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テトリスシリーズリンク



テトリス移植作品

BPS発売

ボンブリス単体の作品やテトリスフラッシュについては後述。

機種 タイトル 概要 判定
FC/PC テトリス 永遠の良作にして永遠の中堅。
日本のFC版は「↓で回転」「Aでハードドロップ」という独特すぎる操作方法。
海外NESでは未発売で、代わりに任天堂版がある。
良
FC テトリス2+ボンブリス FC版『テトリス』の出来に不満を持った業界有志が集って制作された作品。
前作とは打って変わって「旧セガテトリス」に範を取った実装となり、操作性が非常に快適に。
『ボンブリス』初登場。チュンソフト開発でBGMが『ドラゴンクエスト』風。海外では未発売。
SFC スーパーテトリス2+ボンブリス FC版のグレードアップ版。BGM・背景は一新。 良
SFC スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版 ボンブリスのパズル難易度が上昇したマイナーチェンジ版。
PC スーパーテトリス2+ボンブリス PC移植版。
SFC テトリス武闘外伝 シリーズ最大の異色作。対戦を重点に置いたまさしく外伝作品。
キャラクターそれぞれの必殺技で戦うという独自のシステムで異彩を放つ。
初のNEXT共有&RENSA導入。だが、キャラクターバランスにやや難あり。
なし
スーパーテトリス3 独自の新ルール「スパークリス」「マジカリス」と4人専用の「ファミリス」も搭載。 良
VB Vテトリス ロコモティブ開発の作品。
SS テトリスS 旧セガ『テトリス』をオマージュした要素が多い作品。
対戦時の攻撃がブロックせり上げではなくスピードアップになっている。
PS テトリスX 『スーパーテトリス2』準拠のエンドレスモードと、最大4人の対戦モード搭載。
対戦では『テトリス武闘外伝』のキャラを操作し、任意のプレイヤーにおじゃまブロックを送れる。
ザ ネクスト テトリス
ザ ネクスト テトリス デラックス
DC テトリス4D


セガ発売

機種 タイトル 概要 判定
AC テトリス 通称「旧セガテトリス」。日本における『テトリス』人気の最大の火付け役の1つ。
それまでと違い、地面についた直後でもブロックを操作できる仕様がミソ。
良
フラッシュポイント 正式には『テトリス』ではない。随所に削除されたモード*1があったであろう名残がみられる。
予め配置された地形の光るブロックを全て消すのが目的。最大落下速度が上記前作の倍となる。
ブロクシード 「旧セガテトリス」の正式な続編として登場。AC向け作品では初めて対戦モードを実装。
1人用は一定時間でブロックが下からせり上がってきたり、お助けアイテムが登場する変化型。
お助けアイテムの活用のために、連射装置が発明されたきっかけのゲームとされている。
テトリス・デカリス スケールの大きい文字通り「巨大テトリス」で、電波ソング一歩手前のBGMが特徴の作品。 不安定
AC/DC セガテトリス 1人用はギミックなしに回帰しゲームテンポ加速やスコアフィーチャー追加等、独自に正当進化。
DC版は対戦モードが強化。初代AC版と区別するために、「新セガテトリス」の通称がある。
PS2 SEGA AGES 2500シリーズ
Vol.28 テトリスコレクション
旧AC版をガイドラインルールのもとリメイクした新作『テトリス ニューセンチュリー』を収録。
各機種版『テトリス』『フラッシュポイント』『ブロクシード』も復刻し、幻のMD版も収録。
良
MD テトリス メガドライブミニのサプライズ収録作品として、さらに忠実に移植されたAC版テトリス。
本来のMD版がグラフィックなどを簡略化していたのに対し、こちらは目コピで完全再現。
なお、発売中止となったMD版とは別物となる。※記事作成時「記事作成相談スレ」にて要相談。
ぷよぷよテトリス
WiiU/PS3/3DS/
PSV
ぷよぷよテトリス 『ぷよぷよ』と『テトリス』のコラボ作品。
初心者や作りの粗さが気にならない人には十分良作だが、極めようとすると…。
賛否両論
PS4/One ぷよぷよテトリス ゲームバランスの調整やDLC全部入りなど改善されてはいるが根本はそのまま。
PS4版は後にSwitch版と同等の内容にアップデート。
Switch ぷよぷよテトリスS Switchのローンチタイトルとしてリリースされた移植版。
Win Puyo Puyo Tetris Steamで配信のWin版。インターフェースは英語のみ、音声だけ日本語切り替え可能。
Switch/PS5/XSX/
PS4/One/Win
ぷよぷよテトリス2 『ぷよぷよ』と『テトリス』のコラボ再び。新ルール「スキルバトル」が登場。
Switch2 ぷよぷよテトリス2S Switch2のローンチタイトルとしてリリースされた移植版。


