中国占星術
【ちゅうごくせんせいじゅつ】
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ジャンル
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実用ソフト(占い)
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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ジャレコ
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開発元
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トーセ
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発売日
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1988年11月29日
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プレイ人数
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1人
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定価
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5,900円
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判定
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なし
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ポイント
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ファミコン初の占い専用ソフト 手軽な入力で多彩な占いができる 見せ方も上手い
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概要
1988年11月にジャレコが発売したファミリーコンピュータ用ロムカセットソフト
ファミコン上で占いをする実用ソフトでありゲームとしての要素は持っていない。
スタンダードなファミコンのロムカセットソフトとしては初の「ゲーム要素を持っていない実用ソフト」となる。
内容
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生年月日と名前を入れて下記8通りの占いを行う。
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男女で5人ずつ登録が可能で、この登録した名前は「相性占い」「結婚占い」の相手も兼ねている。
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生年月日は1900年1月1日~1999年12月31日まで有効。
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日運などの特定日を占う対象日は2099年12月31日まで有効。
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名前を入力したら、まず誰の占いをするかを決める。
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選んだ人が「本人」となり、まずその人の「主星」を「十大主星」の中から発表し、それに基づいた解説を行う。
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この「名前登録」と「本人選び」にはいつでも戻ってこられる。
占いの種別
相性占い
本人と異性1人との相性を占う。
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登録している異性5人から1人を選ぶ。
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浜辺のシーンで二人が歩いてきて、真ん中で手を握ったり、ソッポを向き合ったりなどアクションと、画面上部のハートで「割れハート」<「小ハート」<「大ハート」3段階の簡単な結果をまず告知する。
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その後、天空の神殿で占いの詳細を語る。
結婚占い
本人と異性1人との結婚後の行く末を占う。
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登録している異性5人から1人を選ぶ。
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公園のシーンで上記「相性占い」と同様のことをする。
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ニュアンス的には上記と似ているが、こちらはあくまで結婚特化で結婚した前提での予測となる。
金運占い
金にまつわる運勢を年単位、月単位、一日単位で占う。
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どの日を占いたいか年月日を入力。年単位、月単位、一日単位で指定。
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スロットマシンの揃う絵柄によって、まず簡単な運勢を告知して、そのあと詳しい内容が語られる。
仕事占い
タイプに合わせて性格に合った職種と、その理由を解説する。
日運占い
サブメニュー「今日の運勢」「日運グラフ」「心理テスト」「行動テスト」「今日の相性」の5通りから選択。
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今日の運勢
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窓から男性または女性が顔を出し、まず運勢に応じた顔に変化(ガッカリ、ニッコリ等)し吹き出しでその内容を表現する。
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その下のウィンドウで詳細な内容やそれに対するアドバイスなどが語られる。
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日運グラフ
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「お金(MONEY)」「恋愛(LOVE)」「健康(HEALTH)」「仕事(WORK)」の今日のエネルギー度合いが棒グラフで表示される。
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心理テスト
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「恋心度」「性格度」「ビンボー度」「エリート度」「ワガママ度」「ミーハー度」「オシャレ度」「政治家度」「イナカ者度」から選択する。
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それぞれに対応した質問が10回連続で出されるので「はい」「いいえ」で答える。「はい」でハートが1つ増える。
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ハートの数に応じて、それぞれ度合いが診断される。なお文言だけを見るとよくわからない「性格度」はハートが多いほど「しっかり者」で少ないほど「甘えんぼう」。
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行動テスト
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日時を指定して、その日の行動を予定を入力して様々な行動に対する運勢を100点満点の点数方式で出してくれる。
