【しょべるないと】
8ビット風(ファミコン風)のレトロテイスト溢れる横スクロールアクションゲーム。
海外でPC向けに開発されたいわゆる「洋ゲー」で、日本では任天堂からWiiU版と3DS版が発売された。3DS版はダウンロード版のみならず、ショベルナイトのamiiboが同梱されたパッケージ版も登場。
後にYacht Club Games自らが発売元となってSwitch、PSN(PS4/PSVita)(*1)にてダウンロードソフトとして配信されている。
3DS版ではすれちがい通信を利用した対戦が、WiiU/Switch版ではamiiboを利用した二人同時プレイが可。
PSN版では『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスがスペシャルボスとして登場するコラボが行われている他、PS4版が二人同時プレイ対応。
元々海外で発売されたSteam版(Windows/Mac OS X/Linux対応)も日本からの購入が可能。当初は家庭用と違い英語版のみとなっていたが、遅れて2017年10月6日のアップデートでこちらも日本語に対応した。
(オープニングから引用)
かつて、まだ未開であったこの地には、伝説の冒険者たちがいた… なかでも希代の英雄といわれたショベルナイトとシールドナイト…
いつも共に旅をしていた二人であったが、運命の塔で悲劇がおきた。 呪われた封珠から恐ろしい魔法が解き放たれたのだ。
ショベルナイトが意識を取り戻したとき、すでに運命の塔は封印され、シールドナイトの姿はどこにもなかった。 心折れたショベルナイトは旅をやめ、ひとり孤独に暮らすようになった。
だが、英雄の消えた地には邪悪な者たちがあらわれた… 恐るべき魔力をもったエンチャントレスと、そのもとに集うボクメツ騎士団である。
いまや塔の封印はとかれ、破滅の日は目前に迫っている。 だがそれは、新たなる冒険の始まりでもあった…
+ | 追加モード一覧 |
一見すると近年では珍しくないレトロ風横スクロールアクション。
しかしドット絵、システム、BGMなどあらゆる点で完成度の高いゲーム。
やりこみ要素も豊富で追加コンテンツも含めればかなり長く遊べる作品となっている。
*1 海外ではPS3版も存在。
*2 オートセーブの為「そのボスと戦う用のデータを個別に用意する」ようなこともできない
*3 ショベルナイト編の序盤セクションは、セクション内のスペクターナイトとキングナイトを倒す必要がある。この2名を倒さない限り、マップ画面で次のセクションへ続く道に通行止めが設置されており先に進めない。
*4 「序盤戦では場違いなスペクターナイトの厄介さ」は開発末期に問題視されたのか、キングナイト編「キング オブ カード」序盤でボスとして戦うスペクターナイトは、スペクターナイト編「スペクター オブ トーメント」での自機仕様に則っている。本編における飛行能力や画面を暗くする能力、カマ投げやテレポートなどの本編での特徴的な能力を持たない。その上で行動パターンが単純で、スペクターナイト編サブウェポンを用いた攻撃も攻撃頻度が控えめになっているため脅威ではない。体力もかなり少ないので、総じて序盤戦のボスらしい難度に抑えられている。
*5 ジョスタスの試合に負けると基本的に「敗北時に場に出しているカード」を奪われる可能性があるが、一部例外あり。拠点にいる「カーディア」というカードゲーマー、練習試合で基本ルールを教えてくれるNPC、詰めジョスタス出題者…これらのキャラクターは、プレイヤーがジョスタスの試合に敗北しても場に出ているカードを没収してこない。
*6 プレイアブルキャラとして登場するものもあれば「NPCやカメオレベルのゲスト出演」といった形まで様々である。