任天堂発売

機種 タイトル 概要 判定
GB テトリス 『テトリス』とGBの普及に貢献した通信ケーブル対応作。まとめ消しで相手のブロックをせり上げるルールを確立。
国内の約424万本に加え全世界で約3500万本を販売しGB用ソフト単体売上とパズルゲーム売上第1位を記録。
良
NES TETRIS 国内未発売。日本のBPSファミコン版とは別物で、テンゲン版販売停止を経て海外でのみ発売。
GB版ベースのシンプルな実装ながら今でも熱狂的なプレイヤーが全世界に数多く存在し、競技の対象になっている。
SNES Tetris & Dr. Mario 日本未発売。『テトリス』と『ドクターマリオ』に加え、両方で競う『Mixed Match』を収録。
日本ではSFC版『ドクターマリオ』のみをサテラビューとニンテンドウパワー書き換えタイトルとして提供。
GBC テトリスDX GBCローンチタイトルの1つ。GB版をベースにカラー化はもちろん、操作性も向上。
ガイドライン以前では非常に珍しい「回転でブロックを駆け上がりできる」テトリス。
PKm ポケモンショックテトリス 『ポケモン』とのコラボ作品。マスターモードでは、ブロックが5個(ペントミノ)に変化するなど、独自要素を搭載。
ポケモンミニのショックセンサーを活かし、本体を振ると操作中のテトリミノを左右反転させられる。
DS テトリスDS 『Touch! Generations』シリーズの1つ。ガイドライン実装ルールの浸透に貢献。その他オリジナルルールも遊べる。
『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『メトロイド』と言ったFCゲームをテーマにした演出が特徴的。
良
Switch TETRIS 99 『テトリス』でバトルロイヤル。Nintendo Switch Online加入者同士で99人対戦可能。
オフラインモードも有料追加コンテンツとして配信されている。
良
ゲームボーイ Nintendo Classics ゲームボーイ版『テトリス』『テトリスDX』を収録。 良
ファミリーコンピュータ Nintendo Classics NES版『TETRIS』を収録。日本での初移植。 良
バーチャルボーイ Nintendo Classics バーチャルボーイ版『3-Dテトリス』『V-TETRIS』を収録。 良


ジャレコ発売

機種 タイトル 概要 判定
AC/PS/SS/GB テトリスプラス キャラをフィールド下に導く「パズルモード」を搭載。CS版ではエディット機能が追加。
AC テトリスプラス2 パズルモードに新トラップが追加され難易度アップ。


カプコン発売

機種 タイトル 概要 判定
AC/PS/N64 マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー 『ディズニー』シリーズとのコラボ。
キャラゲーながら対戦に特化した内容。ブロック5個以上のおじゃまピースが登場。
なし
GBC テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち 独特ルールの対戦特化モードを多数収録。大会式の1人用モードも収録されている。


サクセス発売

機種 タイトル 概要 判定
PS SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス SuperLite1500シリーズから登場。
GBA テトリスワールド 世界標準*2仕様が初登場するも、あまりにもヌルい仕様で非難が殺到。 シリ不
PS2/Xb/GC テトリスワールド PS2版は日本未発売。
GBA みんなのソフトシリーズ テトリス アドバンス
AC/PS2 SuperLite2000 パズルゲーム テトリス~キワメミチ~ SuperLite2000シリーズから登場。『TGM』フォロワーの側面もあり。 良


