バンジョーとカズーイの大冒険2
【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん つー】
| ジャンル | アクション |  
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| 対応機種 | ニンテンドウ64 | 
| メディア | 256MbitROMカートリッジ | 
| 発売元 | 任天堂 | 
| 開発元 | レア | 
| 発売日 | 2000年11月27日 | 
| 定価 | 6,800円(税別) | 
| 配信 | Xbox LIVE ARCADE 2009年4月29日/1,200マイクロソフトポイント
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| レーティング | CERO:B(12才以上対象) | 
| 判定 | 良作 | 
| ポイント | アクションが追加され正統進化 相変わらず演出がブラック
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| バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ | 
 
概要
『バンジョーとカズーイの大冒険』の続編。基本的な世界観やシステムは変わらずに各要素が一層充実。いわゆる正統進化を遂げた。
ストーリー
バンジョーとカズーイの活躍によりグランチルダが倒されてから2年。
ある嵐の夜、バンジョー、カズーイ、ボトルズ、マンボの4人がトランプを楽しんでいると、突如大きな地震が襲った。
マンボが1人外に様子を見に行くと、グランチルダの妹2人がグランチルダを不完全ながら復活させていた。
命辛々逃げてきたマンボはバンジョー達に急いで家から避難するように伝えるが、ボトルズだけはイカサマを警戒して聞く耳を持たない。そして……
翌朝、黒こげになった家とボトルズの前にバンジョー達は佇んでいた。怒りに燃えるバンジョー達は、グランチルダを追ってグランチルダの城へ向かう。
一方、城ではガイコツとなった姉を元に戻すため、妹達が作った「ビッグブラスター」で島中のエネルギーを吸い取るという恐ろしい計画が進められていた…。
特徴・評価点
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バンジョーとカズーイに多数の新アクションが追加された。その一部を紹介する。
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「エッグエイム」は主観時に照準が表示され「狙って撃つ」ことが可能になるアクション。これによりカズーイの使い勝手の良さが大幅に向上した。
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さらにアクションを強化すれば、水中や飛行中でも卵を発射できるようになる。
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発射する卵にもいくつかの種類が設けられた。「ばくだんエッグ」「ファイアーエッグ」「アイスエッグ」「ベイビーカズーイ」の4種類。
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特に「ベイビーカズーイ」は、離れた場所のアイテムを取ることができるので、アイテム回収に絶大な効果を発揮する。その代わり、所持数は10個と限られており、マップ上の卵回収による回復量も1個ずつと貴重である。
 
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「タマゴばきゅーん」はバンジョーがカズーイを銃に見立てて戦うアクション。
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特定のエリアに侵入するとこのモードに切り替わり、主観視点、いわゆるFPS状態になる。
 
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「セパレート」はバンジョーとカズーイを分離させて一方での単独行動ができるアクション。
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さらにそれぞれに単独専用のアクションがあり、この状態でしかできないことも多い。欠点は体力の上限が少なくなること。
 
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ちなみに、前作で登場したアクションは最初から全て使用可能。ローリングアタックのように強化されているものもある。ただし、ツメツメパンチだけは削除されている。
 
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前作ではサポートキャラクターだったマンボ・ジャンボを操作できるようになった。
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彼でないと解けない謎解きもあるので、非常に重要な存在。あまり強くないが、固有の攻撃手段も持つ。特定の敵には非常に有効。
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ちなみにバンジョーとカズーイを変身させる役割はフンバ・ウンバなる新キャラクターが担当している。
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なお、前作とは違い変身は全てのステージで登場する。変身のパターンも起爆装置や洗濯機など相変わらず多彩。
 
 
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前作からのいくつかの仕様変更で、難易度が若干下がった。
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「残機」の概念が無くなり、体力が尽きた時のデメリットが実質無くなった。前作でも残機切れによるデメリットは砦の入り口に戻されるだけだったので、実質利便性が向上したといったところ。
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いわゆる「デスルーラ」「デスベホマ」が楽になった。特に高所などの危険地帯で目的達成したなら、律儀に来た道を戻るより飛び降り自殺した方が早いこともしばしば。
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また、セパレートパッドを使うとリスタート地点がセパレートパッドになるため、デスルーラがちょっと楽になるという小技も。
 
