NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

黒趾シリーズ

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nier_rein

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黒趾ノ短剣

死者を弔う場として存在していた、とある教会。そこには身寄りのない子供達も暮らしていた。教会が街から離れた地に位置していたため、子供達は教会から離れた事もなく退屈な日々を送っている。

ある日教会に、黒い鳥を肩に乗せた怪しい雰囲気の女が現れた。旅の途中だという女は、世界各地の逸話や伝奇を語り、大いに子供達を沸き立たせる。女性の去り際、子供達は旅への同行を懇願した。

すると女は子供達に条件を出す。「代わりに何か贈り物を頂戴。私を一番驚かせた贈り物をくれた子だけ着いて来ても良い」。子供達は教会の中にある限られた物の中で、三者三様の贈り物を用意した。

最終的に女の旅に同行を許されたのは、教会の地下にある死者の骸を差し出し、女の怒りを買った子供だった。もっとも、旅に同行したのは、女の連れた鳥の胃袋に入った肉片だけであったが。

武器種 小型剣 レアリティ ★★★★ 
属性 闇   シリーズ 黒趾
追加日 2021年10月11日
EN Blacktoe Dagger


黒趾ノ長槍

街の外れにある、とある屋敷で長年門番をしている男がいた。
槍を持って門の前に立ち、不審な人物や客人の対応を行う、
男は同じ屋敷で、その仕事に人生のおよそ半分を捧げてきた。

長年同じ屋敷で同じ仕事を続けているため、
男は雇い主、つまりその屋敷の主人とはずいぶん仲が良かった。
個人的な悩み事についても話し合う、友と言えるほどに。

ある日、屋敷の主人は自身の寿命について男に話した。
子供の居ない自分が老死すれば、門番の仕事もなくなってしまう。
早いうちに次の仕事を探した方がいいと、主人は謝りながら話す。

しかし、男は結局別の仕事に移ることはなかった。
長年世話になった主人を一人残すのが忍びなかったからと。
男は屋敷が荒れ、黒い鳥や獣の住処になっても門番を続けていた。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 闇   シリーズ 黒趾
追加日 2022年2月28日
EN Blacktoe Halberd


黒趾ノ大剣

話の始めに男は語った。
力なく地面に倒れ込み、沢山の黒い鳥に啄まれている少女を見たと。

続いて男は話す。
俺はまだ熱のある少女の体を抱きかかえながら、急いで移動したと。

更に続けて男は言う。
気付けば、血濡れた俺の腕の中で少女はもう息を引き取っていたと。

そして最後に、男は一つ付け足した。
実は今までの話はすべて嘘で、本当は出来事の順番が逆なんだ、と。

武器種 大剣 レアリティ ★★★★ 
属性 火   シリーズ 黒趾
追加日 2021年11月10日
EN Blacktoe Greatsword


黒趾ノ鋼手

一人の狩人が、森の傍の小さな小屋で暮らしていた。
たまに銃声や獣の声を聞くのみの静かな日々だったが、
ある夜に、おとなしそうな一人の女声が狩人の元を訪れた。

女性は狩人に一つ依頼をした。
家で飼っていた猛獣が逃げ出してしまい、捕まえて欲しいと言う。
もし生け捕りが難しければ、射殺しても構わないとの話だった。

狩人は不審に思いながらも、聞いた手掛かりを元にその猛獣を探す。
1から2メートルの体躯であるという情報から、
その体格に見合った罠を仕掛け、毎朝それを確認に向かった。

ある朝、狩人は罠の一つに、例の猛獣がかかっているのを見付けた。
泣きながら助けを請うその姿は、猛獣の体を持ちながら、人の……
狩人はそれ以上考える事さえおぞましく、震えた手で発砲した。

武器種 格闘 レアリティ ★★★★ 
属性 風   シリーズ 黒趾
追加日 2022年2月10日
EN Blacktoe Gauntlets


黒趾ノ祀杖

儀式や魔術には往々にして贄や供物が必要となる。
命あるものに奇跡をもたらすなら、それらもまた命であった。

ある女は自身の願いを叶えるため、東西古今の文献を探り、
あらゆる魔術、儀式を自らの手で準備し、試したと言う。

その過程で彼女は多くの命を手に掛けた。黒い鳥類や蜥蜴、
百足などの不審な死体が多数発見され、近隣住民が慄くほどに。

だが、あらゆる魔術と儀式に頼っても、女の願いは叶わない。
いくら贄を捧げても、死した彼女の魂が再び体を得る事はなかった。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 水   シリーズ 黒趾
追加日 2021年12月10日
EN Blacktoe Crosier


黒趾ノ短銃

僕は昔から天才と呼ばれていた。
何をやっても初めから上手くできたし、
誰かに負けたことや失敗したことなんて一度もなかった。

だからこそ、初めて失敗してからの人生は最低だった。
今まで向けられていた期待や羨望の目線が、
嘲笑や失望の視線に変わり、自分の存在意義さえ分からなくなった。

全ての景色が不快に思えた、正しく青く居られる空さえ憎かった。
ゴミを啄んで好き勝手に生きる黒い鳥の鳴き声さえ、
僕の事を笑っているように感じられた。だから黙らせた。

また笑い声が聞こえる。君だって、笑ってるんだろう?

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 光   シリーズ 黒趾
追加日 2022年1月11日
EN Blacktoe Gun
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