ハドソン発売

機種 タイトル 概要 判定
Wii テトリスパーティ
Wii/DS テトリスパーティープレミアム 隠しモードで『ボンブリス』も一部搭載。


エレクトロニック・アーツ発売

機種 タイトル 概要 判定
PS3/PSP TETRIS DL専売。


テトリス ザ・グランドマスター(アリカ制作)

『TETRIS 99』については前述。

機種 タイトル 概要 判定
AC テトリス ザ・グランドマスター セガAC版フォロワーにとどまらない革命児となった、通称『TGM』シリーズ。
20G、段位認定、出現ブロック調整など独特の要素で新境地を開いた。
スルメ
テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2 上入力による即落下(≠即固定)を導入。20Gはさらにスピードアップ。
その一方で初心者用モードと二人協力用モードが追加され、遊びの幅が広がった。
スルメ
テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2 PLUS 上記の好評を受けて無償で配布されたバージョンアップ版。
20Gの最果てを目指す超上級者用モードが初登場。
テトリス ザ・グランドマスター3 -テラー インスティンクト- 「ワールドルール準拠の回転法則」や「ホールド」など、世界基準の要素を導入。
加えて筐体毎のデータ保存機能に対応し、よりタイムアタック重視の作品となった。
スルメ
PS テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート 『カードキャプターさくら』とのコラボ作品。諸事情により、ゲーム性は大幅転換。
その一方で、先行回転と言った『TGM』シリーズの仕様がいくつか搭載されている。
360 テトリス ザ・グランドマスター エース シリーズ初の家庭用作品。シリーズの代名詞であった独自のレベル制は非採用。
『TGM』シリーズの中ではガイドラインルールの『テトリス』に近づいた点が多い。
スルメ
Win/Switch TETRIS THE GRAND MASTER 4 -ABSOLUTE EYE- 20年ぶりのナンバリング新作。
タイムを競うゲーム性はそのままに対戦やBIG BLOCKを主軸にした新モードも導入。
スルメ


その他メーカーの発売

機種 タイトル 概要 判定
AC TETЯIS 日本未発売*3。アタリゲームズ版の『テトリス』で、海外ではNES版と並んで有名。
VS.TETЯIS 日本未発売。上記の任天堂VS.システムへの移植版。1つのフィールドで2人が同時に積む協力プレイを初搭載。
NES TETЯIS アタリゲームズの子会社であるテンゲンによる移植版。
だが、移植の際のトラブルが思わぬところに波及し、セガMD版共々販売停止へ。
N64 テトリス64 セタ発売の作品。
WSC テトリス ヴァンガード発売の作品。WS/WSC両対応。国内で初めて世界基準に対応した。
360 Tetris Evolution 日本未発売。
Tetris Splash
Win アマガミテトリス ~絢辻 詞編~ /
~森島 はるか編~ / ~七咲 逢編~
DL専売。『アマガミ』とコラボしたアクションパズル・アドベンチャーゲーム。
『アマガミ』のキャラクターと『テトリス』で対戦していく。現在は配信停止。
3DS テトリス バンダイナムコゲームス発売・ハドソン開発の作品。
海外では『Tetris Axis』の名で、任天堂から発売された。『ボンブリス』も一部搭載されている。
PS4/One/Win テトリス アルティメット 2015年KOTY据置機部門次点。ユービーアイソフト発売・開発の作品。
せっかくの次世代機進出作が、致命的なバグまみれで全体的にロークオリティ。
PS4/Win/Quest テトリス エフェクト 水口哲也率いるエンハンス発売・開発の作品。各種VRにも対応。Win版はEpic Games Store専売。
『Rez』『ルミネス』の系譜を継ぎ、視覚と音楽の共感覚コンビネーションが彩る。
良
XSX/One/Win/
Switch/PS4/PS5
テトリス エフェクト コネクテッド 対戦モードを追加した移植版。XSX版は同機種のローンチタイトルとなっている。
PS4/Win(EPIC)版も後のアップデートで同仕様に。Win版は遅れてMS StoreとSteamでも発売された。
3vs1で敵に立ち向かう「コネクテッドバトル」とNES版リスペクトの「クラシックスコアアタック」が目玉。
Switch G-MODEアーカイブス33
TETRIS DIAMOND
G-MODEアーカイブスシリーズ。携帯電話(フィーチャーフォン)用アプリゲームの移植。
ライン消しに含むとボーナス点の入る「ダイヤモンドテトリミノ」が特徴。
Switch/PS5/XSX/
PS4/One/Win
テトリス フォーエバー DL専売。複数の機種*4で発売された『テトリス』を始め、BPS開発の『テトリス』及び関連作品19作を収録。
また、『テトリス』に関する歴史的な映像・資料群が見れる貴重なドキュメンタリー資料も収録。
良*


