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4月 | 5月 | 6月 |
5月8日追加
黒イ花
その酒場には決して笑わない女がいました。面白がった男達は女を口説いて笑わせようと声をかけます。一人目の男は奔放な遊び人。軽い言葉で女を口説き落とし、一夜を共にしました。しかし、女は笑顔を見せません。女の目はどこか虚ろな色をしていました。
酒場では誰がその女を笑わせるかと賭けが始まりました。二人目は筋骨隆々とした軍人。その屈強な肉体で女を口説き落とし、女を抱き寄せます。しかし、女は笑みをこぼしません。何度、肌を重ねても、女は心を落としたかのような、力のない表情をしていました。
酒場の男達はある男を呼び寄せました。三人目は幾人もの女を喜ばせたという性豪。歯の浮くような甘い囁きで女を口説き落とし、濃密な時を過ごします。しかし、女の口元が緩むことはありません。男のどんな秘戯も、女の心を満たすことはできませんでした。
男達が失敗を続けていたある日、流浪の旅人が女を抱きながら『各地を統治する歌を歌う姉妹』の話をしました。そして、ふと気づきます。女の表情が歪んでいるのです。それは恐ろしい笑顔でした。翌日、女は姿を消し、絞め殺された旅人だけが残されていました。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月8日 | ||
EN | The Black Flower | ||
解放: ゼロ(異分岐の長女) |
ワンの戦輪
アタシは誇り高き竜種。
人間の小娘ごときがアゴで使っていい存在じゃないって言ってんのよ。わかってるう? このブス!
人間の小娘ごときがアゴで使っていい存在じゃないって言ってんのよ。わかってるう? このブス!
まったく、アンタったらクソ真面目で面白みがないわねぇ……
間に受けて傷ついてるんじゃないわよ。
そんなヤワな精神で、この都市を治められるの?
間に受けて傷ついてるんじゃないわよ。
そんなヤワな精神で、この都市を治められるの?
ま、女同士なんだから、遠慮しないで頼りなさい。
は? 最初に言ってたことと違うって? ほっときなさい、竜種は気まぐれなのよ!
は? 最初に言ってたことと違うって? ほっときなさい、竜種は気まぐれなのよ!
このアタシが……誰かのために自分を犠牲にするなんて、ねえ。
石頭で、気をつかってばかりのアンタだから……
アタシがやるしかなかったんじゃないのよ、もう。
石頭で、気をつかってばかりのアンタだから……
アタシがやるしかなかったんじゃないのよ、もう。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月8日 | ||
EN | One's Chakram | ||
解放: フィオ(絶世歌姫の少女)
DOD3 SINoALICE |
+ | DOD3 |
+ | SINoALICE |
トウの剣
トウ様は本当に優しいお方です。
砂の国を治め、民を愛するトウ様を、子供達も愛していました。
まぁ、一番トウ様を愛しているのは間違いなく私ですけどねぇえ?
砂の国を治め、民を愛するトウ様を、子供達も愛していました。
まぁ、一番トウ様を愛しているのは間違いなく私ですけどねぇえ?
トウ様は本当に力強いお方です。
なんせ武器も持たずにモンスターを倒してしまうのですから。
いやだなぁ、私など比べ物になるはずないじゃないですかぁぁあ?
なんせ武器も持たずにモンスターを倒してしまうのですから。
いやだなぁ、私など比べ物になるはずないじゃないですかぁぁあ?
トウ様は本当に誠実なお方です。
ご自身のお姉様とその理想、そして国民達の為に努力するお姿!
余りにもまっすぐで……私、心配でどうにかなりそうでしたよう!
ご自身のお姉様とその理想、そして国民達の為に努力するお姿!
余りにもまっすぐで……私、心配でどうにかなりそうでしたよう!
