ライクドリーマー

【らいくどりーまー】

ジャンル シューティング
対応機種 Nintendo Switch
発売元 わくわくゲームズ
開発元 あうとさいど
発売日 2023年3月30日
定価 1,500円(税込)
レーティング IARC:12+
プレイ人数 1人
判定 良作


概要

「外の人」氏が運営する同人サークル「あうとさいど」が開発した弾幕シューティングゲーム。
あうとさいどがNintendo Switchで発売したゲームは『コスモドリーマー』に次いで、本作が2作目となる。
Steamにおいても開発元のあうとさいど名義でリリースされているが、本サイトの執筆ルール上、わくわくゲームズからリリースされたSwitch版のみの紹介とし、同人サークルがパブリッシャーとなっているSteam版の情報については割愛させてもらう。


ストーリー

今流行の弾幕系SNS「Bulletalk(バレットーク)」
シューティングゲームのプレイングで魅せると他のユーザーから「いいね」がもらえる弾幕女子のたしなみである。
その中でいいねもフォロワーもトップを誇るユーザーは、周りから『クイーン』と呼ばれ人気を集めていた。
しかし一部のユーザーはクイーンに嫉妬して悪口やデマなど書きたい放題。 これに腹を立てたクイーンは反撃!
悪口を書いてまわっていた彼女たちを弾幕戦のターゲットに仕立て上げてしまった!
コミュニティはみるみるうちに大炎上!
あちこちから敵が襲い掛かる!
激しい弾幕同士の衝突に打ち勝つのは果たして誰なのか…!

(わくわくゲームズ公式サイトの本作紹介ページより引用)


特徴

  • 基本は縦方向の弾幕シューティングゲーム
    • Lスティックで移動、Aでショット、Bでボム、Rで低速移動が可能。
  • メンタルレベル
    • ショットを撃ち込むことでメンタルゲージが溜まり、メンタルレベルがアップする。いわゆるボム。
    • 敵からの攻撃に被弾しても、メンタルゲージが残っている限り、自動的にボムが発動する仕様となっている。
  • バズゲージ
    • いいね・フォロワーが増えるとバズゲージが増えて、ゲージが最大になると、少しの間「バズフィーバー」が発動し、プレイヤーの攻撃力の向上と貰えるいいねがアップする。
  • ゲームモード
    • メインモード
      • ステージをクリアして先に進んでいく。
    • トライアルモード
      • メインモードのステージを連続で攻略する。メインモードクリア後に選択可能。
    • 練習モード
      • パラメータや開始位置をカスタマイズしてプレイする。いわゆるプラクティスモード。
  • 使用できるキャラクターは、「バニラありす」「ゆり心愛」「UJAKO」の3名。

評価点

  • ポップで可愛らしいキャラクターデザイン
    • キャラクターデザインや世界観は全体的にキュートで可愛らしく、お菓子がモチーフの敵なども登場する。
  • STG初心者から上級者まで楽しめるゲームシステム
    • 被弾してもボムが自動で発動するシステムのおかげで、弾幕STG初心者でも気軽に遊びやすい。
    • ゲームの難易度も「カジュアル」「マニアック」「ハードコア」「ナイトメア」の4つから選択できるため、物足りなければ難易度を上げて挑戦してみるのもいいだろう。
  • ステージが選択式
    • 本作ではステージを選択してプレイすることができるため、特定のステージに再挑戦しやすい仕様となっている。

問題点

  • 弾幕STGの性だが、大量のオブジェクトが表示されるため、視認性はやや悪い。
    • 一応、設定から背景の色彩を暗くして、弾幕の視認性を上げるオプションがあるので、気になる方はそちらを試してみるとよいだろう。

総評

ポップで可愛らしいデザインと、初心者から上級者まで楽しめるゲームシステムによって、高評価を得ている作品。
前作『コスモドリーマー』からの改良点も多数見受けられ、同人弾幕STGの中でも良質な完成度を誇る作品と言えるだろう。


余談

  • 本作に登場するプレイアブルキャラクターの一人、バニラありす(基本情報表の画像に描かれているうさ耳帽子のキャラ)が、かなりの爆乳。本作のレーティングが、IARC:12+(性的ほのめかし)の判定を受けた主な原因と思われる。
    • My Nintendo StoreやNintendo e-shopでは、流石に掲載することを憚られたのか、ストアページの画像には、同じプレイアブルキャラクターである、ゆり心愛とUJAKOはしっかりと全身が写っているのに対して、バニラありすの全身が写った画像は掲載されていない。
    • ちなみにこのバストサイズは製作者の嗜好らしく、作者の外の人氏のpixivにおいてはこれ以上のサイズを遥かに超えた超乳サイズのイラストが多数投稿されている。つまり、これでもかなり自重しているということでもある。
最終更新:2024年08月29日 16:14