テトリス関連の他パズルゲーム

アレクセイ・パジトノフ考案パズルゲーム

機種 タイトル 概要 判定
PC他多数 テトリス 世界一有名なゲームのひとつ。元祖落ちゲー。上記参照。
PC/AC ウェルトリス 変形版『テトリス』で正方形のフィールドに対し四方からピースが向かってくる。
後述の『ブロックアウト』からパジトノフ氏がインスパイアした作品。
AC/FC/
PCE/GB
ハットリス 2つセットで落ちてくる帽子を積み重ね、同じ帽子が5つ重なると消える。
帽子はソフト帽・シルクハット・王冠など六種類。パジトノフ本人も出演している。
運の要素が強いこともあり評判は思わしくなく、結果的に不発に終わってしまった。
FCD ナイトムーブ 日本国内のみ発売。チェスのナイトを動かしてチェス盤の指定されたマスを目指す。
同じマスは3回しか踏めない。連続穴あけでドレミに乗ってボーナス点大量ゲット。
良
360/Win Hexic ヘクス型のタイルを消していく3マッチパズル。
極力消さない、連鎖させないのがコツという一風変わったゲーム性が特徴。
スルメ


その他の関連作品

機種 タイトル 概要 判定
AC/NG ジョイジョイキッド SNK発売。画面内のブロックを『テトリス』のルールで消し画面下の飛行船や気球を上まで運ぶ。
テトリスと違って上のブロックが落ちてラインが揃う連鎖消しも発生する。
AC モザイク フウキ発売。『フラッシュポイント』に似た系列のゲーム。
PC Blockout 擬似3Dの『テトリス』で、『ウェルトリス』とは違い立体が落ちてきて線ではなく面で消す。
AC BLOCKOUT 上記のライセンスを得たテクノスジャパンから発売。ルールが多少アレンジ。 不安定
MD ブロックアウト EAによる本家PC版の移植。日本ではセガ発売。
PC98 ブロックアウト アクレイムジャパン発売。
ほぼ同じシステムのフリーソフト『TAKALITH』との間で訴訟問題が起きた曰く付きの作品。
Lynx Blockout 日本未発売。
PS ジオキューブ テクノスジャパン直々による『ブロックアウト』のアレンジ移植。ポップな雰囲気に変貌。
VB 3-Dテトリス 日本未発売。中身は上記の3D落ちものパズルの実質的な移植。
国内では後にSwitch/Switch 2『バーチャルボーイ Nintendo Classics』へ収録。
FC/GB/SFC テトリスフラッシュ FC/GB版は任天堂、SFC版はBPSから発売。AC版もロケテストはされたが発売には至らず。
英題は『TETRIS 2』と続編扱いだが、実際のゲーム性は『ドクターマリオ』亜種。
なし
SFC スーパーボンブリス BPS版『テトリス』のオマケだった『ボンブリス』の単独作品化。
残念な点も目立つが、SFC版はVS COMを唯一搭載した作品でもある。
なし
GB スーパーボンブリス SFC版と同時発売。GB版ではトレーニングモードとファイトモードを搭載。
独自要素のおかげでSFC版とは違った良さがある。海外では『Tetris Blast』として発売。
GBC スーパーボンブリス デラックス 上記GB版のカラー対応化バージョンアップ作品。SFC版のパズルモードが復活追加された。
SFC ヨッシーのパネポン 日本ではサテラビュー専用。『パネルでポン』のキャラをヨッシーに差し替えた海外版。
海外版タイトルが『Tetris Attack』になっているが、中身は日本版と同じ『パネポン』である。
良
GB ヨッシーのパネポン (GB) 上記の移植。日本でも通常販売。頑張ってはいるものの少々無理があった。
GBに合わせて操作性やCOM対戦時ルール等が変更されている。
劣化
N64 TETRISPHEAR 日本未発売。「テトリスフィア」と読む。立体空間で同じ色のミノを繋げて消していく。
元々は開発中だった『Phear』というゲームを任天堂が買い取り『テトリス』の名を借りたもの。
N64/GBC ウェットリス 「トリス」と付く名称*5だが、『テトリス』との関係は薄いパズルゲーム。 スルメ
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 『X』以降にNES/GB版『テトリス』と同じ曲のアレンジを収録している。
『SP』では『TETRIS 99』より各種ピースがスピリットとして登場。



