【ぽっぷんみゅーじっく ないん】
この項目では、アーケード版・プレイステーション2版共に解説します(どちらも良作判定)。
ジャンル | 音楽シミュレーション |
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対応機種 | アーケード | ||
発売・開発元 | コナミ | ||
稼働開始日 | 2002年12月26日 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
当時シリーズ最多の楽曲・キャラ数 e-AMUSEMENT導入 解禁イベントは不評 |
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ポップンミュージックシリーズ |
アーケード版『pop'n music(ポップンミュージック)』シリーズのナンバリング9作目。
テーマは「カフェ」。宣伝ポスターのフレーズは「セボン!セシボン!トレビアーン!ボタンの数だけシルププレ!みーんなオススメ!ポップンア・ラ・モード」。
なお、本作以降はミミニャミの衣装がよりテーマを意識したものとなっている。
+ | 「オイパンク0EX」参考動画 |
解禁イベント「戦え!ギャンブラーZ」
その他の問題点
以降のシリーズでも続いている仕様が多数搭載された、シリーズの転機となった作品。
追加要素は概ね好評で、特に楽曲数・キャラクター数に関しては大きな評価点と言えるだろう。
店舗対抗イベントの仕様で大きく評判を落としてしまった点は悔やまれるが、ゲームシステム自体は安定しておりポップンとしての面白さは過去作から変わらずに引き継がれている。
ジャンル | 音楽シミュレーション | ![]() |
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対応機種 | プレイステーション2 | ||
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | ||
発売日 | 2004年2月19日 | ||
定価 | 6,800円(税別) | ||
廉価版 |
コナミ・ザ・ベスト 2005年12月1日/2,800円(税別) |
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判定 | 良作 | ||
ポイント |
CS新曲・キャラは好評 AC10・ee'MALLから先行収録 初心者にはやや厳し目な内容 ハイスピード設定に難有り |
シリーズ9作目のPS2移植版。
当然ながらAC版のように全作品の楽曲を収録することはできないため、『9』の新曲を中心に構成されている。
+ | 個性的な譜面の一例、用語が多く使われているため注意 |
アーケード版の雰囲気を壊さず、家庭用オリジナル曲も多数収録したボリューム満点の内容であり、音楽ゲームとしては充実した一本と言えるだろう。
ただしスタディモード非実装やギャンブラーZの仕様など、既にある程度ポップンを経験しているコアなプレーヤー向けの作りになっているとも言える。
ハイスピード設定がACと異なっている点も「アーケードの移植」として見た場合にはややマイナスだろうか。
しかし全体としては優れた内容であり、他のポップンシリーズを経験した後の2本目以降として購入するのがベストかもしれない。
*1 版権の絡んだ「サマー(ENDLESS SUMMER NUDE)」・「ニューカマー(Un-Balance)」・「プロジェクトA(PROJECT A PROCEEDS)」・「タッチ」・「サンダーバード(THUNDER BIRDS)」・「8(みなしごハッチ)」の6曲のみ未収録。特にニューカマーとタッチ以外はCSにも収録経験がなく収録作品の筐体でしか遊ぶ方法がないため現在でも幻の曲と化している。タッチはACでは15~20の間で復活していた。
*2 風来のシレンシリーズのようなローグライクゲームのようなマップ
*3 片岡嗣実の別名義。当時は正体不明のアーティストだった
*4 もっとも、現在では難易度インフレが進み高難易度楽曲も増えたため、Lv49の中では「スクリーンEX」「ヴェラムEX」「ブラッドメタルEX」などと並び弱い部類となっている
