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トメナサンナーWii
【とめなさんなーうぃー】
| ジャンル | ワンボタンワイワイアクション | 
| 対応機種 | Wii(Wiiウェア) | 
| 開発元 | スタジオフェイク | 
| 発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | 
| 発売日 | 2009年8月4日 | 
| 定価 | 500Wiiポイント | 
| プレイ人数 | 1~4人 | 
| 備考 | 2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み | 
| 判定 | バカゲー | 
| ポイント | 薄口であっさりなバカゲー | 
 
概要
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KONAMIが突然放った、Wiiウェア専用ソフト。タイトルに「Wii」がついているが、家庭用初作品である。
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開発元のスタジオフェイクは、かつてセガで「レンタヒーロー」(MD版)の開発に携わったスタッフが独立した会社である。
 
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なお後にトメナサンナーTouchとしてiosが配信された。
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ちなみに、先行して携帯電話向けゲームサイトコナミネットDXにて3部作形式で配信されている。
 
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ゲーム中に使うボタンはWiiリモコンのAボタンのみ。他の操作は全く必要としない、究極のお手軽ゲーである。
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現在はios版も含め配信終了しており、購入済のWiiでしかプレイする事は出来ない。
ゲームのルール
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サラリーマン「一押ススム」が様々なアクションで障害を乗り越えながら走り続ける。
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まずはステージセレクトにて、プレイしたいステージを選びゲームスタート。
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強制スクロールにより勝手にステージが進むので、ひたすら走る人を障害物や通行人に対して接触する寸前でボタンを押す。押すタイミングがばっちりだと制限時間が微少に回復するが、タイミングが悪い、もしくはボタンを押さないで接触してしまうと時間をロスしてしまう。
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障害物、通行人がいない場所でボタンを押すと、最大5段まで連続ジャンプができる。これにより空中のアイテムをゲットしたり、アイテムが豊富な隠しルートに進む事ができる。
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場所によってはジャンプではなく、前転する事もある。ジャンプか前転かは今いる場所によって変わるようだ。
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一見何もない場所でボタンを押すと、隠しボーナスがもらえる事がある。
 
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制限時間内にゴールまでたどり着くのが目的。ゴールに着く前にタイマーが0になるとゲームオーバー。
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ゴールに着くと、ビートマニア風のボーナスゲームがプレイできるので、これもタイミング良く押す。タイミングを外すか、ボーナスゲームを最後までプレイするとそのステージは終了。その後、総合スコアが集計される。
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ハイスコアは任意にWi-Fiにてネットランキング登録ができる。
 
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最大4人まで対戦プレイが可能。たった1ボタン操作でワイワイ競い合うのもまた一興。
バカな点
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無駄にリアルなキャラの動きとリアクション
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主人公は勝手に走り続けるので障害物や通行人に対して接触する寸前でボタンを押せば華麗かつおバカなアクションを見せてくれる。
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オバチャンの背中で馬跳びができたり、落とし穴をジャンプでよけたり、糞の前でブレーキをかけたり、等がみられる。
 
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これらのモーションは実際のダンサーの動きを使って実現しているとのこと。
 
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シュールな字幕
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画面の上下にアクションをした時の反応が流れる。ニコニコ動画の字幕のように流れるので、中々のセンスがあり、読み応えがある。
 
評価点
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操作方法が非常にシンプル。
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概要にもある通り、ゲーム中に使うボタンはWiiリモコンのAボタンのみで、他の複雑な操作は全く必要としない。
 
問題点
総評
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タイミングよくボタンを押すという点では、同社の音楽ゲームであるBEMANIシリーズに近いゲーム性を持つ。しかし、あくまでも視覚的なタイミング重視で、音でタイミングを合わす系のゲームではない。
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やけにリアルなキャラの動きとリアクション、シュールな字幕表示による演出が素敵なバカゲーである。
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紛れもないバカゲーだが、ゲームも外見も非常にあっさりとしている。そういう意味では『珍道中!!ポールの大冒険』とは逆の意味合いを持つゲームかもしれない。Wiiポイントも同額だし。
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KONAMI製のWiiウェアソフトで外れ作は思いのほか少ない。本作も傑作とまでは言わないが、短時間で軽くプレイできるお気軽さと、微妙に中毒性のあるゲーム性を併せ持つ意欲作といえる。
最終更新:2021年11月03日 00:43