トウ様は本当に……そう、本当に優し過ぎた。
だからあの日、私はトウ様に子供達を斬らせてはならなかった。
その為に私が居た筈なのに。トウ様、たとえ何があろうと私は……
だからあの日、私はトウ様に子供達を斬らせてはならなかった。
その為に私が居た筈なのに。トウ様、たとえ何があろうと私は……
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月8日 | ||
EN | Two's Sword | ||
解放: アケハ(絶世歌姫の剣客)
DOD3 SINoALICE |
+ | DOD3 |
+ | SINoALICE |
ゼロの剣
私には何も無い。母親に売り飛ばされて以来、私の事を知りたがる人も、言う機会も無かったから不便には感じなかった。ただ、端金をもらって男の相手をする。その毎日が私の全てだった。
私は少女に出会った。少女は私を「薄紅」と呼んだ。私の瞳の色が薄紅色をしているから「薄紅」だと。私も少女のことを、瞳の色である「紫紺」と呼んだ。自分の中に何かが生まれた気がした。
紫紺が「金を盗んで逃げよう」と言い出した。私は頷いた。二人でなら、なんでもできる気がしたから。夜が更けた頃、私達は持てるだけの金を持って、町の外へと逃げ出した。
現れた男が私から金嚢を奪い取った。「悪く思わないでね、薄紅」。紫紺と男は去っていく、全ては仕組まれたことだった。そして、その失望は私に……どこか冷たく、甘い味を感じさせた。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月8日 | ||
EN | Zero's Blade | ||
解放: ゼロ(零の長女) DOD3 SINoALICE |
+ | DOD3 |
+ | SINoALICE |
5月9日追加
鉄塊
その武器は無用の長物とされた。人が振るえぬほどの重さだと。人を殺すには不必要なほどの大きさだと。何故このような武器が作られたのか、知る者はその国にはいなかった。
その武器は溶かされた。そしていくつかの、鎧と片手剣に姿を変えた。鎧は魚の鱗ほどの薄さだったが、貫かれることはなく、剣は猫の尾ほどの細さだったが、折れることはなかったという。
その武器は屍の山を築いた。鎧と片手剣を装備した兵士たちは、戦場を蹂躙し、敵を殺し尽くす。その鎧で命が守られる度、その片手剣で命を奪う度、兵士たちは得も言われぬ興奮を覚えた。
その武器で勝利を収めた兵士たちは気付く。鎧が脱げないことに。剣が手を離れぬことに。そしてそれらは互いに引き合い、兵士を巻き込み、やがて一つの鉄の塊となった。元より大きな鉄塊に。
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月9日 | ||
EN | Iron Will | ||
DOD
DOD2 NieR Replicant DOD3 NieR:Automata SINoALICE |
+ | DOD |
+ | DOD2 ※『折れた鉄塊』として登場 |
+ | NieR Replicant |
+ | DOD3 ※『折れた鉄塊』として登場 |
+ | NieR:Automata |
+ | SINoALICE |
5月14日追加
Si'F-06proto
私は槍を構える。瞳を赤く染めて。
私は槍を構える。声が願う場所を探し。
私は槍を構える。喉の奥に痛みを感じながら。
私は槍を構える。私の、進むべき道を見つけたから。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年5月14日 | ||
EN | Si'F-06proto | ||
解放: ノエル(匸の兵器) |
Si'F-06alter
5月20日追加
近代軍記ノ肆
12月。この地には滅多に雪が降らないが、内陸特有の底冷えする寒さが駐屯地を襲っていた。隊員らは身を寄せ合って酒を飲み、寒さをやり過ごす。この時期、隊員らの話題も華やぎ、遠い地にいる家族や恋人の話が増える。青年の周りも、例外ではない。
青年には恋人はいなかった。しかし、隊員らの話を聞くともなく聞いていると、ふと昔の恋人のことを思い出していた。戦地に派遣されることが決まる少し前に、別れを告げた相手だ。長い間離れ離れになり、生きて帰ってこれる保証もないと思っての決断だった。
彼女は今も、雪深い祖国で、きらきらと降り積もる真っ白な雪を見ているだろうか? 死と隣り合わせの自分には、彼女を愛する権利はないと信じていた。なのに隊員らは、祖国へ残してきた恋人のことを嬉しそうに話した。それが、彼らの戦うべき理由なのだった。
次の朝は雪が降った。地面に触れてすぐ溶ける雪のせいで、道はぬかるみ、酷い悪路となったが、隊員らは普段と変わらぬ態度で戦地へ出ていった。青年は決めた。次に祖国に帰ることがあったら、あの娘にもう一度会いに行ってみようと。
武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 近代軍記 |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | War's Chronicle IV | ||
解放: グリフ(形而上の兵長) |
三式戦術槍
武器開発記録:その1
近頃、機械生命体たちの侵攻が拡大している。それに対抗すべく、武器の開発担当にこの私が選ばれた。奴らを痛めつける強力な武器を作ってやろう。
