」に範を取った実装となっている。&br()『ボンブリス』初登場。『テトリス』も操作性が非常に快適に。&br()チュンソフト開発でBGMが『[[ドラゴンクエスト]]』風。海外では未発売。|| |>|SFC|[[スーパーテトリス2+ボンブリス]]|FC版のグレードアップ版。BGM・背景は一新。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||SFC|[[スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版>スーパーテトリス2+ボンブリス]]|ボンブリスのパズル難易度が上昇したマイナーチェンジ版。|~| |>|SFC|[[テトリス武闘外伝]]|シリーズ最大の異色作。対戦を重点に置いたまさしく外伝作品。&br()キャラクターそれぞれの必殺技で戦うという独自のシステムで異彩を放つ。&br()初のNEXT共有&RENSA導入。だが、キャラクターバランスにやや難あり。|なし| |>|~|[[スーパーテトリス3]]|『ボンブリス』をさらに少し変えた「スパークリス」。&br()ちょっと変わったルールの「マジカリス」。&br()それらに加え、4人対戦の「ファミリス」等も収録。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|VB|Vテトリス|ロコモティブ開発の作品。|| |>|SS|テトリスS|旧セガテトリスをオマージュした要素が多い作品。&br;対戦時の攻撃がブロックせり上げではなくスピードアップになっている。|| |>|PS|テトリスX||| |>|~|ザ ネクスト テトリス||| |>|~|ザ ネクスト テトリス デラックス||| |>|DC|テトリス4D||| &br **セガ発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC|テトリス|通称「旧セガテトリス」。日本における『テトリス』人気の最大の火付け役の一つ。&br;それまでと違い、地面についた直後でもブロックを操作できる仕様がミソ。|| |>|~|フラッシュポイント|諸般の事情で…その為、正式には『テトリス』ではない。&br()随所に、削除されたモード((おそらく、前作『テトリス』と完全互換のモードと思われる。))があったであろう名残がみられる。|| |>|~|ブロクシード||| |>|~|[[テトリス・デカリス]]|スケールの大きい''文字通りの「巨大テトリス」。''|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|AC/DC|セガテトリス|ゲームテンポの加速やスコアフィーチャー追加など、独自の正当進化を果たした。&br;DC版は対戦モードが強化。&br;初代AC版と区別するため、「新セガテトリス」の通称がある。|| |>|PS2|[[SEGA AGES 2500シリーズ>SEGA AGESシリーズ]] Vol.28&br() テトリスコレクション|旧AC版をベースに新ガイドラインに準拠した新作『テトリス ニューセンチュリー』を収録。&br()加えて、各機種版『テトリス』『フラッシュポイント』『ブロクシード』を復刻。&br()幻のMD版『テトリス』も収録。|| |>|MD|テトリス|メガドライブミニのサプライズ収録作品としてさらに忠実に移植されたAC版テトリス。&br()AC版の目コピで、本来のMD版とは異なる。|| |>|PS3/WiiU/&br()PSV/3DS|[[ぷよぷよテトリス]]|『[[ぷよぷよ>魔導物語・ぷよぷよシリーズ]]』と『テトリス』のコラボ作品。&br()初心者や作りの粗さが気にならない人には十分良作だが、極めようとすると…。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| ||PS4/One|[[ぷよぷよテトリス]]|ゲームバランスの調整やDLC全部入りなど改善されてはいるが根本はそのまま。&br;PS4版は後にSwitch版と同等の内容にアップデート。|~| |~|Switch|[[ぷよぷよテトリスS>ぷよぷよテトリス]]|Nintendo Switchのローンチタイトルとしてリリースされた移植作。|~| |~|Win|[[Puyo Puyo Tetris>ぷよぷよテトリス]]|Steamで配信のWin版。インターフェースは英語のみ、音声だけ日本語切り替え可能。|~| |>|Switch/&br()PS5/PS4/&br()XSX/One|ぷよぷよテトリス2|COLOR(red){※2021年3月10日以降記事作成可能。}|| &br **任天堂発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |GB|[[テトリス]]|『テトリス』とゲームボーイの普及に貢献した通信ケーブル対応作。「まとめ消しで相手のブロックをせり上げる」対戦ルールを確立。&br()国内の約424万本に加え全世界で約3500万本を販売しGB用ソフト単体売上とパズルゲーム売上第1位を記録。|BGCOLOR(lightgreen):良| |NES|TETRIS|国内未発売。日本のBPSファミコン版とは別物で、テンゲン版販売停止を経て海外でのみ発売。&br() GB版ベースのシンプルな実装ながら今でも熱狂的なプレイヤーが全世界に数多く存在し、競技の対象にさえなっている。|| |SNES|Tetris & Dr. Mario|''日本未発売。''『テトリス』と『[[ドクターマリオ]]』に加え、両方で競う『Mixed Match』を収録。&br()日本ではSFC版『ドクターマリオ』のみをサテラビューとニンテンドウパワー書き換えタイトルとして提供。|| |GBC|テトリスDX|GBCローンチタイトルの一つ。GB版をベースにカラー化は勿論、操作性も向上。&br()ガイドライン以前では非常に珍しい「回転でブロックを駆け上がりできる」テトリス。|| |DS|テトリスDS|『[[Touch! Generations>Touch! Generationsシリーズ]]』シリーズの一つ。&br()『[[スーパーマリオ>スーパーマリオブラザーズ]]』『[[ゼルダの伝説]]』『[[メトロイド]]』等のファミコンゲームをテーマにした演出。&br()ガイドライン実装ルールの浸透に貢献。その他オリジナルルールも遊べる。|| //テトリスDSのコロブチカはスタンダードのレベル20で聞けるので記述を削除。 |Switch|[[TETRIS 99]]|『テトリス』でバトルロイヤル。Nintendo Switch Online加入者同士で99人対戦可能。&br()オフラインモードも有料追加コンテンツとして配信されている。|BGCOLOR(lightgreen):良| &br **ジャレコ発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC/PS/&br()SS/GB|テトリスプラス|標準の『テトリス』に加え、キャラクターをフィールド下に導く「パズルモード」が搭載。&br()家庭用機移植版ではエディット機能が追加されている。|| |AC|テトリスプラス2|パズルモードに新トラップが追加され難易度アップ。|| &br **カプコン発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC/PS/&br()N64|[[マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー]]|キャラゲーながら対戦に特化した内容。&br()ブロック5個以上のおじゃまピースが登場。|なし| |GBC|テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち|独特のルールを加えた対戦特化モードを多数収録。&br()大会式の1人用モードも収録されている。