*5 AC版の情報がほとんど残っていないため後述するCS移植版とマップがほぼ同じで1ルートの歩数がほぼ変わっていないと仮定するならば1ルートに約500曲プレーが必要。クレジットに換算するならば標準的な3曲設定+EXステージの4曲プレーと仮定して約125クレジット程必要になる。しかし、EXステージはLONG曲を含めたプレーでないとプレー回数に含まれないのでエキスパートモードを選ばない限りは大体進めるのは3マスになるのでその場合は167クレジット前後。ちなみに全解禁なら5ルートと短めの最終マップを踏破する必要がある。
*6 現在と違い解禁状況は筐体ごとに保存されるため、隠し要素を手っ取り早くプレーするには解禁が進んでいる店に行くのが一番だった
*7 他店舗へのプレーヤー流出による「プレー人口の少ない店舗の過疎化=ますます解禁が進まない悪循環」という問題点もあり、手間のかかりすぎる解禁ノルマが多かったAC14で顕著となったため、AC15以降は店舗対抗イベントは行われなくなりデータ保存機能を利用した個人解禁が主流になった。
*8 beatmaniaシリーズのハードゲージと同じ、ミスすると減る減少型ゲージ。0になると強制終了
*9 曲終了時に1粒以上メモリを残す
*10 当時のレベル表記は40
*11 これも当時のレベル表記は40
*12 特に「EXCITE」は「譜面が強制的に横移動し配置が変わる」という効果を持つ。その仕様上、ハイスピードをかけると横移動が超高速化するため、対策を知らない人にはまず対処できない。そして同様の仕様上の難点によりAC12のネット対戦でキラーオジャマとして猛威を振るった末、バランス崩壊を招いたとして以降のシリーズのNET対戦で使えなくなったという経緯を持つ曰く付きの高難度オジャマ。そもそもこのレベル帯の曲につけて普通にクリアできる人間の方が今現在でもまず皆無で、ノルマとして付加を強制するオジャマとしては明らかに常軌を逸している。
*13 当時のレベル表記で後にいくつかの譜面が次回作でレベルが変更された。ちなみに当時の最高難易度は43。
*14 現在ほど高難易度曲が多くなかった時期でありポップン9収録曲でレベル40以上の曲は18曲しかなかった。しかもその内の半分以上は本イベントで解禁する譜面だったためこ時プレーできるものはもっと少ない。このような事情や当時のプレーヤーの腕前の事情もあり相当な高難易度だった。
*15 ポップン3~4に収録。ちなみにこの曲はパッパラー河合がプロデュースした曲であるため、権利関係で再収録出来なかったと思われる
*16 その他の削除曲の担当キャラ(ジュディ・ミミ・ニャミ)は他に衣装違いで別の担当曲を持っている。
*17 もっとも、ケイト自体「大して話題にもならず埋もれたマイナーキャラ」という感じの典型的な不人気キャラなのだが
*18 その後、AC17で担当曲が削除の憂き目に遭ったため、再び担当曲がなくなっている
*19 キングはCS11の「カウボーイ」のインパクトこそ強烈だったが、ACではAC16以降、再登場にも高難易度楽曲にもロクに恵まれず沈黙した。マリィはキングに比べればまだ人気が続いた方(ジュディのオプションとして登場できていたのも大きいが)であったが、こちらもAC16以降新衣装での再登場に恵まれず落ちぶれ、楽曲担当としては汎用性の高い色違いキャラの「レイヴガール」に出番を奪われ続け、現在はジュディのオプションとして登場している状況が続いている。バンブーに至ってはレギュラーから外されて以降、描きおろしも再登場もほぼ皆無、こちらも同じアフロ繋がりのフィーバーロボに出番を奪われ続けているが、こちらは近年の楽曲の他機種移植やリミックス等のゲスト出演による事が大きい
*20 例として「雷」は中央に軽く落雷して判定ライン付近に電流が走るだけでほぼ影響しないが、「キングポップ君」は画面全体を広範囲に覆い尽くすためほぼ見えなくなる。
*21 AC版と違いEXステージも含まれる
*22 「テトラのティアーズマリネ」「キリのラブホリックガランティーヌ」「ジャガー・Bのエナジーポテトフリット」等
*23 ポエット、アッシュ、アゲハなど過去作からの使い回しで登場したキャラは紹介されていない
*24 何曲かクリアするごとにセーブが可能でゲージが完全回復