仮面ライダーバトル ガンバライド カードバトル大戦
【かめんらいだーばとる がんばらいど かーどばとるたいせん】
ジャンル
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カードバトルアドベンチャー
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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ナツメ
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発売日
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2010年7月29日
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定価
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5,040円
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プレイ人数
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1人(通信プレイ時2人)
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レーティング
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CERO:A (全年齢対象)
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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第9弾までの『ガンバライド』をDSで手軽に遊べる 700枚以上のカードを収録 DSながら再現度はかなり高い 全体的にテンポが悪く粗が多いストーリーモード 『コンプリートスキャン』及び『シルバーライセンス』が強すぎる
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仮面ライダーゲームリンク
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データカードダスシリーズリンク
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概要
ACで稼働していたデータカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライド』を携帯機であるニンテンドーDSに移植した作品で、第9弾までの『ガンバライド』が遊べる。但し、バトルシステムは筐体のバージョンに関わらず全て第9弾のものとなっている。
また、本作オリジナルのモードとして、『ストーリーモード』が遊べるようになっている。
本稿では、DS版の移植度と独自要素に対する評価点・賛否両論点・問題点を挙げている。
本作のゲームシステムの評価点・問題点はAC版『仮面ライダーバトル ガンバライド』の記事を参照すること。
評価点
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移植度の高さ
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AC版からはさすがに劣化しているが、携帯機であるDSの性能を考えると3Dモデルの完成度は高い。
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必殺技のモーションもAC版から手を抜くことなくほぼ完全に再現されているため、クオリティが高い。
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総合してAC版がゲームキューブレベルのクオリティならば、本作はニンテンドウ64より若干綺麗なレベルには達しているだろう。
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ストーリーモードの評価点
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ストーリーモードでは、悪のギアを使って仮面ライダーを実体化させ、様々な悪事を働く人を正義のギアを持つ主人公(男女選択可能)が止めていく…というのが基本的な流れ。ストーリーボスとの対決は『ガンバライド』のルールに則って行われる。
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ちなみに本作にはレベルがあるが、それによる成長はこのギアを使ったバトルにのみ反映され、通常のガンバライドには影響しない。
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ストーリーの前半から中盤までは「正義vs悪」の対決がメインだが、後半からは「正義vs正義」の戦いにシフトしていく。子供向けのストーリーではあるが、『正義』のありかたについて考えさせられるストーリーであるため、大人でも十分に楽しめる。また、『悪』側にも事件を起こすだけの理由がある。
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例えば、第1弾のストーリーで起こった事件の犯人、カレンはカンニングの為にギアを使っていたという、一見くだらない理由で使っているようで、実は成績の件で両親が喧嘩していたのを気にしていたこともカンニングしていた理由の一つと判明する。
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更に、第7弾と第9弾のストーリーでは意外な人物が敵となって立ちふさがる。主人公と敵対する理由として、ボスが悪を許せないあまりに暴走しているのが原因なのだが、ボスが異常なまでに『正義』に拘る理由が重い。
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登場する人物も個性豊か。例えば、超常現象の解明に奮闘するが何かと抜けているところがある土門超常現象研究所「DOOL」の所長「ヒロト」、主人公にガンバライドのことを教える相棒ポジションの中学生「ケンジ」、主人公にギアを与えた謎の人物「セラフ」など、様々なキャラがストーリーに関わってくる。
