【そると あんど さくりふぁいす】
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 |
Windows プレイステーション5 プレイステーション4 Nintendo Switch |
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発売元 | Ska Studios | |
開発元 | Ska Studios | |
発売日 |
【Win/PS5/PS4】2022年5月10日 【Switch】2023年11月7日 |
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定価 |
【PS5/PS4】1,980円 【Win/Switch】2,300円 |
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プレイ人数 |
ローカル:1~2人 オンライン:1~6人 |
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レーティング | IARC:16+ | |
備考 | ダウンロード専売 | |
判定 | 賛否両論 | |
ゲームバランスが不安定 | ||
スルメゲー | ||
ポイント |
高難度ではなく理不尽 理不尽を乗り越えても目立つ不便さや説明不足 それを乗り越えた者だけが辿り着くハクスラの面白さ |
ソウルライク2Dアクションとしてコアな人気を博した『Salt and Sanctuary』の続編。
基本的なシステムや操作性はそのままに、各地に出没する特殊ボス「魔導司」と、それを狩ることによるアイテム収集と装備作成といったハクスラ要素が組み込まれた。
舞台は、この世ならざる存在「魔導司」によって壊滅状態にある王国。
死刑囚である主人公は罪を赦される代償に「刻印の審問官」となり、「魔導司」を狩るべく西の辺境へと送られる。
視認性の悪いトラップや回避困難な攻撃といった理不尽な難度はまず前提。
操作性とロードだけは快適なので何度も挑むうちいつかは壁を乗り越えられるが、今度は仕様面で不親切さが際立ち、敵の攻撃や配置は異常性を増していく。
ただでさえ不便な探索と説明不足な育成要素にストレスを感じつつ、何もさせてもらえないまま蹂躙される。これではクソゲーと判断しても全くおかしくはない。
しかしそこに僅かな活路を見出した者は、お気に入りのカスタマイズで強者を蹴散らす喜びに気付き、あるいは重厚な世界観を愛し、気づけば何度も繰り返しプレイする程にハマってしまう。
大味ながらも名メトロイドヴァニアとして評価された実績をあえて切り捨て、新たな境地を目指した本作だったが、結果的には前作を超えるピーキーなゲームとして様々な評価を得るに至った。