【ふぁいなるふぁんたじーたくてぃくすえーつー ふうけつのぐりもあ】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 1024MbitDSカード | |
発売・開発元 | スクウェア・エニックス | |
発売日 | 2007年10月25日 | |
定価 | 5,040円 | |
判定 | 良作 | |
ファイナルファンタジーシリーズ |
ファイナルファンタジータクティクス(FFT)シリーズの3作目。
タイトルに「A2」とあるのは『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』(FFTA)の続編であるため。
ちなみにタイトルの読みは「ふうけつ」。その意味はストーリーを進めることで明らかになる。
FFTや『ファイナルファンタジーXII』(FF12)の舞台であるイヴァリースを舞台にしており、「ヴァン、パンネロ、アルシドといったキャラが登場する」「音楽の一部が使用されている」など、FF12および『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』(FF12RW)との関連性が強い。
本作のシステムは前作FFTAを大幅に改善したものである。
+ | バランスブレイカ―級のアビリティ |
システムに賛否両論点があり遊びづらい部分もあった前作と違い、本作はかなり遊びやすくなり、万人向けになったといったところか。
一方、シナリオ面は可もなく不可もなく…といった具合で、メインクエストに前作までのようなシナリオを期待していると肩透かしを食らう。
その辺りは一長一短だが、ゲーム性については良好でかなり長く遊べるので、育成や戦闘を楽しみたい・やり込みたいユーザーには是非おすすめ。
*1 幻術:敵全体を対象とした攻撃魔法。
*2 ヴィエラ族ジョブの最上級攻撃スキル
*3 通常の魔法よりも対象範囲が広い魔法。
*4 MP0から始まり、どんなに成長しても回復量は毎ターン10で固定なのでMP消費コストの重い魔法は数ターン待たないと使えない
*5 アスピルでMPを吸収できなくなったため、アスピルでMPを確保する戦法が使えなくなった
*6 めたもる士。確かに前作の時点でかなり癖のある使いにくいジョブだったが…。
*7 グラビデ系やレベル~系など、相手を選ぶ魔法が多い。
*8 敵味方全員に攻撃する魔法を覚える。敵だけ攻撃できる幻術と威力とMPに差がないため普通に使うとデメリットしかない。味方を特定属性吸収装備で固めれば攻撃と回復を同時に行える強みはある。
*9 一応前作におけるモンブランの初期ジョブであり、リスペクトしていると言える。
*10 初期ステータスの吟味でとことん高ステータスを狙えば、モンブランで成長限界を目指す事も理論上は可能になると言われる…が、そんな高いステータスでモンブランが出現する確率は約0.000007%。途方も無い運の良さが無い限り無理である。もちろん現在でも達成報告は無い。
*11 ただし、SPカンストが達成可能なステータスで彼が出現する確率はわずか0.1%。彼のカンストを目指す場合は初期ステータスの吟味に相当な労力をかける必要があり、やり込みユーザーの間では「ハーディ吟味」と呼ばれ、茨の道とされている。しかし兄モンブランのどうしようもなさと違い十分狙えるレベルの確率である。
*12 そこまで強くもないパンネロの専用ジョブ「踊り子」など、専用ジョブがあるからと言って性能的に優遇されているというわけではないが
*13 なお、本作も最初期のシナリオプロットは「オープニングでルッソの故郷が壊滅する」という内容だったらしい