【ほしとつばさのぱらどくす】
ジャンル | 一般 | TPS | ![]() |
公称 | ハイスピードメカアクション | ||
対応機種 | アーケード | ||
発売元 | スクウェア・エニックス | ||
開発元 | バイキング | ||
発売日 | 2018年11月21日 | ||
オンライン終了 | 2021年10月31日 | ||
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/starwing/ | ||
公式攻略ガイド | https://gamewith.jp/starwing/ | ||
プレイ料金 | おためしモード(NESiCA不要でプレイ可) | ||
1回 | 100円 | ||
本戦※2019年7月2日まで | |||
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本戦※2019年7月3日より | |||
1回 | 200円 | ||
3回 | 500円 | ||
翔撃戦(勝ち続ければ10回まで連戦可能) ※2020年9月30日実装 |
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1回 | 100円 | ||
判定 | スルメゲー | ||
ポイント |
コックピット型の大型稼働筐体採用 リアルな搭乗感や空を飛び回る爽快感 ただ敵を倒すだけでは勝ちに繋がらないゲーム性 バランス調整が大味なのに 複雑すぎる戦略性 |
JAEPO2018にて正式発表され、2018年11月21日より稼働を開始した完全新規IPの3Dロボットアクションゲーム(TPS)。
最大8人vs8人によるマルチプレイヤー型対戦アクションで、まるで本物のロボットのコックピットのような左右の操縦桿とフットペダル、前後左右に揺れる可動式シートを備えた大型筐体が最大の特徴。
キャラクターデザインを『新世紀エヴァンゲリオン』でおなじみの貞本義行氏が、メカニックデザインを形部一平氏と石垣純哉氏(共にガンダムシリーズのメカデザインで有名)が担当し、アニメーションにはサンライズ、主題歌にEGOISTを起用するなど豪華なスタッフで構成されている。主題歌はデモサウンドがOFFだと聴けないが、このゲームの世界観を表現しつつタイトル名を歌詞にうまく取り込んでおり、アニソンとしても一般向け音楽としても両立できている名曲に仕上がっている。
バックストーリーを簡単に説明すると、プレイヤーが巨大ロボットであるエア・リアル(以下AR)を地球から筐体を通じて遠隔操作し、ゲームの舞台である地球から遥か遠い惑星「巡星」(めぐりぼし)の現地で実際にARに搭乗するパイロットである「アズ・ワン」(AZ-One)達と協力してエア・リアルを操縦し「星血」(ほしのち)と呼ばれる資源を巡る戦いに参加するというもの。地球人とお互いの親密度が増す事で、ARがより強くなるというSF設定。
ゲーム内でプレイヤーが操作するARは、頭・胴・腕・脚・翼の5つのボディーパーツから構成されており、それぞれ見た目と特性&性能が違うパーツを組み合わせて自由にカスタマイズすることが可能。
『星と翼のパラドクス[Starwing Paradox]』の略称は「星翼」で「ほしつば」と公式に読む。
+ | Gamer編集部による公式動画 |
+ | スクエニ公式による試合参考動画 |
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まるで現実の戦闘機のドッグファイトのようなスピーディーなロボットバトル空中戦が楽しめるのが本作の最大の魅力であり面白さなのだが、ごまかしの一切効かない操縦技術は、多くのユーザーにとっては基本操作自体が難しいゲームだと受け止められてしまい敬遠されてしまった。
しかし両手両足を使ってのロボットの操作感は、実機でしか味わう事はできない、まさにゲームセンターでしか遊べない大型体感ゲームの超大作なのである。
確かに人を選ぶゲームではあるものの、ハマる人であればとことんハマる奥深さも有している。
アーケードゲーム業界の斜陽が叫ばれて久しい中で生まれた体感ゲームの傑作、態々ゲームセンターに足を運び遊んでみるだけの価値を有する作品だった事は間違いない。
*1 ここで言う「コンティニュー」とは1ゲーム分の戦闘が終わった後そのまま連戦することで、いわゆる「連コイン」にあたる。
*2 この手の更新では通常だと新要素に対応したパーツへの交換が必要になることが多く、対応用パーツのコストや作業の手間といった面でオペレーターに負担がかかるのが常である。本作では最初から左スティック部分を2ボタン付きとし、一方のボタンをカバーで封印することによってこれらの負担をゼロレベルまで軽減した。
*3 だったらエア・リアルの機動Gやダメージ衝撃がプレイヤーに伝わるのはおかしいわけだが、きっとシンクロ感を高めるためにわざわざそういう設計にしてあるのだろう。
*4 上記の6つのデフォルトネームだけには規制が無いので誰でも名乗れるし、デフォルトネームに戻す事も出来る。
*5 本作は筐体の購入もしくはリース、オンラインでの徴収料金などを店側が選ぶ契約プランがいくつかあり、各ゲームセンターとの契約上、3年はオンライン稼働させなければいけなかったという面もあるが。
*6 おためしモードでもフリーズする事がよくある。本当に困ったものである。
*7 ただしキッズ向けTCAGにおいては「ゲーム筐体は無料貸与。メーカーはゲーセンに補充用カードを卸売することで利益を得る」という形式がむしろ当たり前である。
*8 声優のランズベリー・アーサー氏の事。氏は本作のヘビーユーザーだったそうで、公式生放送にも度々出演していた。