リンク

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リンク - (2017/04/26 (水) 17:08:07) の編集履歴(バックアップ)



任天堂の代表作『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。ゼルダが主人公ではないので注意。
日本国内ではマリオポケモンに一歩及ばないが、海外では絶大な知名度と人気を持つ。
耳の先がとがっており(ハイリア人の特徴)、緑色の服と三角帽子(これは「時のオカリナ」におけるコキリ族の民族衣装)の左利きの剣士、
勇者というのが共通の設定。(Wii版トワイライトプリンセスとスカイウォードソードのみプレイヤーに合わせる為右利き)
作品で登場する三つのトライフォースのうち「勇気のトライフォース」が深く関わってくることが多い。
(ヒロインのゼルダは「知恵のトライフォース」、悪役のガノンドロフは「力のトライフォース」に深く関わる)
+ でも実際のところは
しかし原作ゲーム自体は、各作品ごとに時代設定などがほぼ変わっていることが多く、 主人公である彼も毎回ほぼ別人 であり、
同じような姿と名前の人物ということになっている。
同じ時代・世界を舞台にし、主人公が同一人物であることを明言されているのは
  • 「初代」=「蜃気楼城の戦い」=「リンクの冒険(魔界からの逆襲)」
  • 「神々のトライフォース」=「夢を見る島」=「ふしぎの木の実」(ハイラル・ヒストリアより)
  • 「時のオカリナ」=「ムジュラの仮面」
  • 「風のタクト」=「ナビトラッカーズ」=「夢幻の砂時計」
    • かつてハイラルを魔王から救った「時の勇者」(「時のオカリナ」のリンク)の生まれ変わりではないか、という発言もある。
  • 「トワイライトプリンセス」=「リンクのボウガントレーニング」
といったところ。
作品の時系列は非常に複雑(というのも「時のオカリナ」でパラレルワールドができたことと、外伝作品の数も多いため)で、
現在は(ガノンドロフとの因縁という点に限って言えば)一番最初の時代が「時のオカリナ」であったとされ、
一番最後の時代が「リンクの冒険」とされている。
「スカイウォードソード」は時オカよりも更に過去のストーリーが語られ、歴代の勇者とゼルダ、
そしてガノンドロフ、あるいは覇を唱え世界を我が物にしようとする魔の存在、全ての因縁の始まりのエピソードとなっている。
そして新作の「神々のトライフォース2」は「神々のトライフォース」の正当な続編であり、
数百年の時を経て「神々のトライフォース」での戦いが伝説として残されている時代が舞台である。

「風のタクト」と「トワイライトプリンセス」は「時のオカリナ」の直接の続編であるとされ、
互いにパラレルワールドという位置づけになっている。

…このように各シリーズが極めてややこしい関係になっており、長年ファンの間では時系列に関する考察が頻繁に議論されてきたが、
2011年に発売されたシリーズ25周年記念本『任天堂公式ガイドブック ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全』にて
公式に時系列の整理が行われ、この議論はついに一応の決着を見た。
+ ゼルダの歴史
同書によれば「スカイウォードソード」が現時点の時系列上の最初の物語となり、「ふしぎのぼうし」「4つの剣」の後に
ガノンドロフとの因縁の始まりである「時のオカリナ」で 3つの時間分岐が発生。
  • リンクがガノンドロフに敗北した場合「神々のトライフォース」から「リンクの冒険」のFC・SFC・GB・GBC版の流れに繋がり、
  • 勝利した後リンクが去った7年後の世界が「風のタクト」及び以降のDS版作品に、
  • そのリンクが戻ってきた7年前の世界が「ムジュラの仮面」を経て「トワイライトプリンセス」「4つの剣+」に連なっていくらしい。
ただし同書中で言われているように今後も変更の可能性があり、続編の内容によっては覆されうる設定である。
また完全に後付設定であることも明言されており、決して矛盾もないわけではない。

+ 更に余談
あと厳密に言うと、かつてはリンクとは「初代」と「リンクの冒険」の主人公のみを指していた。
「神々のトライフォース」と「夢を見る島」の主人公には名前が存在しなかった、ということになっているからだ。
ゲーム雑誌などでは「新作「神々のトライフォース」は、リンクが活躍した時代よりも古い時代が舞台」と紹介され、
ゲーム中ではプレイヤーが主人公の名前を決める必要があり、説明書の画面写真では「ニンテン」という名前が使われていた。
尤も、TVCMでは「リンク」と名指して呼ばれており、商用二次作品(コミカライズやバーコードバトラー等)でも
「リンク」とされていることが多かったが。
「時のオカリナ」ではパッケージにリンクと表記されるようになったが、MOTHER2のネスなどと違い、
ゲーム中ではデフォルトの名前が存在せず、プレイヤーが名前を決める必要がある。
それ以降の作品では、デフォルトでリンクという名前になっていたり、名前がリンクで固定されていたり。
ただし「神々のトライフォース」の移植・リメイク作品のパッケージ等では、オリジナル同様主人公の名前を明記しない傾向がある。
おかげでタイトルが「ゼルダの伝説」であるためか彼の名前を「ゼルダ」だと勘違いする人も多い。

彼の名前がタイトルに使われたのは国内版では「リンクの冒険」と「リンクのボウガントレーニング」だけである。
(海外版を含めると「神々のトライフォース」は「A Link to the past」となる)
また「繋ぐ」を意味する一般名詞リンクからとった名前のため、ネット上でこの言葉が広く使われるようになった現在では、
別の意味のリンクだと勘違いされたり、検索しにくくなったりと大変。
加えて別人かつ年齢、ハードも異なる為、その容姿は作品によって異なる。
「初代」や「神々のトライフォース」などでは絵本のピーターパンのような姿で描かれており、
このころのリンクはパッケージ等のイラストから10~12歳ぐらいの少年のイメージと思われがちだが、
寺田克也氏によるアートワークを見る限り、海外ファンタジーの主人公然とした、精悍な若者に描かれている。