|| &br **サクセス発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS|SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス|SuperLite1500シリーズから登場。|| |>|GBA|[[テトリスワールド]]|世界標準((通称「ワールドルール」「ガイドライン」))仕様が初登場するも、あまりにもヌルい仕様で非難が殺到。|BGCOLOR(khaki):シリ不| ||PS2/Xb/GC|テトリスワールド|PS2版は''日本未発売。''|| |>|GBA|みんなのソフトシリーズ テトリス アドバンス||| |>|AC/PS2|[[SuperLite2000 パズルゲーム テトリス~キワメミチ~]]|SuperLite2000シリーズから登場。『TGM』フォロワーの側面もあり。|BGCOLOR(lightgreen):良| &br **ハドソン発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |Wii|テトリスパーティ||| |Wii/DS|テトリスパーティープレミアム|隠しモードで『ボンブリス』も一部搭載。|| &br **エレクトロニック・アーツ発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |PS3/PSP|TETRIS|COLOR(blue){DL専売。}|| &br **アリカ制作テトリス(テトリス ザ・グランドマスター) [[TETRIS 99]]については前述。 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC|テトリス ザ・グランドマスター|セガAC版フォロワーにとどまらない革命児となった、通称『TGM』シリーズ。&br;20G、段位認定、出現ブロック調整など独特の要素で新境地を開いた。|| |~|テトリス ザ・グランドマスター2 ジ・アブソリュート|上入力による即落下(≠即固定)を導入。20Gは更にスピードアップ。&br()その一方で初心者用モードと二人協力用モードが追加され、遊びの幅が広がった。|| |~|テトリス ザ・グランドマスター2 ジ・アブソリュート PLUS|上記の好評を受けて無償で配布されたバージョンアップ版。&br()20Gの最果てを目指す超上級者用モードが初登場。|| |~|テトリス ザ・グランドマスター3 テラー・インスティンクト|「ワールドルール準拠の回転法則」「ホールド」等の世界基準の要素を導入。&br()加えて筐体毎のデータ保存機能に対応し、よりタイムアタック重視の作品となった。|| |PS|テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート|『カードキャプターさくら』とのタイアップ作品。&br()先行回転といった『TGM』シリーズの仕様がいくつか搭載されているが、諸事情でゲーム性は大幅転換を強いられている。|| |360|テトリス ザ・グランドマスター エース|『TGM』シリーズ唯一の家庭用作品。&br()シリーズの代名詞であった独自のレベル制が採用されていない等、ガイドラインルールの『テトリス』に近づいた点が多い。|| &br **その他のメーカー発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC|TETЯIS|''日本未発売((一旦はごく少数が出回ったが、下記のNES版のトラブルの際にすべて回収された。現在稼働しているのは、回収後に中古輸入されたものか、エミュ基板で動作する海賊品のみ。))。''アタリ社版の『テトリス』で、海外ではNES版と並んで有名。|| |>|~|VS.TETЯIS|''日本未発売。''上記の任天堂VS.システムへの移植版。&br()一つのフィールドで二人が同時に積む協力プレイを初搭載。|| ||NES|TETЯIS|上記のテンゲンによる移植版。&br()しかし、移植の際のトラブルが思わぬところに波及し、セガMD版共々販売停止へ。|| |>|N64|テトリス64|セタ発売の作品。|| |>|WSC|テトリス|ヴァンガード発売の作品。WS/WSC両対応。国内で初めて世界基準に対応した。|| |>|360|Tetris Evolution|''日本未発売。''|| |>|~|Tetris Splash|~|| |>|Win|アマガミテトリス&br()~絢辻 詞編~/~森島 はるか編~/~七咲 逢編~|COLOR(blue){DL専売。}『[[アマガミ]]』とコラボしたアクションパズル・アドベンチャーゲーム。&br()『アマガミ』のキャラクターと『テトリス』で対戦していく。''現在は配信停止。''|| |>|3DS|テトリス|バンダイナムコゲームス発売・ハドソン開発の作品。&br()海外では『Tetris Axis』の名で、任天堂から発売された。&br()『ボンブリス』も一部搭載されている。|| |>|PS4/One/&br()Win|テトリス アルティメット|COLOR(blue){''2015年KOTY据置機部門次点。''}ユービーアイソフト発売・開発の作品。&br()せっかくの次世代機進出作が、致命的なバグまみれで全体的にロークオリティ。|| |>|PS4/Win((Win版はEpic Games Store専売。))/&br()OQ|[[テトリス エフェクト]]|水口哲也率いるエンハンス発売・開発の作品。各種VRにも対応。&br()『[[Rez]]』『ルミネス』の系譜を継ぎ視覚と音楽の共感覚コンビネーションが彩る。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||XSX/One/&br()Win((Windows 10専用。))|テトリス エフェクト:コネクテッド|マルチプレイヤーモードを追加した移植版。3vs1で敵に立ち向かうコネクテッドバトル、NES版リスペクトのクラシックスコアアタックが目玉。|| &br *テトリス関連の他パズルゲーム **アレクセイ・パジトノフ考案パズルゲーム |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |PC他多数|テトリス|世界一有名なゲームのひとつ。元祖落ちゲー。上記参照。|| |PC/AC|ウェルトリス|変形版『テトリス』で、正方形のフィールドに対して四方からピースが向かってくる。|| |AC/FC/&br()PCE/GB|ハットリス|2つセットで落ちてくる帽子を積み重ね、同じ帽子が5つ重なると消える。&br()帽子はソフト帽、シルクハット、王冠など六種類。|| |FCD|ナイトムーヴ|日本国内のみ発売。チェスのナイトを動かしてチェス盤の指定されたマスを目指す。&br()同じマスは3回しか通れない。|| |360/Win|[[Hexic>Hexic HD]]|ヘクス型のタイルを消していく3マッチパズル。&br()極力消さない、連鎖させないのがコツという一風変わったゲーム性が特徴。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| &br **その他の関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC/NG|ジョイジョイキッド|『テトリス』の派生作品の一種。|| |>|AC|モザイク|~|| |>|AC/MD|ブロックアウト|擬似3Dの『テトリス』で、線ではなく面で消す。&br()ほぼ同じシステムのフリーソフトPCゲーム作者との間で訴訟問題が起きた曰く付きの作品。|| |>|VB|3D TETRIS|''日本未発売。''中身は上記の3D落ちものパズルの移植。|| |>|SFC/FC/&br()GB|テトリスフラッシュ|FC/GB版は任天堂、SFC版はBPSから発売。&br()英題は『TETRIS 2』で『テトリス』の名を継いだ落ちゲーだが、ゲーム性は全くの別物。&br()AC版もロケテストはされたが未発売に終わっている。