【ぽっぷんみゅーじっく らぴすとりあ】
ジャンル | 音楽シミュレーション |
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対応機種 | アーケード | ||
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | ||
稼働開始日 | 2014年6月25日 | ||
判定 | 良作 | ||
シリーズファンから不評 | |||
ポイント |
メインイラストの大幅な画風変更 キャラクターを全面に据えたストーリー搭載 HS細分化・スコア配点変更などシステム面も一部改変 |
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ポップンミュージックシリーズ |
アーケード版『pop'n music(ポップンミュージック)』シリーズの本編22作目。前作『Sunny Park』に引き続きナンバリングは無い。
今作からプロデューサーが6~Sunny ParkのおおたP(大田良彦)氏からDJ YOSHITAKA(西村宜隆)氏にバトンタッチし、過去のシリーズから大幅な仕様変更が施され、細部からゲームの核心に至るまで大きな変革があった作品である。
特に「明確なバックストーリーと世界観に基づいたキャラクターの掘り下げをゲーム中で行い、それらをイベントの演出に活かす」という、従来策に見られなかったコンセプトが取られているのが大きな特徴となっている。
ストーリーのメインキャラクターとなる烈、風雅、氷海、鈴花の4人(*1)を中心に、ストーリーモードで物語を読み進めることでイベントを進行させ楽曲を解禁するというスタイルがゲームの根幹をなしており、これまで以上にキャラクター性を重視した作風になっている。
ポップンワールドからポップ君が減っている!
その原因は、どうやらアナザーワールド・ラピストリアにあるらしい。
忙しい(?)MZDからラピスを受け取り、烈、風雅、氷海、鈴花の4人はラピストリアへ向かう…!
そこで彼らを待ち受ける真実とは…!?
オプション項目の整理・追加・細分化
これにより「曲開始直前の画面でオプション設定画面をボタン操作で任意で呼び出す」という形ではなくなり、曲選択から開始前の間に必ずオプション設定画面を挟むようになった。
シンプル/フルオプションの切り替え
HI-SPEEDオプションの細分化
HIDDEN+/SUDDEN+の実装
ゲージタイプ追加・EASYメダルの搭載
スコア配点比率の変更
オプションキャラポップの仕様変更
キャラクターの絵柄の大幅変更
新曲EX譜面のプレー方法の変更
EXTRAステージの出現方法の変更
ストーリーモードが搭載された
ハリアイ画面(オプション設定画面)
ハートゲージ
ポップンチャレンジ
キャラデコパーツ
新曲のジャンル名廃止
楽曲別固有の背景の廃止
曲関連
ネットワーク対戦
コースモード
ポップンライセンス
ポップンカード関連
オプションの追加・細分化
EASYメダルの追加
完全3曲保障
ストーリーによるキャラクター描写の強化
解禁要素
キャラデコパーツ
稼働時の曲の削除無し
オジャマが日の目をみたこと
リザルト画面
ラピストリア絵キャラの2Pカラー実装
ストーリー読み直し機能の実装
コースモード実装
絵柄の大幅変更
新曲のジャンル名の廃止
かつてスタッフからも「ジャンル名はポップンらしさの一つである」という趣旨のコメントがあったこともあり、主に従来のポップンプレーヤーからは否定的な意見が多い。
キャラクターとストーリーモード
ラピストリアのメインであるつぎドカキャラ中心のキャラ描写
新曲EX譜面のプレー方法の変更
スコア配点比率の変更
旧作収録楽曲の無条件解禁廃止・旧曲専用ストーリーの追加
「歌い手」の参加およびキャラクター化
その他
バグ等の動作不具合
その他
シリーズものとしてみた場合、基本的なゲーム部分は変わっておわらず、長く続いたシリーズゆえにメインとなる音楽ゲームとしての出来そのものは安定している。
その一方、システム面以外の根本的な部分における変更点が多かったこともあり、既存プレーヤーからの意見が大きく割れた一作となった。
+ | ジャンル違いの一例 |
+ | ラピストリア 公式PV動画 |
*1 通称「つぎドカ」。4人とも、サニーパークで行われたBEMANI連動 選曲バトル 「つぎドカ!」 で登場したキャラクターたちである。
*2 それぞれ「HI-SPEED」=ハイスピード、「POP-KUN」=ポップ君形状変化、「HID-SUD」=ヒドン&サドン、「RAM-MIR」=ランダム、ミラー、スーパーランダムに対応。
*3 設定したハイスピードを打ち消して強制的に遅くする「強制LOW-SPEED」、設定したハイスピの値を1/2にする「強制ハーフスピード」というオジャマが存在した。
*4 『jubeat』では判定数が1つ多く、PERFECT:GREAT:GOOD:POOR:MISSの10:7:4:1:0。
