注意:このページでは、『スーパーロボット大戦MX』(判定なし)とPSP移植版(劣化ゲー)を扱っています。
【すーぱーろぼっとたいせん えむえっくす】
ジャンル | シミュレーションRPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | トーセ | |
発売日 | 2004年5月27日 | |
定価 | 7,980円 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
判定 | なし | |
ポイント |
秀逸なクロスオーバーが光るシナリオ 『OG』シリーズに引き継がれる新要素 難易度の低さや、隠し要素の少なさ、マップイベントの弊害が玉に瑕 |
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スーパーロボット大戦シリーズ |
『スーパーロボット大戦COMPACT』をはじめとする『COMPACT』シリーズの流れを汲んだ作品。
開発も『COMPACT』シリーズを担当したトーセ。
内容的には前作にあたる『スーパーロボット大戦IMPACT』を土台としつつ、改良が施されている。
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お気に入り作品
支援攻撃
ダブルアタック
武器改造の分別
武器属性の多様化
移動適応
強化パーツの全持ち越し
多層階マップ
それ以外は『IMPACT』のシステムをベースとしており、フリーオーダーシステム、同時援護攻撃、戦艦援護、シールド防御の仕様を採用。
他の要素では『OG』のパイロット養成や『A』の誘導属性&ジャマーを採用し、『IMPACT』のスキルコーディネートと熟練度が撤廃された。
シナリオ・演出
システム
音楽
複数の技を連続攻撃扱いで1つにまとめる形式
主人公の存在感
難易度
難解なストーリー
UCガンダム勢の活躍が控えめ
SSサイズユニット無双
ボス戦を楽しみづらい
お気に入り作品の問題
隠し要素
その他
参戦作品の都合でストーリー面の難解さが否めないがシナリオ自体の完成度は高く、演出・ストーリー面ではロム兄さんや『劇場版ナデシコ』の良改変、『ラーゼフォン』と『エヴァンゲリオン』と『ライディーン』など、クロスオーバーなどが高い評価を受けている。また、戦闘アニメについても非常にレベルの高いものが揃っている。
一方で、低難度や隠し要素の少なさなど、SRPGとしての面白さの面では物足りなさが残るのが惜しいところで、良作にはいま一歩届かない結果となった。
【すーぱーろぼっとたいせん えむえっくす ぽーたぶる】
ジャンル | シミュレーションRPG | |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | トーセ | |
発売日 | 2005年12月29日 | |
定価 | 5,040円(税5%) | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
廉価版 | PSP the Best:2007年6月28日/2,940円(税5%) | |
判定 | 劣化ゲー | |
ポイント |
ロードが激増 難易度調整はHP一律1.5倍 |
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スーパーロボット大戦シリーズリンク |
元になるPS2版に(難易度以外)目立った欠点が無かったため、劣化が目立つ作品となってしまった。
MXは元々のコンセプトが「携帯機スパロボのサクサク感を、PS2のグラフィックとサウンドで楽しむ」というものだったが、実際の携帯機に移植されたときに「PS2のグラフィックとサウンド」を再現しようとするあまり、肝心の「携帯機スパロボのサクサク感」が全て掻き消えてしまった、というところである。
難易度に関しても「新規スパロボファン獲得を目指す初心者向けの作品」というコンセプトだった為、PS2版をイージーに例えると、PSP版はハードで固定になってしまっているので、そういう意味でも本作の存在意義としては微妙な難易度になってしまった。
決して遊べない出来ではないが、時間と環境が許すならPS2版をお勧めする。
*1 非消費系パーツの持ち越しは9個まで。
*2 クロスオーバー的なボイス付きイベントは『α外伝』でも採用されていたが、オリジナル設定に基づくイベントにボイスが付いたのはこれが初めて
*3 原作に倣い、イベントでのスポット参戦や強制出撃によって出撃するマップで登場する時、ほぼ必ず状況に即した口上を述べながら登場し、その場にいる敵キャラとやり取りを行う。
*4 サザビーとの格闘戦にやや似ている。
*5 マップ兵器での4機分に相当する。
*6 強化パーツで対処できるが、極めて数が少ない
*7 危険を顧みない言動に走ろうとする年下のパイロットを諌めたり、女風呂を覗こうとする思春期の男の子をやんわりと叱る等の面は良く出来た大人である。
*8 強いて言うなら中盤までのアクアとの不仲だが、中盤でちゃんと真っ当な理由が説明されている。またデビルガンダムについてもGガンダムのドモンへ憎しみを向けかけるも即座に「ここでこの男を恨むのはお門違いだ」と自己解決してしまうほど。
*9 その空気差を揶揄されてか、某匿名掲示板などでは『ヒョーゴさん』などと、わざと間違った名前で呼ばれるネタが定着した
*10 TFOに至っては「予知」を持つマリアを乗せられるので、HPの低いユニットを優先的に狙ってくる敵に対しては確実に回避できる囮役として機能する。
*11 ただし強化パーツが必要。
*12 『OGs』でもコンパクトの「修羅」が告知なし参戦しており、サプライズが初めてと言うわけではない。