【もんすたーふぁーむあどばんす】
ジャンル | 育成シミュレーションゲーム |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
発売・開発元 | テクモ | |
発売日 | 2001年12月7日 | |
定価 | 6,090円(税込) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
初となる携帯機版モンスターファーム 文字から生まれるモンスター モンスター数440種類だが実際は色違い |
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モンスターファームシリーズ |
CDからモンスターを再生する事が話題になった『モンスターファーム』。本作はシリーズ初となる携帯機版である。
『1』や『2』とはまた違う大陸「エージ島」が舞台であり、再生手段も従来の「円盤石再生」ではなく、文字を使った「文字盤再生」となっている。
エージ島のモンスターバトル協会「AGIMA(AGe Island Monster Association)」。
その会長であるマードックに呼ばれた一人のブリーダーがいた。
数々の実績、経験を積んだその実力を見込まれたブリーダーへの「特別な依頼」。
それは「とある貧乏ファームを立て直して欲しい」というもの。
マードックに案内され、着いたファームで待っていたのは、勝気で強気な17歳の少女アロマと、アロマの兄であり優柔不断な22歳の青年ゼスト。
ブリーダーは彼女らとともに、ファームを再建すべく奮闘することとなる。
タウン
ファーム
どこでも「モンスターファーム」が楽しめる
数々のバグや一部UIの不親切さなどの粗も確かに存在するが、それらはどれもゲームシステムを揺るがすほど深刻なものではなく、別の何かで釣り合いが取れるものがほとんど。「モンスターを育てて闘わせる」という「モンスターファームらしさ」はしっかり継承されている。
発売から20年が経過した時点でもバーチャルコンソール対応ではないため、遊ぶにはSPも含めたゲームボーイアドバンスやDS、DSLiteが必要になってしまうものの、モンスターファームが好きな人、或いは歯ごたえのある育成ゲームを楽しみたい人の需要には応えてくれるだろう。ソフト自体は安価で売られていることが多いため、今から手を出してみるのも悪くはない。
*1 重トレによる能力低下は発生する
*2 ノラモンとしてレアモンが現れ、勝利するとその再生キーワードが手に入る
*3 「その月にそのエサを与えた場合のモンスターの総合的な栄養状態」が表示される
*4 モモ種共々初出はPS2版だが、同作では命中C表記。それでも回復技としては破格の水準だった
*5 どちらもデフォルトで持っている種族が存在しないため、これらのとくちょうを持つ特殊個体を再生できるキーワードを探すか、ランダムイベントでこれらのとくちょうを付与できるアイテムが手に入るのを祈るしかない。一応、「ぼうすいかこう」に関しては発売当時に出版されていた攻略本に特殊個体の再生キーワードが載っていた
*6 その期間を過ぎるとイベントが徐々に発生しやすくなっていく。
*7 意味としては「魔法陣」が正しいと思われるが、ゲーム内でも「魔方陣」表記。