本項目ではAC/Wii版『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』と、
その調整版であるWii版『TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL STARS』を共に解説します。
判定はどちらも「なし」です。
【たつのこ ばーさす かぷこん くろす じぇねれーしょん おぶ ひーろーず】
| ジャンル | 【AC】対戦格闘 【Wii】ドリームタッグバトル |  | 
| 対応機種 | アーケード Wii | |
| 発売元 | カプコン | |
| 開発元 | エイティング | |
| 発売日 | 2008年12月11日 | |
| 定価 | 【Wii】7,340円 | |
| レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
| 判定 | なし | |
| ポイント | タツノコとカプコン奇跡のコラボ システムは『MARVEL VS.』がベース 演出と出演作品のセンスは高評価 その分ゲームバランスは相当悪い ハクション大魔王唯一の格ゲー登場作品 | |
| CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ | ||
| タツノコプロシリーズ | ||
竜の子プロダクションのキャラクターとカプコンのキャラクターとのクロスオーバー・バトル。
本作は、『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』から約7年振りの『VS.シリーズ』であり、「エリアルレイヴ」や派手な演出など『MARVEL VS.』シリーズの流れを汲みながら、「バロックコンボ」、「メガクラッシュ」など様々な新システムも追加している。
『ストリートファイターIV』同様3Dキャラが2Dのように戦う「2.5D格ゲー」となった。これはVS.シリーズでは初である。
基本は2vs2のタッグバトルだが、ゴールドライタン、PTX-40Aのような大型キャラの1vs1の対決や普通体型キャラのタッグvs大型キャラの対決のような対戦格闘ゲームにはなかなか見られない型破りな対決が可能。
1作目はAC版とWii版が同日に発売(稼働)。後に更なる改良・調整、新規キャラクターが加えられた『~ULTIMATE ALL STARS』が海外のみで発売された後、日本でも逆輸入という形で発売された。
| + | 登場キャラクター | 
AC版『CROSS GENERATION OF HEROES』ではアーケードおよびバーサスのみがプレイ可能。
【たつのこ ばーさす かぷこん あるてぃめっと おーる すたーず】
| ジャンル | ドリームタッグバトル |  | 
| 対応機種 | Wii | |
| 発売元 | カプコン | |
| 開発元 | エイティング | |
| 発売日 | 2010年1月28日 | |
| 定価 | 3,990円 | |
| レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
| 判定 | なし | |
| ポイント | バランス調整&キャラ追加したアッパー版 海外版ベースからの変更点も多め 前作の要望だったWi-Fi対戦が追加 それでもゲームバランスはまだ悪い | |
| CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ | ||
| タツノコプロシリーズ | ||
タツノコ3人、CAPCOM2人の計5人のキャラクターを追加し、バランス調整を施した調整版。
海外からの逆輸入版でありメニューやダメージの表示が英語、OPムービーの変更、OPテーマが前作の英語カバーになっている等の変更が見られる。
海外での版権の都合からハクション大魔王は削除されている。
| + | 追加キャラクター | 
4ボタン式で、さらに簡単コンボのように誰でも簡単にプレイできるシステムが搭載されている一方で、バロックコンボやメガクラッシュ、ヴァリアブル・エアレイドでやりこみたい人はどこまでも強くなれる要素も搭載し、ライトユーザー、ヘビーユーザーの両方が満足できるようにした意欲作。
永久コンボがあったりキャラクターの格差などバランスは大味だが、キャラゲーとしての完成度は高く、ド派手にタツノコキャラクターが画面狭しと暴れ回る姿は非常に爽快で見ていて楽しい。
ビジュアル的にも森気楼氏のバタ臭いタッチが、同じく元祖バタ臭いタッチのタツノコキャラクターに見事にマッチしている。
*1 ヤッターマンステージだとこれらのマシンが背景に登場するが、ハイパーコンボを使用すると背景から退場する演出がある。
*2 高めと言っても2人分のタッグの合計値と比較するとかなり低い。最も脆い組み合わせと比べても1億パワー以上損している。
*3 次にモリガンが出演した『MVC3』以降は田中理恵氏に変更された。
*4 Wii版では、ミニゲームやBGM観賞モードでフルで聴くことが可能。
*5 過去作では容姿が大きく変更された8のロールの姿で出演しており、性能もロックマンの下位互換のような形だった。
*6 通称「テッカテッカマン」
*7 彼は悪に対しての容赦は一切なく、民間人を巻き込む恐れがあろうと、幾度となくバードミサイルを敵にぶちこもうとし、健に止められる、時には口論をするといったシーンが見られた。いわばこれは彼の代名詞的な台詞である。
*8 基板を保護しているシールド板には「MODEL No.RVA-001」という型番が書かれたラベルが貼ってある。