|| |>|SFC/GB|[[スーパーボンブリス]]|BPS版『テトリス』のオマケだった『ボンブリス』の単独作品化。&br()残念な点も目立つが、SFC版はVS COMを唯一搭載した作品でもある。|なし| ||GB|[[スーパーボンブリス>スーパーボンブリス#id_bcda8d0c]]|GB版ではトレーニングモードとファイトモードを搭載。&br()独自要素のおかげでSFC版とは違った良さがある。&b海外では『Tetris Blast』として発売。|なし| |~|GBC|[[スーパーボンブリス デラックス>スーパーボンブリス#id_bcda8d0c]]|上記GB版のカラー対応化バージョンアップ作品。SFC版のパズルモードが復活追加された。|なし| |>|SFC|[[ヨッシーのパネポン>パネルでポン#id_ce946e93]]|『[[パネルでポン]]』のキャラを[[ヨッシー>ヨッシーシリーズ]]に差し替えた海外版。&br;海外ではタイトルが『Tetris Attack』と『テトリス』の名を冠している。&br()しかし、当然ながら中身は日本版と全く同じ『パネルでポン』である。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||GB|[[ヨッシーのパネポン (GB)]]|~|BGCOLOR(khaki):劣化| |>|N64/GBC|[[ウェットリス]]|「トリス」と付く名称((タイトルの英字表記は『WETRIX』である。))だが、『テトリス』との関係は薄いパズルゲーム。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| |>|>|[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]|『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』以降にNES/GB版『テトリス』と同じ曲のアレンジを収録している。&br()『[[SP>大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』ではミノがスピリットとして登場。|| &br ---- *詳細 -「4ブロックが連なったピースを落としていき、横に隙間なく並べて消し続ける」アクションパズルゲーム。 -様々な機種で発売されたが、その間様々なシステムのマイナーチェンジが行われた。以下はその一例。~ これらの中でセガアーケード版の操作系統や仕様は以後国内におけるテトリス関連作品のスタンダードなものとなり、近年では『[[テトリスワールド]]』の仕様を原点とした「ガイドライン」が世界基準規格として制定されている。 --ピースの落下速度を調整できるもの。最初期の実装だといわゆるハードドロップしかなかった。 ---主流となっているのは「下ボタンで高速落下」ということだろう。これは初期実装であるアタリ・任天堂やセガから採用されている。 ---また、セガアーケード版や『テトリス・ザ・グランドマスター』(アリカ)等ピースの最大速度が速い国内作品((初期はピース下降速度こそやや控えめだが、一度接地した瞬間次のピースを操作することになる。一方セガアーケード版はそれらよりも下降速度が速く、TGMシリーズでは、ゲーム後半では空中状態を飛ばして即地上でブロックを滑らせていかねばならない「20G」と呼ばれる状態になる。))では、下のブロックに接地した後もしばらく操作ができるものが多い。~ この場合、下ボタンを押すと地面ですべらせる時間を飛ばして次のピースに移る。 ---一方、ガイドラインでは上ボタンが即設置+ブロック固定の「ハードドロップ」となっており、下ボタンでの高速落下は接地ごに一旦移動猶予が残る「ソフトドロップ」と呼ばれるものになった。TGM2/TGM3クラシックルールで実装されたもののみ、瞬時落下させても地面ですべらせる時間が残る独特の仕様((瞬間的に20Gにする感覚。逆に下ボタンで設置した場合即固定されるため、ガイドライン仕様とは上と下の設置固定が逆転している。))。 --ピースが左右の壁ないしブロックに密着している場合、位置をずらしながら回転できる「壁蹴り」補正。 作品を経る毎に強化されていったが、I字ピースまたは接地ブロックを使った壁蹴りが出来ないなどと言った細かい差異もある。 ---前半期の壁蹴り補正はほとんどが上方への補正がかからないものだったが、近年のガイドライン仕様においてはピースを「駆け上がらせる」床蹴りなども可能な、やや複雑な回転補正がある「スーパーローテーション」が採用されている。 --『テトリスワールド』の後にガイドラインに実装された、落下中のピースをキャンセルして「ホールド」という枠に1個だけ保管しておける機能。好きなタイミングで入れ替えて使えるが、1手ごとに1回のみ。 -日本で発売されたBPS製ファミコン版は最初期PC実装の流れを組んだ内容であり、「''下ボタンで左回りに回転''」「Aボタンで即設置(ハードドロップ)」というかなり異色の操作方法のため直感的ではなく、ボタン一回で接地してしまうということもあいまって初心者には扱いにくかった。 --しかし、一瞬で接地するためゲーム進行のテンポ自体は当時の他のテトリスに比べ速く、本作オリジナル曲である「TECHNOTRIS」など独特の魅力もあった。 // -日本で発売されたBPS製ファミコン版は初期システムの流れを組んだ内容であり、「''下ボタンで左回りに回転''」「Aボタンで即設置(ハードドロップ)」という、ほとんどのテトリスゲームから見れば異色の操作方法になっているが、実はPC版のボタンボード操作をアレンジした内容である。((初期PC版はテンボタンの"4"と"6"で左右移動、"5"で落下、スペースボタンで左回転だった。PC版に準拠するなら下ボタンでハードドロップ、Aボタンに回転という事になるが、左右移動も十字ボタンなため操作ミスによる落下を防ぐ目的で、下ボタンとAボタンの機能が入れ替えられたと思われる。))。 // このあたりの説明が分かり辛いため省略。 //--しかし下が回転というのは直感的ではなく、ボタン一回で接地というのも初心者には扱いにくかった。一瞬で接地するためゲーム進行のテンポ自体は当時の他のテトリスに比べ速く、本作オリジナル曲である「TECHNOTRIS」など独特の魅力もあった。 --上記のファミコン版初代の操作性の不評を受け、続編『テトリス2+ボンブリス』はチュンソフトを主導に業界有志が集って制作され、操作方式がアーケード版準拠の「下で速度アップ、ボタンで左右回転」になった上でさらに操作性が大きく向上している。なおこのファミコン版『2』は音楽もすぎやまこういち氏が担当したため、『[[ドラゴンクエスト>ドラゴンクエストシリーズ]]』シリーズ風のBGMになっている。 --アメリカのNESでは上記ファミコン版はどちらも発売されなかった。非公認のテンゲン版と、その後制作された任天堂版((いずれも日本未発売となっている。))があるが、これらも下ボタンで落下・ボタンで回転になっている。 -対戦テトリス --ただブロックの山をひたすら消していくだけのゲームだったが、ゲームボーイ版で通信対戦が実装されることでまた違った楽しみ方が増えた。 --ゲームボーイ版で一般的となった対戦システムは、「複数行を消すと相手の下からブロックがせり上がる」というもので、自分が一度に多く消せばそれだけ相手を追い詰めることができ、先にゲームオーバーになってしまったほうが負けとなる。ガイドラインでもこの様式が踏襲され、プレイヤーは素早くTスピン・RENコンボ・テトリスを駆使して相手を追い詰めることになる。 ---実は同時期、別の対戦テトリスが出ていた。フリーウェアになるが『KATALITH』というゲームだ。こちらは複数行を消すと、それに応じて相手にペナルティが課せられるというもの。勝手に落下させられたり、回転させられたり、いびつなピースが現れたり、果ては真っ暗になったりと、様々な効果があった。ゲームボーイ版テトリスとはまた違った方向性を示したゲームだが、対戦落ちものパズルでこのタイプのシステムを採用している商業作品はかなり少ない。 ---『セガテトリス』(セガ/1999/AC,DC)((前出のセガアーケード版との混同を防ぐため、新セガテトリスと呼ばれる事が多い。))と『[[マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー]]』、またキャラ毎の必殺技で直接相手を妨害できる『[[テトリス武闘外伝]]』(BPS)がこのタイプに近く、また『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズや『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』の対戦モードではラインせり上がりと豊富な妨害アイテムを同時に採用している。ちなみに落ちものではない対戦パズルでは『ヨッシーのクッキー』(任天堂)の対戦モードでもそれに近いシステムが採用されている。 ---- *余談 -概要にある通り共産圏で作られ、しかも最初は教育用に作られたソフトであったため版権がハッキリしなかったが、現在は「ザ・テトリス・カンパニー」というアメリカの会社が版権を管理している。 --版権を巡っては、かつては様々な問題が発生していた。有名どころはセガのメガドライブ版『テトリス』(発売中止)における騒動。詳細は[[未発売ゲーム]]ページの「MD テトリス」参照。 //詳細は[[こちら>https://w.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1419.html#id_e848b5bb]]。 ---その後このMD版は、セガが正式にPS2版『テトリスコレクション』へと収録している。 --この版権問題が、作品の有名度に反してマスコミに取り上げられにくい所以でもある((テレビ番組などで画面を使うと即版権に絡む為。))。 --ザ・テトリス・カンパニーは版権管理の他に、開発会社によってバラバラだった細かいゲーム仕様を統一させるため、先述した『テトリス』制作のガイドラインを制定し管理している。 --その後一時的に「1ハードに1テトリス」という謎の制限を課していた事があり、それが原因で『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズはPS移植版の発売中止を余儀なくされた。詳細は[[未発売ゲーム]]ページの「PS テトリス ザ・グランドマスター」参照。 ---その後、同社は似た仕様を盛り込みながらも『カードキャプターさくら』のゲーム化、ステージクリア/対戦モードのみという抜け道でPS版でのライセンスを取得している。 -セガ旧アーケード版は、当時セガの生産が追い付かず、また部材も不足してコンバート元の基板も足りないという状況に陥ったため、性能の劣る8ビット基板であるシステムE版、タイトーに移植を許諾したタイトー版((いわゆるクローンと呼ばれる作品。))が作られた。 --タイトー版はソースが提供されたわけではない、いわゆる耳コピに近い環境で作られたクローンであるため、本家に親しんでいるプレイヤーがプレイすれば確実に違和感を感じる出来となっている。 --また、アメリカではセガ以外にアタリがリリースしたアーケード版と任天堂がリリースしたNES版があり、それらが後のゲームボーイ版と並んでメジャーとなっていた。ATARIアーケード版も任天堂VS.システム、またテンゲンを通して非公認的にNES版に移植されていた。 -湾岸戦争時、任天堂が米軍兵士達に休憩中の暇つぶしとしてゲームボーイを提供していたが、兵士達は特に本作を好んでプレイしていた。 --その後、空爆された兵舎から焼けただれたゲームボーイが発見されたが、液晶画面を取り換えたら正常に動作したという逸話は、ゲームボーイの伝説的な耐久性を物語るエピソードとして有名。現在このゲームボーイはニューヨークの任天堂直営店に展示されており、常時本作のデモ画面が動いている。 -シンプルながら濃い中毒性を持つ故に「資本主義圏の国の人間を中毒に陥らせ生産性を低下させるために放たれた共産主義国の罠」だの「テトリスはその中毒性で人間の脳を思考停滞状態に陥らせて感情を麻痺させ、殺人マシンにするための道具」だの、いろいろとあらぬ噂やネタを立てられたりした((テトリスが世に出たのは冷戦末期だった為、当然ながら共産圏で開発されたということも噂を立てられた原因だと思われる。))。 --現在でも高い中毒性からハマると「テトリス・ハイ」と呼ばれる状態になるとされ「[[ゲーム脳 >https://w.atwiki.jp/ksgmatome/pages/950.html]](いわゆるニセ科学)」の論拠のひとつになっていたり、逆に「テトリス効果」として心の傷の軽減になると唱える論もあるなど。 -シンプルながら奥深く、細かい調整もゲーム性に効いてくる、誰でも知っているゲームとして現在でも情報系学生のプログラミング課題としてこのテトリス制作が出題されたりする。オープンソースソフトウェア・フリーウェアにおいても、テトリスは多くの作者によって作られている。 -2019年10月下旬、『[[TETRIS 99]]』とのコラボという形で『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』にテトリミノがスピリットとして登場している。I型・O型・Z/S型・L/J型・T型の5体分。 ----
*テトリスシリーズリンク #contents(fromhere) ---- **概要 「テトリミノ」と呼ばれる4つのブロックで構成されたピースを落とし、ブロックの山を消し続けていくアクションパズルゲーム。全ての落ちものパズルの原点。~ 元々は旧ソビエト連邦の科学者「アレクセイ・パジトノフ」他2名が教育用として開発したもの((さらに言うと、職業への適性を見極める為のテスト用だった。しかしあまりにハッキリと適性が出すぎる為、「却って未来の可能性の為にならず良くない」と中止された経歴を持つらしい。))だが、やがてアメリカのSpectrum HoloByte社によって最初にゲームとして製品化。~ その後、このゲームは高く聳える国境を幾重にもまたいだ交渉の数々の末に全世界での市民権を獲得することになり、その過程から複数の会社・作者が『テトリス』をリリースしている。~ 詳細は[[この動画>https://www.youtube.com/watch?v=bc5tlfqNx4U]]を参照。 ---- *テトリス移植作品 **BPS発売 ボンブリス単体の作品やテトリスフラッシュについては後述。 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|FC/PC|[[テトリス]]|永遠の良作にして永遠の中堅。&br()日本のFC版は「↓で回転」「Aでハードドロップ」という独特すぎる操作方法。&br()海外NESでは未発売で、代わりに任天堂版がある。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|FC|テトリス2+ボンブリス|FC版『テトリス』の出来に不満を持った業界有志が集って制作された作品。&br()前作とは打って変わって「旧セガテトリス」に範を取った実装となり、操作性が非常に快適に。&br()『ボンブリス』初登場。チュンソフト開発でBGMが『[[ドラゴンクエスト]]』風。海外では未発売。|| |>|SFC|[[スーパーテトリス2+ボンブリス]]|FC版のグレードアップ版。BGM・背景は一新。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||SFC|[[スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版>スーパーテトリス2+ボンブリス]]|ボンブリスのパズル難易度が上昇したマイナーチェンジ版。|~| |>|SFC|[[テトリス武闘外伝]]|シリーズ最大の異色作。対戦を重点に置いたまさしく外伝作品。