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6月 | 7月 | 8月 |
7月9日追加
君ト結ブ手
人間になりたいという黒い怪物が、『檻』の中で泣いている少女と出会った。少女の『夢』を食べ尽くすと人間になれると唆された怪物は、少女と共に『檻』を下りながら『夢』を集めることにした。人間になりたい理由は、怪物自身、見つけてなかった。
怪物は、少女を利用するだけのつもりだった。『檻』を下りながら、少女は怪物に色々な話をした。最初は鬱陶しく感じながらも、無邪気に夢を語る少女の様子に、怪物は次第に心を開いていった。そうして、少女の『夢』を全て集め終えた。
怪物が全ての『夢』を食べた時、怪物は少女の姿に、少女が怪物の姿になった。少女を元の姿に戻すため、怪物は再び『夢』を集めるべく『檻』を上り始めた。怪物は『言葉』を失っていたが、自分は意思を持って何をしたいのか、その答えを見つけていた。
数多の『檻』の障害を乗り越え、怪物は再び『夢』を集め終えた。怪物の姿をした少女に『夢』を返すと、少女と怪物はそれぞれの姿へと戻っていった。人間にはなれなかったの? と聞く少女に、怪物はいいんだ、と優しく答えた。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Entwined Hands | ||
解放: レヴァニア(黒の怪物) |
運命と宿命
貴族が平民から搾取する国に、一人の女の子が暮らしていました。平民の反発が強まり、報復を恐れた貴族は、新たに最下層身分を制定しました。その身分に落とされた女の子とその両親は、首輪をつけられて区別され、平民らの不満のはけ口となりました。
女の子の父親は、街の衛兵として働いていましたが、身分を理由に職を奪われてしまいました。父親は、どんな仕事でもいいからまた働かせてほしいと訴えに行きましたが、かつての同僚らから暴行を受けて殺されてしまいました。
女の子の母親は、街で露天商をしていましたが、身分を理由に商売を禁止されてしまいました。仕事を失った苦悩から、母親は若い男との浮気に走りました。夫が同僚たちに殺されたのを好機とばかりに、娘を捨てて、若い男とこの国を去りました。
女の子には仲良しの友達がいましたが、その子は身分を理由に女の子を蔑み、無視するようになりました。もう女の子には頼れる人がどこにもいませんでした。女の子は、底の見えない絶望の中へ、耐えがたい空腹と共にゆっくりと沈んでいきました。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Fate & Destiny | ||
解放: フィオ(白の少女) |
繰リ返ス原罪
ロワイヤル・ルキャド
傷蔽の銃
職人が集う国で暮らす、とある夫婦。妻は国でも名の知れた指折りの機織師だったが、夫は無名の銃職人。何故あの2人が結婚したのかと、他の職人達から疑問に思われていた。
妻の作る織物は、宝石のように美しいものから特殊な繊維を使ったものまで多種多様で、王家からの発注も受けるほど。それでも彼女は鼻につく態度をとることもなく、夫に寄り添い続けていた。
一方の夫が作る銃は、初作こそ名銃と呼ばれたものの、以降は駄作ばかり。妻の為にと努力を続けたが、報われなかった。妻からの優しい励ましも、夫にとっては嫉妬の元でしかない。
ある日、夫は自宅に火を放って自殺を図る。燃え尽きた家から発見されたのは夫婦の焼死体と、耐炎の織物で包まれた一丁の銃。それは夫自体に興味もない妻が唯一愛した、夫の初作の名銃だった。
武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Woundcloak Gun | ||
解放 | ディミス(黒緋染の射手) |
貞節の槍
昔々、竜が空を飛んでいた時代。竜の鱗の一部は不死の薬になると言われていた。そんな時代のとある山。そこには鱗を狙われる竜と、その竜の鱗を狙う一人の男がいた。竜と男は十数年に渡り戦いを繰り広げ続けた。
男からの攻撃を受け流しながら竜は考えていた。なぜこの男はこうも執拗に鱗を狙ってくるのだろうか。「鱗は伴侶となる者へのみ渡しなさい」そう幼き頃から教えられていた竜は、貞操とも言える鱗を今日も守り切る。
決着の時は突然来た。ひと時の休息中、いつか出会う伴侶に想いを馳せ、うたた寝をしている竜の背後に男が忍び寄る。そして一瞬にして鱗を一枚奪ったのだ。鱗を奪われた竜の悲痛な咆哮が大きく響き渡った。
嘆く竜に男は近づき、一輪の花を捧げた。男は人を愛することができず、竜に愛を捧げるためにこの地にやってきたのだ。男の瞳は恋の炎で燃え上がっていた。竜は男の意図がわからず、怒りのまま男を平らげた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Chaste Spear |
Si'F-16
6番以来の事例だ。だが、まるでワケが分からない。
あれからしばらく順調に製造できていたのに。
製造条件に違いはない、一体何が要因なんだ?