ハードウェアがかわり初3D作品となり「時のオカリナ」では劇中のイベントによって
「青年リンク」が登場するようになり、この状態では容姿も一転して イケメンとなった。
(「時のオカリナ」以降の作品コミカライズを担当する姫川明氏によると「美形ではなく二枚目」)
ファンからは「リアルリンク」などと呼ばれる。
その後「風のタクト」では演出など全体がトゥーンレンダリングという技法で描かれるようになり、
リンクの容姿もそれに合わせて大きい眼や胴に対して細く短い手足などデフォルメされて描かれるようになった。
こちらはファンから『モンスターファーム』のチャッキー 猫目リンク 」またはスマブラに合わせ「トゥーンリンク」などと呼ばれる。
年齢も初期に合わせ10~12歳ごろの少年として描かれている。

現在ではおもに家庭用ゲーム作品ではリアルリンクが、携帯用ゲーム作品ではトゥーンリンクが用いられることが多い。
リンクの容姿についてはファンの間でもデフォルトのイメージが異なることも。
作品数では子供の姿で描かれたものが多く、実際にリンクが青年として描かれたのは、
外伝・外部出演を除けば「リンクの冒険」「時のオカリナ」「トワイライトプリンセス」だけである。
まあ青年といっても15~16歳の設定で、劇中でも大人にガキ呼ばわりされているので微妙なところだが。
時のオカリナやトワイライトプリンセスではハードの進化もあり、圧倒的なインパクトと高い評価を受けたのも、
大人リンクのイメージ構築に大きく貢献したと思われる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではシリーズ通して登場する大人リンクが「リンク」、
『DX』の子供リンクが「こども(ヤング)リンク」、『X』以降の風のタクト版が「トゥーンリンク」で、
『X』までの子供・トゥーンは共に隠しキャラとなっており、スマブラでは青年の姿がデフォとして扱われているようだ。
子供と大人二つのイメージを持たされたキャラとしてこれからも使い分けられていくのだろう。
『ゼルダ無双』ではゼルダ無双世界のリンク、ムジュラの仮面の子供リンク、風のタクトのトゥーンリンクの三人のリンクが登場する事になった。性能は3人ともかなり違う。

+ 素性
ゲーム中では最初は一般人もしくは旅人として設定されているが、意外にも生い立ちには作品によって奥の深い設定がある。
『神々のトライフォース』では先祖が「封印戦争」でガノンドロフを封印するため戦ったナイトの一人であり、
『時のオカリナ』では父は現在のハイラル王につかえていた騎士であったがハイラル統治の際の戦争で戦死、
母はまだ幼い彼を連れて森に逃げ込み、その森の長であったデクの樹の前で死亡したとストーリー中で語られている
(以降コキリ族として育てられるが相棒の妖精がいないため一部のコキリ族からからかわれている)。
実は結構由緒正しい家柄なのだ。
『トワイライトプリンセス』ではトアル村の牧童の青年で、人望が厚く村人に信頼されており、
次期村長候補にも挙げられているというさらに細かい設定となった。
『スカイウォードソード』では騎士を目指す学生という設定が発表されている。 何この超エリート
『神々のトライフォース2』では鍛冶屋の見習い、と久々に一般人に近い立ち位置になった。
『ゼルダ無双』ではハイラル城の訓練兵の一人、この作品では緑の衣装以上にマフラーがトレードマークとして扱われている(タイトルにも使われている)。
また、ゲームブック「蜃気楼城の戦い」ではリンクは夜の間、クリスタルムーンという水晶珠に閉じ込められ、
ゼルダ姫は昼の間、閉じ込めらる。二人は夜明けと夕暮れの一瞬に入れ代わる。
いつも一緒ながら、お互いに会うことが出来ないというのもある。

「時のオカリナ」以降の作品では声が当てられるようになった。
担当声優は、「時のオカリナ」の少年時代と「ムジュラの仮面」GBA版「神々のトライフォース」は瀧本富士子氏、
青年時代(及びGC版ソウルキャリバーII、「ムジュラの仮面」「ゼルダ無双」鬼神リンク)は檜山修之氏、
「風のタクト」では松本さち氏、「トワイライトプリンセス」では笹沼晃(現・笹沼尭羅)氏、
「大地の汽笛」では小平有希氏、「スカイウォードソード」では大原崇氏、「神々のトライフォース2」では斎賀みつき氏、
「神々のトライフォース」の時期に出たドラマCDでは緑川光氏、「ゼルダ無双」では梶裕貴氏が担当した。
マリオやピカチュウが声優を固定されているのに対し、
リンクはストリートファイターシリーズのキャラの如く声優が変更されており何気に豪華である。

しかし声が当てられているものの明確な性格付けはされておらず台詞は外部出演も含め掛け声や悲鳴など以外一切用意されていない。
「トワイライトプリンセス」で「少々やんちゃで不良少年っぽい」とされたぐらいである。
『ゼルダ無双』でも会話の字幕は相棒である妖精が担っているが、
シナリオではマスターソードを手に入れた結果自分が負けるはずがないと慢心し、ピンチを招いている。
その時のデヤドヤ顔で調子に乗りまくっているリンクは必見。
これはドラゴンクエストシリーズのようにリンクをプレイヤーの分身として動かし感情移入しやすくするための配慮だとされており、
マリオなど任天堂のゲームでも多数派を占める主人公の類型である。
『スマブラfor』のパルテナ参戦発表でリンクがピットと戦闘をする一幕がアニメ化されたが、
ピットとパルテナが天界漫才をするのに対してリンクはエアー!ゲーム中の掛け声のみと徹底されている。
それでも明らかに主人公視点から見た言葉がテロップで語られるのは任天堂のお約束なので黙認しましょう。
当然コミカライズ版ではそれでは話を進められないのである程度の性格付けがなされている。
特に乱丸氏の「リンクの冒険」や姫川明氏の「時のオカリナ」では自分の境遇に悩むリンクの姿が描かれファンからの評価が高い。
姫川氏の「4つの剣+」では4人に分かれたことで性格もばらばらになるという独特の描き方もされていた(というのも白黒では色の表現が難しいためであるが)。
その評価たるや公式でもかなり絶賛されており、オリジナルで登場させた種族に触発された新たな種族を公式に逆輸入するほどだった。
また、「時のオカリナ」のあるイベントで彼のストライクゾーンの広さを垣間見ることができる。
+ と、いうか(「時のオカリナ」について余談)
「時のオカリナ」にはゼルダ姫のほかに幼馴染のサリア、牧場娘のマロン、ワガママ系の魚人姫のルト、
姉御系のナボール、兄貴肌のゴロン族ダルニアとヒロイン的なキャラが結構多い。
…これなんてギャルゲ?
もっとも本人は朴念仁世界を救うことで頭が一杯だったため、フラグを色々無効化したが。
「トワイライトプリンセス」のリンクは彼の子孫らしいが、誰が妻になったのか非常に気になるところである。

