【めたるまっくすすりー】
ジャンル | ロールプレイングゲーム | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 512MbitDSカード | |
発売元 | 角川ゲームス | |
開発元 |
キャトルコール エンターブレイン クレアテック |
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発売日 | 2010年7月29日 | |
定価 | 6,090円(税抜) | |
判定 | 良作 | |
メタルマックスシリーズ |
荒廃した世界と独特のノリが特徴の“戦車と人間のRPG”『メタルマックス』。
続編やリメイクも発売されたが、その後は新作の開発中止、携帯機移植の失敗、発売元の倒産と版権の流出、更には流れを汲む新作として登場した『メタルサーガ』二作も微妙な出来となってしまい、ファンはシリーズの存続を絶望視していた。
しかし、その後の金融危機による混乱などもあり版権をエンターブレインが取得。
そして『メタルマックス2』の発売より17年、メタルマックスのスタッフが再集結しシリーズ完全新作が作られた。
それが本作、“戦車と犬と人間のRPG”『メタルマックス3』である。
戦車(クルマ)
+ | 「穴」について少し具体的に例を挙げると… |
ゲーム史上最強のレベル1
ヌッカの酒場によるパーティメイキング
戦闘関連
その他、特徴・変更点
バリエーションが増えた戦車と改造
自由なパーティ編成
クリア後・周回プレイ
シリーズとしてキチンと継承された独特の世界
超爽快な戦闘速度
人間装備の性別格差
キャラクターの性格
+ | ヒロインとラスボスの行動について、シナリオの具体的描写にも触れる形で説明しています。ネタバレ注意 |
マップの密度の配分の歪さ
妙にエンカウント率が高い
シャシー改造の仕様
戦車の性能格差
進めにくいシナリオ・クエスト
戦闘関連
通信関連
その他
バグ
荒削りな所も目立つが、メタルマックスシリーズの復活を感じさせるには十分な出来栄えの逸品。
新規ファンは勿論、『メタルサーガ』シリーズですっかり離れてしまったファンを呼び戻す事にも成功した。
随所にメタルマックスらしさを含みながら、新たな試みも感じさせる意欲作となっている。
*1 自称「電撃蘇生学」の権威。仲間が死んでしまった場合は彼の手腕を頼る事になる。
*2 犬を除く全職業共通で「男らしさ」というステータスに威力が依存する特技を覚える。男らしさが正の値なら男らしく、負の値なら女らしくなる。
*3 この時、駆け落ちを要求していた男が別にいたのだが、あっさり殴り飛ばされたので見捨てている。この様を見て彼女を「尻軽」と感じたプレイヤーも多い。ただ詳細は割愛するが、この殴り飛ばされた男もあまり褒められた人間ではなかったりする。
*4 瞬時に町への移動、ダンジョンからの脱出が可能となる戦車道具。搭載した戦車に乗ってさえいれば何度でも使える
*5 ワナナバニ研究所ではこれの他に、竜退治をリスペクトしたと思しきシーンがもう1つ存在する。前後の展開からこちらも不評気味である
*6 賞金首ではないが、倒すとネツィブ・メラハの周辺を移動中に砲撃される頻度を減らせる