ポリーパズル
【ぽりーぱずる】
| ジャンル | パズル |  | 
| 対応機種 | Nintendo Switch | 
| メディア | ダウンロード専売ソフト | 
| 発売元 | Forever Entertainment | 
| 開発元 | Inlogic Games | 
| 配信開始日 | 2020年8月27日 | 
| 定価 | 500円 | 
| プレイ人数 | 1人 | 
| セーブデータ | 1箇所・オートセーブ方式 | 
| レーティング | CERO:A(全年齢対象) | 
| 判定 | なし | 
| ポイント | 視線回転調整による絵合わせパズル クリアする分の難易度は総じて低い
 クリアに運が絡みやすいのが厄介
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概要
スロバキアのデベロッパーであるInlogic GamesによるNintendo Switch専用ダウンロードソフト。
ジャンルとしては視線回転系の絵合わせパズルにあたる。元はスマートフォン向けのアプリゲームとして配信されている同名ゲームの移植版。
ゲームルール
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ゲームの流れ
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全300問の問題を順々にプレイしていく。モードは1つのみで隠しモードやおまけ等は存在しない。
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ゲーム初期で選べる問題には限りがあり、星の累計をたくさん獲得するたびに問題の選択範囲が12問ずつ解禁される。
 
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オプションとして「BGMの有無」や「背景を白か黒のどちらかに変更」といった設定ができる。
 
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問題の解き方
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問題が始まるとポリゴンのかけらがバラバラに表示されるので、視線の360度回転を調整して一枚の絵柄を完成させるとクリアとなる。
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同じ問題でもプレイをするたびにかけらの状態が異なる。クリアの正解パターンは一通りのみで、微小の角度の違いでもクリアとして扱われない場合が多い。
 
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問題をクリアすると最大で3つの「星」が獲得でき、問題別でクリア時間や完成した絵柄と共に記録される。
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星3つ獲得は14秒以内でクリアする必要あり。30秒経過してもクリアできないとヘルプ表示がされる。問題がゲームオーバーになる要因はない。
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獲得した星の累計が上記の問題選択の解禁に深く関わるため、できる限りの星を集めないとすべての問題が選択できない恐れがある。
 
 
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操作体系
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アナログスティックかSwitch本体のスライドで視線の360度回転操作。ボタンを押しっぱなしにすると回転速度が速まる。
 
評価点
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簡単操作の視線回転絵合わせパズル
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視線を360度回転調整するだけの簡単操作で、テンポ良くパズルを攻略できる小気味良さがある。
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パズルゲームとしての難易度はかなり控えめで、少し回転させるだけでも即クリアできる場合もある。一方で調整加減が重要となる思考性も多少含まれている。
 
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全編通して短期でクリアできやすいパズルゲームなので、テンポの良さは折り紙付きといえる。ゲーム中のウエイトも極めて少ない。
 
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キラキラしたガラス細工風の絵柄
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問題クリア時に完成する絵柄がガラス細工のようなキラキラ感があり、コレクション的に絵柄を集めていくのが楽しい。
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ピアノ主体の神秘的なBGMをバックに、クリアすると「ピーン」という効果音と共に絵柄が完成する。この不思議な感覚が本作における魅力といえる。
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絵柄には動物系やアンティーク系などの多彩なバリエーションがあり、そのどれもが美しい外観となっている。
 
 
問題点
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クリア時間に運が絡みやすい
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同じ問題でもプレイするたびにかけらの状態が異なるため、状態によってはクリア時間にかなりの差が発生しやすい。
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一瞬でクリアできる場合もあれば、結構な時間を消費する場合もある。その結果、星の獲得数が安定せず、好成績のためのやり直しを繰り返すプレイになりやすい。
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星の累計によって先の問題解禁が関わるので、星獲得度外視のクリアでは星不足で解禁が詰む恐れがある。
 
 
総評
良くいえば流れるテンポでさくさくとクリアができる、非常にお手軽かつ低難易度の絵合わせパズルゲームといえる。
一方でパズルのやりがいという意味では相当な薄口さがあり、がっつりと考えながらクリアしていく系統のものとしては明らかにお勧めできない。
最終更新:2022年01月31日 06:42