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がるメタる!

【がるめたる】

ジャンル リズムアクション
対応機種 Nintendo Switch
発売元 DMM GAMES
開発元 ナウプロダクション
発売日 2018年2月8日
価格 1,280円(税抜)
判定 バカゲー
ポイント 女子高生(の体と合体した主人公)がリズムで演奏する
漫画調で展開するツッコミ所満載で壮大な物語を楽しもう!
シピアすぎる判定
ボリュームは少なめ


概要

DMM GAMESより初めてコンシューマー向けに発売された女子高生がメタルを演奏して異星人を追い払うリズムゲーム。

ストーリー

  • ある日、男子高校生は鷺ノ羽学園2年4組の女子高生、星乃凜子と共に、宇宙人に拉致されてしまう。2人の前に現われたタコ型宇宙人、オクト星人は、復讐のために地球を侵略しにきたのだと告げる。ボイジャーに積まれていたゴールデンレコードに収録されていたヘヴィメタルによって、彼らの文明は無力化され、崩壊してしまったのだそうだ。宇宙人は2人に、この星の代表として宇宙人たちとの勝負をしろといい、強引に2人をおかしな装置に放り込んでしまう。
    • 再び目が覚めると、なんと主人公は星乃凜子と融合していた。凜子自身は主人公としか話ができず、凜子の身体は主人公が操作することになる。主人公は凜子に変わってメタル部の部長兼、ガールズメタルバンド「吉祥寺メタルガールズ(K.M.G.)」のドラマーとして、宇宙人たちと戦うことになる。

特徴

  • プレイヤーは女子高生と身体が融合した男子高校生となり、メタルサウンドの力を借りて異星人に立ち向かう音楽ゲーム。操作方法はJOY-CON、タッチ操作、ボタン操作の3つ。
  • デジタルコミック方式でストーリーが進み、放課後はライブの練習や遊び、バイトをしてパラメータを上げ、ライブを演奏してノルマポイントを上げて異星人を食い止めるのが1日の始まりである。
    • ストーリーモードでノルマポイントが達成しなかった場合、地球が破壊されてゲームオーバーとなってしまう。

評価点

  • 独自の設定・世界感
    • ストーリーは漫画風に展開される。
    • オープニングの時点で東京から微妙に離れた武蔵野吉様寺が舞台となっていたり、ごく普通の主人公が普通の女子高生の姿になったり、そもそも異聖人が演奏を恐れていたりと突っ込みどころ満載な設定が設けられている。
    • メタル部のメンバーは5人。星乃凜子(の体をした主人公)と、リードギター担当の新取椎美、サイドギター担当の倉太恵理依、ベース担当の黒薔薇院摩丹、シンセサイザー担当の潘水キアがいる。アクティブな椎美、一見地味な恵理依、大金持ちのお嬢様摩丹、サブカル&SF担当のキアと個性あふれる5人だが、メタル愛で強くつながっている。
    • 女の子だらけのバンドメンバーなどというと、「あーはいはいハーレムね」と思う人もいるだろうが、CERO:Aの為そういうギャルゲー的要素はイラストも含めてまったく皆無といっていい。
    • 学校が終わると放課後パートに入り、放課後パートでは登場キャラがデフォルメに描かれており、スタミナを消費して遊んだり、バイトをしたり、曲の練習をしたりすることができる高感度を上げることも可能。スタミナがなくなると自動に次パートへと突入する。
  • メインストーリーの後には、授業中のグループチャットがある。メタル部のメンバーはいつも授業そっちのけて、スマホのグループチャットで盛り上がっている。グループチャットは毎回「○○は是か非か」というテーマがあり、それについてメンバーが雑談する。
  • 自分のプレイスタイルに合わせられる操作性と豊富な楽曲
    • 操作方法は基本的にJoy-Conを振ることだがオプションでタッチやボタン操作に変更出来るのでJoy-Con操作が苦手な方でも安心。
    • 上手くタイミングがパーフェクトに合わせられば9999999点も難しくない。
    • 楽曲はいずれもクラシック曲をアレンジしたものばかりで1年後に配信されたDLCにより10曲も追加されている。

賛否両論点

  • 一部残念なストーリー
    • 主人公はストーリーの展開上、凛子と合体するのだが、パッケージに描かれていないどころか最後まで彼の姿が一度も現れず、実質凛子が主人公となってしまう。また女好きな性格でもない為か凛子の話に嫌々感を持っていたり温泉回ではすぐに上がろうとする等ヘイトを買う場面もある。せめて主人公さえ必要ないのでは?という意見もある。
    • 第4話は第1話とほぼ同じ構図で展開されたりと流用間が歪めず、さらにレーディングAでありながら包丁を出して主人公を料理しようとしている。
    • DLCで追加されたキャラクターヴィレリー・カリングッドは獏乳設定を持っており、彼女専用のストーリーをクリアした後に温泉で息抜きすると言うサービスシーンがあるのだが残念ながら煙で覆われて彼女の胸を確認することができず、獏乳設定が生かされていない。