あれからしばらく順調に製造できていたのに。
製造条件に違いはない、一体何が要因なんだ?
14番、15番、そして17番も問題なく覚醒した。
記憶定着の失敗や、製造中の事故は過去にもあったが、
6番とこいつは訳が違う。偶発的なら猶更タチが悪い。
記憶定着の失敗や、製造中の事故は過去にもあったが、
6番とこいつは訳が違う。偶発的なら猶更タチが悪い。
何がその症状を引き起こした要因かは、未だ不明のまま。
そもそも6番に発生した異常の詳細も、その後奇跡的に、
6番が自我を取り戻すことができた理由も、全く分からない。
そもそも6番に発生した異常の詳細も、その後奇跡的に、
6番が自我を取り戻すことができた理由も、全く分からない。
この二体だけにある共通項なんて、製造番号位の物だ。
そもそも冷凍保存されていた生体兵器を調整して運用……なんて、そう上手くいくとも思えない。戦闘能力の高さは認めるが……
そもそも冷凍保存されていた生体兵器を調整して運用……なんて、そう上手くいくとも思えない。戦闘能力の高さは認めるが……
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Si'F-16 |
試作型裁断槍:WR0a
記録:対変異体新型装備の発注
詳細:巨大化により外皮の厚化した個体に対して、有効的な攻撃手段の確立。当該作戦の主な戦死要因の為、早急な対応を求む。
詳細:巨大化により外皮の厚化した個体に対して、有効的な攻撃手段の確立。当該作戦の主な戦死要因の為、早急な対応を求む。
記録:対変異体新型装備の発注について
詳細:攻撃手段の模索にあたり、巨大化した変異体のサンプルを頂きたい。可能であれば外皮の断片、困難な場合映像でも可。
詳細:攻撃手段の模索にあたり、巨大化した変異体のサンプルを頂きたい。可能であれば外皮の断片、困難な場合映像でも可。
記録:対変異体新型装備、変異体サンプルの件
詳細:回収した変異体の外皮、その断片をそちらへ送付した。この回収作業に際し多くの被害が出た。開発に寄与する事を切に願う。
詳細:回収した変異体の外皮、その断片をそちらへ送付した。この回収作業に際し多くの被害が出た。開発に寄与する事を切に願う。
記録:開発した新装備の試作型送付先座標について
詳細:そちらへ送付した新型装備だが、送付先の座標には荒野しかなかったとの事でこちらに戻ってきた。改めて座標の送付を求む。
詳細:そちらへ送付した新型装備だが、送付先の座標には荒野しかなかったとの事でこちらに戻ってきた。改めて座標の送付を求む。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月9日 | ||
EN | Trial Shearing Pike: WR0a | ||
解放 | ノエル(守護たる兵器) |
7月21日追加
孤高ノ拳
その男は、自分を特別だと思っていた。
自分以外の存在を見下しているのだ。
自分が誰よりも優れて、有能で、価値があるのだと。
自分以外の存在を見下しているのだ。
自分が誰よりも優れて、有能で、価値があるのだと。
そして、他者を軽んじていた。
他者の助言を信用していなかった。
誰かが何か言おうものなら、言葉を遮り自論を披露した。
他者の助言を信用していなかった。
誰かが何か言おうものなら、言葉を遮り自論を披露した。
しかし、他者は男の気分を良くしてくれた。
時折会えば自分を称賛したり、気を使ってくれるからだ。
男は、それは自分が優れた存在だから当然のことだと考えた。
時折会えば自分を称賛したり、気を使ってくれるからだ。
男は、それは自分が優れた存在だから当然のことだと考えた。
実のところ、男は知らなかっただけだ。
他者が自分を遠巻きにしているということを。
見下していたはずの他者から、見下されているということを……
他者が自分を遠巻きにしているということを。
見下していたはずの他者から、見下されているということを……
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 孤高 |
