Jumping Bricks Ball
【じゃんぴんぐぶりっくぼーる】
| ジャンル | ブロック崩し |  | 
| 対応機種 | Nintendo Switch | 
| メディア | ダウンロード専売 | 
| 発売・開発元 | Pix Arts | 
| 発売日 | 2022年3月17日 | 
| 定価(税込) | 499円 | 
| プレイ人数 | 1人 | 
| セーブデータ | 1箇所・オートセーブ方式 | 
| レーティング | IARC:3+(3歳以上) | 
| 備考 | 日本語非対応 | 
| 判定 | クソゲー | 
| ポイント | 左右の壁が見えないブロック崩し 一応シリーズ中最もマシな完成度
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概要
Pix Artsが配信した『Jumping Ballシリーズ』第3作目にして初のブロック崩し。
ブロック崩しとしては、『Arcanoid Breakout』に続き2作目となる。
システム
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一般的なブロック崩しと違い、ステージクリア式ではなくスコアアタックに特化した内容となっている。ステージは実質1つのみ。
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Aボタンでゲームスタート、左スティックでパドル操作。初期段階でのボールは1個。
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ブロックは数個まとまって画面上部から下部へと数秒おきに次々にスクロールしていく。
 崩せずにブロックを逃してしまってもペナルティ等は無し。ボールを全て下に落とすとゲームオーバー。それまでに崩したブロックの数がスコアとなる。ハイスコアの保存は上位1つのみ。
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星型のアイテムを取るとボールが1つ増える。初期ボールとの区別は無く、どちらを先に落としてしまっても違いは無い。
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ボール同士にも当たり判定がある。
 
 
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画面サイズは他の据置作品と同じく16:9で画面上の仕切りも無いが、左右の見えない壁によって9:16まで仕切られており、ボールの当たり判定もそれに準拠している。
問題点
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ボリュームが薄い
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低価格のソフトとはいえ、スコアアタック以外の楽しみが無く、実績機能の様なものも無い。
 
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見えない左右の壁
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商品説明文では全く触れられていないため、「見えない壁」を売りにしているという訳でもない。
 プレイヤーは常に心眼で壁を見切り、反射するボールを受け止めなければならない。
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特にブロックとパドルの距離が近い時やボールが3つ以上に増えた時は一気にボールを落としやすい。
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見えない壁にボールが当たった後の軌道までならまだしも、そこからボール同士がぶつかり合うとなると予測は困難。
 
 
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十字キー非対応
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Pix Arts作品の例に漏れず、左スティックでしか操作できない。どうせ左右にしか傾けないというのに……。
 
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ボールの挙動がやや不安定
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ボールが垂直に跳ね返り続ける事がある。大抵の場合はアイテムとぶつかって軌道が変化するため問題無いのだが、ごく稀に壁付近のアイテムがほぼ出現しない場所でこの状況に陥る事がある。こうなるとラクにスコアを稼げるようになり、ますます遊ぶ意義が無くなる。
 
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また、BGMの類も無い。画面も背景色が変化するのみで殺風景なもの。
評価点
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ハイスコアがセーブされる
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シリーズ第1作目『Jumping Stack Ball』はセーブ不可だったが、本作は前作に続きセーブ可能。当たり前の話だが……
 
総評
1作目のセーブ非対応、2作目の携帯モード専用といった弱点を解消し、シリーズでは最もマシな出来となった。
しかしボリューム面での改善はされておらず、むしろ見えない壁がプレイヤーに余計な負担を強いる結果に。
見えない壁が任意でON/OFFできれば良かったかもしれないが、後の祭りである。
余談
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いかにもスマホ移植らしい内容だが、タッチ操作はできない。
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Pix Artsがスマホ向けのアセットを使用した際は『Jumping Stack Ball』を除いてはタッチ専用になるという傾向があり、『Stack』にしても元がPCタイトルだったという理由がある。一方本作は新規タイトルな上、使用しているアセットも判明していない。
 
最終更新:2024年04月15日 15:47