問題点

  • ボリュームが薄い
    • 難易度は低く、操作に慣れていれば、約4~5時間でクリアできてしまう。
    • ただし、フリープレイ時や2週目なら逆に難易度が高くなる(後述)
    • 自由行動パートでは何かしらの行動を取る度にスタミナを消費し、スタミナがなくなると強制にライブ演奏パートに突入する為、自由度が低い。他のメンバーと会話すると店が誰であろうと遊んだ旨のメッセージが表示される等余計手抜き間を感じる。
    • ステータスの内2つが同じ効果を持っており実質4種類でライブの拡張性が狭い。
    • オクト聖人はメタルに弱いと言う設定があるのだがメタルパートでは苦しんでるのか喜んでいるのかどっちつかずのモーションになってしまっている。
    • 勿論、ミニゲーム等のやり込み要素もない。
  • 操作性が悪い
    • Joy-Conによる操作とボタン操作、タッチパネルによる操作の3つのスタイルに変更できるがボタン操作はタムやハイハット、ライドシンバルなど複雑な操作を要求されるので難しい。
    • 音ゲー特有の遅延問題としてJoy-Conによる操作はテレビモードだと音ズレや誤動作が発生しやすい。一応ヘッドホンをつければ解消できるがスネアとバスドラとクラッシュシンバルしか使えないので演奏が単調になりがちで、筋肉痛が起こりやすい。
    • 一応、ストーリーモードの方はかなりクリアスコア緩く、慣れれば問題はないが、フリープレイ時や、2周目は結構シビアなスコア求められるので、この現象が大きく響きやすい。
  • 以上の問題点はアップデートでも改善されていない。
  • ストーリー関連
    • ギアを平気で虐める椎美に凛子を何の理由もなく殺そうとするシェリブ星人等ヘイトの貯まりやすい要素が存在している。
+ 更に終盤の展開では…
  • 戦いの末凛子と和解したオクト星人は凛子を元に戻そうとするが、オクト王に見限られ、地球が破壊されて凜子もオクト星人も跡形もなく死亡しまう。
    • ・・が次回予告で彼女達の生存が判明。まさかのネタバレ予告である。あるキャラによって助けられた事が判明し、サバイバル生活をした後、最終的にオクト星人の手助けを受けながら吉祥寺メタルガールズは地球の記憶を思い浮かべながらオクト戦艦やブラックホールを看破し、最終話で何事もなかったかのように主人公と分離した。
    • …がオクト星人に呼び出され、新たなる敵が迫っているという理由で2人は再び合体させられ、他のメンバーとともにスタッフロールが流れながらメタルを演奏するところで終わりとなる。
    • 続編の存在を匂わせるストーリーであったが、そもそも凛子のメタルの腕が相当よかったから分離したままがよかったという声、ボリュームの薄さ、そしてブツ切りのラストとせっかく綺麗に終わったエンディングの雰囲気をぶち壊しにするものになってしまっている。

総評

  • プレイヤーの好みに合わせられる簡単操作なリズムゲームに女子高生が漫画調で展開しながら異星人と戦うストーリーとアイデアかつカオスな内容が入っている一作。
  • 一方でシピアなタイミングにボリュームの薄さ等人によっては不満を感じやすいこともある。 ただ、ゲームそのものは悪くなく、漫画の展開も見所が多いのでリズムゲームファン、JKものが好きな人ならプレイしても楽しめることは間違いないだろう。

余談

  • GAME Watch』のニュースにて本作の全容が公開された。
    • 藤井氏によれば「自分自身、ほんの少し音楽に関する熱意を持っていました。メタルという音楽ジャンルはゲームやアニメとの相性がよく、そこに、バンドを組む、青春時代を過ごすという演出をごちゃ混ぜにした表現を入れ込んだ作品を作りたかった。」のが本作の制作に繋がり、「東京魔人學園伝奇」シリーズなどのジュブナイル伝奇作品を代表作に持つ今井秋芳氏に脚本を、「ウゴウゴルーガ」や「なんでもQ」シリーズなどを手掛ける青木俊直氏にキャラクターデザインを依頼したということ。 女子高生がメタルをやって宇宙人と闘う話と、一見では全く想像ができないストーリー。今井氏からこのコンセプトを聞いた時は、藤井氏も驚いたそうだが、今井氏によれば「ジュブナイルの原点である“ジュブナイルSF”に立ち戻ったストーリーを表現したかった。そこに音楽ゲームとして“メタル”を取り入れた」とのこと。 キャラクターデザインを手掛けた青木氏は「コンセプトだけを聞いても、意味が全然わかりませんでした」と語りつつも……この通り、見事なキービジュアルを完成させている。公園にたむろする女子高生バンドメンバー、上空には宇宙人やUFO……とあれこれ手を込んで手がけている模様。
  • 本作のエピローグで続編を匂わせる展開が用意されているのだが、本作の売り上げがあまりにも低かったせいかその後の続編は発売されなかった。