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ステージ中で入手したオンプやジンジョーがステージを出てもリセットされなくなった。
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ラスボスのグランチルダと戦うために必要なジグソーやオンプの数が大幅に減った。
 
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ジグソーやオンプなどアイテムの入手・使用時の仕様が大きく変更された。
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前作ではジグソー入手時にバンジョーとカズーイが毎回決めポーズを取るため、ややテンポを削ぐ原因となっていたが、今作では決めポーズはしない。
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前作では「砦のあちこちにあるパネルを探し、その前に立ってジグソーをはめこむ」ものだったが、今作では「ジグソーを規定数集めてジギー・ウィギーの神殿に行き、実際にジグソーパズルのミニゲームをクリアすることで次のステージを解放」という仕様になった。
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ちなみにジグソーパズルのミニゲームは前作の隠し要素とほぼ同じ仕様。なお、何回か失敗すると制限時間がなくなるという救済処置もあるため、ミニゲームができずに詰むということはない。
 
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オンプは5個まとめて配置されるようになり、集めやすくなった。また、使用目的が「規定数集めてジャムジャーから新しいアクションを教えてもらう」になった。
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ただし、新しいアクションを使わなければ次のエリアには行けないため、ジャムジャーがオンプドアの役割を引き継いでいるともいえる。だが、必要な数は少なめになっているため前作のようにステージ中を血眼になって捜さなければいけないということはあまりない。
 
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ジンジョーはジグソーをくれる条件が「そのステージに配置されている5匹全てを救出」から「同じ色の家族を全て救出」に変更。ステージにいるジンジョーは5匹のままだが、配置される色は毎回ランダム。家族は1~9匹と数が異なり、白(1匹)やオレンジ(2匹)など家族が少ない色が序盤に多く出現すればジグソーが早く集まるので多少ゲームが楽になったりする。
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なお、ジンジョーの配置がランダムになったためか「ミンジョー」という外見はそっくりだが攻撃してくる偽物も出現するようになった。
 
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ハニカムは「6個集めると体力の上限増加」から「規定数集めてある人物へ持っていくことで体力の上限増加」に変更。序盤ほど体力の上限を増やしやすい。ステージに配置されている数も3つに増えている。
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呪文を使ってもらうために必要だったマジックドクロがなくなり、「グローボ」を一匹渡す仕様に変更。呪文が格段に使いやすくなった。
 
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ステージ総数は9から8と前作よりも減ったが、謎解きやミニゲームはさらに強化された。
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謎解きの質も変わらず良質。例えば、とあるステージでは、そもそも入口が開かなくて途方に暮れかねない場面もあるが、カメラの操作という基本中の基本を使いこなせばあっさりと解けるよう出来ている。
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特に各ステージ間での謎解きが連動したイベントが多数設けられており、より複雑なものになっている。
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基本的には前作同様に「ステージ選択のための中央エリア(前作で言うならグランチルダのとりで、本作ならマジョあいらんど)」を介して各ステージへと入るシステムだが、本作では中央エリアを介さずにステージ同士が直接繋がっている箇所がいくつも存在する。この構造を利用しなければ解けない謎も多い。
 
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また、前作と違い本作では各ステージに明確にボスと呼べるキャラクターが配置されている。
 
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ストーリーを盛り上げる魅力的なキャラクターも敵味方問わず健在。マンボのライバルの女性呪術師フンバ・ウンバ、軍隊所属で口が悪いボトルズの兄ジャムジャー、ゲーム序盤であっさりゾンビにされてしまうキング・ジンガリン、表向きでは姉を持ち上げるミンジェラ、ガサツで頭が悪いブラウベルダなど。
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前作では殆ど出番のなかったクランゴが今回は中ボスとして立ちはだかる。ゲーム中で3回戦うことになる。
 
