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飛龍の拳II ドラゴンの翼」を以下のとおり復元します。
*飛竜の拳Ⅱ~ドラゴンの翼~
【ひりゅうのけんつーどらごんのつばさ】

|ジャンル|アクション|&amazon(B000068HJ9)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|カルチャーブレーン|~|
|発売日|1988年7月29日|~|
|価格|5500円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
#contents(fromhere)

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**概要
-CMにて、ロールプレイング・アクション・アドベンチャーを一つにしたと放送していた飛龍の拳の続編、前作にて、養父の敵である龍魔王フーズ・フーを倒した龍飛は4年後、修行の中で不思議な宝玉を手に入れた事から、遥かなる昔に邪悪な大魔神を封じた龍天大聖が大魔神復活に備えて送り込んだ龍戦士の一人である事を知り、大魔神復活を阻止する為に、再び龍の牙を初めとする暗黒界に戦いを挑む。

**システム
-評判の高い心眼システムはそのままに、ゲームの世界観を大幅にグレードアップ。グラフィックも大幅に進化。
-上述した各ゲーム的要素が格段に進歩しており、経験値・Lvの概念などや、前作では一方通行のループであったアクション面が、上下左右に自由に動ける探索要素が強くなったりしている。
-龍の牙を初めとする、正体を現した暗黒界の敵相手には今作から変身して戦えるようになった。
-また、ストーリーが進むにつれて仲間も増えていく、変身カットインは5人全員にある。

**評価点
-五人の龍戦士の設定が追加され、変身・法力などといった要素も追加。少年漫画らしい熱い展開もてんこ盛りで、以降のシリーズの方向性を決定付けた。
-アクションが苦手な人向けにRPGモードも用意されているなど、初心者向けの配慮も充実。
-難易度は初心者向けのチビッコモードと高難易度のマニアモードが追加。真のエンディングはマニアモードでないと見られない。
-BGMはFC屈指の名曲揃いと誉れ高い。特にメインテーマは神曲と評される。作曲はBEMANIシリーズに楽曲提供を行っていることで有名な作曲家Q-mexこと久米由基。
-また、外伝のファイティングウォーズを除けば、FCシリーズの中で唯一対人戦が可能である。

**問題点
-序盤で、心眼システムを使った戦闘中、あまりにミスをし過ぎるとチュートリアルのやり直しをさせられる。
--防御・攻撃共に必要最低限なテクニックを身に着けないと、先に進めないので仕方がないのかもしれないが……
-作中、一部の特殊動作についての説明が全くない。
--アクションパートの回し蹴り(AB同時押し)や、飛龍の拳(上AB同時押し)は、まだ気づけるレベルだが、格闘パートの大ジャンプ(横AB同時押し)・法力(上A)などは少し気づきにくい。
-必殺技に性能差がありすぎる
--タイトルともなっている主人公の必殺技【飛龍の拳】は、タイミング見計らえば軽くよけられるのに対し、マーシャルアーツのクロスチョップや空手家の三角飛びはかなりかわしにくい
--ランダムな高さで相手に突っ込み、画面端に到達すると別の高さで数回折り返してくるので、避けた直後にあたる事もしばしば
-心眼モード戦闘のキー入力がかなり不安定
--キチンと押しているはずなのに動作が発動せず、相手の攻撃をくらってしまう事もしばしば

**総評
操作性にやや難はあるものの、時代を考えればFCの性能を十分に生かした作品だと思われる。
ただ、ここでいい気になったのか、のちのシリーズでは進歩が見られず、会社共々没落していく羽目になっていったのだが……

**余談
-仲間の一人であるゴウ・ハヤトは、前作にも出場しているが、本作でのグラフィックとは似ても似つかないゴツゴツした顔であった
--その為、整形疑惑が噂されることも……
--また、ミンミンも前作に登場しているが、こちらは髪型を変えた程度ですむ違いである
-また、ワイラーと小龍は本作からの出場だが、前作の64でのリメイク飛竜の拳伝説では、しっかりストーリー上で出演している。
--もっとも、小龍は覆面して居る為に、ストーリー上で顔は拝めないのだが……

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