追加日 | 2021年7月21日 | ||
EN | Aloof Gauntlets | ||
解放: レヴァニア(形而上の怪物) |
忘我の記憶
僕は記憶がない。僕自身が何者なのか、名前も家族のことも、どうしてこの真っ白な部屋に立っているのか、全く覚えていない。ただ目を瞑ると、真っ暗な夢の中に何かが見えてきた。
見えてきたのは、大勢の敵に囲まれた僕自身だった。敵の多くは刀を持ち、一斉に自分に襲いかかる。四方から刀に貫かれ、目の前が赤くなり、やがて暗くなった。
目が覚め、刺された腹を見たが血一滴出ていなかった。見回すと、黒い服の女性が刀を持って目の前に立っている。彼女は僕の体に刀を深く沈めた。僕はゆっくり瞼を閉じた。
全てを思い出す。この記憶は僕にとって大切な宝物だった。やるべきことはわかっている。瞼を開き夢から覚めると、黒い服を纏った僕は、この白い部屋を後にする。もっと宝物を増やすために。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | |
追加日 | 2021年7月21日 | ||
EN | Entranced Memory | ||
孤高ノ矛
その獣は弱かった。
弱くて狩りをすることができず、雄としての役目が果たせないので群れからも追い出されてしまった。
弱くて狩りをすることができず、雄としての役目が果たせないので群れからも追い出されてしまった。
弱き獣は身を隠し、獲物を求めて移動する群れのあとをついて回った。自力で狩りができないので、仲間達の食い散らかした腐肉を食って生きる道を選んだのだ。
ある冬。狩るべき獲物が少なくなり、新鮮な肉のみを欲する獣の雄達は、殺し合いを始めた。互いに食い合ったのだ。殺し合いの末、雄達は死に絶え、残された雌達は途方に暮れた。
弱き獣は、雌のみとなった群れに姿を見せ、雄達の腐肉を食べるように言った。雌達は、それによって生き延びることができた。弱き獣は雌達に子を産ませ、いつしか群れの頂点に立っていた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 孤高 |
追加日 | 2021年7月21日 | ||
EN | Aloof Halberd | ||
黒鳥ノ祀杖
教会に響くは鐘の音、鴉の声。
遺体を啄み天へと運ぶ、鴉の歓声。
遺体を啄み天へと運ぶ、鴉の歓声。
教会に響くは諍う音、人の声。
葬儀の手法に異を唱う、人の罵声。
葬儀の手法に異を唱う、人の罵声。
教会に響くは鈍い音、女の声。
恋人を呼んだ鴉を憎む、女の怒声。
恋人を呼んだ鴉を憎む、女の怒声。
教会に響くは歪な音、鳥の声。
其は黒く女の末を嗤う、鳥の笑声。
其は黒く女の末を嗤う、鳥の笑声。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 黒鳥 |
追加日 | 2021年7月21日 | ||
EN | Blackbird Crosier | ||
黒キ拳鍔
白い手にそっとふれる。
やっぱり君の手は美しい……
ボクは君と二人きりの時間を堪能する。
やっぱり君の手は美しい……
ボクは君と二人きりの時間を堪能する。
君の美しい手、その白さは陶器のようだ。
触ると少しひんやりとする。
ボクはその感触が大好きだ。
触ると少しひんやりとする。
ボクはその感触が大好きだ。
病院に閉じ込められていた時間は終わった。
これからはずっと一緒にいれる。
そっと手を握って、目を閉じる。
これからはずっと一緒にいれる。
そっと手を握って、目を閉じる。
物音がして驚き振り返ると、そこには黒い鳥がいた。
ボクは安堵して、君の手をとる。
切り取ったその手を鞄に入れ、ボクはその場を離れた。
ボクは安堵して、君の手をとる。
切り取ったその手を鞄に入れ、ボクはその場を離れた。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 黒キ |
追加日 | 2021年7月21日 | ||
EN | Dark Fists | ||