概要

「テトリミノ」と呼ばれる4つのブロックで構成されたピースを落とし、ブロックの山を消し続けていくアクションパズルゲーム。全ての落ちものパズルの原点。
元々は旧ソビエト連邦の科学者「アレクセイ・パジトノフ」他2名が教育用として開発したもの*6だが、やがてアメリカのSpectrum HoloByte社によって最初にゲームとして製品化。
その後、このゲームは高く聳える国境を幾重にもまたいだ交渉の数々の末に全世界での市民権を獲得することになり、その過程から複数の会社・作者が『テトリス』をリリースしている。
詳細はこの動画を参照。

詳細

  • 「4ブロックが連なったピースを落としていき、横に隙間なく並べて消し続ける」アクションパズルゲーム。
  • 様々な機種で発売されたが、その間様々なシステムのマイナーチェンジが行われた。以下はその一例。
    これらの中でセガアーケード版の操作系統や仕様は以後国内におけるテトリス関連作品のスタンダードとなったが、近年では『テトリスワールド』で初めて実装された世界基準規格「ガイドライン」が制定されている。
    • ピースの落下速度を調整できるもの。最初期の実装だと即設置(後のハードドロップ)。
      • 主流となっているのは「下ボタン長押しで高速落下」ということだろう。これは初期実装であるアタリ・任天堂やセガから採用されている。
      • また、セガAC版や『テトリス・ザ・グランドマスター』(アリカ)等ピースの最大速度が速い国内作品*7では、下のブロックに接地した後もしばらく操作ができるものが多い。
        この場合、下ボタンを押すと地面ですべらせる時間を飛ばして次のピースに移る仕様があるものも。
      • 一方、ガイドラインでは上ボタン・Spaceキーが即設置+ブロック固定の「ハードドロップ」となっており、下ボタンでの高速落下は接地後に一旦移動猶予が残る「ソフトドロップ」と呼ばれるものになった。『TGM2』『TGM3』のクラシックルールで実装されたもののみ、瞬時落下させても地面ですべらせる時間が残る独特の仕様*8。
    • ピースが左右の壁ないしブロックに密着している場合、位置をずらしながら回転できる「壁蹴り」補正。 作品を経る毎に強化されていったが、前半期のものはI字ピースまたは接地ブロックを使った壁蹴りが不可・上方向にズレず、ピースが駆け上がらないものが大半であった。
      • ガイドライン仕様においては回転パターンがピースの中央軸に統一された都合もあり、ピースを「駆け上がらせる」床蹴りなどが全面的に許容された、やや複雑な回転補正がある「スーパーローテーション」が制定されている。
  • 『テトリスワールド』の後にガイドラインに実装された、落下中のピースをキャンセルして「ホールド」という枠に1個だけ保管しておける機能。好きなタイミングで入れ替えて使えるが、1手ごとに1回のみ。
