TVDJ
【てぃーびぃーでぃーじぇい】
ジャンル
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音楽ゲーム
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対応機種
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プレイステーション2
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント ウィルリンク
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発売日
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2000年6月29日
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定価
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5,800円
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プレイ人数
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1人
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判定
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なし
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概要
PS2最初期に発売された音ゲー。コンセプトは「映像と音楽で遊ぶ、今まで見たこともないゲーム」。
ストーリー
テレビ局「BBB TELEVISION」はいつも視聴率最下位、このままではスポンサーが撤退するという倒産の危機に陥っていた。社長のブーは「今日のゴールデンタイムの番組を全部トップ取らんと本当にBBBは潰れちゃうんだよ!わかったなブタ野郎ども!」とジャックとウッディを罵倒する。
ジャックは「くそ、あのブタ社長。好き勝手言いやがって。元はと言えばこの馬鹿ディレクターのウッディがクソ番組ばかり作ってるのがいけねぇんだ」と思いつつ思索するが、他にディレクターが見当たらず、途方に暮れる。
そこで雑用係(プレイヤー)と出会い、「この馬鹿よりはいい番組が作れるだろう」と、ジャックは彼にディレクターを任せることにした。
特徴
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プレイヤーはディレクターとなり、BBBが誇る超ローテクなテレビ番組編集機「MIXマシ~ン」を使い、流れるフィルムにカット(ブロック)を焼き付け、映像を作っていく。古い機械のため、巻き戻しや停止は出来ない。
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番組は複数のシーンで構成されており、いくつかのカットが集まってシーンとなり、シーンが集まって番組となる。
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ブロックは4種類あり、それぞれ1~4マス。シーンごとにカットは異なる。
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自由に設置できるわけではなく、8マスごとに設置されている「ビリビリライン」を跨がないようにはめ込んでいく。シーン終了時に画面左の「カッチョイイメーター」がクリアポイントを超えていれば次のシーンに続く。
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ラインさえ跨がなければシーンの構成はプレイヤーの自由だが、メーターを上げるためにはさまざまな場面を使い、クールなシーンを作ることが重要。4マスばかりの退屈なシーンを続けていてもカッチョイイメーターは伸びない。また、たまにブロック指定があり、指定のブロックをはめ込まないとメーターが大幅に下がる。
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ビリビリラインを跨ぐ、ブロックをはめ込めそこなったりして何度も失敗すると編集機が壊れてスピードが遅くなるという救済処置がある。ただ、クリア後のスコアはガタ落ちする。
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制限時間内にシーンを最後まで作る事が出来ればクリアとなる。その後、自分が作った番組がオンエアされ、最後にスコアが表示される。
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一度ゲームをクリアするとディレクターズカットとなり、ブロック指定が増加し、リバース指定が加わったハードモードで遊ぶことができる。
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ディレクターズカットをクリアすればフリープレイとなり、ラインなどの制限がなくなりエフェクトやBGMを自由に使って番組が作れるようになる。
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エフェクトは残像、分割、モザイク、イナズマの4種類。上手く編集すれば非常にクールな番組を作ることも可能。
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番組・キャスト解説
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THE CODENAME 777(コードネーム・スリーセブン/ステージ1)
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秘密組織「マッドウルフ」がカートゥーンタウンの放射能汚染を企んでいるとの情報が入った。正義のスパイ777はそれを食い止めるためアジトへ急ぐ。しかし、アジトで相棒のナタリーがジャックに捕らわれてしまう。はたして777はナタリーを救出し、放射能汚染を止めることはできるのか?
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登場キャスト:レオ、ナタリー、ジャック、ウッディ、イザベル、R-4、アンドレ
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RABBIT TELEPHONE SHOPPING(ラビットテレフォンショッピング/ステージ2)
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「世界最速ラビットコンピュータ」一社提供の通販番組。R-4とイザベルが強力洗剤「オチール」、ランニングマシン「ハッスルランナー」、幸福のペンダント「ドリーム」の3つの商品を紹介していく。
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登場キャスト:イザベル、R-4、ジャック、ビル、ナタリー、モンロー、マルクス、ペルーシー
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WOODY'S LOVE LETTER(ウッディーズラブレター/ステージ3)
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郵便配達人ウッディは街で見かけた花売りのナタリーに一目惚れ。様々な邪魔が入る中、ウッディはラブレターを渡すために奮闘する。ウッディはナタリーに自分の恋を配達することができるのか。
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登場キャスト:ウッディ、レオ、ナタリー、ビル、イザベル、ジャック、R-4、マルクス、ペルーシー、アンドレ
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TERRY THE KID(テリー・ザ・キッド/ステージ4)
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世紀のガンマン、テリー・ザ・キッドが活躍する名作西部劇。日夜賞金稼ぎに狙われるお尋ね者テリーが流れ着いた街「カートゥーンウエスト」は悪徳保安官ジャックが支配していた。街を解放するためにキッドは立ち上がる。
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登場キャスト:レオ、ウッディ、ナタリー、ジャック、モンロー、マルクス、ペルーシー、アンドレ
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評価点
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難易度はほどほどに押さえられており、初心者でもとっつきやすい。
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ADウーによる丁寧なチュートリアルもついており、判定も非常に甘い。
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かといってヌルゲーというわけではなく、ディレクターズカットはそれなりに歯ごたえがある。特にTERRY THE KIDの最終シーンはかなりの高難易度。
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番組はもちろん、合間のデモやチュートリアルもフルボイス。声優も豪華。
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登場キャラは14人と少ないが、いずれもキャラが濃く、合間のデモも面白い。
問題点
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とにかくボリュームが不足している。
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番組(ステージ)が4種類しかない。一応ディレクターズカットを含めれば8ステージになるが…
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番組を作るというゲームだが、番組を作っている感に乏しい。
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ステージクリア後に編集した番組を見ても、大体の場合テキトーに映像と音を繋ぎ合わせたようにしか見えない。
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BGMが単調。
総評
ゲーム性はそれなりに良いのだが、明らかにボリューム不足。同時期にリリースされ同じくトゥーンシェードを用いたセガの『ジェットセットラジオ』に話題性とゲーム性で完全敗北を喫した。
だが、出来は決して悪くない。現在では100円~500円程度の安価で売られており、入手は容易。機会があればプレイしてみるのもいいだろう。
余談
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TVCMはとある一家の夕食風景を描くという内容。
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一見、何の関連性も無さそうだが、その実態は子供が家族のやり取りを弄って遊ぶというもので、家族が焼肉を口に入れた所を逆再生したり、祖父が飲み込む瞬間をリピートするなど、なかなかにシュールなCMだった。
最終更新:2022年09月20日 19:33