Fullblast
【ふるぶらすと】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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Wii U Windows/Mac OS X(Steam) Nintendo Switch プレイステーション4
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メディア
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ダウンロード専売
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発売元
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【WiiU】賈船 【PC】UFO Crash Games 【Switch/PS4】eastasiasoft
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開発元
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Ratalaika Games UFO Crash Games
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配信開始日
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【WiiU】2015年11月25日 【PC】2016年1月28日 【Switch】2018年10月4日 【PS4】2020年8月21日
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定価
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【WiiU】500円 【PC】598円 【Switch】700円 【PS4】660円
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プレイ人数
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1〜2人
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セーブデータ
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1箇所・オートセーブ方式
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レーティング
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CERO:B(12才以上対象)
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判定
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なし
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ポイント
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レトロスタイルな縦シューティング シューティングとしては分かりやすい ゲームとしての単調さ・大味さは否めず
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概要
Ratalaika GamesとUFO Crash Gamesの共同開発によるダウンロードソフト。マルチプラットフォームによる配信であるが、発売元は各プラットフォーム毎に異なる。
ジャンルとしてはレトロスタイルの縦スクロールシューティングに該当。2人同時プレイ対応。ゲーム画面は中央付近に、左右にはスコア等が表示される形となる。
全編通してフルポリゴンで描かれているものの、ゲームとしては完全2Dのシューティングであり、3D的なゲーム性は含まれていない。
地球侵略をたくらむエイリアンに対抗するため、2体の戦闘機が人類存亡をかけて戦うというストーリー設定。各ステージにおいてパイロット達の字幕会話が入る演出あり。
ゲームルール
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ゲームの流れ
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全12ステージ構成のステージを順々に攻略していく。一度プレイした範囲であればステージセレクトが可能。
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さらには難易度を3段階から選択できる。ステージ内容は同一だが、高難易度設定は敵の攻撃が激しくなる。
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1P側は青い戦闘機・2P側は赤い戦闘機が担当する。なお、各戦闘機の性能差は特にない。
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操作体系
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ショット&ボム方式のスタンダードな操作体系である。
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アナログスティック等で戦闘機の移動。ショットボタン押しっぱなしでショット。ボムボタンで使用回数制限のあるボンバーを発射。
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アイテムについて
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特定の敵を倒すと以下のアイテムを落とす場合がある。
+
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アイテム一覧
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集中型ショット 拡散型ショット
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各アイテムを取得する事により、ショットを「集中型」か「拡散型」のどちらかに切り替えができる。 同じアイテムを連続で取得するとパワーアップ。パワーを最大にすると高威力のホーミングミサイルが追加で放たれる。
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ライフ回復
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ライフが特定値まで回復する。
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ボムストック
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ボムストックが1つ増える。
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1UP
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残機が1つ増える。
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シールド
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一定時間、自機周りにシールドが張られ無敵化する。
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スコア倍率
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一定時間、入手スコアに倍率がかかる。
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連射力UP
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一定時間、ショットの連射力が増す。
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連射力DOWN