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また、ガンバライドのスタッフ「ハイパードクトルO」がストーリー上で計4回、大会の司会者としてゲーム内に登場している。更に、特定のパスワードを入力することで彼の特製デッキと戦える。特製デッキはかなり手強いが、ガンバライドの初心者がデッキを組む際の参考にもなる。
賛否両論点
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レアカードがストーリー上で簡単に手に入る
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第4弾及び第9弾を除くストーリーモードのボスは、レジェンドレアかスーパーレアのカードが含まれているデッキを使ってくる。
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ボスに勝つことでそのボスが使っていたカードが手に入るのだが、この仕様を「レアカードなのに簡単に手に入るのは冷める」と嫌う意見もあれば「レアカードは低確率でしか入手できないのでいくらカードを買っても入手できないよりはマシ」と好評な意見もある為、賛否が分かれる。
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また、ドクトルの特製デッキに勝利した際にもカードが貰える。特製デッキは全てレジェンドレアかスーパーレアのカードで構成されているため、かなり手強いが勝利すれば確実にレアカードが入手できる。
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なお、ボスとドクトルの特製デッキに全て勝利しても、全てのレジェンドレアとスーパーレアのカードが入手できるわけではない。そのため、入手できていないレアカードを入手しようとすると、かなりのGP(本作のお金の通貨)を消費するハメになる。
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第9弾のボスを除き、ストーリーのボスがあまり強くない。
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序盤のボスは能力にマイナス補正がかかっている為、こちらが低レアのカードしか持っていなくても勝てるようになっている。中盤からはボスのチームの能力値が高くなっていくが、序盤のボスから手に入れた高レアカードを使えば簡単に勝てる。ただし、スロットの運によってはあっさり負けてしまうこともある。
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しかし、第9弾のボスはこれまでのボスと比べても能力値が異常に高く、難易度の調整がやや雑。詳しくは問題点で後述する。
問題点
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仮面ライダーディケイド コンプリートフォームの固有システム『コンプリートスキャン』が強すぎる
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本作のバトルシステムを第9弾にしたことによる最大の問題点。コンプリートスキャンは10秒間にスキャンしたカードの数に応じてアタックポイントを除く全ての能力を上昇できるシステム。第9弾まではスキャンできるカード枚数32枚までだったが、第10弾で大幅に弱体化され、スキャンの上限が12枚になり、全能力が150までしか上昇しなくなった。
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このシステムなのだが、本作では第9弾のバトルシステムを採用している為、弱体化前のコンプリートスキャンが使えてしまう。
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AC版では実物のカードをスキャンした数に応じて能力が強化されるシステムなのだが、DS版では下画面を上下にスライドし続けることでカードをスキャンするようにアレンジがなされている。その為、DS版の操作に慣れないうちは約20枚のスキャンが限界だが、それでも全能力が250以上は上昇するため、お手軽に能力を上昇できてしまう。慣れてしまえば上限の32枚までほぼ確実にスキャンでき、全能力を400も上昇できるため、素でコウゲキ・ボウギョが両方とも1000以上になることも珍しくない。
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デメリットは使用したカードのレアリティに関わらず『ベルトランプルーレット』というバトル前に能力を上昇させるシステムで能力上昇の恩恵が強制的に最低になることと、高速で上下にスライドしたことによって、腕が疲れてしまうことぐらい。
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もっとも、AC版のページに書いてある通り現行ライダーには毎回強力なシステムが搭載されていたので、コンプリートスキャンが弱体化される第10弾以降だったとしても今度は別の強力なシステムが登場しているため、AC版の移植としては仕方の無い部分ではある。
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プロモーションカードが未収録
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9弾時点で80枚超存在していたイベント、雑誌付録、フィッシュソーセージなどで入手することができたプロモカードが本作では未収録。
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コンビニエンスストアのチェーン店「セブンイレブン」で開催されたキャンペーン「仮面ライダースタンプラリー」で貰えたキバ エンペラーフォーム
(通称セブンエンペラー)
など、有用なカードが多く流されてしまい、戦略的にもコレクション要素としても削がれてしまった。
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カードイラスト右下の企業ロゴ(セブンイレブンや丸太食品)が原因とされており、比較として同じく任天堂携帯機に収録されたデータカードダスシリーズで、「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX」はプロモカードは未収録、「ガンダムトライエイジSP」は企業ロゴを消してハッピーセットやユニクロとのコラボカードを収録している。