近頃、機械生命体たちの侵攻が拡大している。それに対抗すべく、武器の開発担当にこの私が選ばれた。奴らを痛めつける強力な武器を作ってやろう。
武器開発記録:その4
一刀両断できる剣か? それとも叩き潰す槌か? いやそれとも……だめだ、どんな武器が最良なのか分からない。どうすれば奴らにとって恐ろしい武器を作れるんだ……
一刀両断できる剣か? それとも叩き潰す槌か? いやそれとも……だめだ、どんな武器が最良なのか分からない。どうすれば奴らにとって恐ろしい武器を作れるんだ……
武器開発記録:その8
かれこれ数か月、武器開発は停滞している。そんな私をみかねた友人が声をかけてくれた。なんともありがたいことだ。おかげで良いアイデアを思いついた。そうだ、これならうまくいく。
かれこれ数か月、武器開発は停滞している。そんな私をみかねた友人が声をかけてくれた。なんともありがたいことだ。おかげで良いアイデアを思いついた。そうだ、これならうまくいく。
武器開発記録:その18
ついに完成した。私たちアンドロイドも同じ機械、これなら機械生命体たちも恐れるに違いない。これで奴らを殲滅し、実験台となってくれた仲間へ少しでも手向けを送るとしよう。
ついに完成した。私たちアンドロイドも同じ機械、これなら機械生命体たちも恐れるに違いない。これで奴らを殲滅し、実験台となってくれた仲間へ少しでも手向けを送るとしよう。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 三式 |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | Type-3 Lance | ||
NieR:Automata |
+ | NieR:Automata |
心傷の罪銃
大国同士の戦争に兵士として徴兵し続けた一人の男。そんな経験から、男はトラウマに悩まされていた。いつ襲われるのか分からない恐怖に怯える、そんな苦しい毎日を送っていた。
だが、一人の美しい女性との出会いをきっかけに彼はトラウマを克服しようと決心する。彼女と何不自由なく一緒に過ごし、幸せな家庭を築きたいと、トラウマを隠しながら少しずつ克服していった。
それから数年後も交際は順調に進み、その夜は彼女と出会った運命の日。彼はプロポーズを決心した。彼女の前で胸ポケットから指輪を取り出そうとしたその時、彼の身体を銃弾が貫いた。
目の前には銃を構え、泣き崩れる彼女の姿。「そんなつもりは……ごめんなさい……」彼のその様が銃を取り出す動きに見えてしまったのだろう。戦争によるトラウマを彼女もまた抱えていたのだ。
武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | Crime of Passion | ||
解放: グリフ(異存たる兵長) |
黒鳥ノ大剣
「俺のせいであいつは死んだ。俺は騎士失格だ」
俺にできることはもう何もない。そんなことを考えたとき、遠くから黒い鳥を連れた少女が近づいてきた。
俺にできることはもう何もない。そんなことを考えたとき、遠くから黒い鳥を連れた少女が近づいてきた。
「助けてください! 悪い男たちに追われているの!」
この少女を助けることが俺の贖罪になるだろうか。俺はやつが遺した大剣を手に取り、この少女の手を取って走り出した。
この少女を助けることが俺の贖罪になるだろうか。俺はやつが遺した大剣を手に取り、この少女の手を取って走り出した。
「その女を渡せ、それとも貴様がその女の代わりに死ぬか?」
俺の命で救える命があるというのなら、迷いなんてない。思ったよりも早く、あいつと天国で再会できそうだな。
俺の命で救える命があるというのなら、迷いなんてない。思ったよりも早く、あいつと天国で再会できそうだな。
「ご苦労様、うまくいったわね。はい、これ約束のお金よ」
私のパパを殺した貴方が悪いのよ。この剣はパパが遺した唯一の形見なの、貴方が持っておくべきではないわ。さようなら。
私のパパを殺した貴方が悪いのよ。この剣はパパが遺した唯一の形見なの、貴方が持っておくべきではないわ。さようなら。
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 風 | シリーズ | 黒鳥 |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | Blackbird Greatsword | ||
黒キ短刀
とある村で暮らす少年。決して裕福ではなかったが、優しい家族に囲まれた幸せな毎日を送っていた。その日、何者かによって一族が皆殺しにされてしまうまでは。
悲しみに暮れる彼の元に、暗殺を生業とする青年が現れた。いつか仇を返してやると青年に弟子入りを果たし、それから十年後。彼は一人前の暗殺者となり、その証として短剣を譲り受けた。
彼はその短剣を握りしめ、仇を探し求める旅へと出る。数年後、ついにその居場所を突き止めた。音もなく、気配を感じられることもなく背後から一撃で仕留めた。
「さすが俺の弟子だ」と呟いて倒れる仇。徐々に冷たくなっていく青年の身体を抱えて彼は慟哭する。その傍らには、闇夜に紛れた漆黒の鳥が静かに佇んでいた。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 黒キ |
追加日 | 2021年5月20日 | ||