  • 日本で発売されたBPS製FC版は最初期PC実装の流れを組んだ内容であり、「下ボタンで左回りに回転」「Aボタンで即設置(ハードドロップ)」というかなり異色の操作方法のため直感的ではなく、ボタン一回で接地してしまうということもあいまって初心者には扱いにくかった。
    • しかし、一瞬で接地するためゲーム進行のテンポ自体は当時の他の『テトリス』に比べ速く、本作オリジナル曲である「TECHNOTRIS」と言った独特の魅力もあった。
    • 上記の初代FC版の操作性の不評を受け、続編『テトリス2+ボンブリス』はチュンソフトを主導に業界有志が集って制作され、操作方式がAC版準拠の「下で速度アップ、ボタンで左右回転」になった上で着地後の操作猶予もわずかに加わるなど、さらに操作性が大きく向上している。なお、このFC版『2』は音楽もすぎやまこういち氏が担当したため、『ドラゴンクエスト』シリーズ風のBGMになっている。
    • アメリカのNESでは上記FC版はどちらも発売されなかった。非公認のテンゲン版と、その後制作された任天堂版*9があるが、双方とも下ボタンで落下・ボタンで回転になっている一方で着地即固定の仕様となる。
  • 対戦テトリス
    • ただブロックの山をひたすら消していくだけのゲームだったが、GB版で通信対戦が実装されることでまた違った楽しみ方が増えた。
    • GB版で一般的となった対戦システムは、「複数行を消すと相手の下からブロックがせり上がる」というもので、自分が一度に多く消せばそれだけ相手を追い詰めることができ、先にゲームオーバーになってしまったほうが負けとなる。ガイドラインでもこの様式が踏襲され、プレイヤーは素早くTスピン・RENコンボ・テトリスを駆使して相手を追い詰めることになる。
      • 実は同時期、別の対戦テトリスが出ていた。フリーウェアになるが『KATALITH』というゲームだ。こちらは複数行を消すと、それに応じて相手にペナルティが課せられるというもの。勝手に落下させられたり、回転させられたり、いびつなピースが現れたり、果ては真っ暗になったりと、様々な効果があった。GB版『テトリス』とはまた違った方向性を示したゲームだが、対戦落ちものパズルでこのタイプのシステムを採用している商業作品はかなり少ない。
      • 『セガテトリス』(セガ/1999/AC,DC)*10と『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』や、キャラ毎の必殺技で直接相手を妨害できる『テトリス武闘外伝』(BPS)がこのタイプに近く、また『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズや『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』の対戦モードではラインせり上がりと豊富な妨害アイテムを同時に採用している。
      • ちなみに、落ちものではない対戦パズルでは『ヨッシーのクッキー』(任天堂)の対戦モードでもそれに近いシステムが採用されている。