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本作オリジナルのSPカード『シルバーライセンス』が強すぎる
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シルバーライセンスの効果は、「2ラウンドの間、スロットの回転をゆっくりにする」というもの。これによってゲキレツアイコンの目押しが大幅に簡単になる。
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ラウンド2からこのカードを使えば、ラウンド2と3でゲキレツアタックを確実に2連続で出せる。しかもCPUは目押しをまともにせずに適当にスロットを止めるせいでゲキレツアイコンをほぼ確実に外す為、CPUをいとも簡単にハメることができてしまう(AC版と異なりDS版は1ゲームで2回以上ゲキレツアタックを揃えることが可能。また当時はゲキレツライダーラッシュ(001弾で追加された両者ともにゲキレツアタックを出した際に連打勝負になるシステム)がなかったためゲキレツアタックに対抗する手段がほぼない)。
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AC版ガンバライドの雰囲気を味わいたいなら、このカードはなるべく使わない方がいい。
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なお、このSPカードを手に入れる方法はパスワードを入力することなのだが、パスワードを手に入れる方法が「当時稼働していたAC版ガンバライド第11弾の『ひとりであそぶ』モードを難易度ふつうでクリアする」だけ。AC版ガンバライドを遊んでいるなら簡単にクリアできてしまう。
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2023年現在、ガンバライドは稼働終了しているが、検索すれば攻略サイト等でパスワードが全て見ることが出来るため、入手できなくなったわけではない。
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ちなみに両者遅くなるので、もし対戦で使ったりすると揃えた者勝ちになる。
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ストーリーモードの問題点
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第1弾~第6弾までの物語では仮面ライダーの特徴が現れた超常現象の事件が起こるのだが、第7弾以降は事件に仮面ライダーの特徴があまり現れなくなる。第6弾までの事件は仮面ライダーの設定が活かされていただけに残念な点である。
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一部キャラクターの設定があまり掘り下げられない。
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例えば、主人公は序盤で「所長には昔、危ないところを助けてもらった」と言っているが、ストーリー中で主人公の過去が描かれることはない。
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第5弾のボスは、世界中の人々のためにギアの力を使おうとしているが、具体的にギアの力で世界に何をしようとしているのかが分からないまま。
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また、セラフの正体とセラフの住んでいる世界についても描写不足。セラフはパラレルワールドの住人だということしかわからず、セラフの住むパラレルワールドがどういう世界になっているのかも一切分からない。
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ストーリーの終わり方がやや唐突。もし第11弾まで収録されていれば、主人公やセラフなどの人物に詳細な描写がされた可能性があったのだが…。
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文章が最後まで表示されるまでAボタンの会話送りが出来ない。周回プレイのときに地味にストレスがたまる仕様である。
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マップを移動する際の演出がやや長く、目的の場所まで行くのに若干時間がかかる。
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行くべきところが無くなったときに、ナレーションが毎回「どうやら今週はもう行く必要のある場所はないようだ。DOLLに戻って"しゅうをすすめる"を選べば時間を進めることが出来るぞ!」と表示される。
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会話送りの仕様のせいで、毎回会話送りに時間がかかるだけの邪魔なナレーションとなっている。しかもこのナレーションをオフにすることは出来ない。
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ストーリー中に自由行動できる週があるが、そもそも自由行動の週がなくてもガンバライドやGP稼ぎはいつでも出来るので意味がない。
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実際のガンバライド(おおよそ2ヶ月ごとに新弾)に合わせて8週で1弾分話が進むようになっているため、何も無い週がでてしまう。
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本作オリジナルのカードとして、ストーリーの終盤に「仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリーム」と「仮面ライダーアクセルトライアル」のカードを貰えるのだが、性能がノーマル・レア並と最強フォームのカードとは思えないほど弱い。