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一定時間、ショットの連射力が低下する。
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基本システム
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各ステージ終点にいるボスを倒せばステージクリア。ステージによっては中ボスが出現する場合あり。
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ライフと残機制を併用。戦闘機が敵及び敵弾に触れるとライフ減少。ライフが0になるとミス。ミス後はライフがフルの状態で途中復活。ライフと残機がすべて尽きるとゲームオーバー。
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ゲーム開始時の残機は2機、ボムストックは1発。ステージクリアでライフは全快するがボムストックや残機数の追加や回復は無し。
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エクステンド(残機数追加)は道中のアイテム取得のみでスコアによるエクステンドは無し。
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途中からのコンティニューはできない。また、ステージセレクト後はゲーム開始時と同じ状態でのプレイとなるので、ステージによっては戦況がきつくなる恐れあり。
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ミッションについて
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ゲーム中に何かの条件を満たすと「ミッション」の称号が獲得できる。ミッションは全10種類あり。
評価点
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シューティングとしての分かりやすさ
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一昔前のショット&ボム方式のシューティングそのものであり、複雑な操作は全くといっていい程に存在しない。
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「アナログスティック等で自機を操作しながらショットボタン押しっぱなし」というシンプルな操作体系で攻略できる。後は稀にボンバーを使用するのみ。
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それなりに綺麗なグラフィックとメタルサウンド
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この手のポリゴン系2Dシューティングとしてはそれなりに綺麗なグラフィックで描かれており、特に背景の緻密さはなかなかのもの。
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敵がエイリアンという関係上生物的なデザインなものが多いが、生理的なグロさはあまりなく、どちらかといえば生物とメカを融合させたような敵の割合が目立つ。
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曲数はあまり多くないものの、いかしたメタル系中心の楽曲が流される。なお、メーカー側は「ヘビーメタルサウンドトラック」と特徴つけている。
問題点
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変化の乏しいステージ構造
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敵の種類が非常に少なく、先のステージにおいても同じような敵がこれでもかという位に使い回される。
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後述の件もあり、早い段階からプレイが中だるみしてくるという問題は避けられない。常時スロースクロールな場面が多いので、なおさら苦痛に感じる。
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ボスの種類も例外ではなく、「以前登場したボスの色違い」が登場するステージもいくつかある。さらにはボスの攻撃パターンも単調なものが多い。
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ステージの多くが妙に長ったらしく、クリアまでにかなりの時間がかかる。
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この長いステージ中の敵が使い回されるので、ステージを一通りプレイするだけでも飽きが速く回ってくる。1ステージあたりの引き延ばしが露骨すぎる。
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シューティングとしての爽快感も高いとはいえず、ひたすらに地味なショットをちまちまと撃っていくだけ。よって、勢い任せのノリでプレイするのは無理がある。
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虚弱体質気味な戦闘機の性能
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戦闘機の当たり判定が思いのほかに大きく、何てことのない敵弾を避けるのにも一苦労する。
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さらにはダメージ後の無敵時間も皆無なので、事によっては連続ダメージの洗礼を受ける事も少なくない。特に最高難易度ではその傾向が顕著になる。
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本作では敵弾の発生率が高めで、状況によっては弾幕チックな場面にも遭遇する事もある。ステージ全域を通して油断はできない。
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その辺の敵弾程度であれば雀の涙程度のダメージで済むが、ボス絡みの攻撃をくらうとごっそりとライフをもっていかれやすい。
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ボスに直接めりこんでしまうと連鎖ダメージと合わさって即ミスの可能性あり。ラスボスはランダム性のある攻撃も相まって、えげつない勢いでライフを奪っていく。
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敵弾ダメージが雀の涙程度とはいえ、先述の連鎖ダメージの件もあるので積もりに積もって結構な大ダメージとなる場面もあるのが厄介。
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ボムストックが非常に少ない上に、その場しのぎになるかならないかという位の微妙な性能。
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よって、ボムはほとんどあってないような存在と認識した方が無難だろう。何のためにショット&ボム方式にしているのかがいまいち分からない。
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画面の青い見辛さ
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本作における敵弾のほとんどは青(水色)、1P戦闘機も青、さらには後半ステージも海が舞台となるため青の割合が多くなる。
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これらの条件が合わさると、画面内が青まみれとなって事の状況が分かりにくくなる事がある。よく凝視しないと思わぬダメージに遭遇しやすい。
総評
良くいえばレトロスタイルな分かりやすい縦スクロールシューティングであり、複雑なシステムに悩まされる心配の少ない安定感のある一作ではある。
しかし、あまりにも代わり映えの少ないステージ内容やゲームバランスの大味さといった問題もあり、シューティングとしての完成度はお世辞にも高いものとはいえない。
最終更新:2022年06月03日 21:46