ちなみに姫川氏の漫画版「時のオカリナ」では、子供時代にゼルダ姫にキスされて暴れまわり、
以降は彼女を呼び捨てで呼ぶ、大人時代で幼馴染・ミドに「きっと外に女を作ってる」と言われ少し動揺する、
カカリコ村での「姉を紹介するからここに住めばいい」という少年の提案に対し無反応などほぼ完全にゼルダ姫一筋である。
戦いの動機も「世界を救う」ということよりも「ゼルダを守る」ということに傾いている。
また、漫画版では前述のイベントはカットされている。

「時のオカリナ」の直接的続編である「ムジュラの仮面」では唯一リンクが女性に少しなびくイベントがある。
ロマニー牧場の牧場主であるクリミア(外見は時オカの大人マロンそのものだが、別世界の存在)との、
ロマニー牛乳をクロックタウンに配送する際の野盗襲撃イベントクリア後の
「クリミアさんにギュッとしてもらう」イベントである。
文字通り優しく抱きしめてもらい、これにはリンクも「クセになりそうだ」と字幕で独白する。
あれだけフラグ立てといて別世界で恋慕かよ とヤジも飛びそうだが、知るかバカ!そんなことよりロマニーだ!
このリンクはコキリ族とデクの木様に育てられ、実の母を知らずに幼少を過ごした。
こう考えるとクリミアの母性溢れる抱擁には恋慕というより安心を感じたのかもしれない。おとなのおねえさんいいね

それに影響されてか『ゼルダ無双』ではリンク専用というわけではないが(自軍総大将がリンク)、
パートナーとなる女性キャラを1人選んで他の女性キャラを全員倒し、とどめにダークリンクを倒す「真のパートナー」というマップが存在する。

が、「時のオカリナ」のリンクは公式時系列では結構不遇な扱いである。
というのも彼、「トワイライトプリンセス」では 亡霊として登場する 上に
亡霊になってしまった理由が「 戻ってきた時代では勇者として名前を残すことができなかったから 」と微妙に情けない。
しかも上記のとおり「時のオカリナ」以前に発売された作品での(ある意味正史の)時系列では 敗北したことになってた りする。

なお、カービィがソードをコピーして緑の帽子を装着するのもこのリンクのオマージュ。
体力満タンである限り、剣を振ってビームが飛ぶのもゼルダ発祥のネタである。

+ 公式がデヤァ!!
公式ページやyoutubeの公式チャンネルで配信中の動画『ニャニャニャ!ネコマリオタイム』では、ゼルダ関連の情報紹介の際にトゥーンリンクが登場する。
流石に無口と言う訳には行かないので喋る事になるのだが、その際の語尾が回転斬りの掛け声、 「デヤァ!」 となっている。
さらにはコーナーを乗っ取ってしまったり、不意打ち的に下からデヤァ!と出てきたりと割とフリーダム。
デヤァ!とコーナー乗っ取り 下から来るぞ、気を付けろぉ!

余談だが、スマブラDXの少し後に発売されたナムコの格闘ゲーム『ソウルキャリバーII』では
ゲームキューブ版にのみゲスト出演しており(他機種版は三島平八スポーン)、
担当声優の檜山氏は同作品のナイトメア(ジークフリート)及び吉光役も兼任している。


+ ソウルキャリバーⅡでのリンクのストーリーと性能
リンクがハイラルから16世紀の地球に来た理由は
ハイラルから太陽を奪う災厄を招いた魔道士を、ゼルダ姫から討伐の依頼を受けてリンクは見事打ち破るが
魔道士は邪剣ソウルエッジの破片に操られていただけで、元凶のソウルエッジ本体が16世紀の地球で完成しつつあると判明した為。

冒険の果てに彼はオストラインブルグ城にて一人佇むラファエル・ソレルという人物を見つける。
話しかけようと右手を伸ばした瞬間、ラファエルはソードレイピアを振り回しリンクに話す。
「君は見ていたまえ、大人しくね」
ここで退いてはハイラルに災厄が来てしまう。彼はマスターソードを抜き、剣士と対峙する。

ちなみにラファエルに敗北すると「本当にそれが正しいと思っているのかね?愚かな…」と言われる。
ゲーム中ではリンクは気合声しか一切発声していないのに、何故ソウルエッジの奪取ではなく破壊と気づいたのかは不明。お前は水邪か。

ラファエルを撃破し邪剣ソウルエッジも見事破壊した勇者リンク。ハイラルだけでなく地球の世界も救った彼だが
オカリナの音色を僅かに響かせて、彼は人知れず故郷ハイラルへと戻っていった…。

彼はリンクではあるが、どの時代のリンクなのかは不明。
CVは時のオカリナと同じく檜山氏で衣装やマスターソード、ハイリアの盾等は時のオカリナのデザインが多く使われているが、他のゼルダシリーズの武器も使っている。
エンディングでも彼はオカリナを吹いてハイラルに帰還しているが、これも時のオカリナなのかも不明。
前述のハイラル・ヒストリアでもソウルキャリバー2での事には触れられていない。

ソウルシリーズはアサシンクリード2の主人公エツィオ・アウディトーレや、GoWのクレイトス、はたまたダース・ベイダーなど錚々たる面子がゲスト参戦しているが
あくまでゲスト参戦。他社格闘ゲームのストーリー本筋にガッツリ食い込まないというスタンスなのだろう。
そういう意味で他社製品に出演した時のとはよく似た立ち位置とも言える。