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各ステージの音楽も引き続き良好。
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特にミステリアスな雰囲気を醸し出す「ウィッチわーるど」を始め、牧歌的で美しい「ジョリーのリゾート」や、夕暮れのさびれた工場と相まってどこかノスタルジックな「グランティさんぎょう」に加え、ステージの場所によって印象がガラッと変わる「ホットアイスやま」の音楽などが代表的。
 
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水中での操作性が前作から向上した。
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潜水・旋回速度が向上した他、酸素ゲージ増加イベント導入や主観視点での潜水・攻撃アクションができるようになっている。
 
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対戦プレイができるようになった。
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ゲーム中のミニゲームから「タマゴばきゅーん」を用いた対戦など遊び方は様々。『ドンキーコング64』で導入されたシステムを改良させたものが中心だが、かなり細かいルール変更が可能。
 
賛否両論点
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全体的に展開がブラック。
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ブラックジョークや黒い展開はレア社の十八番だが、本作は前作や他のレア社作品に比べてもシナリオが暗目で黒い。
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本作はまず、前作からの仲間・ボトルズが死ぬ場面から始まる。しかも死の間接的な原因はカズーイが作っているという時点で十分やるせない気持ちにさせられるにもかかわらず、あろうことかその後ボトルズの家を通る必要があり、ボトルズの子供たちに「パパはいつ帰ってくるの?」などと尋ねられる。一応エンディングで生き返るのが救いだが、何ともいたたまれない。
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また、その直後のジンジョーの王、キング・ジンガリンがゾンビになってしまうくだりはなかなかの怖さで、当時の子供たちにトラウマを植え付けた。ちなみに彼にぶつかるとダメージを受ける。なお、ジンジョーの一般市民の中にも一家全員皆殺しにされた家族がいる。
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あまり話題には挙がらないが、アイスキューブのカップルのくだりも罪深い。この二人はイベント上プレイヤーが殺す必要があり、かなりの罪悪感を覚える。二人の最期の台詞がまたプレイヤーの心に刺さる。正解のSEが鳴るため、他に解法がないことを突きつけられる点も大きい。
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起爆装置や潜水艦、雪玉に変身している時に体力が0になると破裂する演出や、「タワーDEクイズ」での敗者が1tの錘に潰されるシーンも中々グロい。
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人外の敵とはいえボスキャラなどの身体がちぎれたり(よくある撃破で爆発して消滅とかではない)攻撃した箇所の傷口から出血する等の場面も多く、エンディングも、日本版は若干表現がソフトになっているものの、それでもエグさの残る展開である。
 
 
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チートのページ20枚で教えてもらえるチートコードがかなりのバランスブレイカー。
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効果は体力の自動回復だが、回復ペースがかなり早く、実質的に落下死以外でのミスをほぼ無効化できてしまう。ダメージギミックの強行突破によるシーケンスブレイクも可能。
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ただ、終盤ステージではページの隠され方がかなり意地が悪くなるため、通常のプレイではそもそも20枚集まる前にゲームクリアしてしまう可能性も高い。こまめに集めていても、20枚集める頃には残っているのはラスボス戦ぐらいということもある。ラスボス戦がヌルゲー化するが、頑張ったご褒美として見ればバランスは取れていると言えなくもない。
 
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なお、更なる上位互換として体力無限化もあるが、こちらは通常プレイでは知ることができない隠し要素なので特に問題はない。
 
問題点
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チュートリアルに関する若干の説明不足。
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カメラ操作の説明において、後方視点の説明がされていない。ただしこれは、木登りアクションの説明の際になされる。
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ターボシューズが水面を走れるが、その事については一切言及されていない。ただしそれを知らなくても解けない謎はない。
 