7月31日追加
四〇式戦術刀・擬
プログラムの起動音と共に意識が覚醒する。意識は、自動的に機械生命体のデータベースへ接続され、多様な情報が「からっぽな器」の中に満たされてゆく。
取得情報の中に、破損したまま保存されている個体データを発見する。損傷が激しく、完全に復元することはできなかったが、その個体が消滅する間際に抱いた「記憶」に興味を引かれた。
記憶は別の個体に対する感情だった。その香りは、私の中に変換をもたらす。思考領域に非合理的なデータが増加し、私は「私が何者であるか」という事について計算しはじめた。
私は暫く思考を巡らした後、自らをデータベースから切り離した。一本の白き刀を携えて、アンドロイドを探しに行く。この刃が交わるとき、私は……私の「からっぽ」を埋めることができるはずだ。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 四〇式模倣 |
追加日 | 2021年7月31日 | ||
EN | Mock Type-4O Sword | ||
解放: 2P(擬ノ造機) |
四〇式拳鍔・擬
一発二発、三発、目の前の機体を殴りつける。
相手は、最期の抵抗であるかのように薄笑いを浮かべ、
「お前は狂っている……」と言った。
相手は、最期の抵抗であるかのように薄笑いを浮かべ、
「お前は狂っている……」と言った。
目覚めたとき、私には記憶があることを確認した。
しかしこの記憶は、本当に私だけのものだろうか。
私はそれを確かめたかった。
しかしこの記憶は、本当に私だけのものだろうか。
私はそれを確かめたかった。
私達の持つ記憶はどれも既製品のように整っていた。
これでは、固有の存在を証明する印にはならない。
私は、本当に私なのだろうか。
これでは、固有の存在を証明する印にはならない。
私は、本当に私なのだろうか。
小さな泡沫だった疑問は膨れ上がり、やがて思考を覆い尽くした。
私は、たったひとりの「私」でありたい。
振り上げた拳は、私と同じカタチをした機体に振り下ろされた。
私は、たったひとりの「私」でありたい。
振り上げた拳は、私と同じカタチをした機体に振り下ろされた。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 四〇式模倣 |
追加日 | 2021年7月31日 | ||
EN | Mock Type-4O Fists | ||
解放: フィオ(擬態人形の少女) |
不死鳥の大剣
とある森に棲む一羽の小鳥は、生まれながらにみすぼらしい姿をしていました。その姿に他の鳥達も嘲笑いました。色味も艶もないボロボロの羽でしたが、そんな羽でも翼を広げれば自由に大空を舞うことができると、小鳥は大好きな空を飛び続けました。
他の鳥達は汚い羽で空を飛ばれるのが不愉快で、とある賭けを持ちかけることにしました。「誰が一番高く飛べるか勝負しよう。勝てばこの羽をお前にやるが、負けたらこの森から出て行け」と。綺麗な羽で空を飛んでみたいと、小鳥は勝負を受けることにしたのです。
いよいよ勝負が始まり、鳥達は大空へと飛び立ちました。次第に空気が薄くなり、気流も読みづらくなっていきます。やがて小鳥と大鷲だけが残りましたが、体躯の大きな相手に敵うわけもなく、あと一歩及ばず小鳥は限界を迎えてしまいました。
小鳥は宙を舞い、真っすぐ堕ちていきました。このまま地面に叩きつけられると思われたそのとき、太陽が小鳥を照らし、身体を炎が包み込んだのです。火に焼かれながらも空を舞うその姿は、まるで伝説に名を聞く不死鳥のように美しかったそうです。
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 不死鳥 |
追加日 | 2021年7月31日 | ||
EN | Phoenix Sword | ||
解放: アケハ(機械人形の剣客)
NieR Replicant NieR:Automata |
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