余談

  • 概要にある通り共産圏で作られ、しかも最初は教育用に作られたソフトであったため版権がハッキリしなかったが、現在は「ザ・テトリス・カンパニー」というアメリカの会社が版権を管理している。
    • 版権を巡っては、かつては様々な問題が発生していた。有名どころはセガのMD版『テトリス』が発売中止に至った騒動。詳細は未発売ゲームページの「MD テトリス」参照。
      • 後にこのMD版は、セガが正式にPS2版『テトリスコレクション』へと収録している。
    • この版権問題が、作品の有名度に反してマスコミに取り上げられにくい所以でもある*11。
    • ザ・テトリス・カンパニーは版権管理の他に、開発会社によってバラバラだった細かいゲーム仕様を統一させるため、先述した『テトリス』制作のガイドラインを制定し管理している。
    • その後一時的に「1ハードに1テトリス」という謎の制限を課されていた時期があり、それが原因で『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズはPS移植版の発売中止を余儀なくされた。詳細は未発売ゲームページの「PS テトリス ザ・グランドマスター」参照。
      • その後、同社は似た仕様を盛り込みながらも『カードキャプターさくら』のゲーム化、ステージクリア/対戦モードのみという抜け道でPS版でのライセンスを取得している。
  • 初期に制作されたテトリスはミノの出現パターンが偏りやすく、同じミノが連続で出現する現象が頻繁に発生する。そのため、「肝心なシーンで一番必要なミノが出てこない」というジレンマに陥りやすい。
    • 例を挙げると「テトリス待ちで地形を組むも一向にIミノが来ず、そのままフィールドが埋まってしまいゲームオーバーになる」という事故が起こりやすい。
      • これは偏り調整をしない純粋なランダムを使用する事で必ず発生する現象のため、「ランダムを使った本来の挙動」という観点ではある意味正しいロジックである。
    • NES版『テトリス』以降のテトリス作品では様々な偏り補正が提案・導入されることとなる。
      • 現在のテトリスは版権元であるザ・テトリス・カンパニー社によってこの偏り調整にガイドラインが設けられ、「7-Bag System」という7種1巡*12のシステムが搭載されている。
  • 湾岸戦争時、任天堂が米軍兵士達に休憩中の暇つぶしとしてGBを提供していたが、兵士達は特に本作を好んでプレイしていた。
    • その後、空爆された兵舎から焼けただれたGBが発見されたが、液晶画面を取り換えたら正常に動作したという逸話は、GBの伝説的な耐久性を物語るエピソードとして有名。
    • このGBはニューヨークの任天堂直営店に展示され、常時本作のデモ画面が動いていたが、現在は撤去されている。
  • シンプルながら濃い中毒性を持つ故に「資本主義圏の国の人間を中毒に陥らせ生産性を低下させるために放たれた共産主義国の罠」だの「テトリスはその中毒性で人間の脳を思考停滞状態に陥らせて感情を麻痺させ、殺人マシンにするための道具」だの、いろいろとあらぬ噂やネタを立てられたりした*13。
    • 現在でも高い中毒性からハマると「テトリス・ハイ」と呼ばれる状態になるとされ「ゲーム脳(いわゆるニセ科学)」の論拠のひとつになっていたり、逆に「テトリス効果(テトリス・エフェクト)」として心の傷の軽減になると唱える論もあるなど。
  • シンプルながら奥深く、細かい調整もゲーム性に効いてくる、誰でも知っているゲームとして現在でも情報系学生のプログラミング課題としてこのテトリス制作が出題されたりする。
    オープンソースソフトウェア・フリーウェアやオンラインゲームにおいても、テトリスは多くの作者によって作られており、その中にはゲーム機向けの製品に勝るとも劣らない完成度・拡張度や対戦人気を持つものも。
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  • テトリス
最終更新:2026年09月28日 17:46

*1 おそらく、前作『テトリス』と完全互換のエンドレスモードのことと思われる。

*2 通称「ワールドルール」「ガイドライン」

*3 一旦はごく少数が出回ったが、下記のNES版のトラブルの際にすべて回収された。現在稼働しているのは、回収後に中古輸入されたものか、エミュ基板で動作する海賊品のみ。

*4 Electronika 60/アカデミーソフト/スペクトラム・ホロバイト/Apple II/FC

*5 タイトルの英字表記は『WETRIX』である。

*6 さらに言うと、職業への適性を見極める為のテスト用だった。しかしあまりにハッキリと適性が出すぎる為、「却って未来の可能性の為にならず良くない」と中止された経歴を持つらしい。

*7 初期はピース下降速度こそやや控えめだが、一度接地した瞬間次のピースを操作することになる。一方セガアーケード版はそれらよりも下降速度が速く、『TGM』シリーズでは、ゲーム後半では空中状態を飛ばして即地上でブロックを滑らせていかねばならない「20G」と呼ばれる状態になる。

*8 瞬間的に20Gにする感覚。逆に下ボタンで設置した場合即固定されるため、ガイドライン仕様とは上と下の設置固定が逆転している。

*9 いずれも日本未発売となっている。

*10 前出のセガアーケード版との混同を防ぐため「新セガテトリス」と呼ばれる場合が多い。

*11 テレビ番組などで画面を使うと即版権に絡むため。

*12 7種類のミノが必ず1巡する抽選形式。

*13 テトリスが世に出たのは冷戦末期だったので、当然ながら共産圏で開発されたということも噂を立てられた原因だと思われる。