赤血の戦棍
かつて存在したという罪深き戦闘部隊、『赤鬼』。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等は世界へ濁流の如き悲鳴を上げる。人はそれを罪と呼んだ。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等は世界へ濁流の如き悲鳴を上げる。人はそれを罪と呼んだ。
その男は病的なまでに神経質だった。
一度何か気になれば、それを取り除くまで気が済まない。
戦棍を武器に選んだのも、返り血で汚れるのを避けたからだ。
一度何か気になれば、それを取り除くまで気が済まない。
戦棍を武器に選んだのも、返り血で汚れるのを避けたからだ。
男が初めて犯した殺人、その理由は『話しかけられた』から。
その声がやけに耳に残った、ただそれが気に入らなかった。
それからと言うもの、男の神経質は堰を切った様に増長していく。
その声がやけに耳に残った、ただそれが気に入らなかった。
それからと言うもの、男の神経質は堰を切った様に増長していく。
咳をされた、髪が触れた、息を吐かれた。
あらゆる理由で人を殺す男は、赤鬼部隊でも多く戦果を上げたが、
最後は静寂さえ耳に障り、それを取り除こうと自害した。
あらゆる理由で人を殺す男は、赤鬼部隊でも多く戦果を上げたが、
最後は静寂さえ耳に障り、それを取り除こうと自害した。
| 武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | 赤血 |
| EN | Bloodied Baton | ||
巫蠱の杖
わたしは占い師。館にはさまざまな事情を抱えた人がやってくる。ある時は借金に追われるもの、ある時は夫の死を受け入れられない女性。わたしは彼らの話を聞いて、希望に満ちた話をする。人に救いを与えているのだ。
今日の来訪者は軍人。薄暗い顔をした彼はこれから戦地へ遠征に向かうそうだ。しばらく逡巡した後、彼はわたしに懇願した。愛する妻と幼児の待つ家へ生きて帰りたい、家族の元に無事に帰れるのか占ってほしいと。
わたしは吉凶を杖に問う。杖は光り、とある石を指し示す。わたしはそれをみて、予言できているかのように石の意味する話をする。誰にでも該当するような曖昧な話だ。わたしは彼に御加護があるとお守りを渡す。
立ち去る彼に曖昧な笑みを送る。わたしは死に向かう戦士に希望を持たせて送り出さなければならない。それが国から与えられた仕事。今日もまた戦死者を生み出してしまった。所詮わたしも占い師の皮を被った犯罪者なのだ。
| 武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 火 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年5月31日 | ||
| EN | Hexer's Staff | ||
| 解放: リオン(守護たる亡命者) | |||