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全体的な難易度が下がったとはいえ、一部、難易度が高い場面がある。
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ステージ6「グランティさんぎょう」は監視カメラに侵入者撃退ロボ「ティントップ」に毒ガスと万全の警備、探索場所も毒水処理施設、ゴミプレッサー、下水システム、品質コントロール、電力不足の部屋が大量と厄介な要素が満載。ジグソーも配置がいやらしく、ボス部屋に行く手順もゲーム中屈指の複雑さである。
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特にドラム缶をばくだんエッグで撃ち抜くところは、やり直しのリスク等を含めてかなり難しい。また、下水システムのクリンカーズ退治も簡単とは言い難い。
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そもそもこのグランティさんぎょう、ステージに入ってすぐのところにある駅のスイッチを押し、シュッポーを使わないと工場内に入れない。「せいぜい外のどこかに入り口を開けるスイッチがあるだろう」と高をくくったプレイヤー心理の盲点をついた、ある種の初見殺しすら完備している。
 
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ステージ7「ホットアイスやま」において、あるジグソーは雪玉に変身しなければ入手できないのだが、そこにたどり着くには途中で火山エリアであるホットサイドを経由する必要があり、雪玉の性質上体力が一定時間ごとに減っていくのでかなり焦る。
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最終ステージ「スカイぱらだいす」のあるレースステージでは、正攻法では高橋名人並の連打を、数分間にわたり強要される。周りの風景は変わるものの、やってることはただの連打なので飽きやすいし、普通に連打しているだけでは相手に置いて行かれるし、先行しすぎると相手に抜かれるので連打のペースを調整しないといけないし、レースに勝ってジグソーを取ったとしても、アイテムコンプリートのために再戦しないといけないと、プレイヤーの気力を挫く要素が満載。
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このレースのせいで、ニンテンドウ64のコントローラーが壊れたという人まで出る始末。
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多くの対戦ミニゲームイベントで見られる「こちらが負けていると相手は手加減する」という仕様に気づくのがポイントになっている。これは油断すると簡単に追い抜かれるほど速い割に、なぜか簡単に抜き返せるという不自然な構図でわかる。つまり、ゴール直前まではそこそこの緩い連打であとをつけていき、油断させておいてゴール前に一気に抜き去ればよい。
 
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今回も終盤にクイズゲーム「タワーDEクイズ」をクリアしなければならないが、前回以上に理不尽な問題が出てくることがある。
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「名前のないモブキャラの名前を聞いてくる」といった捻くれた問題も健在。
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前作でも手ごわかった映像クイズの凶悪度がさらに上昇。今回は映像を見せてから問題文を読むため、同じ映像でも問題が違う可能性がある。映像と選択肢は同じ場合でも、問題文が違っており正解が異なるケースもある。映像のオブジェの数や色を問う問題も多く、観察力の要求がハンパなものではない。
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ちなみにひっかけ問題もあり「普通の青いタマゴの色は?」とか「赤いドラム缶の色は何色じゃ?」」というのもあるほか、「ワシのマフラーの色は?」「お前らの上にあるオモリの重さは?」という見れば答えが分かるような問題もある。
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ただし対戦相手のミンジェラとブラウベルダは大して強くなく、間違えると即ミスという問題は無いばかりか、グランチルダも意地悪な出題をする傍ら一貫して参加者を平等に扱ったり、最終ラウンドでは明らかにプレイヤー側に有利になるルールを追加してくる等、クリア自体は前作よりは楽に感じるかも。
 
 
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前作に居たはずのバンジョーの妹のチューティ、グランチルダの妹の中で唯一まともな性格だったブレンチルダが今作から出なくなった。ブレンチルダについてはあるシーンで肖像画が出てくるため、一応存在はしているようである。もしくは遺影扱いで死んだことになっているのか。
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チューティに至ってはとあるステージにある牛乳パックに行方不明の捜索願のプリントがされており、明確にさらわれて居場所だけは判っていた前作よりも酷いあつかいとも言える。そればかりかバンジョーとカズーイが初めてクランゴと戦う時、バンジョーは「何の為にグランチルダを倒したのかよく覚えていない」と言う始末。
 