&br()キャラクターそれぞれの必殺技で戦うという独自のシステムで異彩を放つ。&br()初のNEXT共有&RENSA導入。だが、キャラクターバランスにやや難あり。|なし| |>|~|[[スーパーテトリス3]]|独自の新ルール「スパークリス」「マジカリス」と4人専用の「ファミリス」も搭載。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|VB|Vテトリス|ロコモティブ開発の作品。|| |>|SS|テトリスS|旧セガ『テトリス』をオマージュした要素が多い作品。&br;対戦時の攻撃がブロックせり上げではなくスピードアップになっている。|| |>|PS|テトリスX|『スーパーテトリス2』準拠のエンドレスモードと、最大4人の対戦モード搭載。&br()対戦では『テトリス武闘外伝』のキャラを操作し、任意のプレイヤーにおじゃまブロックを送れる。|| |>|~|ザ ネクスト テトリス||| |>|~|ザ ネクスト テトリス デラックス||| |>|DC|テトリス4D||| &br **セガ発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC|テトリス|通称「旧セガテトリス」。日本における『テトリス』人気の最大の火付け役の1つ。&br;それまでと違い、地面についた直後でもブロックを操作できる仕様がミソ。|| |>|~|フラッシュポイント|諸般の事情で…その為、正式には『テトリス』ではない。&br()随所に、削除されたモード((おそらく、前作『テトリス』と完全互換のエンドレスモードのことと思われる。))があったであろう名残がみられる。&br()固定されたステージにある光るブロックを全て消すのが目的で全部で100面存在する。&br()一定時間プレイし続けると、落下速度が前作の『テトリス』の倍になる仕様が初めて搭載された。|| |>|~|ブロクシード|AC向け作品では対戦モードを初実装。1人用は基本的にはエンドレスモード。&br()だが、一定時間でブロックが下からせり上がってきたり、お助けアイテムが登場したりする。&br()お助けアイテムの活用のために連射装置が発明されたきっかけのゲームとされている。|| |>|~|[[テトリス・デカリス]]|スケールの大きい''文字通り「巨大テトリス」''で、''電波ソング一歩手前のBGM''が特徴の作品。|BGCOLOR(khaki):不安定| |>|AC/DC|セガテトリス|300ラインで世界旅行。ゲームテンポ加速やスコアフィーチャー追加等、独自正当進化を果たす。&br;DC版は対戦モードが強化。初代AC版と区別する為、「新セガテトリス」の通称がある。|| |>|PS2|[[SEGA AGES 2500シリーズ>SEGA AGESシリーズ]]&br()Vol.28 テトリスコレクション|旧AC版をガイドラインルールのもとリメイクした新作『テトリス ニューセンチュリー』を収録。&br()各機種版『テトリス』『フラッシュポイント』『ブロクシード』も復刻し、幻のMD版も収録。|| |>|MD|テトリス|[[メガドライブミニ>復刻版ミニゲーム機収録タイトルリンク#id_18a525fc]]のサプライズ収録作品としてさらに忠実に移植されたAC版テトリス。&br()本来のMD版がグラフィックなどを簡略化していたのに対しこちらは目コピで完全再現。|| |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ぷよぷよテトリス''| |>|3DS/WiiU/&br;PS3/PSV|[[ぷよぷよテトリス]]|『[[ぷよぷよ>魔導物語・ぷよぷよシリーズ]]』と『テトリス』のコラボ作品。&br()初心者や作りの粗さが気にならない人には十分良作だが、極めようとすると…。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| ||PS4/One|[[ぷよぷよテトリス]]|ゲームバランスの調整やDLC全部入りなど改善されてはいるが根本はそのまま。&br;PS4版は後にSwitch版と同等の内容にアップデート。|~| |~|Switch|[[ぷよぷよテトリスS>ぷよぷよテトリス]]|Nintendo Switchのローンチタイトルとしてリリースされた移植作。|~| |~|Win|[[Puyo Puyo Tetris>ぷよぷよテトリス]]|Steamで配信のWin版。インターフェースは英語のみ、音声だけ日本語切り替え可能。|~| |>|PS5/XSX/&br;PS4/One/&br;Switch/Win|ぷよぷよテトリス2|『ぷよぷよ』と『テトリス』のコラボ再び。&br;新ルール「スキルバトル」が登場。|| //やや評価じみた表現があったので「魔導物語・ぷよぷよシリーズ」のページと同じ表現に変更しました。 &br **任天堂発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |GB|[[テトリス]]|『テトリス』とGBの普及に貢献した通信ケーブル対応作。「まとめ消しで相手のブロックをせり上げる」対戦ルールを確立。&br()国内の約424万本に加え全世界で約3500万本を販売しGB用ソフト単体売上とパズルゲーム売上第1位を記録。|BGCOLOR(lightgreen):良| |NES|TETRIS|国内未発売。日本のBPSファミコン版とは別物で、テンゲン版販売停止を経て海外でのみ発売。&br() GB版ベースのシンプルな実装ながら今でも熱狂的なプレイヤーが全世界に数多く存在し、競技の対象にさえなっている。|| |SNES|Tetris & Dr. Mario|''日本未発売。''『テトリス』と『[[ドクターマリオ]]』に加え、両方で競う『Mixed Match』を収録。&br()日本ではSFC版『ドクターマリオ』のみをサテラビューとニンテンドウパワー書き換えタイトルとして提供。|| |GBC|テトリスDX|GBCローンチタイトルの1つ。GB版をベースにカラー化はもちろん、操作性も向上。&br()ガイドライン以前では非常に珍しい「回転でブロックを駆け上がりできる」テトリス。|| |PKm|ポケモンショックテトリス|『[[ポケモン>ポケットモンスターシリーズ]]』とのコラボ作品。マスターモードでは、ブロックが5個(ペントミノ)に変化するなど独自要素が搭載されている。&br()ポケモンミニのショックセンサーを活かし、本体を振ると操作中のテトリミノを左右反転させられる。|| |DS|[[テトリスDS]]|『[[Touch! Generations>Touch! Generationsシリーズ]]』シリーズの1つ。ガイドライン実装ルールの浸透に貢献。その他オリジナルルールも遊べる。&br()『[[スーパーマリオ>スーパーマリオブラザーズ]]』『[[ゼルダの伝説]]』『[[メトロイド]]』等のファミコンゲームをテーマにした演出が特徴的。|BGCOLOR(lightgreen):良| //テトリスDSのコロブチカはスタンダードのレベル20で聞けるので記述を削除。 |Switch|[[TETRIS 99]]|『テトリス』でバトルロイヤル。Nintendo Switch Online加入者同士で99人対戦可能。&br()オフラインモードも有料追加コンテンツとして配信されている。|BGCOLOR(lightgreen):良| |~|[[ゲームボーイ Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online]]|ゲームボーイ版『テトリス』を収録。|BGCOLOR(lightgreen):良| &br **ジャレコ発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC/PS/&br()SS/GB|テトリスプラス|標準の『テトリス』に加え、キャラクターをフィールド下に導く「パズルモード」が搭載。&br()家庭用機移植版ではエディット機能が追加されている。|| |AC|テトリスプラス2|パズルモードに新トラップが追加され難易度アップ。