編集の際はモンスターハンター総合スレでの意見もご留意ください。
現在は
[Ver.16]
に基づいた記述となっています。本作は不定期にアップデートが行われており、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。アップデートによる評価等の追記は配信から1ヶ月経過してからお願いします。
本記事は『モンスターハンターライズ』の
有償DLC
について記述しています。概要等についてはオリジナルの記事もご確認ください。
特別な理由がない限り操作キー等の表記はSwitch版のもので記述します。
【もんすたーはんたーらいず:さんぶれいく】
ジャンル | ハンティングアクション | ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch Windows(Steam) プレイステーション5 Xbox Series X/S プレイステーション4 Xbox One Microsoft Store |
|
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 |
【Switch/Steam】2022年6月30日 【PS5/XSX/PS4/One/MSStore】2023年4月28日 |
|
定価(税込) |
通常版:4,990円 デラックスエディション版:5,990円 MHRiseセット パッケージ版:8,789円 MHRiseセット ダウンロード版:7,990円 MHRise + サンブレイクDXセット:8,990円 |
|
プレイ人数 | 1人(オンライン:1~4人) | |
セーブデータ | 3個 | |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
備考 |
『MHRise』の超大型拡張コンテンツ 「日本ゲーム大賞2023年間作品部門」大賞 |
|
判定 | 良作 | |
ポイント |
西洋風の舞台に一新 全武器に共通&個別の新要素 一部のクエストにNPCが同行 エンドコンテンツ「EXランク」の追加 エンドコンテンツのランダム要素には批判の声も |
|
モンスターハンターシリーズ |
『モンスターハンターライズ』(以下『MHRise』)の超大型拡張コンテンツ。
『MHRise』よりもさらに難しい「マスターランク」のクエストや新たなフィールド、モンスターなどを追加するパッチである。
過去の例に倣えば、『MHRise』の「G級版」に相当する。『MHW:IB』に続く、アップデートによるDLCという形でのタイトル移行となる。
公式からは『MHサンブレイク』や『MHRise:SB』と表記されることが多いが、プレイヤーからは『MHR:SB』『サンブレ』『サブレ』とも呼ばれている。
プロデューサーは今やすっかりファンにはお馴染みの辻本良三氏、ディレクターは『MHRise』でゲームデザイナーを担当していた鈴木佳剛氏が務めることになった。
和から洋へと変化した舞台
+ | ネタバレ注意 |
環境生物
ハンターのアクション
装備
傀異化モンスターと傀異調査クエスト
傀異錬成
モンスターの復活
ボリュームの増加
新要素でより多彩になったアクション
豊富な新スキル
武器アクションの上方修正・強化
※本セクションで述べる部分の内、◆の付いた部分は
『MHRise』にも適用された
変更部分であり、本作を購入する必要はない。
属性武器の復権
モンスターの登場ランクによる武器格差の是正
新拠点と追加フィールド
世界観を彩る魅力的なNPC
ストーリー
BGM
アップデート(評価点)
その他の評価点
モンスターの調整
一部のモンスターのランク調整
百竜夜行及びそれに関連する要素の廃止
傀異化モンスターの仕様
バランスブレイカー的な一部の要素について
事前情報通り過ぎたゲーム内容
オトモ偵察隊について
盟勇クエストについて
新要素の解放について
縄張り争いの対戦カード
一部の最終強化の武器銘が中途半端
既存のモンスターを噛ませ犬にする登場ムービー
アップデート(賛否両論点)
傀異化を取り巻くシステムについて
モンスターの仕様
一部の武器バランス/調整・装飾品の仕様について
サンブレイク要素に入るまでの冗長感
クエスト関連
その他の問題点
+ | アップデートで改善済みの問題点 |
『MHW:IB』に続いて2回目となる超大型拡張コンテンツという形での完全版作品。
従来の『G』や大型拡張コンテンツと比べて新要素が控えめなきらいはあるものの、ローンチ時の観点では定番の楽しさは保証されている。
モンスター・アクション・クエストなどが順当に強化され、『MHRise』で問題点として挙げられていたコンテンツの少なさも補われた。
また、追加された新要素も過去作で問題視された「使うことを強制されている」ものが存在しないように収められており、高評価を得ている。
一方で、『MHRise』から据え置きの問題点や、ランダム要素が強いエンドコンテンツの仕様など改善を求められていたが手付かずのままに終わってしまった課題も少なくない。
それでも長期にわたる精力的なアップデートにより要素の追加、改善が継続的に行われ、最終的な遊びごたえやボリュームも大型拡張コンテンツとして申し分のない物となった。
総合的に見て、本作もモンハンシリーズの一作として「良作」と言って差し支えない出来栄えであろう。
*1 非常に手強い獰猛化モンスターの二頭クエストや、解放条件が面倒臭いクエストの達成を要求されるなど。
*2 ガード強化スキルが発動していればガード可能になる。
*3 気絶耐性のスキルで対策可能。
*4 傀異鈍化による疲労で効果時間が延びるため、疲労時に罠を設置すると効率が良い。
*5 防具に元々付いていたスロットが消失することはない。
*6 最初にシャガルマガラに成長した個体が散布する狂竜物質には、他のゴア・マガラの成長を阻害させる作用を持つという設定がある。また、脱皮直前まで成熟した段階でこの作用を受けてしまい、脱皮に失敗した個体が『MH4G』や『MHXX』に登場する「混沌に呻くゴア・マガラ」である。
*7 公式からも『MHP2G』初出のモンスターとして扱われている節がある。
*8 本作のver.がボーナスアップデートと呼称されているのは、元々はver.15自体が最終アップデートの予定だった為である。
*9 砲撃と溜め砲撃は約1.3倍、竜撃砲に至っては1.6倍も上昇している。
*10 『サンブレイク』のみ
*11 シリーズには『MH3G』には明らかに不具合とみられる現象があってもパッチなどで対応されなかった前歴がある。
*12 突き詰めた場合、操竜せずに攻撃を続けた方がダメージを与えられる。
*13 ヤツカダキは下位クエストが無いため上位限定。
*14 ハンター側の火力も上がっているので一概に比較できる物ではないが、『MHW:IB』のミラボレアス(最終アップデートで追加された最強格のモンスター)に匹敵する量である。
*15 『MHRise』では勿論、現時点でもティガレックスが獄泉郷に登場するクエストはイベクエも含めて存在していない。
*16 一応、クエスト報酬でも入手できる素材もあるが。
*17 『MHW:IB』と比較して、切断に必要な蓄積値が3分の一以下にまで低下している。『MHW:IB』が余りにも高すぎたという事情もあるのだろうが。