【だいにじ すーぱーろぼっとたいせん おーじー】
ジャンル | シミュレーションRPG | |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | トーセ | |
発売日 | 2012年11月29日 | |
定価 |
8,379円 COMPLETE BD BOX(*1):41,790円 LaLaBitMarket限定版(*2):12,800円(全て税込) |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
スーパーロボット大戦シリーズ | ||
OGシリーズ :OG1 / OG2 / OGs / OG外伝 / 第2次OG /OGDP/ OGMD |
OGシリーズ第5弾。熱望されていたPS3初のスーパーロボット大戦。
HD作品としては既に『XO』が存在しているが、これは新作ではなく『GC』の移植なので、純粋な意味でのHD作品は本作が初となる。
『OG3』ではなく『第2次OG』なのは、『OG1』と『OG2』のリメイク+αである『OGs』を「第1次」としたため。
前作『OG外伝』にて参戦し前日談が語られた『スーパーロボット大戦MX』勢が本格的に参戦する他、『リアルロボットレジメント』『第2次スーパーロボット大戦α』『スーパーロボット大戦D』、連載誌の休刊により未完となった漫画作品『超機人 龍虎王伝奇(*3)』『第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン』の機体とキャラクターが参戦。
特に『ロスト・チルドレン』はわずか2話で終了となり、単行本も発売されていない知る人ぞ知る作品だったため参戦に驚いたファンは多かった。
さらに、PV第4弾にて多数のファンが待望していた『スーパーロボット大戦EX』のストーリーが内包される事も明かされた。これにより、魔装機神シリーズとOGシリーズとの繋がりが明確になった。(*4)
また、『OG2』の映像作品である『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』、漫画版『OGクロニクル』からも各要素が取り入れられている(*5)。
ちなみに、時系列は『Another Century's Episode:R』と『無限のフロンティア EXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』の後であり、会話でこれらの出来事が触れられている。
ストーリー、アニメーション、BGMと、大事な部分は全て抑えられている良作。特に『D』、『MX』関連は原作以上に作りこまれており、多くのファンに勧められるような出来になっている。
難易度面のバランスやテンポも良くシステム面も正統進化した作品と言える。
前作のダイジェストや用語説明も入っているのでOGシリーズ未経験のプレイヤーも安心して入り込む事ができる。
*1 TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』全26話収録のBD-BOX同梱。
*2 コトブキヤ製『量産型ゲシュペンストMk-II改(カチーナ機)』のプラモデル同梱。
*3 本作発売後、ムックにて連載が再開。
*4 当然といえば当然だが、本作にISSは導入されていない。
*5 新キャラのアヅキ・サワやアッシュの素となった機体「エクスバイン」はアニメ版が初出。他にはフェアリオン搭乗時のラトゥーニのパイロットスーツやテツヤの軍帽、ソウルゲインの玄武金剛弾などが取り入れられている。『OGクロニクル』からはプレイヤー部隊の協力者としてルスラン・マカロフが登場している。ちなみに『OGクロニクル』からの逆輸入は『OGs』『OG外伝』にもあった。
*6 支援武器で一斉射撃→参加機体全てが攻撃、の流れ
*7 しかもこのトロフィーは最初から条件が開示されている。
*8 『第2次Z』の次元獣とはまさに対極的。
*9 『D』の後期主人公機。両方共「マンボウ」と揶揄されるデザインであり、戦闘アニメはあまり動かず「強化前のほうが良かった」と言われていた。
*10 合体攻撃ならぬ分離攻撃が追加され、その際の演出から逆算できる。
*11 ちなみに会話で「ヒーロー戦記最大の作戦」という小ネタがある。この小ネタのもう一つの要素は『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』、もっともそれは『スーパーヒーロー作戦』の原型であるので不思議な事ではない。
*12 ファミ通攻略記事用にスタッフが没ロボットの中から蔵出ししたオリジナルロボ。『OG外伝』のシャッフルバトラーにもこっそり参戦している。
*13 誰がどう聞いてもM78星雲から来た親切な異星人の名前のもじりにしかなっていない。そのキャラの初登場作品であるスーパーヒーロー作戦をかけたネタと思われる。
*14 一応補完しておくと、数値上はE.D.N.が上だが、キョウスケとエクセレンを隣接させるかツインを組めば信頼補正が掛かるため、ランページの方が最終ダメージは上回る。
*15 原作ラストバトルの最終形態が存在せず、この作品においては死亡したという扱いになってしまっている。
*16 原作ラストバトルの最終形態も「エントリヒ・ガイスト」名義で参戦している。
*17 量産型ヒュッケバインmkIIと、新キャラである「イング」専用機であるアッシュ。なお、どちらも頭部が通常のヒュッケバインと異なる。特に量産型は、初出であるα外伝とOGシリーズでデザインが大きく違う。
*18 2006年頃からOGシリーズの各メディア展開(ゲームは除く)にてヒュッケバインが全く出なくなってしまったという出来事。詳細は各自検索
*19 ちなみに設定上はR-1やR-GUNとも合体可能で、コミック作品などで使用されたことはある。
*20 機体性能が『OG外伝』のものよりも高く、また換装武器を持てるようになるなど強化されており、十分終盤まで通用する性能。