|| &br **カプコン発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC/PS/&br;N64|[[マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー]]|『[[ディズニー>ディズニーシリーズ]]』シリーズとのコラボ。&br;キャラゲーながら対戦に特化した内容。&br;ブロック5個以上のおじゃまピースが登場。|なし| |GBC|テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち|独特ルールの対戦特化モードを多数収録。&br()大会式の1人用モードも収録されている。|| &br **サクセス発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS|SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス|SuperLite1500シリーズから登場。|| |>|GBA|[[テトリスワールド]]|世界標準((通称「ワールドルール」「ガイドライン」))仕様が初登場するも、あまりにもヌルい仕様で非難が殺到。|BGCOLOR(khaki):シリ不| ||PS2/Xb/GC|テトリスワールド|PS2版は''日本未発売。''|| |>|GBA|みんなのソフトシリーズ テトリス アドバンス||| |>|AC/PS2|[[SuperLite2000 パズルゲーム テトリス~キワメミチ~]]|SuperLite2000シリーズから登場。『TGM』フォロワーの側面もあり。|BGCOLOR(lightgreen):良| &br **ハドソン発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |Wii|テトリスパーティ||| |Wii/DS|テトリスパーティープレミアム|隠しモードで『ボンブリス』も一部搭載。|| &br **エレクトロニック・アーツ発売 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |PS3/PSP|TETRIS|COLOR(blue){DL専売。}|| &br **テトリス ザ・グランドマスター(アリカ制作) 『[[TETRIS 99]]』については前述。 |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |AC|[[テトリス ザ・グランドマスター]]|セガAC版フォロワーにとどまらない革命児となった、通称『TGM』シリーズ。&br;20G、段位認定、出現ブロック調整など独特の要素で新境地を開いた。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| |~|[[テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2]]|上入力による即落下(≠即固定)を導入。20Gは更にスピードアップ。&br()その一方で初心者用モードと二人協力用モードが追加され、遊びの幅が広がった。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| |~|[[テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2 PLUS>テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2]]|上記の好評を受けて無償で配布されたバージョンアップ版。&br()20Gの最果てを目指す超上級者用モードが初登場。|~| |~|[[テトリス ザ・グランドマスター3 -テラー インスティンクト-]]|「ワールドルール準拠の回転法則」「ホールド」等の世界基準の要素を導入。&br()加えて筐体毎のデータ保存機能に対応し、よりタイムアタック重視の作品となった。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| |PS|テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート|『カードキャプターさくら』とのタイアップ作品。&br()先行回転といった『TGM』シリーズの仕様がいくつか搭載されている。&br()しかし、諸事情でゲーム性は大幅転換を強いられている。|| |360|[[テトリス ザ・グランドマスター エース]]|シリーズ初の家庭用作品。シリーズの代名詞であった独自のレベル制が採用されていない。&br()『TGM』シリーズの中ではガイドラインルールの『テトリス』に近づいた点が多い。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| &br **その他メーカーの発売 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC|TETЯIS|''日本未発売((一旦はごく少数が出回ったが、下記のNES版のトラブルの際にすべて回収された。現在稼働しているのは、回収後に中古輸入されたものか、エミュ基板で動作する海賊品のみ。))。''アタリゲームズ版の『テトリス』で、海外ではNES版と並んで有名。|| |>|~|VS.TETЯIS|''日本未発売。''上記の任天堂VS.システムへの移植版。1つのフィールドで2人が同時に積む協力プレイを初搭載。|| ||NES|TETЯIS|アタリゲームズの子会社であるテンゲンによる移植版。&br()だが、移植の際のトラブルが思わぬところに波及し、セガMD版共々販売停止へ。|| |>|N64|テトリス64|セタ発売の作品。|| |>|WSC|テトリス|ヴァンガード発売の作品。WS/WSC両対応。国内で初めて世界基準に対応した。|| |>|360|Tetris Evolution|''日本未発売。''|| |>|~|Tetris Splash|~|| |>|Win|アマガミテトリス ~絢辻 詞編~ /&br()~森島 はるか編~ / ~七咲 逢編~|COLOR(blue){DL専売。}『[[アマガミ]]』とコラボしたアクションパズル・アドベンチャーゲーム。&br()『アマガミ』のキャラクターと『テトリス』で対戦していく。''現在は配信停止。''|| |>|3DS|テトリス|バンダイナムコゲームス発売・ハドソン開発の作品。&br()海外では『Tetris Axis』の名で、任天堂から発売された。『ボンブリス』も一部搭載されている。|| |>|PS4/One/&br;Win|テトリス アルティメット|COLOR(blue){''2015年KOTY据置機部門次点。''}ユービーアイソフト発売・開発の作品。&br()せっかくの次世代機進出作が、致命的なバグまみれで全体的にロークオリティ。|| |>|PS4/Win/&br;Quest|[[テトリス エフェクト]]|水口哲也率いるエンハンス発売・開発の作品。各種VRにも対応。Win版はEpic Games Store専売。&br()『[[Rez]]』『ルミネス』の系譜を継ぎ、視覚と音楽の共感覚コンビネーションが彩る。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||XSX/One/&br;PS4/Win/&br;Switch/PS5|テトリス エフェクト コネクテッド|対戦モードを追加した移植版。XSX版は同機種のローンチタイトルとなっている。&br;PS4/Win(EPIC)版も後のアップデートで同仕様に。Win版は遅れてMS StoreとSteamでも発売された。&br()3vs1で敵に立ち向かう「コネクテッドバトル」とNES版リスペクトの「クラシックスコアアタック」が目玉。|| |>|Switch|G-MODEアーカイブス33&br()TETRIS DIAMOND|[[G-MODEアーカイブスシリーズ]]。