+ ソウルキャリバーⅡでのリンクの性能
ソウルキャリバーで3D格闘ゲームに参戦した彼だが数多の道具を駆使してダンジョンを攻略しただけあって
剣術だけでなく弓矢、ブーメラン、爆弾も使いこなす。

3D以降おなじみとなった前転やバック宙、相手の肩に乗りエポナの鞭さばきするように相手の背面を剣で殴打する投げや
後述の大乱闘スマッシュブラザーズの↑Bを彷彿させる、上昇しながら回転斬りを放つ「竜巻切り」。
リンクの冒険の下突きである「ホッピングアタック」など様々な作品が元ネタと思われる技がある。

何より原作では無かった剣技が追加されて剣戟が楽しめるのは格闘ゲームならでは。
ダウンした相手に爆弾を転がしたり、剣で打ち上げて弓矢で撃ち抜くというスタイリッシュなコンボも用意されている。

ただ彼の代名詞である「回転斬り」は残念ながら死に技に近い。
なぜならしゃがまれると当たらないうえにボタンをホールドする事で威力が上がる技だから。どういう因果か回転斬り単独のコマンドは竜巻旋風脚と同じ。
一応パリングアタックからホールド無しで最速でつなげば回転斬りもつながるが…。
水平に撃つ弓矢も最大タメでガード不能となるが、これもしゃがめば回避できる。まさに見てからしゃがみ余裕でした。

身長の低さもネック。144cmのタリムとどっこいどっこいなのでリーチが非常に短く
かといって弓矢、ブーメラン、爆弾等は硬直が非常に長いので、とても中距離から適当にぶっぱなせる技ではないので、接近せざるをえないが近づくまでに一苦労する。
一応リーチと火力アップが見込める武器「特製片手用ダイゴロン刀」や「大妖精の剣」を装備する事である程度は解消できる。
代償としてダイゴロン刀は攻撃する度に体力が減ってしまうのが難点か。



大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるリンク

作品ごとのデザインの変遷

スマブラシリーズにも「ゼルダ」枠で皆勤。一応設置技キャラである。
初代の時点では「時のオカリナ」と同時期に開発されていた為、「時のオカリナ」の情報が殆どなく、
その為デザインこそ「時のオカリナ」準拠だが、技やステージBGMは「夢を見る島」以前のものに準拠していた。
(「時オカ」原作では本来こどもリンクのときでしか使えないアイテムを使うなど)
『DX』までのCVは「時のオカリナ」と同じ檜山氏。
『X』からは「トワイライトプリンセス」版のデザインに変更されたのに伴い、CVも笹沼氏に変更された。
海外版での吹き替えが存在しないキャラの一人である。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • 弓矢(NB)
『DX』から追加されたワザで、速度に優れる飛び道具。
ボタンを押し続ける事で溜める事が可能で速度、飛距離、ダメージが向上する。
ふっとばし力は低めなのでバックジャンプから牽制として使ったり、崖に向かって無溜めを落として崖際攻防の一手としたりできる。
『DX』では何故か地面に刺さった弓矢にも判定が残るので、 最大チャージショットを刺さった弓矢が受け止める 珍事も・・・
『for』では更に弾速とふっとばし力が上がったため、サドンデスでは無類の強さを発揮するようになった。

  • 回転斬り(上B)
エアー!回転して周囲を剣でなぎ払う。
空中版も同じく回転しながら上昇するのだが復帰力は低め。
『初代』では空中の敵への追撃や、頼れないとはいえ復帰の際にせざるを得ない程度の扱いだったが、
『DX』以降は発生が速くなるなどといった強化がされ、ガードキャンセルや奇襲技として使えるように。
空中版での上昇速度も見直され、連続ヒット系になったのと最後に敵を吹っ飛ばす一振りが増えた。
おかげでシリーズを重ねるごとにリンク自身の復帰力は向上している。
『DX』では持続中にカス当てをすることで 強烈に斜め下に弾くベクトルが働く 、通称「サイドストリーム」というテクニックが存在。下投げから繋がることから一発逆転性も高い重要なワザにランクアップした。
『X』では原作同様ボタン押しっぱなしで溜められるようになったが、
サイドストリーム削除、溜めないと前作以下の火力、どころか 最大まで溜めても前作以下の火力 など攻撃用途としては死に技と化してしまった。
『for』でも発売初期の頃は前作同様ふっとばし力が低かったが、アプデにより無溜めでもバーストに使える火力になったため復権した。
また、シリーズ通して掛け声が独特であるせいかよくネタにされる。
時オカ版は「シェアアアァ!」、トワプリ版は「デヤアアアァ!」なのだが、後者は「 エアー! 」としか聞こえないともっぱらの評判。

  • 爆弾(下B)
アイテム扱いの爆弾を取り出す。今となってはアイテム系飛び道具を持つキャラは珍しくないが初代では唯一無二。
その仕様上、何か普通のアイテムを持っている時は出せないので注意しよう。
ヒットして少し吹き飛んだところに追い討ちをかけたり、
上にふっとばされたときに下方に投げることで追撃を拒否したり、
空Nに繋げるコンボソースにもなるとなかなか万能な飛び道具。
持っているだけでも十分な牽制になるので、隙を見つけて投げていこう。
もちろん、爆風には自分も巻き込まれてしまう…のだが、それを逆利用した復帰方法も存在。詳しくは後述。
ちなみに『for』では相手にヒットした場合のみ自分は爆風を食らわないという仕様になった。

  • ブーメラン/疾風のブーメラン(初代のみNB、『DX』以降は横B)
真横意外にも上下への投げ分けが可能な飛び道具。はじきで飛距離が伸びる。
また、地形に当たると跳ね返って軌道が変わる。
発生はやや遅いが後隙がほぼないのが特徴で、こちらも後ろにジャンプしながら投げるのが有効。
相手のジャンプを抑制したり戻ってくるブーメランのカス当たりからスマッシュを当てたりとリンクの強さの一角を担っていた。
『X』からは疾風のブーメランとなり、戻ってくるときに攻撃力がなくなる代わりに竜巻を発生させ、相手を引き寄せる。
しかし戻ってくる時の攻撃力が無くなったと言う事は相手を怯ませることが無くなったと言う事であり、
こちらが大技を当てるチャンスどころか逆に魔人拳などの 敵の大技を引き連れて戻って来る可能性が生まれてしまった
それでも相手の細かい位置調整をずらして混乱させたりこっちが混乱したりと使えないことも無い。
というか 使うしかない のが実情である。

