NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

リオン

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nier_rein

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キャラクター  リオン


殴殺の杖 - 病の亡命者

その棒は振ることができる。振れば相手を威嚇することができるだろう。

その棒は突くことができる。突けば相手を牽制することができるだろう。

その棒は殴ることができる。殴れば相手を攻撃することができるだろう。

その棒は祈ることができる。祈れば相手を治癒することができるだろう。これはただの棒ではなく、杖なのだ。

武器種 レアリティ ★★   
属性 光   シリーズ
EN Deathstrike Staff
解放 リオン(病の亡命者)

残光のカルディア - 病の亡命者

砂塵吹き乱れる荒野を歩く。
風が巻き上げた砂が髪に絡み、口に触れ、眼に入る。
後ろを歩く彼は大丈夫だろうかと、振り返ると目が合った。

僕は誤魔化すように、進む方角が正しいか尋ねた。
視界を覆う砂塵の所為か、果てしない荒野の広大さ故か、
砂ばかりの荒野では、道に迷いそうになる。

この道で合っていると、彼は答えてくれた。
お礼を言った時、ふとある考えが頭に浮かぶ。
この道は、人生に似ているのかもしれない、なんて。

目指す場所はすぐ近くかもしれないし、遥か遠くかもしれない。
様々な事象が、その答えを覆い隠してしまう。
そんな道で僕が迷わずに進めるのは、彼のおかげだ。

武器種    レアリティ ★★   
属性 シリーズ
EN Everlasting Cardia
解放: リオン(病の亡命者)

勝利の導杖 - 異存たる亡命者

とある時代、その国には王家に代々受け継がれてきた杖があった。なんでもその杖で戦場を指揮すると、どんな戦いにも勝てると言われていたそうだ。

だから王様たちは必ずこの杖を使って兵士たちを指揮し、自国を勝利へ導いてきたらしい。残念ながらその国も時代の流れには勝てず、今では影も形もなくなってしまっているけどな。

だがつい最近になって、その杖らしきものが跡地から発掘されたと大々的に報道があってな。国のお偉い様は研究者たちに、その杖で指揮すると何故勝てるのかその究明を急がせたんだ。

それで明らかになったのは、この杖そのものが持ち主や兵士たちを好きなように操る力を持っていたこと。恐怖を感じさせず、一糸乱れぬ操り兵士を生み出す、世にも恐ろしい指揮杖だったんだ。

武器種    レアリティ ★★★  
属性 シリーズ
EN Victorious Crook
解放: リオン(異存たる亡命者)

巫蠱の杖 - 守護たる亡命者

わたしは占い師。館にはさまざまな事情を抱えた人がやってくる。ある時は借金に追われるもの、ある時は夫の死を受け入れられない女性。わたしは彼らの話を聞いて、希望に満ちた話をする。人に救いを与えているのだ。

今日の来訪者は軍人。薄暗い顔をした彼はこれから戦地へ遠征に向かうそうだ。しばらく逡巡した後、彼はわたしに懇願した。愛する妻と幼児の待つ家へ生きて帰りたい、家族の元に無事に帰れるのか占ってほしいと。

わたしは吉凶を杖に問う。杖は光り、とある石を指し示す。わたしはそれをみて、予言できているかのように石の意味する話をする。誰にでも該当するような曖昧な話だ。わたしは彼に御加護があるとお守りを渡す。

立ち去る彼に曖昧な笑みを送る。わたしは死に向かう戦士に希望を持たせて送り出さなければならない。それが国から与えられた仕事。今日もまた戦死者を生み出してしまった。所詮わたしも占い師の皮を被った犯罪者なのだ。

武器種    レアリティ ★★★  
属性 シリーズ
追加日 2021年5月31日
EN Hexer's Staff
解放: リオン(守護たる亡命者)

黒の渇仰 - 機械人形の亡命者

「次、失敗しないようにすればいいさ」
誰もがそう口にする、悔やんでいても過去は変わらないと。
けれど、過去の傷も変わらず、癒えることはない。
だから僕は願う。この痛みを忘れる事ができれば。

「今を頑張れば、先に待つ未来も自ずと良くなるよ」
誰かがそう言った、未来を不安に思っていても仕方がないと。
でも、未来が分からないなら、僕は何を頑張れば良い?
だから僕は望む。進むべき未来が明らかになる事を。

「今は一歩ずつ前に進もうよ」
君は僕にそう言った、時間は待ってくれないからと。
だけど、何処に進めば良いのか、僕にはまだ分からない。
だから僕は祈る。時が止まってくれれば良いのに。

■■■■■■■■■■■■
そう言ったのはきっと、僕自身だ。
変わらぬ過去と見えない未来の狭間で、僕を置いて時は進む。
全てが手遅れになっていく。だから僕は――――

武器種    レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ
EN Cruel Adoration
解放: リオン(機械人形の亡命者)

覇国の天意 - 形而上の亡命者

戦争好きな王様が治める王国に、第一王子として生まれた少年がいました。きらびやかな衣装を身に纏い、少しでも父王の助けになろうと懸命に政治の手伝いをしています。

王城の下に広がる城下町には、多くの国民が暮らしています。心根の優しい少年は、戦争の絶えないこの国で、どうしたら国民が幸せに暮らせるかいつも想いを巡らせていました。

通例となった開戦の式典では、父王が何百もの兵士に向け演説します。王の言葉に、雄叫びをあげる兵士たち。少年は、戦争に赴く彼らが無事に帰還できるようにと、いつも祈っていました。

でも、少年は解っていました。不治の持病により、いずれ父王に見限られることを。圧政に加担する王子として、国民や兵士からも憎まれていることを。己は抗えぬ糸で踊る、ただの傀儡なのだと。

