運命と宿命
貴族が平民から搾取する国に、一人の女の子が暮らしていました。平民の反発が強まり、報復を恐れた貴族は、新たに最下層身分を制定しました。その身分に落とされた女の子とその両親は、首輪をつけられて区別され、平民らの不満のはけ口となりました。
女の子の父親は、街の衛兵として働いていましたが、身分を理由に職を奪われてしまいました。父親は、どんな仕事でもいいからまた働かせてほしいと訴えに行きましたが、かつての同僚らから暴行を受けて殺されてしまいました。
女の子の母親は、街で露天商をしていましたが、身分を理由に商売を禁止されてしまいました。仕事を失った苦悩から、母親は若い男との浮気に走りました。夫が同僚たちに殺されたのを好機とばかりに、娘を捨てて、若い男とこの国を去りました。
女の子には仲良しの友達がいましたが、その子は身分を理由に女の子を蔑み、無視するようになりました。もう女の子には頼れる人がどこにもいませんでした。女の子は、底の見えない絶望の中へ、耐えがたい空腹と共にゆっくりと沈んでいきました。
| 武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年7月9日 | ||
| EN | Fate & Destiny | ||
| 解放: フィオ(白の少女) | |||
白鉄の篭手
むかしむかし。光の神が6つの武器を創り、それらを世界の此方彼方に隠したとされている。そのうちの一つである篭手は、広大な砂漠の中に埋もれ、長きにわたり人目に触れることはなかった。その砂漠には、都から追いやられた貧しい異邦の民が暮らしていた。
異邦の民は、砂漠で稀に見つかる鉱石を売って暮らしていた。それらは布袋一杯に集めても銀貨1枚にも満たない価値しかなかった。ある日、いつものように彼らが鉱石拾いに精を出していると、仲間の一人が砂の中から黄金に輝く篭手を見つけた。
彼らは、その篭手を女王に献上することにした。それは、女王に忠誠を誓う意思があることを示し、都で暮らすことを許してもらうためだった。都へ上がり、女王に謁見を申し出たが、女王は無慈悲にも篭手を取り上げ、異邦の民を再び砂漠へと追放した。
女王は、輝く篭手をうっとりと眺めた。しかし、それを国庫に大事にしまおうとして触れた途端、篭手は砂となって跡形もなく崩れ落ちてしまった。一方その頃、異邦の民が拾い集めていた布袋の中の鉱石は、すべて本物の黄金に変わっていて、彼らは驚いたという。
| 武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★ |
| 属性 | 光 | シリーズ | 白鉄 |
| EN | Alabaster Gauntlet | ||