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新アクション「ハリセンカズーイ」が微妙。
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CMでも出ていたので知っている人も多いであろうこのアクションだが、実態は「攻撃までの隙が大きい」「立ち止りながら入力し攻撃」「攻撃後の隙も大きい」など実用的でない。一応威力だけはばくだんエッグに匹敵し、アイテム消費無しのアクションの中では最強クラスなのだが、それが生きる場面はほぼ無い。
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更にこのアクション、実は隠し要素だったりする。TVCMで盛大にネタバレを食らった(当時、宣伝で大きく紹介されていたのに手順を踏んで解放しないと使えないという事実に驚いたプレイヤーも多いだろう)上に性能も大したことないとは…。
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何より全アクションの中でも(ヴィジュアル的な意味で)カズーイが物凄く不憫。いくらゲームとは言え良く彼女の命やストレスに支障が起きない物である。
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ただ、リーチが相当長いため、1か所だけ有効活用できる仕掛けがあるのが救いか。
 
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アクションの使用頻度に偏りがある。
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前作で習得したアクションの多くは本作ではあまり役に立たない。「タマゴミサイル」「おケツタマゴ」はエッグエイム習得次第ほぼ使い所がなくなる。くちばしミサイルも、エアーエッグエイムのほぼ下位互換。
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ワンダーウィングは無効化されてしまうダメージギミックが増加してしまい、ジグソー獲得に必要な場面もほぼない。
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ハネの補給箇所が大幅に増加したため、攻撃手段として用いる分には利便性は向上している。ただ、「ワンダーウィングでないと倒せない」敵は前作と異なり存在しない。
 
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5種類あるタマゴのうちばくだんタマゴだけ使用頻度が妙に高い。多くのボス敵はこれで撃破することになる一方で、他のタマゴはギミック攻略に用いる程度になっている。
 
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前作に比べ、キャラクターのセリフ関連にやや粗がある。
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セリフの誤植がいくつか目立つ。例として、「ジョリーのリゾート」の骨董品屋ポウノとの会話での「ええ!きにいらなわ!」といった具合。
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また、セリフ表示のテンポが少し悪くなっている。
 
総評
基本的なゲーム構成は前作とほぼ変わらない。しかし細かな操作性の見直しや新アクションの大幅な追加をしつつ、前作の評価点である魅力的なキャラクターや圧倒的なボリューム、良質な音楽などを引き継いでおり、各種ステージにおける仕掛けが大幅パワーアップしているので、探索要素に特化した進化を遂げた作品と言える。
ポップな外観と裏腹に前作以上にストイックな面も散見されるため、初心者に手放しで勧めることはやや躊躇われるが、前作を楽しんだ人や、やり応えのあるゲームが好きな人は是非ともプレイして頂きたい。
XBLA版について
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レア社がマイクロソフト傘下になってから後の2009年4月29日にXbox Live Arcade版が配信開始。
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ロードがほぼ皆無に、処理落ちもなくなり非常に快適にプレイ可能になっている。
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タマゴばきゅーんの操作がXboxコントローラに最適化され、右スティックでカメラや照準を調整しながら撃てるようになった。これにより該当ステージの難易度がかなり下がっている。
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メニュー画面のオプションから現在のステージのジグソーのヒントが見られるようになった。記載されているのは大まかな場所程度で、詳細な取り方は自分で考える必要がある程よいバランス。
 
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XboxOneの後方互換にも対応しており、最新機のXbox Seriex X|Sでもプレイ可能。
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XboxOne X Enhanced指定タイトルであり、4K解像度でプレイ出来る。
 
余談
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作中の「グランティさんぎょう」に登場するトイレのキャラクター「ロッゴー」との掛け合いで、紙詰まりを直して欲しいという掛け合いの中で「マリオはもうこんな仕事はやっちゃくれないよ……」というド直球極まりないジョークがある。
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本作までは任天堂傘下だったのでマリオネタが出てくること自体はおかしくないのだが、内容そのものが実にブラック。
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さらに驚くことにこの台詞、なんとマイクロソフト傘下になってからリリースされたXBLA版でも変更されずにそのままである。
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先に発売された「ガレージ大作戦」でもゲームの有名人として「イタリアの紳士」と言及されていたりする。
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ただ本作のものはブラックジョークであり、よりインパクトは大きいか。
 
 
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2024年10月25日より、『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online』にて配信が開始された。
最終更新:2024年11月22日 09:41