【ばいおはざーど りべれーしょんず つー】
ジャンル | サバイバルホラー | ||
対応機種 |
プレイステーション4 Xbox One プレイステーション3 Xbox 360 Windows Vista~8.1 プレイステーション・ヴィータ Nintendo Switch |
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メディア |
【PS4/One/PS3】BD-ROM 【360】DVD-ROM 【PSV】PlayStation Vitaカード 各1枚 【Switch】ダウンロード専売ソフト 【Win】Steam専売ソフト |
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発売・開発元 | カプコン | ||
発売日 |
全機種エピソディック配信: 2015年2月25日 【PS4/One/PS3/360/Win】2015年3月19日 【PSV】2015年9月17日 【Switch】2017年11月30日 |
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定価(税別) | 【PS4/One/PS3/360/PSV】4,990円 | ||
配信 |
【PS4/One/PS3】各章741円 【360】各章780円 【Switch】2,990円 |
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廉価版 | 【PS4/PS3】2016年8月4日/2,990円 | ||
プレイ人数 | 1~2人 | ||
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | ||
備考 | PSV/Switch版はエピソディック配信なし | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
バリーがストーリーに再登場&親子で初共演 シリーズ初のストーリー分割配信 前作の要素や『6』からシステム改善は多数 一方で前作から後退した面も散見される やり込み要素は非常に多い |
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バイオハザードシリーズ |
『リベレーションズ』の続編で、前作同様本編作品のタイムラインが進んでいる間に発生していた生物的脅威を描くスピンオフ。
『RV』だけでなく、『6』から引き継がれた要素が多い。
時系列は『5』と『6』の中間に当たる。
主人公はクレア・レッドフィールドとバリー・バートンの2人。
今回は1エピソードごとにクレア編とバリー編を交互にプレイする展開となる。
また、主人公に同行するサポート役のパートナーとしてクレア編はモイラ・バートン、バリー編はナタリア・コルダが登場する。
孤島からの脱出を目指す主人公クレアと、救出のために島に乗り込む主人公バリーという設定・舞台など『コード:ベロニカ』を意識した要素が随所に見られる。
また、本作はクレア編とバリー編をセットで1エピソードとし、全4エピソード構成となっている。
パッケージ版が発売する約1ヶ月前から1週間に1エピソードずつ配信していくエピゾティック配信という分割販売を行っていた。
他、パートナーをメインで操作するエクストラエピソードも存在する。
PSV版及びSwitch版は全てのDLCを収録済み。
クレア編:クレア・レッドフィールドが所属する反バイオテロNGO「テラセイブ(*1)」が突然の襲撃を受け、友人でもある新入職員モイラ・バートンと共に身柄を拘束されてしまう。
クレアは腕に奇妙な腕輪が嵌められた状態で荒れ果てた監獄のような場所で目覚める。
同じく捕らえられていたモイラと共に脱出を試みるが、そこでは他のテラセイブ職員が異形の存在に無残に殺されていた。
絶望的な状況の中、腕輪から「オーバーシア」と名乗る女性が語りかけてくる。「ヴォセクへ向かえ。そこで全てが始まる。」
バリー編:絶海の孤島へ向け洋上を走る一隻のボートには、元S.T.A.R.S.隊員のバリー・バートンが乗っていた。
突如行方をくらました娘モイラの救難信号を頼りに単身島へ上陸したバリーの前に一人の少女が立っていた。
奇妙な腕輪を付けたナタリアと名乗る少女は、異形うごめく島内を恐れる様子もなく、探索するバリーを助けてくれる。
発信元と思しき通信施設に辿り着いたバリーがモイラの名を口にすると、ナタリアは何かを思い出して呟く。「モイラは死んだ…。」
+ | クレア編について |
+ | ネタバレ注意 |
バリーの本編再登場や、1週間ごとに1エピソードずつ配信する新しい配信形態で話題となった本作。
システム面の改善や正当進化した部分は多いものの、前作とのつながりが薄く説明不足なシナリオや面倒な要素の増えたレイドモードなどが足を引っ張り、前作ほどの評価は得られなかった。
「ちゃんと遊べてシリーズの血を受け継ぐ『バイオハザード』」ではあるが、周回プレイで何度もシナリオを遊ぶのを前提としている割に細かな制約や手間の多さから周回向きでない面も強い。
傑作と認められた前作と比べ娯楽性が行き足りていないところがあり、どちらかといえば既存作を遊んだことのある人向けであろうか。
一方『6』で不評だった点はほぼ改善されており、過去作で解消されなかった前振りに繋がる要素もあるのでシリーズファンなら遊ぶ価値はあるかもしれない。ただし、やるならPSV版以外で。
*1 初出はCG映画『バイオハザード ディジェネレーション』である。
*2 本作では組み合わせるとグリーンハーブの量が増える。
*3 投てき武器など一部の攻撃はこのスキルに分類される。
*4 他キャラは自分のスキルポイントを消費して習得し、レベル1から強化していくことになる。
*5 一応、火炎ビンやドラム缶の炎上ダメージを利用すれば、弱点なしで倒せる。
*6 しかも、チャプター1の終盤では無限湧きしてくる始末である。
*7 だからといって『4』がヌルゲー呼ばわりされたこともなく、プレイヤーサイドが自発的に様々なプレイスタイルや縛りプレイを編み出していた。
*8 誘導弾のおかげで遠近両用かつ容易に命中し、特定の部位を狙えなくなる(一部の敵にトドメを刺せない)という欠点は炎上でカバーし、予備弾は最終的に100発以上、と隙がない。
*9 移動用の扉・はしごなどに加え、武器カスタム用の机、キャラカスタム用のマネキン、レイドモードのミッション選択用の扉など多岐に渡る。
*10 入り組んだ地形を制限時間内に探索するのだが、敵に発見された場合は30秒以内に脱出地点へ着かねばならない。
*11 パートナーは銃を使えないため、全編を通して「弾薬を見つける → 主人公に切り替えて拾うかアイテム画面から受け渡す」という二度手間が頻発する。
*12 即死攻撃と透明化能力を持った昆虫型クリーチャーという特徴から『4』『5』の「ノビスタドール」と「リーパー」を組み合わせたような敵となっている。
*13 一応、ナタリア1人で進まなければならない状況では周囲に石が大量に用意されているといった救済措置はある。
*14 2つのエピソードを跨いで出現するのはグラスプと犬のみ。
*15 そもそも話の顛末はほぼ同じである。
*16 レイドモードではグラスプの透明化能力もこのスキルに分類されており、照準を合わせれば視認可能。
*17 本来のオオウデムシは昆虫ではなくクモやサソリと同じ鋏角類である。