『for』ではカスタマイズにより『DX』以前の通常のブーメランを再び使用することができるようになった。

腕に宿した勇気のトライフォースから光線を撃ち出し、当たった相手をトライフォース状の力場に閉じ込める
高速で接近してメッタ斬りした後、渾身の一撃で力場ごと打ち砕き、大きく吹き飛ばす。
攻撃範囲は狭いが射程は長く、威力もかなり高いため、地形さえ悪く無ければある程度の蓄積で確実に撃墜できる。
『for』ではだいぶ威力が落とされたが、それでも非常に高い。

マスターソードによる剣技やブーメランと爆弾、弓矢やフックショットなどの多彩な武器を使いこなしながら戦う。
通常技はほぼ全て剣を振り回し(一部はキック)、必殺ワザはニュートラルと横が弓矢とブーメランによる飛び道具、上が復帰にも使える回転斬り、
下でアイテム扱いの爆弾(爆風には自分にも攻撃判定あり)を持った状態になり、投げはフックショットで相手を捕えるというもの。
判定の強い通常技と豊富な飛び道具で攻める、攻撃に特化したものとなっており、剣による攻撃は威力が高く判定も強い。
投げもサムスと並び長いリーチを持つ。
多種多様な飛び道具を持つが、ワザの性質としては「設置キャラ」と言う事になる。

反面機動性は悪く、ダッシュ速度・ジャンプ力・復帰力はいずれも全キャラ中最低クラス。
一応 ジャンプアクションの出身ではないから跳ね回らない程度に重い という原作イメージの尊重でもあるのだが…。
むしろ剣盾弓矢爆弾フックショットetcと大量に持ち歩いているんだから重いのも仕方ない気がしない事もない。
それだとコンパチのこどもリンクやトゥーンが素早いのはなんなんだとお思いだろうが見逃してほしい
また、落下速度も速いためお手玉コンボの絶好のカモとなってしまう。
通常技も全体的に隙が大きめで、発生が遅めなので基本的にあまり自分から近づこうとせず、
寄ってくる相手を豊富な飛び道具で上手く牽制、掻い潜られたらガーキャン掴み等から切り返して戦うことが求められる。
+ 『初代』での性能
剣を使った攻撃はリーチと判定・火力・決定力に優れており、単発火力は全キャラの中でも随一。
特に上強攻撃が当たった時のリターンが凄まじく、「上強攻撃×n回 → 空中下A or 上B(回転斬り)」の
小学生でもできるコンボが超お手軽かつ強力である。
難易度は上がるが途中でNAと空中上攻撃を絡めて空中下Aで〆れば、即死コンボにもなり得る。
着キャンさえ完ぺきならば、空中下Aは強力なぶっ放し技で、割り込み性能はかなり高い。

ただ、前述の通り機動力は最低クラス。ただのジャンプでさえ隙がありそれでいて高度も低く、復帰技の上昇率も雀の涙。
蓄積ダメージが全く溜まっていなくてもステージ端で投げられただけで死亡フラグが立つ。
(本作は復帰阻止が恐ろしく強力で、リンクはそれを拒否する能力がないため)
ヘタに重く落下速度も妙に速いため、お手玉コンボの拒否能力も最低クラスで、あっという間に蓄積がたまってしまう。
肝心の攻撃面も「当たりさえすれば強力だが、機動力の低さのお陰でなかなか当たってくれない」事が多く、
上強攻撃もリターンはでかいが出は早いわけではなく隙もそれなりなために、
当たってくれることを甘えた「おねがい上強攻撃」を振ってるだけではあっさり狩られてしまう。
そのためブーメランや爆弾で場を制圧したり、他の小技で牽制したりしながら相手の行動を狩るのが最重要。
お手軽に見えて、慎重な立ち回りを必要とする上級者向けキャラである。

立ち位置的は下位(特に海外では同じ緑仲間に次いで低い)。
しかしその性能からか他の下位キャラには有利を付けており、逆に上位には大きく不利を付けられているという、有利不利がハッキリしているキャラであり、
「弱いキャラには滅法強いが、強いキャラには弱すぎる」 とはとあるトッププレイヤー談。リンクを的確に表した一言である。
+ 『DX』での性能
NB技は「弓矢」に置き換えられ、既存のブーメランは横Bに変更された。
「ブーメラン・弓矢・爆弾」の三種の飛び道具で場を制圧し、近づいたキャラを剣を使った強力な攻撃で制圧する
バリバリの要塞型キャラ になった。
ネックだった復帰性能も投げ技に使うフックショットを空中で出し、ステージの壁に突き刺して復帰することも可能になり、
単純に回転斬りの上昇率も上がったためかなりマシになった。
特にフックショットは空中緊急回避をキャンセルして出せ、更に壁に突き刺してジャンプすれば錐もみ落下にもならない為、
本作の空中緊急回避の仕様もあってかなり有用で前作で問題だった崖際の復帰阻止拒否力はかなり上がっている。
また、リンクの場合爆発寸前の爆弾を持ち「空中ジャンプ→上必殺→爆発に巻き込まれる→上必殺」と2回上必殺を出せるテクがある。
本作では自分の攻撃でも爆弾を爆発させることができたので、
「空中ジャンプ→爆弾を上へ投げる→上必殺で爆弾を斬る→爆発に巻き込まれる→上必殺」というテクニックが可能で一番やりやすい。
OP相殺により爆弾を壊せない事があり、著しく上昇出来るわけでは無いので実用性は微妙なところだが・・・
技の項でも述べられている通りリンクの代名詞の一つと言える回転斬りが本作では特に強力で、
端に追いやったらとりあえず崖際でこれを置いておくだけでお手軽かつ回避困難な復帰阻止と化す。
そうでなくても発生が早く威力も吹っ飛ばし力も高く判定も強いということもあって、
初心者同士の対戦だとッシェアアアアア!!しまくる光景がよくみられる。時オカリンクの再現である
またリンクの隠れた特徴として盾を前方に構えている間(主にニュートラルとしゃがみ)
相手の飛び道具を盾で防ぐ事が出来るようになったのは本作から。
硬直が非常に少なく、思いがけないところで役立つ機能(特にフォックスの地上ブラスターを完全に防げる)となっている。
が、常に動き回るゲームである事と足や頭を狙い撃たれる事もある以上生かされる事は少ない。