*5 それぞれの所持ラピスはキャラクターごとに色と形が設定されており、個性が付けられている。
*6 元々は、初期レギュラーキャラであったマリィとキングが作品の主人公であり、ポップンバトルで勝ち上がるべく戦う2人を、ミミとニャミがサポートするというバックストーリーが存在した。それに合わせ、対戦格闘ゲームを彷彿とさせる演出や表現が多かったのも初期の特徴だった。
*7 ただし、ジャケットが表示される曲や、リミックスなどプレーヤーが使用できないバージョンは対象外。
*8 ただし、譜面の表示領域にも透過式で背景が表示されていた『4』と異なり、プレー画面部分は変化なし。
*9 他機種ではVOCALOID版の原曲で収録されている。
*10 1クレジット内で「幻想系世界修復少女」と「バンブーソード・ガール」をプレーすると出現、プレーすれば常駐。いずれも同イベントで追加された楽曲。
*11 「DIAVOLO」のIIDXムービーに登場する珍妙な度胸ステップを踏んでいる赤と青のトランもどき(トランとは別キャラ扱い)
*12 退社した辛島純子(と前田尚紀)をモデルにしているため、キャラ自体の抹消が危ぶまれた。
*13 Dance Dance RevolutionシリーズからのゲストキャラのEmiとAFRO
*14 ビックバイパー(グラディウス)、月風魔(月風魔伝)等
*15 PSP版『portable』『portable 2』ではアーケードと違い、これらの曲専用ハリアイがプレーヤー使用可能になっている。
*16 CS6から続く「シンパシー」の流れで、5作目に当たる楽曲。これをモチーフにしたポップンカードにははっきりと「Sympathy5」と書かれている。また、作曲者のota2が「シンパシー5」と呼んでいるため、ほぼ公式通称。
*17 曲名は「ひっぷろっく」と読み、その読み名通り「ヒップロック」シリーズの流れで、6作目に当たる楽曲。QMAのBEMANI検定にてこれを「ヒップロック6」と答えさせる嘘問題も存在した。
*18 「火風陸空」は読みの関係上、他の「ヒップロック」シリーズの先頭に配置される。
*19 ちなみに初回ロケテスト時点のストーリー仕様は「特定のキャラクターを使わないとストーリーを進めない」というさらに限定的な仕様だったが、製品版ではストーリーに関係なく好きなキャラを使ってもストーリーを進められるように変更された。
*20 ただし楽曲やキャラクターはEXIT TUNES所属当時のアルバムをベースにしているためか、その後も削除等は行われておらず、コピーライト表記も「© EXIT TUNES」のままである。
*21 厳密にはネット対戦が初搭載されたAC12時点で使用可能だったキャラのみ5文字で、6文字になったのはAC13以降(一部、文字数の変更に合わせて6文字に修正された旧キャラもいる)
*22 「ノーボトム!」名義。なお後にピコ太郎名義の「ペンパイナッポーアッポーペン」で世界を席巻し、jubeat Qubellにも収録されている。
*23 この内の1つ、「ラブリー」のみデフォルトで残留している。
*24 背景に舞う模様に関してのみ、自キャラクターと相手キャラクターの属性に応じて変化する
*25 スーパーモグーが虚空を掘る、DTOが空中に文字を書く等
*26 「ブロークンサンバブレイク (灼熱Beach Side Bunny)」の背景に灼熱くん、「ハイνブリープ (キャトられ恋はモ~モク)」の背景に黄のラピカが描かれている等。
*27 筐体のデフォルト設定ではコイン200円/パセリ247P。
*28 他機種等からのゲスト参戦を除く
*29 例えば、初段はレベル14~17の楽曲が一曲ずつ。
*30 公式通販「コナミスタイル」内の1stアルバムの発売告知ページにおいても「(アルバムの発売が)奇跡的」と書かれてネタにされていたほど。
*31 但し、ふなっしーのみはキャラデコ不可能。
*32 ポップンのようなジャンル名順ソート等も無い
*33 AC未収録
*34 Lv49の中でも特に高難易度とされている譜面。
*35 所々人間ではまず押せないような階段や縦連打が来る割には妙にスカスカな場所が多い等。
*36 なおその動画含む修正前の動画はコナミからの申し立てにより大量削除された。
*37 「kaleidoscope/インフィニティ」はテクノ系インスト、「INFINITY」はアニソン風ボーカル曲、「Kaleidoscopic」は女性ボーカルのテクノポップ。
*38 コラボレアとして、両者が共演しているカードが存在。
*39 「エンカ」の犬の岡っ引きと狐の少女。
*40 「デスボサ」のサーファー青年
*41 「ソニックブーム」「オリオンをなぞる」の望遠鏡を持った少年。過去には「天体観測」も担当していた。(現在は削除済)
*42 「キューティーテクノポップ」「Kaleidoscopic」のツインテール少女。アイドルユニット「にじっ娘」のリーダー。
*43 「昭和ワルツ」「シャンソン」等のオ○マの歌姫。
*44 「流星RAVE」の変身ヒロイン風ローラースケート少女