このページでは、『赤い刀』と『赤い刀 真』の2作を紹介しています。
【あかいかたな】
ジャンル | シューティング | ![]() |
対応機種 | アーケード | |
発売・開発元 | ケイブ | |
稼動開始日 | 2010年8月29日 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | なし | |
ポイント |
『デススマイルズ』以降久々の横STG 目玉システムのせいで大味なバランス キャラクター・世界観・演出面は好評 |
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ケイブSTGシリーズ |
ケイブ製のアーケードシューティングゲームとしては最後の完全新規作品となっている横スクロールシューティングゲーム。
第二次大戦期の兵器と「忍者」を掛けあわせたような世界観が特徴。
タイトルの「赤い刀」については、(掻い摘んで言えば)本作に登場する味方や敵が「赤い刀」の持つエネルギーを動力に兵器を動かしているという設定に由来すると思われる。
そのためタイトルやキャラデザインに反して「剣劇アクション」ではない。「和風+ミリタリー」というありそうで無かった組み合わせの世界観となっている。
+ | EDの簡単な展開、ネタバレ注意 |
『デススマイルズII』とは異なり2Dグラフィックに回帰した結果、美術面の評価はケイブ製作品の水準レベルに達しており良好。
ならば本作のゲーム部分の評価を述べるなら、問題点にも書いた「大味」の一言に尽きるだろう。
念身は弾幕STGならではの面白さを提供するシステムでありやり応えを提供する一方で、その調整はプレイヤーが有利すぎるバランスになっている。
『エスプガルーダ』の覚醒と比べて通常時と念身時での変化が非常に大きい上、念身を除けばごく普通の(難しい)シューティングゲームであることもこうした大味さを強調することとなったと言える。
【あかいかたな しん】
ジャンル | シューティング | ![]() |
対応機種 |
Xbox 360 アーケード(NESiCAxLive) |
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発売・開発元 | ケイブ | |
稼動開始日 |
【360】2011年5月26日 【AC】2012年7月24日 |
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プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | なし | |
ポイント |
システムを1から作り直した真モード 完成度は高いものの複雑過ぎて敷居が高い 高画質化&ボイス追加により演出面は更に強化 熱くなってきたぜ!! |
アーケード版の家庭用移植に加え、システムを大幅に変更した「赤い刀 真」モード、アーケード版をベースに再調整を加えた「絶・赤い刀」モードの3つのゲームを収録した作品。
家庭用移植ではおなじみのノービスモードも搭載している。
「赤い刀 真」モードは後にNESiCAxLiveの配信タイトルとしてアーケードに逆移植が行われた。タイトルも『赤い刀 真 for NESiCAxLive』に変更されている。
大味過ぎる原作を大幅に作り直し、かなりゲーム性の高いものにはなった。元々クオリティの高かった演出面もHD画質になりパワーアップし、総じてかなり完成度の高い仕上がりにはなっている。
しかし原作の大味なゲームバランス、ゲームとしての敷居の高さ、そしてデススマイルズIIと同じような売り方のためにあまり評価は高くないのが惜しいところである。
*1 決意のために女を捨てたという設定。
*2 「赤い刀」を手にした副作用。盲目なのに戦闘機を操縦できるのかというツッコミは禁止である。(設定上は「周囲の気を感じ取る能力を身に付けた」とのこと)
*3 「赤い刀」を手にした副作用で若さを失っている。
*4 ガンダムZZのマシュマー・セロやガンダムXのジャミル・ニート、海外ドラマの吹き替えが有名な人
*5 『エスプレイド』のガラ婦人、『ぐわんげ』の尼魏主、『虫姫さまふたり』のラーサなど、どうも老婆が大ボスになる傾向が強かった。
*6 ただしボム効果中の接近射撃によるアイテム回収は有効。
*7 その代わりか「怒きゅ~ん」の絵師が手がけた鈴蘭の待受画像が配信していた時期があった。
*8 入手手段はゲーム内ギルドバトルで手に入るオーブを集めて交換する期間限定使い魔と言う形となっており、ガチャで手に入る方式ではない。