ただし、相変わらず機動力は最低レベル。
頼みの綱の各種飛び道具も隙はそれなりにあるためそこを付かれると結構苦しい。
その上、 上位陣は当たり前のようにそれを跳ね返してくる ので逆に自分の首を絞めかねない。
また飛び道具によってダメージは比較的与えやすいのだが、フィニッシュ技の性能が微妙なためなかなか撃墜しきれないという、
「ダメージソースは豊富だが、フィニッシュソースに乏しい」という弱点が現れ始め、
『DX』以降のシリーズで常にリンクを悩ませ続けることとなる。
本作ではこの問題を解決するためブーメランの戻りを当てて強引にフィニッシュ技へ連携するのが上級者の戦術とされているが、
これは実質 4手5手先を読む ことに等しく、的確な状況判断と高度な立ち回りを要求される。

キャラランクでは中堅下層。しかし彼よりもとの差があまりにも大きすぎるため、実質的には彼が最弱キャラになっている
「戦えるキャラ」としてまだ居残れるだけまだましではあるが。
+ 『X』での性能
『X』では他キャラが軒並み復帰力が上がったのにも関わらず、リンクは復帰技の上昇が低下、
空中フックショット(クローショット)の長さを短くされる等の仕打ちで、 何故か更に低くなってしまって、立つ瀬がなくなってしまった
エアー!とちょっと気の抜ける声を出して回転斬りをしながら落ちていく様はよくネタにされている。
+ エアー!

┐        ○\   ┐             ┐
/  ∃∞∞∝<- )    /           /
         <\                 ノ = ヽ
    ジャラ...                    (( ( ○ ) ) )
                            ヽミ 三彡   エアー!
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                      )
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┐              ┐            ┐
/   〆 + シャキン     /          /
   く○
    |θ
   <\
                 θ○\
                   )         i| |  ナァ
                  <<         |ll|i|lll|  ア
                           |ヽil!|!li/| ァァ!
ジャラッ・・(クローショット届かない)→ エアー! ・・・・ジャキンッ!(回転斬り届かない)→ ナァァァァー! (落ちる)
はリンク使いなら誰もが通る道である。
ブーメランが実質の弱体化、その他の低機動力等の弱点が据え置きなのはまだいいとしても、 元より低かった決定力はさらに低下した のは頂けない。
「なかなか相手を撃墜しきれないのに、自分は簡単に死ぬ」 ことから、結果的にキャラのコンセプトと真逆な低火力・低防御力になってしまい、
国内タイマンランクはプリンに次ぎ、サムスファルコンに並ぶ最下位とされており、
『ゼルダの伝説』シリーズのキャラでは最も低い位置に…これでいいのか主人公

+ 『for』での性能
流石に前作は弱すぎたと反省されたのかいろいろ調整が入ることになった。
低すぎた復帰力は、復帰技の上昇率も上がり、他にもワイヤー復帰の範囲が前作よりも大幅に広くなるなど大幅に改善。
攻撃面も、上強攻撃と上・下スマッシュのふっ飛ばし力がかなり上昇し、まともなフィニッシュ技として機能するようになったり、
キャラによっては弱一段目から各種スマッシュが入るようになり、今までに無かった「発生の早い小技からのフィニッシュ」が可能となったり、
「撃墜しきれない」欠点はかなりマシになっている。
他にも空中下Aは出だし際に先端ヒットでメテオ判定が付くようになったり、
DAは原作の「ジャンプ斬り」に変更されて差し込み性能の低下と出が遅くなった代わりに 軽~中量キャラのスマッシュ並みの攻撃力 に強化。
(しかし以前のDAは発生の早さから差し込みに活躍していたので、ただでさえ差し込めないリンクが更に悪化して弱体化したとの声も…)
爆弾も相手にヒットさせた場合のみ自分はダメージを受けなくなるなどところどころ強化されている。

ただし相も変わらず機動力は最低レベルで、スピードキャラには攻撃を当てるのすら一苦労なのは今まで通り。
各種飛び道具での弾幕も、シールドの性能が向上したためそこまで機能しなくなっているのも向かい風。
おまけにリンクに限らず、武器持ちキャラは「逆判定詐欺」なグラフィックが実際のリーチと噛み合っておらず攻撃が空振りしやすく確反の的。
なお、更新データによるバージョンアップにて、強化される点はあれどそれ以上に立ち回りの強化をもたらすテクニックが削除され、
その結果弱体化するという事態が毎度続き、リンク使い達の悩みの種となっていた。
一方でバージョン1.0.8では掴みの攻撃範囲・判定が強化され、更に下投げが自分側に吹き飛ぶようになったことでコンボ始動技に変貌。
低%では上強によるお手玉、高%では空上による撃墜が狙えるようになった。
更に上スマッシュ攻撃や下強攻撃も使い勝手が向上するなど、以前と比べれば強化され、リンク使いの間でお祭り騒ぎとなった。

しかしながら、上記の強化を込みにしても弱点を補えるほどではなく、
上記の更新以後も地味な強化がされ続けた(スピードは相変わらずだが)ものの、
キャラランクではやはりというか中の中~下の上辺りとされている。
普通の格ゲー以上に行動に融通が利くために機動力が大事なこのゲーム、
やはり火力が多少上がったところで隙が大きいままではそのまま強さに繋がるのは難しいのであろう。
トゥーンリンクとの位置関係は相変わらずである

