【あーむどぶるーがんゔぉると】
ジャンル | ライトノベル2Dアクション | ![]() |
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対応機種 |
ニンテンドー3DS Windows XP~10 Xbox One |
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メディア | ダウンロード専売ソフト | ||
発売・開発元 | インティ・クリエイツ | ||
配信開始日 |
【3DS】2014年8月20日 【Win】2015年8月29日 【One】2022年6月30日 |
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定価 | 1,960円 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
セーブデータ | 最大4ファイル保存可 | ||
レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ガンヴォルトシリーズ |
“蒼き雷霆”が導く新たなる神話
『ロックマン ゼロ』シリーズや『ロックマン ゼクス』などの開発を手がけてきたインティ・クリエイツと、多くのロックマン関連に係わってきた稲船敬二のタッグが送る2D横スクロールアクションゲーム。
『ゼロ』の系譜を継ぐスピーディーな操作性とSF系ライトノベル的な世界観が特徴となっている。
また、同社初のパブリッシングタイトルでもある。
人類の中に“
第七波動 ”と呼ばれる特殊能力を持つ者が現れ始めた近未来。当初は大きな混乱をもたらすと思われていた能力者の出現だったが、巨大複合企業 “
皇神 グループ”の統制により、国内では安定した秩序が保たれていた。しかし、皇神のもたらした平和とは、能力者たちの犠牲によって成り立つものだった。
“能力者の保護”を名目とした強制収容──
“研究”の過程で行われる非人道的な人体実験──
それらの行いは全て、皇神グループによって巧妙に隠ぺいされていたが、その中でいち早く真実に気付き、皇神に抵抗を始めた組織があった。私設武装組織“フェザー”
それは、海外の能力者による人権団体が母体となり結成された、反皇神を掲げるレジスタンスグループである。
主人公“ガンヴォルト”もまた、フェザーの能力者だった。
彼のもとに皇神のバーチャルアイドル“電子の謡精 モルフォ”の抹殺命令が下ったことから、物語は動き始める……(公式サイトより引用)
ゲームの流れ
銃(ダートリーダー)と雷撃鱗(ライゲキリン)
電磁結界(カゲロウ)
レベル
スキル
ライブノベルボイスシステム
クードス と モルフォの歌
モルフォの歌による自動復活
カスタマイズ
その他
爽快なアクション
音楽
魅力的なキャラクター
王道のストーリー
ラノベ的・厨二的要素の数々
初心者から上級者までカバーする難易度
オマージュ・パロディネタが多め
+ | ネタバレを含むオマージュ。 |
致命的な不満点こそそう多くはないが、細かな難点に関してはそこそこの数があげられる。
不親切なUI
不親切なアイテム解説
素材集めにかなり運が絡む
初見殺し
クードス稼ぎの難度が非常に高い
モルフォの歌
一部装備の仕様とスコアアタックの問題
声優の演技力
ライブノベルの問題
+ | 以下、ネタバレを含む問題点。要約すると「真エンドへの到達条件が面倒なうえに難しい」点。 |
その他
インティ初のパブリッシングタイトルとしてリリースされた本作。
その中身は多少の粗はあれども、フルプライスのパッケージソフトに匹敵するボリューム・完成度で、とても約2000円のゲームとは思えない代物であった。
狙いまくった厨二・ネタ要素も「寒い、滑っている、鼻につく」等ということはなく、シリアスな本筋を崩さずに上手く織り交ぜられており、『ロックマン』シリーズが好きならば問題なく楽しめる。
気になる人は現在3ステージ丸々遊べる体験版が配信されているため、プレイしてみるのもいいだろう。
一方でスコアアタックに関しては粗が多く練り込み不足であり、本気でハイスコアを突き詰めるのはあまりお勧めできない。
*1 カッコつけて気合を入れるよくある厨二行動なのだが、一応合理的な理由がある。
*2 ネーミングからオカルトの第六感に続く第七感と解釈しそうになるが、実は違う。
*3 ハイコスト二段ジャンプからの派生装備
*4 ジーノがわざわざ「トゲに気をつけろよ、即死じゃねーけどな」「昔はそういうのもあったんだ」と教えてくれる演出にはニヤリとする。
*5 例えばボスの一人「エリーゼ」のモーションの一つは『ロックマンゼクス アドベント』のアーゴイルとウーゴイルのモーションと同じ。ちなみにこのモーションの元祖は『ロックマン3』のジェミニマン。
*6 ちなみに形状は『ロックマンX6』の「幻夢零改」に近い。
*7 後にこの台詞は同作のキャッチフレーズとして逆輸入された。
*8 ロックシンガー志望の兎野葵。
*9 桜咲財閥の一人娘、桜咲薫子の送迎車。ガンヴォルトの世界にも桜咲財閥が存在しており、この設定は後の『ぎゃる☆がん2』に逆輸入されている。
*10 更にドラマCDでは聖地として野々宮かなめの実家である野々宮神社まで登場している。
*11 元ネタは『グラディウス』だと思われる。
*12 かつて存在したゲームメーカー「テクノスジャパン」の代表作、『双截龍(ダブルドラゴン)』が元ネタ。
*13 続編ではレア素材を引きやすくなり、素材集めがぐっと楽になった
*14 ロック数0で攻撃力大。ボスラッシュステージ以外の全ステージクリア特典
*15 続編ではライブノベルの濃度を調整できるようになり、薄くすることで表示中でもプレイ画面・ライブノベル両方が見やすくなった。
*16 「(カプコンで)俺は太陽の様な存在だった。」など。その結果付いたあだ名が「“太陽王”」な訳だが。
*17 嘗ての『クソゲーまとめ』にて“専用ページが作られ”問題行為が纏められる程だった。
*18 アキュラの名字が神園であり、彼の母親は神園姉妹の姉であるため。
*19 元々3DSの2画面を1つの画面に収めるための措置だったため。