この項目では、アーケード版・プレイステーション2版(いずれも良作判定)共に解説します。
【ぽっぷんみゅーじっく じゅうに いろは】
ジャンル | 音楽シミュレーション | ![]() |
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対応機種 | アーケード | ||
発売・開発元 | コナミ | ||
稼働開始日 | 2004年12月8日 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
初のサブタイトル 「和」と「四季」をテーマにした楽曲 NET対戦初登場 「辛ゲージ」降臨 新堂敦士の楽曲全削除 |
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ポップンミュージックシリーズ |
ポップンミュージックシリーズ第12作目。
今作からサブタイトルが付き、よりテーマ性が明確になった。テーマは「和」「四季」。
+ | 全国対戦説明 |
楽曲面
キャラクター面
その他
ノーマルモードの廃止
BPM変化曲の表記変更
NET対戦におけるオジャマ装備の有無による部屋分けが未搭載
+ | ... |
サブタイトルによるわかりやすいテーマ付けや、NET対戦等の冒険した要素も多かったが、プレイモードの統合、楽曲プレビューの搭載、ハイスピード5・6の限定的解禁など、プレイ環境面の整備も行われ、プレーの間口を更に大きく広げた作品となった。
システム面の大枠はほぼ本作で完成され、AC21で大幅なシステム刷新が行われるまで踏襲されていった。
BEMANI黄金期を支えた代表タイトルと言っても過言ではないと言えよう。
ジャンル | 音楽シミュレーション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | コナミ | |
発売日 | 2006年3月2日 | |
定価 |
通常版:6,280円 特別版:8,980円 特別版+コントローラ2セット:12,560円(すべて税別) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
新曲も漏れなくテーマにこだわっている 過去作の人気曲やテーマに沿った曲も再録 ミニゲームやCPUとの対戦モードが実装 |
上記「いろは」の家庭用移植版。
目玉であったNET対戦モードを家庭用にアレンジした対CPU専用の「対戦モード」が実装されている。
+ | 詳細 |
デメリット化したチャレンジモードの2曲保証
AC版におけるチャレンジモードの2曲保障がそのまま引き継がれているが、CS版シリーズの根本仕様との兼ね合いでデメリットと化してしまっている。
これらの点を鑑みてか、CS13以降はエンジョイモードを除いて2曲保証設定が消滅し、新規追加された超チャレンジモード含めCS11以前の仕様に戻されている。
CS新曲における上級者向けの高難度譜面の欠如
エンジョイ譜面がエンジョイモードでしか遊べない
ミニゲームの難易度がやたら高い
イベントBGMに使用されている旧曲の未収録
遊び易くて個性的な楽曲が多かったAC版の魅力を余すことなく、むしろテーマを保ちながら増幅させて家庭用に落とし込んだ良移植。
加えてポップンリクエスト等の存在により過去の名曲も再録され、簡易的なベスト盤の様相も見せており、本作単体でも十分ポップンを楽しむことが可能。仕様上、家庭用では完全再現は不可能であるNET対戦も家庭用オリジナル要素を加えて独自の楽しみを作り出している。
ACに収録されていない楽曲もあるため、今からでも手に取る価値はある作品である。
*1 『10』当時の表記は「GIVE UP」だった。
*2 メンバー的には「School」だが、この時点で解散扱い。
*3 この後ギタドラシリーズにて「ポン太」シリーズが有名となり、更にその後は2012年頃にテレビ出演をきっかけにものまねタレントとして大ブレイクする事になった。
*4 正式なタイトルは「ガラモン・ソング」だが、ゲーム内では紹介されていない。
*5 服装や「出身地:群馬県」などの設定から氷室京介の要素も多分に含まれている。
*6 「ATACK」=オジャマ攻撃、「DAMAGE」=相手からのオジャマ攻撃発動中にミス、「GOOD」=特定コンボ数に到達orオジャマ攻撃を耐えきる等、「BAD」=オジャマ発動中以外のタイミングでミス、「WIN」=1位で勝利、「LOSE」=2位以下で敗北
*7 本作の時点で担当曲「トゥインクルダンス」は未移植で、遅れて次作から移植された。
*8 ノルマ設定ができずEXTRAステージが出現しない、解禁されるまで新曲EX譜面の選択が不可能など
*9 ゲージ満タンでクリアした際に使用キャラが行う、通常とは異なる勝ちアニメパターンのこと。
*10 一応、専用背景だけはee'MALL2nd配信曲「ハッピーハードコア / Sweet Sweet♥Magic」で残っているため本作でも見ることは可能。
*11 最新作時点では43(旧37)に昇格している
*12 最新作時点では共に48(旧42)に昇格している
*13 『9』から存在するロング曲については総ノーツ数の半分を、『アニメロ2号』にあった「ダブル・トリプル」などノーツ数に関わるオプションの使用時は元の譜面を基準とする。
*14 AC12~14、CS12のみ。現在はGOOD判定でもGREAT以上と同様に回復する。
*15 この「Eros」については、解析で元々はAC版ポップン11に入る予定だったと思われる痕跡が残されており、本騒動により急遽収録を取りやめたのではないかという説がある。
*16 「イマ様~」クリア→『10』からの再録で『11』にも収録された「コンテンポラリーネイション / BEYOND THE EARTH」解禁、「ししゃも~」クリア→『8』からの再録の「フレッシュ / チェイス!チェイス!チェイス!」解禁
*17 AC版では特典画像のダウンロードサービスに連動しており、完成させることで待ち受け画像が入手できた。
*18 いずれも『8』からの再録、『GFDMV』側には未収録
*19 本作側にもリクエストで「ソフトロックLONG」が収録
*20 本作デフォルト新曲「脱皮~Knock Out Regrets~(J-パンキッシュガール)」の英語バージョン
*21 GF&DM側は「BRE∀K DOWN!(GF&DM STYLE)」 ⇔ DDR側は「Midnight Special」
*22 DDR側に「DoLL」
*23 気弱なキャラを担当することが多いからか、声優ファンから「弱い方の後藤さん」と言われることで有名な声優。(ちなみに強い方は後藤邑子。)
*24 いわゆる「IKZOブーム」は2008年に入ってからであり、古坂本人が扮するキャラクターであるピコ太朗の「PPAPブーム」は更に8年後の2016年に入ってからである。