&br;携帯電話(フィーチャーフォン)用アプリゲームの移植。&br()ライン消しに含むとボーナス点の入る「ダイヤモンドテトリミノ」が特徴。|| &br *テトリス関連の他パズルゲーム **アレクセイ・パジトノフ考案パズルゲーム |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |PC他多数|テトリス|世界一有名なゲームのひとつ。元祖落ちゲー。上記参照。|| |PC/AC|ウェルトリス|変形版『テトリス』で正方形のフィールドに対し四方からピースが向かってくる。|| |AC/FC/&br()PCE/GB|ハットリス|2つセットで落ちてくる帽子を積み重ね、同じ帽子が5つ重なると消える。&br()帽子はソフト帽・シルクハット・王冠など六種類。&br()運の要素が強いこともあり評判は特に良くもなく、不発に終わった。&br()アレクセイ・パジトノフ本人が出演している。|| |FCD|[[ナイトムーブ]]|日本国内のみ発売。チェスのナイトを動かしてチェス盤の指定されたマスを目指す。&br()同じマスは3回しか踏めない。連続穴あけでドレミに乗ってボーナス点大量ゲット。|BGCOLOR(lightgreen):良| |360/Win|[[Hexic>Hexic HD]]|ヘクス型のタイルを消していく3マッチパズル。&br()極力消さない、連鎖させないのがコツという一風変わったゲーム性が特徴。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| &br **その他の関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|AC/NG|ジョイジョイキッド|『テトリス』の派生作品の一種。|| |>|AC|モザイク|~|| |>|AC/MD|ブロックアウト|擬似3Dの『テトリス』で、線ではなく面で消す。&br()ほぼ同じシステムのフリーソフトPCゲーム作者との間で訴訟問題が起きた曰く付きの作品。|| |>|VB|3D TETRIS|''日本未発売。''中身は上記の3D落ちものパズルの移植。|| |>|FC/GB/&br;SFC|[[テトリスフラッシュ]]|FC/GB版は任天堂、SFC版はBPSから発売。&br()英題は『TETRIS 2』で『テトリス』の名を継いだ落ちゲーだが、ゲーム性は全くの別物。&br()AC版もロケテストはされたが未発売に終わっている。|なし| |>|SFC/GB|[[スーパーボンブリス]]|BPS版『テトリス』のオマケだった『ボンブリス』の単独作品化。&br()残念な点も目立つが、SFC版はVS COMを唯一搭載した作品でもある。|なし| ||GB|[[スーパーボンブリス>スーパーボンブリス#id_bcda8d0c]]|GB版ではトレーニングモードとファイトモードを搭載。&br()独自要素のおかげでSFC版とは違った良さがある。海外では『Tetris Blast』として発売。|~| |~|GBC|[[スーパーボンブリス デラックス>スーパーボンブリス#id_bcda8d0c]]|上記GB版のカラー対応化バージョンアップ作品。SFC版のパズルモードが復活追加された。|~| |>|SFC|[[ヨッシーのパネポン>パネルでポン#id_ce946e93]]|『[[パネルでポン]]』のキャラを[[ヨッシー>ヨッシーシリーズ]]に差し替えた海外版。&br;海外ではなぜかタイトルが『Tetris Attack』になっている。&br()だが、中身は日本版と全く同じ『パネルでポン』である。|BGCOLOR(lightgreen):良| ||GB|[[ヨッシーのパネポン (GB)]]|~|BGCOLOR(khaki):劣化| |>|N64/GBC|[[ウェットリス]]|「トリス」と付く名称((タイトルの英字表記は『WETRIX』である。))だが、『テトリス』との関係は薄いパズルゲーム。|BGCOLOR(lightsteelblue):スルメ| |>|>|[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]|『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』以降にNES/GB版『テトリス』と同じ曲のアレンジを収録している。&br()『[[SP>大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』では『TETRIS 99』より各種ピースがスピリットとして登場。|| &br ---- **詳細 -「4ブロックが連なったピースを落としていき、横に隙間なく並べて消し続ける」アクションパズルゲーム。 -様々な機種で発売されたが、その間様々なシステムのマイナーチェンジが行われた。以下はその一例。~ これらの中でセガアーケード版の操作系統や仕様は以後国内におけるテトリス関連作品のスタンダードとなったが、近年では『[[テトリスワールド]]』で初めて実装された世界基準規格「ガイドライン」が制定されている。 --ピースの落下速度を調整できるもの。最初期の実装だと即設置(後のハードドロップ) ---主流となっているのは「下ボタン長押しで高速落下」ということだろう。これは初期実装であるアタリ・任天堂やセガから採用されている。 ---また、セガアーケード版や『テトリス・ザ・グランドマスター』(アリカ)等ピースの最大速度が速い国内作品((初期はピース下降速度こそやや控えめだが、一度接地した瞬間次のピースを操作することになる。一方セガアーケード版はそれらよりも下降速度が速く、『TGM』シリーズでは、ゲーム後半では空中状態を飛ばして即地上でブロックを滑らせていかねばならない「20G」と呼ばれる状態になる。))では、下のブロックに接地した後もしばらく操作ができるものが多い。~ この場合、下ボタンを押すと地面ですべらせる時間を飛ばして次のピースに移る仕様があるものも。 ---一方、ガイドラインでは上ボタン・Spaceキーが即設置+ブロック固定の「ハードドロップ」となっており、下ボタンでの高速落下は接地後に一旦移動猶予が残る「ソフトドロップ」と呼ばれるものになった。TGM2/TGM3クラシックルールで実装されたもののみ、瞬時落下させても地面ですべらせる時間が残る独特の仕様((瞬間的に20Gにする感覚。逆に下ボタンで設置した場合即固定されるため、ガイドライン仕様とは上と下の設置固定が逆転している。))。 --ピースが左右の壁ないしブロックに密着している場合、位置をずらしながら回転できる「壁蹴り」補正。 作品を経る毎に強化されていったが、前半期のものはI字ピースまたは接地ブロックを使った壁蹴りが出来ない・上方向にズレず、ピースが駆け上がらないものが大半であった。 ---ガイドライン仕様においては回転パターンがピースの中央軸に統一された都合もあり、ピースを「駆け上がらせる」床蹴りなどが全面的に許容された、やや複雑な回転補正がある「スーパーローテーション」が制定されている。 --『テトリスワールド』の後にガイドラインに実装された、落下中のピースをキャンセルして「ホールド」という枠に1個だけ保管しておける機能。好きなタイミングで入れ替えて使えるが、1手ごとに1回のみ。 -日本で発売されたBPS製ファミコン版は最初期PC実装の流れを組んだ内容であり、「''下ボタンで左回りに回転''」「Aボタンで即設置(ハードドロップ)」というかなり異色の操作方法のため直感的ではなく、ボタン一回で接地してしまうということもあいまって初心者には扱いにくかった。 --しかし、一瞬で接地するためゲーム進行のテンポ自体は当時の他のテトリスに比べ速く、本作オリジナル曲である「TECHNOTRIS」など独特の魅力もあった。 // -日本で発売されたBPS製ファミコン版は初期システムの流れを組んだ内容であり、「''下ボタンで左回りに回転''」「Aボタンで即設置(ハードドロップ)」という、ほとんどのテトリスゲームから見れば異色の操作方法になっているが、実はPC版のボタンボード操作をアレンジした内容である。