シリーズ全体で見ると下位と中堅を繰り返しており、上位に位置したことはない。
スマブラはシリーズを通してスピードキャラが有利なシステムなため、初代から常にドンキーコングと一緒にその煽りを受けている。
ドンキーの場合は持ち前のパワーに重量級としては速めの機動力や強力なテクニックを持つからまだ良い方だが、
リンクは今までの解説を読めば分かる通り高い人間性能を要求される上にそれでも上位キャラ相手だと厳しい戦いを強いられる。
とはいえ勝てないキャラではない。
リンクが苦手なキャラ以外を使用している相手からすれば厄介な飛び道具要塞であるのは確かであり、
またプレイヤーの実力が反映されやすいため、愛用するプレイヤーもそこそこ存在している。
特に熟練者が使用する待ちリンクはそれを崩しづらいキャラにとっては脅威であり、また攻めリンクも油断ができない。
ダイヤグラムも含めて格ゲーで例えるなら多様な飛び道具を持ったヒューゴーQトゥエルヴといったところだろうか。


また、『DX』ではモデル替えキャラとして「こどもリンク(時のオカリナ)」、
『X』以降ではそれを継ぎより差別化される形として「トゥーンリンク(風のタクト)」が登場している。
+ スマブラにおけるこどもリンク、トゥーンリンク
普通のリンクより装備が軽く、ジャンプ力で上回り走るのも速い。三角跳びも可能。原作では出来なかったのに
反面その分軽量化したために吹っ飛びやすくなっており、持っているコキリの剣も威力・リーチともにマスターソードには劣る。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • 炎の弓矢(NB)
炎を纏った弓矢を放つ。
発生がリンクの弓矢より速いが最大速度や威力は比較的遅め。
ちなみにこの姿で弓矢を使うのは「ムジュラの仮面」から(「時のオカリナ」では妖精のパチンコを使用)。

  • 回転斬り(上B)
こちらは地上でも連続ヒットし、相手を巻き込んだあと最後の1発で吹き飛ばす。
とはいえ、リンクとは比べ物にならないほどふっとばし力が低く、当然サイドストリームも無し。
上方向に打ち上げる上に後隙が大きいため、逆に空中攻撃をもらいがち。
敵の蓄積が多少必要なのはもちろんの事、ガードキャンセルや回避狩り以外での使用は控えよう。
代わりに空中での上昇高度は高く、復帰技としての性能はこちらが上。

  • 爆弾(下B)
ほぼ同じだが、爆風が多段ヒットするようになり、うまく全段当たれば最終的なダメージでは上回る。

  • ブーメラン(横B)
飛距離が落ちた分、上下にシフトした際の角度がより鋭くなっておりダメージも上。
急になった角度のおかげで上に投げれば優秀な対空技に。

『X』からはこどもリンクの後を継ぐかたちでトゥーンリンクが参戦。
基本的な性質は『DX』のこどもリンクに近い形ではあるが、
脚が短いからか蹴り技を全く使わず、フワフワした挙動など、見た目だけでなくモーション面や、性能面でもより差別化がされている。
その性能は、ぶっちゃけリンクの上位互換。
隙の無さや運動能力はリンクより優れていて、フィニッシュ力はリンクより上。飛び道具もかなり融通が利き、高性能。
リーチは短く単発火力は低めではあるが、機動力があればリーチがあるのと変わらず、コンボ火力もあるためにこれらの弱みは帳消しになっている。
キャラランクは中堅あたりをうろついている。
下突き(空中下攻撃)は垂直に急降下するようになり、強力なメテオではあるが失敗すると自滅確定という諸刃の剣に。

なお、『for』発売前に公開されたスクリーンショットにおいて背景キャラでいることが確認されたため、
一時はリストラを危惧する声も見られた…が、無事に続投。
そして一気に初期キャラに昇格ということで、最初から2種類のリンクを使うことができる。
ちなみに上記のステージでリンクやトゥーンリンクが戦うことになった場合、原作に登場していたサブキャラに変わるという措置が施されている。
背景からプレイアブルに昇格したキャラとしてデデデがいるが、同じ作品で両方で出ているというのは珍しい例である。
なおと同様にモデルチェンジキャラクター扱いではないため、カスタマイズ技は大人版と全く異なっている。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • 勇者の弓(NB)
リンクに比べて角度や速度が緩やかになっている。また殆ど溜めなくてもそこそこの飛距離が出るのが特徴。

  • 回転斬り(上B)
こどもリンクのものとほぼ同じ。地上版はリンクと同様に溜めが利く。
こっちはちゃんと「デヤァー!」と聞こえる。

  • バクダン(下B)
ふっ飛ばし力や威力がリンクの爆弾よりも若干控えめ。それでも便利さは変わらない。
また、性能とは関係ないが爆風のエフェクトがきちんと「風のタクト」準拠になっており、リンクの爆弾より爆風の範囲が広い。

  • ブーメラン(横B)
こちらは戻ってくるときに竜巻がなく、攻撃判定が持続したまま。
また、飛距離もリンクのものより長く、火力も高い。上下シフト時の角度も大きい。
リンクに返してやって欲しいとの声も

グラフィックの雰囲気、リンクのものより威力が少し弱い、相手を引き寄せる力が強まっている…の3つ以外はほぼ同じ。



MUGENにおけるリンク

MUGENでは全部で9体のリンクが確認されている。
おそらく海外サイトを探せば更に増えるだろう。
+ MICROmor氏製作 若リンク
  • MICROmor氏製作 若リンク

海外製キャラ。
戦国卍丸ドット絵を改変している。
マヴカプ仕様が見受けられるキャラ。スマブラの檜山ボイスが使用されている。
性能は並キャラ。だが、五右衛門氏のAIを入れると飛び道具を自重しなくなり相性が良ければ完封も有りうる。
遠距離戦の方が強いのは剣士として何か間違っている気もするが

パワプロくんグッ・・・・・・・・! まさか一撃も返せないなんて・・・・!


