本項目ではアーケードゲーム『雷電DX』と、そのプレイステーション移植版の紹介をしています。
【らいでんでぃーえっくす】
ジャンル | シューティング |
対応機種 | アーケード |
発売・開発元 | セイブ開発 |
稼動開始日 | 1994年 |
判定 | 良作 |
雷電シリーズリンク |
初期雷電シリーズの集大成と呼ぶに相応しい作品。
その完成度は同年に登場した他社の名作STG『ダライアス外伝』『レイフォース』にも匹敵する。
基にした『II』のグラフィックやBGMが良かったことも、本作が優れた作品になった理由と言える。
複数のコースを用意したことで、初心者から上級者まで楽しめる作品となった。
スコアアタックの面白さや隠しステージの存在は上級者にとってプレイ継続のモチベーションへと繋がっていて、ゲームの寿命の延長にもなっている。
以後本家シリーズは10年以上沈黙するが、その代わり外伝シリーズに当たる『ライデンファイターズ』が始まることとなる。
対応機種 | プレイステーション | ![]() |
発売元 |
日本システム MajorWave1500シリーズ:ハムスター |
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開発元 | セイブ開発 | |
発売日 | 1997年4月11日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
廉価版 |
MajorWave1500シリーズ 2000年10月26日/1,500円(税別) |
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判定 | 良作 |
+ | 隠し要素解放条件 |
PS版のSTG移植作としてはかなり良質な部類に入る作品。
『プロジェクト』からさらに親切な設計となり、より遊びやすくなった。
特に難易度ベリーイージーのような敵が攻撃してこない特殊難易度は、以降のセイブ開発あるいはMOSSの縦STG移植作に標準搭載されるようになった。
現在のSTG移植作であれば当たり前なリプレイとボスラッシュを両方兼ね備えているのも、当時の家庭向けSTGとしては大きな評価点と言える。