【まーゔるばーさすかぷこんつー にゅーえいじおぶひーろーず】
ジャンル | 格闘ゲーム | ![]() |
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対応機種 | アーケード(NAOMI) | ||
販売・開発元 | カプコン | ||
稼動開始日 | 2000年3月 | ||
移植版 |
DC版:2000年3月30日 PS2/Xb版:2002年9月19日 360版(Xbox Live Arcade):2009年7月29日 PS3版(PlayStation Store):2009年8月12日 ※360/PS3版は2013年12月配信終了 |
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判定 | ゲームバランスが不安定 | ||
賛否両論 | |||
ポイント |
自重しない永久コンボ 完全崩壊したキャラバランス 全キャラ出現に出費がかさむDC版 世紀末ゲーの前身 人によっては神作 海外では続編が出るまで大人気だった |
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CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ | |||
Marvel Comics関連作品シリーズ |
アメリカのMARVEL社との契約でできたカプコンキャラ&マーベルキャラのドリームマッチが楽しめる『VSシリーズ』の第4作。
総勢56人のキャラ達が織りなす3on3、NAOMI基板の性能を駆使したド派手な演出が最大のウリ。
質、量ともにシリーズの集大成たる相応しい作品、になるはずであったのだが…。
+ | 本作に登場する56人の勇者たち+1 |
+ | 強キャラ |
+ | 弱キャラ |
とにかく出せるだけ出したと言っていい、当時でも異例の56キャラものキャラを集めた意欲作。
ド派手な演出やスピーディな展開も含め、動かしていて楽しいゲームには仕上がっている。
しかし、それだけのキャラを詰め込んだせいでバランスは完全に崩壊しており、「早すぎた世紀末ゲー」とも称される程のぶっ壊れバランスになってしまった。
はっきり言って、上位キャラとそれ以外ではまともな勝負にはならない。
それでも(主に海外で)人気の高い作品ではあり、稼働から10年以上が経っても稼働しているゲーセンがそれなりにある辺りゲームセンターでは長らく愛されているゲームでもある。
*1 シリーズ皆勤賞のウルヴァリンは、アーケード版では通常のウルヴァリンが、家庭用版ではその代わりに「アダマンチウムを失ったウルヴァリン」が登場する。ただし見た目は単なる色違いキャラ。
*2 但し初期使用可能なのはアダ有り・アダ無しのどちらかのみ。
*3 ただし、アポカリプスやオンスロートなどのデカキャラ、USエージェントやリリス風モリガンなどのコンパチキャラ(ただし一部のキャラは元キャラの変身技で登場)、そしてメカ豪鬼とアニタと憲磨呂は登場していない(当然だが)。
*4 弱パンチ(キック)を当てた後に同じボタンを押すと中パンチ(キック)が発生、中パンチを当てた後に弱キックを押すと「中キック」が発生するなど
*5 ストーム、マグニートー、アイアンマン、Dr.ドゥームなど飛行を持つキャラは同様の仕様。
*6 上手な人がプレイするとそうでもないかもしれないが、昇龍拳を出そうとして波動拳が出るのはよくある話(逆も然り)。
*7 強キャラの中でも飛び抜けて強い事から、海外でも「Top Tier」どころか「GOD Tier」と称される。
*8 ノーマルジャンプ中は1度しかガードできない+出現はノーマルジャンプ扱いの複合
*9 当時DCタイトルを取り扱っていた雑誌の別冊カタログにおいて当タイトルを取り扱った特集でネットワーク料金に触れており、「1日30分プレイしたとして、1ヶ月で1万円」とされている。
*10 ざっと挙げるなら全般的に鈍重な第1形態、射程の短い火炎放射に対して飛び道具を当てる以外はガードを固めるだけでもなんとかなる第2形態、大振りな技も多いが無防備な時間も長い最終形態、といった感じである。
*11 コントローラー接続端子がなくビジュアルメモリスロットを搭載しているタイプのものもある。
*12 再びカプコンとマーベルが契約したとは言っても、当然それらの再版などはかからない。
*13 アメコミの邦訳ものにおいても「マーヴルコミックス」の表記が多かった。
*14 「マーベル」が正式な表記と確定した後で「マーベルvs.カプコン」と呼ぶ事はあっても、「マベカプ」とは呼ばれない。
*15 全米最大規模の格ゲー大会。日本での「闘劇」の大規模版。