また、サイズも並なのでトーナメントに出ることもできる。
なぜかスト3風のEX必殺技も使用可能。
注意したいのは、ソードビームと弓矢は飛び道具を消せないこと、
爆弾は爆発時自分にも判定がある(これは原作再現)こと。
7~12Pはダークリンク。
必殺にダークリンク専用のワープが追加。
またLv1超秘は1~6P専用技で、Lv3は1~6Pと7~12Pで性能が変化する。

海外では他にも任天堂キャラがマヴカプ化されているのをよく見かける。
コンプゲーでも作るのであろうか。
なお、このリンクは他の製作者が必殺技の追加などで改変が施されたものも少なからず存在している。

+ RMX、 Silencer、 Eikichi、 & Mike Werewolf氏製作 若リンク(手描き)
  • RMX、 Silencer、 Eikichi、 & Mike Werewolf氏製作 若リンク(手描き)

海外製で、同じくマヴカプ仕様。
「時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」がベースのようだ。
手描きキャラだが作品の要素がこれでもかと詰め込まれており非常に作りこまれている。
敵を攻撃すると爆弾、矢、ルピーがランダムで出て、ルピーを集めてチンクルからアイテムを買うことで使用できる技が増えるという変わったシステムを持っている。
KOされるとルピーと爆弾、矢はなくなる。
戦闘開始前にアイテムがすべて揃った状態やランダムでいくつか所持した状態も選択可能。
攻撃をガードし続けているとすぐガードクラッシュを起こし気絶するためブロッキングは必須。
+ ぼうし氏製作 リンク(リンクの冒険ドット)
  • ぼうし氏製作 リンク(リンクの冒険ドット)
多くのスマブラ風キャラを製作しているぼうし氏制作のスマブラ(X)を再現したリンク。いわくニコ産キャラで通じる。
FCのリンクの冒険のドットを使用している。
最後の切り札(3ゲージ技)やスマッシュなどのスマブラ基本の動作が搭載されている。
また、何もしていない時としゃがんでいる時は、盾ガードで超必殺以外の飛び道具を無効にする。
現在はぼうし氏のサイトが消失したので入手不可能。

+ ぼうし氏製作 子供リンク(FC版初代ゼルダドット)
  • ぼうし氏製作 子供リンク(FC版初代ゼルダドット)
同じくスマブラを再現した子供リンクで、FCの初代ゼルダのドットを使用しており、カービィといい勝負の小ささ。
当初はこちらをリンクとして作成していたが、「コッチのドットは子供リンクだろ」と突っ込まれたことから変更された。
技はDXの子供リンクよりXのトゥーンリンクに近い。
スマブラXには登場しないキャラなので原作ではX初採用のシステム最後の切り札はないのだが
こちらではリンクと同様、トライフォースラッシュが搭載されている。

また、氏のスマブラ風キャラにはストックがあり、特定の攻撃で場外へ吹っ飛ばすことで
1つ減少し、体力を0にする以外に3回吹っ飛ばすことでKO可能。
このストックは相手にも適用される。
…というより、相手も氏のスマブラ風キャラでなければ吹っ飛ばされることはないので、自分のストック表示はただの飾りである。
ラウンド毎にリセットされる七星ゲージみたいなものとすれば分かりやすいか。MUGENにおける七星ゲージと同じく、
実態は「対戦相手のライフバーの下に表示される自分のゲージ」である。
「タッグ戦で相手が2人でもゲージは1つしか表示されない」ことも七星ゲージと同様。
そのためタッグ戦の場合は、ストック数が5(合計して5回目以降の吹っ飛びが一撃必殺という仕様)になっている。
現在はぼうし氏のサイトが消失したので入手不可能。


+ Werewood氏製作
  • Werewood氏製作
やや背の小さいリンク。
ボムチュウやハンマー、弓、フックショットなど様々な武器を使いこなす。
+ AxKing氏製作 NapoleonJonamite & KBN22氏改変
  • AxKing氏製作 NapoleonJonamite & KBN22氏改変
新mugen専用
mugenでは珍しいリアル頭身の成人リンク
マブカプを参考にした仕様になっている。6ボタン式。
原作の代表的な技は一通り搭載されており、どれも発生が早く繋ぎやすいため使いこなせば結構強い。
特に「フックショット」は相手を引きよせる上に一時的に行動不能に陥らせるため、コンボの起点として使える。
ただし、ガードされると隙ができるため、飛び道具の「弓矢」などを使ってうまく相手を牽制していくのが重要。
また、「回転切り」など使いどころを誤ると大きな隙ができる技もあるので注意。
デフォルトでAIも搭載されており、一般的な並キャラと同程度の強さ。
+ KingCharz氏 & Chaos Dante 氏& EMW氏製作
  • KingCharz氏 & Chaos Dante 氏& EMW氏製作
winmugen、新mugenの両方で使用可能。
上のリンクをオリジナルの手描きドットに差し替えて改変した物。
イントロで狼から変身するなど、トワイライトプリンセスの要素も入ってるようだ。
ちゃんと楯を腕に装着した状態で戦ってくれる。
ダークリンクカラーもある(性能は変化しない)。

6ボタン式であり、コンボキャラ寄りの性能。
ブーメランや爆弾が通常必殺技扱いとなり、飛び道具の選択が広がった。
また、回転斬りが必殺技と超必殺技の2つのバージョンに分かれ、より扱い易くなっている。空中でも使用可能。
二段ジャンプやハイジャンプも搭載されている。
2016年4月21日の更新により、Chuchoryu氏のドット絵に差し替えられた。元々こちらのリンクを改変した物なので逆輸入の形になる。
Chuchoryu氏のものと比べて技が繋げやすくなっており、操作感はかなり異なる。
演出、技の追加や変更もされており、シンプルではあるが見栄えが向上した。
AIはまだ搭載されていない。
+ Chuchoryu氏製作
  • Chuchoryu氏製作
KingCharz氏等のリンクのドット絵を改変している。声が大原氏のものに差し替えられている。
今後も更新予定があるようだ。
AIは搭載されていない。
+ Shiruzato氏改変
  • Shiruzato氏改変
chuchoryu氏のリンクにまだ搭載されていない必殺技・超必殺技を付け足した物。
新たに搭載された技はどれもクセが強く、使いどころが重要。
AIは搭載されてはいるが、基本的にはワンパターンな動きしかしない。

出場大会

削除済み