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ストーリー中のボスからスーパーレア・レジェンドレアカードを何枚も入手してきている中、今更こんなに弱いカードを渡されたところで使い道は皆無。しかも必殺技は汎用技である。終盤になって渡されるカードならレジェンドレア級の性能でも良かったはずなのだが…。
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第9弾のボス戦で、ディケイドコンプリートフォームが実体化したときの立ち絵にミスがある。本来ならベルトにケータッチが装着されているはずが、ケータッチではなく通常のディケイドライバーを装着したままになっている。
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ストーリーモードの第9弾のボスが強すぎる。
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なんと、ヒッサツの数値が約3700とEXステージレベルの高さである。それに加え、ゲキレツアタックを出す確率も高く、必殺技でとどめを刺しても不自然なほど高確率でライダーガッツが発動して復活してくる。
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そのため、コウゲキをチーム相性やライダースキルなどで極限まで上昇させ、ラウンド3までに通常攻撃で倒せるように特化させたデッキか、相手がライダーガッツで復活する前提で、ラウンド4で必殺技を食らわないように確実にセンコウを取って通常攻撃で倒せるようにAP特化のデッキを組むことが半ば必須と化している。
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しかも、第9弾のボスのみガンバライドの大会で行われるボス戦のため、負けると1回戦からやり直しになる。しかも1回戦・2回戦の相手もなかなかに手強い上に、大会前の会話もかなり長いため、上述の会話送りの仕様もあってリトライまで相当時間がかかってしまう。
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2周目の特典がほとんどない。ガンバライドのレベル及びカードバインダーの引継ぎが出来ることと、ストーリークリア特典のSPカード『11ライダーキック』が使えるようになるだけで、追加ストーリーなどは一切ない。
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やや面倒なGP稼ぎ
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本作では筐体でガンバライドを遊ぶために1回100GPが必要なのだが、溜めるための手段がやや面倒。
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GPを溜める手段はいくつかあり、「1日1回のお小遣いで500GPをもらう」「怪人バグを倒す」「ライダーのエネルギーをスキャンする」「ストーリーのボスを倒す」「パスワードを入力する」といった手段がある。
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このうち、「パスワードを入力する」方法は、大量のGPが貰えるが、1つのデータにつき1回限りのパスワードのため、2回目以降は使えない。
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ストーリーのボスを倒すことでも入手できるが、ストーリーが進んでしまうため、実質的にGPを稼ぐ方法は2つしかない。
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マップ上に黄色い「?」のマークがある場所に行くとバグを発見するか、ライダーエネルギーのスキャンが行える。
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このうち、バグと遭遇した場合、ガンバライドのルールに則って対決するが、やや時間がかかってしまうため、あまり効率的ではない。バグを発見した際に逃げることもできるが、まれに失敗して強制的にバトルをすることになる場合がある。
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ライダースキャンは撮影時の評価に応じて最大で500GPが貰えるが、バグとの対戦ほど時間がかからない代わりにライダーエネルギーの頭と胴体できるだけ大きく、はっきり写っているときに撮影しないと低評価となり、貰えるGPの量が下がってしまう。また、ほとんどのライダーエネルギーは拡大しないと映らず、また歩いていて撮影しづらいライダーエネルギーもいるため、慣れるまでは撮影が難しい。
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幸い、ライダーエネルギーが現れる場所は決まっているため、出現場所を覚えれば楽に撮影可能。
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なお、「?」の場所に行った際、バグが出現するかライダーエネルギーのスキャンが行えるかは完全にランダムである。
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カード購入無しのフリープレイモードでもあればよかったのだが。
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カードバインダーの問題点
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カードの詳細を見る際に、画面を切り替えないとステータスやどのようなライダースキルを所持しているかが分からない。
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上画面にカードの絵とステータスが表示されてはいるが、DSの解像度だと文字と数値が潰れている為、見えづらい。ゾクセイだけははっきり見えるのだが…。
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よく使うカードなどをお気に入りに登録することができるが、登録できるのはヒーローカードとスペシャルカードがそれぞれ8枚ずつとかなり少ない。