EN | Dark Dagger | ||
5月31日追加
Si'F-06
「イライザ」
私をそう呼ぶのは、一人しか居ない。
彼女は私達のオリジナル。要事の際には護衛すべき対象。
私をそう呼ぶのは、一人しか居ない。
彼女は私達のオリジナル。要事の際には護衛すべき対象。
「何か私にお願いとかない?」
私達は兵器、願いなど抱く事はない。
なのに彼女は、何故か私達を必要以上に気にかけた。
私達は兵器、願いなど抱く事はない。
なのに彼女は、何故か私達を必要以上に気にかけた。
「辛かったら、私を頼ってね」
彼女の主張は、正当な物ではない。
使い捨てである私達は、彼女が生きる限り滅ぶ事は無いのだから。
彼女の主張は、正当な物ではない。
使い捨てである私達は、彼女が生きる限り滅ぶ事は無いのだから。
オリジナルの行動は、私達には理解できない。
けれど、彼女の咆哮が施設を震わせた、その日。
どうしてあれ程までに私達を気にかけたのか、分かった気がした。
けれど、彼女の咆哮が施設を震わせた、その日。
どうしてあれ程までに私達を気にかけたのか、分かった気がした。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年5月31日 | ||
EN | Si'F-06 | ||
解放: ノエル(形而上の兵器) |
機械生命体の斧
人間は極めて利己的な生き物、異なる者たちと対立するものだ。
そうして己の力を誇示し、勝者が敗者を支配する。
そうして己の力を誇示し、勝者が敗者を支配する。
人間は種の存続を尊ぶ生き物、異性に惹かれ繁殖をするものだ。
そうして個を増やし続け、犠牲となる者を増やし続ける。
そうして個を増やし続け、犠牲となる者を増やし続ける。
人間は孤独に耐えられぬ生き物、他者との繋がりを求めるものだ。
そうして集まった者達は、烏合の衆となり意味を成さない。
そうして集まった者達は、烏合の衆となり意味を成さない。
人間は愚かで救えない生き物、人間を生かす必要はあるだろうか。
……ない。そんな人間は殺してころしてコロしてコロシてコロシテ
……ない。そんな人間は殺してころしてコロしてコロシてコロシテ
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 機械 |
追加日 | 2021年5月31日 | ||
EN | Machine Axe | ||
NieR:Automata |
+ | NieR:Automata |
Si'F-06append
考えてみると、この武器も随分長く使っている。
始めに受け継いだ記憶のお姉さまが持っていた槍。
手入れはしているけれど、流石に傷が増えてきている。
始めに受け継いだ記憶のお姉さまが持っていた槍。
手入れはしているけれど、流石に傷が増えてきている。
この槍はオリジナルのお姉さまの剣より、簡素な造りをしている。
兵器である私達の運用に際し、いくつか武器の開発がされた。
その中でもこれは、初期に造られた物なのだという。
兵器である私達の運用に際し、いくつか武器の開発がされた。
その中でもこれは、初期に造られた物なのだという。
いくつかの記憶から推測した事だから、正確ではないけれど……
この槍を修繕するにあたって、もう少し性能を強化したい。
私が戦う様な相手への使用を、この槍は想定されていないから。
この槍を修繕するにあたって、もう少し性能を強化したい。
私が戦う様な相手への使用を、この槍は想定されていないから。
――できた。これなら、今よりも効率的に戦える。
初めての割には、上手く形になったと思う。
物を作ったり直したりするのも、なんだか楽しいかもしれない。
初めての割には、上手く形になったと思う。
物を作ったり直したりするのも、なんだか楽しいかもしれない。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 水 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年5月31日 | ||
EN | Si'F-06append | ||
解放: ノエル(異存たる兵器) |
巫蠱の杖
わたしは占い師。館にはさまざまな事情を抱えた人がやってくる。ある時は借金に追われるもの、ある時は夫の死を受け入れられない女性。わたしは彼らの話を聞いて、希望に満ちた話をする。人に救いを与えているのだ。
今日の来訪者は軍人。薄暗い顔をした彼はこれから戦地へ遠征に向かうそうだ。しばらく逡巡した後、彼はわたしに懇願した。愛する妻と幼児の待つ家へ生きて帰りたい、家族の元に無事に帰れるのか占ってほしいと。
わたしは吉凶を杖に問う。杖は光り、とある石を指し示す。わたしはそれをみて、予言できているかのように石の意味する話をする。誰にでも該当するような曖昧な話だ。わたしは彼に御加護があるとお守りを渡す。
立ち去る彼に曖昧な笑みを送る。わたしは死に向かう戦士に希望を持たせて送り出さなければならない。それが国から与えられた仕事。今日もまた戦死者を生み出してしまった。所詮わたしも占い師の皮を被った犯罪者なのだ。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年5月31日 | ||
EN | Hexer's Staff | ||
解放: リオン(守護たる亡命者) |
4月 | 5月 | 6月 |