((初期PC版はテンボタンの"4"と"6"で左右移動、"5"で落下、スペースボタンで左回転だった。PC版に準拠するなら下ボタンでハードドロップ、Aボタンに回転という事になるが、左右移動も十字ボタンなため操作ミスによる落下を防ぐ目的で、下ボタンとAボタンの機能が入れ替えられたと思われる。))。 // このあたりの説明が分かり辛いため省略。 //--しかし下が回転というのは直感的ではなく、ボタン一回で接地というのも初心者には扱いにくかった。一瞬で接地するためゲーム進行のテンポ自体は当時の他のテトリスに比べ速く、本作オリジナル曲である「TECHNOTRIS」など独特の魅力もあった。 --上記のファミコン版初代の操作性の不評を受け、続編『テトリス2+ボンブリス』はチュンソフトを主導に業界有志が集って制作され、操作方式がAC版準拠の「下で速度アップ、ボタンで左右回転」になった上で着地後の操作猶予もわずかに加わるなど、さらに操作性が大きく向上している。なおこのFC版『2』は音楽もすぎやまこういち氏が担当したため、『[[ドラゴンクエスト>ドラゴンクエストシリーズ]]』シリーズ風のBGMになっている。 --アメリカのNESでは上記ファミコン版はどちらも発売されなかった。非公認のテンゲン版と、その後制作された任天堂版((いずれも日本未発売となっている。))があるが、双方とも下ボタンで落下・ボタンで回転になっている一方で着地即固定の仕様となる。 -対戦テトリス --ただブロックの山をひたすら消していくだけのゲームだったが、GB版で通信対戦が実装されることでまた違った楽しみ方が増えた。 --GB版で一般的となった対戦システムは、「複数行を消すと相手の下からブロックがせり上がる」というもので、自分が一度に多く消せばそれだけ相手を追い詰めることができ、先にゲームオーバーになってしまったほうが負けとなる。ガイドラインでもこの様式が踏襲され、プレイヤーは素早くTスピン・RENコンボ・テトリスを駆使して相手を追い詰めることになる。 ---実は同時期、別の対戦テトリスが出ていた。フリーウェアになるが『KATALITH』というゲームだ。こちらは複数行を消すと、それに応じて相手にペナルティが課せられるというもの。勝手に落下させられたり、回転させられたり、いびつなピースが現れたり、果ては真っ暗になったりと、様々な効果があった。GB版テトリスとはまた違った方向性を示したゲームだが、対戦落ちものパズルでこのタイプのシステムを採用している商業作品はかなり少ない。 ---『セガテトリス』(セガ/1999/AC,DC)((前出のセガアーケード版との混同を防ぐため、新セガテトリスと呼ばれる事が多い。))と『[[マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー]]』、またキャラ毎の必殺技で直接相手を妨害できる『[[テトリス武闘外伝]]』(BPS)がこのタイプに近く、また『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズや『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』の対戦モードではラインせり上がりと豊富な妨害アイテムを同時に採用している。ちなみに落ちものではない対戦パズルでは『[[ヨッシーのクッキー]]』(任天堂)の対戦モードでもそれに近いシステムが採用されている。 ---- **余談 -概要にある通り共産圏で作られ、しかも最初は教育用に作られたソフトであったため版権がハッキリしなかったが、現在は「ザ・テトリス・カンパニー」というアメリカの会社が版権を管理している。 --版権を巡っては、かつては様々な問題が発生していた。有名どころはセガのMD版『テトリス』が発売中止に至った騒動。詳細は[[未発売ゲーム]]ページの「MD テトリス」参照。 //詳細は[[こちら>https://w.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1419.html#id_e848b5bb]]。 ---その後このMD版は、セガが正式にPS2版『テトリスコレクション』へと収録している。 --この版権問題が、作品の有名度に反してマスコミに取り上げられにくい所以でもある((テレビ番組などで画面を使うと即版権に絡む為。))。 --ザ・テトリス・カンパニーは版権管理の他に、開発会社によってバラバラだった細かいゲーム仕様を統一させるため、先述した『テトリス』制作のガイドラインを制定し管理している。 --その後一時的に「1ハードに1テトリス」という謎の制限を課していた事があり、それが原因で『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズはPS移植版の発売中止を余儀なくされた。詳細は[[未発売ゲーム]]ページの「PS テトリス ザ・グランドマスター」参照。 ---その後、同社は似た仕様を盛り込みながらも『カードキャプターさくら』のゲーム化、ステージクリア/対戦モードのみという抜け道でPS版でのライセンスを取得している。 -セガ旧AC版は、当時セガの生産が追い付かず、また部材も不足してコンバート元の基板も足りないという状況に陥ったため、性能の劣る8ビット基板であるシステムE版、タイトーに移植を許諾したタイトー版((いわゆるクローンと呼ばれる作品。))が作られた。 --但し、タイトー版はソースが提供されたわけではなく、いわゆる耳コピに近い環境で作られたクローンであるため、本家に親しんでいるプレイヤーがプレイすれば確実に違和感を感じる出来となっている。 --また、アメリカではセガ以外にアタリゲームズがリリースしたアーケード版と任天堂がリリースしたNES版があり、それらが後のゲームボーイ版と並んでメジャーとなっていた。アタリゲームズ製AC版も任天堂VS.システム、また子会社のテンゲンを通して非公認的にNES版に移植されていた。 -湾岸戦争時、任天堂が米軍兵士達に休憩中の暇つぶしとしてGBを提供していたが、兵士達は特に本作を好んでプレイしていた。 --その後、空爆された兵舎から焼けただれたGBが発見されたが、液晶画面を取り換えたら正常に動作したという逸話は、GBの伝説的な耐久性を物語るエピソードとして有名だった。~ 現在このGBはニューヨークの任天堂直営店に展示されており、常時本作のデモ画面が動いている。 -シンプルながら濃い中毒性を持つ故に「資本主義圏の国の人間を中毒に陥らせ生産性を低下させるために放たれた共産主義国の罠」だの「テトリスはその中毒性で人間の脳を思考停滞状態に陥らせて感情を麻痺させ、殺人マシンにするための道具」だの、いろいろとあらぬ噂やネタを立てられたりした((テトリスが世に出たのは冷戦末期だった為、当然ながら共産圏で開発されたということも噂を立てられた原因だと思われる。))。 --現在でも高い中毒性からハマると「テトリス・ハイ」と呼ばれる状態になるとされ「ゲーム脳(いわゆるニセ科学)」の論拠のひとつになっていたり、逆に「テトリス効果(テトリス・エフェクト)」として心の傷の軽減になると唱える論もあるなど。 -シンプルながら奥深く、細かい調整もゲーム性に効いてくる、誰でも知っているゲームとして現在でも情報系学生のプログラミング課題としてこのテトリス制作が出題されたりする。~ オープンソースソフトウェア・フリーウェアやオンラインゲームにおいても、テトリスは多くの作者によって作られており、その中にはゲーム機向けの製品に勝るとも劣らない完成度・拡張度や対戦人気を持つものも。 -2019年10月下旬、『[[TETRIS 99]]』とのコラボという形で『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』にテトリミノがスピリットとして登場している。I型・O型・Z/S型・L/J型・T型の5体分。

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