【たくてぃくすおうが うんめいのわ】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
メディア | UMD 1枚 | |
発売・開発元 | スクウェア・エニックス | |
発売日 | 2010年11月11日 | |
定価 |
UMD:5,980円 DL:4,980円 |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
廉価版 |
アルティメットヒッツ:2011年12月22日 UMD:2,800円+税 DL:2,000円+税 |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
原作スタッフ再結集による「再構築(リ・イマジネーション)」 システムやゲームバランスが大幅に刷新 イベント、加入キャラクターも大幅に追加 クラスごとのレベル制やレベルアップボーナスには賛否が分かれる |
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オウガバトルサーガ |
オリジナル版スタッフが再集結してリメイクした、SRPGの名作『タクティクスオウガ』。
「再構築(リ・イマジネーション)」を標榜しており、ゲームシステムやグラフィックなどに大幅な改良が加えられている。
戦闘システムの変更
クラスとスキル・装備
前代未聞のUNDO機能「C.H.A.R.I.O.T.」
さらに充実したやりこみ要素
グラフィック
シナリオ
+ | ややネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
BGM
処理速度の良さ
シナリオ関連
ゲームバランス面
隠し要素周りの不便な仕様
アニメーションの代り映えのなさ
見た目こそ原作と同じだが、ゲーム部分はオリジナル版から全く別物と言えるほど激変している。
既存人物のエピソードの補完、世界観の広がりなど、ストーリー面は原作より大きくパワーアップしており、CHARIOT、WORLDなどの新システムも好評を博している。ラヴィニス、アゼルスタンなど追加キャラもおおむね好評で、ユーリアが再登場したことも(やや強引という意見もあるが)、ファンから喜ばれた。
また、ボリュームは格段に向上し、プレイテンポも極めて良好になった。
一方でゲームバランスは、オリジナル版の一部の問題点やバランスを改善したものの、クラスレベル制やレベルアップボーナスなど新たな問題点も生まれてしまった。このことから、原作であるSFC版は好きでも本作は好まないとするユーザーや、その逆も存在する。
総じて、追加要素はもちろん、シミュレーションRPGとしても十分良作と言える完成度を維持していると言える。
*1 本作では4姉妹固有の二つ名「炎のセリエ」等も無くなっている
*2 「ボロボロになるまでよく頑張ったッ。感動したッ!」ということだろうか。
*3 因みに、オリジナル版の同名の武器は『ユグドラシル』に改名されている。また、『オウガバトル64』ではクラス名と、名前の使われ方が一定しない。
*4 ただしその後のセリエの反応が変わっている。
*5 松野氏のTwitterによると、二つ名は容量が少なかったオリジナル版で敵のキャラ性を出すためにものだったとのこと。
*6 主に移動力が広く、行動の選択肢が多いニンジャ系の場合、5秒以上も思考時間を費やされることがある
*7 ボウガンの射程外攻撃がオミットされ、銃器類も射程が有限になった
*8 大抵は片手剣と、一部両手剣にカテゴライズされている。
*9 『オウガバトル64』でもソードマスターは片手剣が装備できなかったが、刀の他にも両手剣がちゃんと使えた。