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カードバインダーを表示する際、1ページにつきカードが4枚しか表示されない上にページ送りする速度が微妙に遅い。そのため、お気に入り登録していないカードを選ぶ際にかなりイライラすることになってしまう。
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その他の問題点
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DS用に無理矢理音声データを圧縮しているためか、仮面ライダーのボイスや劇中歌の音質がかなり悪く、声が聞き取りづらい。特に、本作は仮面ライダーキバが本人ボイスである貴重な作品であるため、惜しい点である。
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EXステージ突入時のナレーションのボイス及びライダーのボイスがなく、寂しい印象を受ける。
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バグの種類を増やす手段がパスワードしかない。せめてパスワードではなく2周目要素として追加したほうが良かったのではないだろうか。
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スタッフロールの声優キャストがキバ以降の本人ボイスのライダーのみ。クライマックスヒーローズやライダージェネレーションと言った他のライダーゲームでは青二プロ所属の代役キャストが書かれていたのだが。
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トイ付属カードとジャンボカードダスのカードは、パスワードで出現する青バグを倒さないと絶対に入手できない。
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これに気づかないとカードのコンプリートが不可能である。
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一応、青バグを出現させるパスワードは発売当時稼働していたAC版ガンバライド第11弾のデモ画面で表示されていたため、他のバグの種類を増やすパスワードが関連書籍に記載されていたのに比べれば入手はしやすかったと思われる。
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一部の3Dモデルにミスがある。例えば、仮面ライダーW ファングジョ-カーのマキシマムスロットにジョーカーメモリが挿しっぱなしであったり、仮面ライダーW ヒートメタル、及びルナトリガーの劇中必殺技を発動した際、ベルトの一部分が無くなっているミスがある。
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オプションに該当する機能が存在しない。そのため、BGM/SEの音量調整などが一切出来ない。
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9弾ベースのはずなのに、第7弾時点で演出技に挿し変わった「ディケイドブラスト」が汎用技のまま。これはライドは常に2弾以降をROM内データに入れてた為開発時期の都合かもしれない。
ちなみに、同じく第7弾ではアギトグランドフォームの「ライダーキック」とアギトトリニティフォームの「ライダーシュート」に画面揺れが追加されたのだが、こちらもDS版ではない。
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アクセルに声が付いてたり、CJXやアクセルトライアルを実装してたり10弾以降の要素も入れているかと思ったら、ライジングアルティメット(レッドアイ)が無言のままなど、AC版準拠の時系列が前後してしまっている。
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各所に目立つ設定ミス
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音声ミス関連ではライダーガッツ時のBGMが流れない。Wのガッツ時に翔太郎の声が入ってないなど。
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オートバジンやキャッスルドランをはじめとしたサポートアタックではライドパワーが溜まらなくなっているなど。
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しかしこれに関してはゲームバランスを保てているとの意見もある。
総評
移植度こそ高いが、ストーリーモードのテンポの悪さなど、様々な粗が目立つ作品である。
特に、弱体化前の「コンプリートスキャン」とゲームオリジナルのSPカード「シルバーライセンス」がゲームバランスを崩壊させてしまっている。
しかし、ガンバライドが稼働終了した2024年現在では、ガンバライドが遊べるのは本作のみであるため、かなり貴重なゲームと言えるだろう。
AC版ガンバライドに思い入れがあるという人にはオススメできるゲームである。
余談
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2024年現在、「ガンバライド」及び「ガンバライジング」の後継作として「仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ」が稼働しているが、ガンバライドのシステムで遊びたいと思っているユーザーも少なくない。
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特にオーズ弾(001弾~006弾)または3vs3のフォーゼ弾(01弾~06弾)のバトルシステムで遊びたいユーザーが多数を占めている。10年以上も前のデータカードダスが移植される可能性は絶望的に低いが…。
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開発スタッフであるハイパードクトルOはかつて本作の開発を担当したナツメに在籍していた過去がある。
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当社が開発を任せられたのも、その時の縁があってと思われる。
最終更新:2024年06月16日 12:58