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行動パターンは「デート」「愛の告白」「オシャレ」「宝くじ」「旅行」「スポーツ」「プレゼント」「レジャー」「遊び」の8通り。
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それぞれに選択肢が4項目あり、その中から選択する方式。
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今日の相性
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登録している5人を相手に、対象日の相性をチェックする。
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好相性の相手にはハートマーク(大・小)が出る。
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特定の相手を指定する「1対1」、5人全員と一気に比べる「1対5」から選択可能。
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なお、この占いのみ本人を主軸にしなくても可能。
月運占い
指定した対象月の「ラッキーデー」「ラッキーカラー」「ラッキープレイス」→「ラッキーナンバー」「ラッキーグッズ」「ラッキーフード」を具体的に示してくれる。
その細かい内容がメッセージウィンドウで2段階に語られる。
年運占い
指定した対象年の運勢のバイオリズムがまず月単位でグラフ表示され、その下でその内容が語られる。
それが終わるとその後10年ずつ1年単位で運勢の水位がグラフ表示され、いつが天中殺なのか語られる。
性格占い
主星に基づいて性格や将来的な外見などを詳しく語る。
評価点
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手軽な入力で占いができ、その内容も充実している。
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入力するものは下の名前と生年月日のみとかなりお手軽。しかも恋愛関連の相手方まで5人分ストックできる。
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入力したデータで多種多様な占いができる。
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大元の占いのメニューだけでも8通りあり、しかも、その中に詳細なものまであるのでかなり手広い占いができる。
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占いの結果はしっかりデモアニメがされる。
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単に一枚絵で結果を教えるだけでなく様々なキャラによるリアクションが入るなど、デモアニメもバッチリ用意されている。
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相対的にはなるが直後に発売される占い専用ソフト2本よりもアニメーションは多い。
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ただ生年月日や姓名に基づく占い結果を聞くだけでなくテスト方式で性格診断や行動のための運勢テストができる。
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根本はゲーム機であるファミコンであるだけに主力ユーザーはゲームプレイヤー層なので、こういった要素がないと退屈してしまうのでゲーム要素がないなりにゲームプレイヤー層が感じやすい退屈を緩和している。
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表示文字の豊富さ。
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当時のファミコンはカタカナとひらがなを満足に両用できるソフトすら少なかった中で漢字を含む多種多様な文字に対応している。
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かなり先々の時代にも対応している。
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少なくとも入力可能な1900~1999年生まれの人なら9割以上の人が一生涯の占いができる。
問題点
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「年運占い」のグラフの線引き表示がかなり遅い。
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相当ゆっくり線引きされるので見ていて少々焦らされる。
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心理テストが実はプラスマイナスの結果がバレバレ。
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いずれも「はい」「いいえ」を選択するのみだが「はい」をえらぶと1ポイントプラスされる完全な先バレ。
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時折は「いいえ」がポイントプラスになる引っ掛けのような選択ぐらいはあったほうが面白かっただろう。
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閏年以外でも2月29日が入力できてしまい、それにまつわる結果も普通に出る。
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これがその前後日の2月28日や3月1日と同じ結果が出るならまだしも、普通にあるはずのない2月29日の独立した結果が出る。
総評
極論を言えば「ファミコンで占いができる」というだけでしかないのだが、ただ結果を聞くだけでなく質問形式のテストがあったりグラフィックが豊富に用意されているなど退屈させない工夫は見られる。
一口に占いとは言っても、その内容は手広く様々な要素が網羅されており中身は充実している。また操作性も良いので十分実用レベルに適している。
ゲームでもないのにロムカセットのフルプライス5,900円は高いと感じるかもしれないが、占い好きの人ならばそれなりに満足できる出来といえそう。
余談
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本作の占いで入力できる生年月日は1900年1月1日~1999年12月31日。
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つまり2000年代以降に生まれた人には対応していないので対応している人は少しずついなくなりやがてはゼロになってしまうだろう。
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それと反対に当時は江戸時代生まれこそ生存していないが、それでも1800年代生まれの人はそれなりに生存していた時代で、そんな彼らには当時既に対応できていなかった。
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直後の12月に『'89 電脳九星占い』(イントロダクションプロデュース)『タロット占い』(スコーピオンソフト)「占いをするだけのファミコンソフト」が2本発売されており同時期に3本が重なっている。
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ただどちらも内容が薄く前者は9,800円とファミコンソフト屈指の高額な上1989年のみしか占えない。後者はディスクカードだがロードがかなり挟まれるため少々テンポが悪い。
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それらと比べると本作は3本の中で内容と価格のバランスでは一番優れているだろう。
最終更新:2026年03月01日 18:56