武器種    レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ 覇国
追加日 2021年4月30日
EN Stratocratic Providence
解放: リオン(形而上の亡命者)

煌めきの内海 - 亡命者の夏

昼の陽の下では、日光を反射して美しく煌めく。
夜の闇の中では、黒々と染まり恐ろしくもある。
ある移り気な学者はそんな海に親近感を抱いた。

生命の起源と言われ、未だ多くの謎を持つ大海。
学者は考えた。海の一部を切り取れたのならば、
海が持つ魅力の正体に、近付くことができると。

しかし当然、海の水をただ器に入れただけでは、
海を切り取ったとは言えず塩辛い水でしかない。
海を海たらしめる物とは何か、学者は頭を捻る。

昼夜での違い、多様な命の起源、未だ数多い謎。その魅力は二面性には留まらず、まるで球状だ。そこで学者は思い出す、海もおよそ惑星を覆う球状である事を。そうして学者は惑星の研究を始めた。

武器種    レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ
追加日 2021年6月30日
EN Glimmering Bay
解放: リオン(亡命者の夏)

耽溺の風花 - 亡命者の聖夜

一年中白く覆われた世界。そこは溶けない雪が積もる小さな村だった。その村では雪だるまを作ると命が宿ると言われていた。その村の子供は皆、一人ひとつの雪だるまを連れて生活していた。

幼い頃にひとつ雪だるまを作り、パートナーにする。それがその村の風習であった。言葉を教え、愛を注ぎ、生活を共にし、家族のように過ごすのだ。

雪だるまを連れ歩いているのは未成年のみ。何故なら成人したらその雪だるまを食べるからだ。命の大切さを学ぶためと大人に諭され、子供たちは悲しみながら食し、大人になる。

というのが、村を訪れて知った風習だ。取材のために数年間過ごしてみたが、あの村は何かおかしい。成人の儀が終わると人が変わったようになるのだ。何かに取り憑かれたように。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 水   シリーズ
追加日 2021年11月30日
EN Flurry of Indulgence
解放 リオン(亡命者の聖夜)

風化せし天意 - 亡命者の正月

極寒の真冬。和の国では金が多く発掘されているという噂があった。男たちは金脈を求め、海を越えてやってきた。疲れた体を癒やし、寒さを凌ぐ為、宿に泊まる。親切な宿の主人の計らいもあり、見知らぬ流れもの同士、酒を酌み交わすことになった。

探鉱者の一人が語る。「俺は一攫千金を狙ってこの地に来たんだ! 大鉱脈を探しあて、貧乏を抜けてやる! 年明けになったら息子に贅沢をさせてやるんだ」と。男たちは夜中まで騒ぎ、毎晩楽しそうに宴会をしていた。

鉱員は発掘に向かった。だが噂に聞いていた金はどこにもなかった。金脈を求め奥へ奥へと進む。その時爆発音と共に壁が崩れ落ちる音が聞こえた。慌てて出口へ向かう。出口には薄笑いを浮かべた宿の主人の姿があった。

宿の主人が紐を引いた瞬間、落石が起こり出口が塞がれた。生き埋めになった発掘者は悟った。発掘による富の噂は嘘だという事を。宿の主人が宿泊者を増やすために仕組んだ罠だという事を。鉱員たちの叫び声が闇の中に消えていった。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 光   シリーズ
追加日 2022年1月1日
EN Weathered Providence
解放 リオン(亡命者の正月)

無天の杖 - 亡命者の祝宴

ある時、王国に一人目の王子が生まれた。
優しい母と厳格な父の間に生まれた、小さな子。
しかし、体の弱い母は彼が幼いうちにこの世を去ってしまった。

王子には、王国の未来を拓く願いを込めて、
「明日」という言葉から由来する名前が、父から与えられた。
その日から彼は、王国の明日へ向かって歩み始める。

だが彼の夢見た未来は、正義は、父とは異なる物だった。
母から教わった優しさと、王である父の教えの狭間で揺らぐ心。
母譲りの弱い体は病をも抱え、彼は心身共に苦しんでいく。

それでも彼は、優しさと正義は同じ物だと信じたかった。
それを証明する為に、彼は自分自身の思い描く明日へ歩み始める。
父に棄てられ、国を追われ、命を擦り減らしてでも。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 水   シリーズ
追加日 2022年2月18日
EN Rod of the Empty Sky
解放 リオン(亡命者の祝宴)

タイラス - 幻想装束の亡命者

生まれながらにして、森の精霊に祝福された有角の神童『角尊』。
彼らは幼き子どもの姿を保ち、驚くほどの長寿を誇る。
また魔法の才に恵まれ、一流の魔道士となる者も多かった。
杖を手にした角尊は、森の民にとって崇敬の対象であったという。

その杖は珪化木、すなわち化石化した樹木で作られていた。
生きて森を育み、死して静寂を知り、石ならぬ石となったもの。
浄化の魔法で命を支える角尊にとって、これ以上の品はない。
多くの角尊が珪化木の杖を愛用したのも、それゆえである。

角尊は、精霊と人々を繋ぐ架け橋であることを求められる。
だからこそ、森の中で生きることを常とした。
しかしながら、その杖の最後の使い手は、森を出て旅に生きた。
森を護るためには、外界こそ浄化すべきと考えてのことだった。

浄化と癒やしの旅を続けた男は、帰らぬ人となった。
少なからぬ人が、角尊の使命を捨てた者の末路と笑った。
しかし彼の従者と、旅先で救われた人々は知っていた。
珪化木の杖を手に、意気揚々と歩いた男の善行を。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 光   シリーズ
追加日 2022年5月10日
EN Thyrus
解放 リオン(幻想装束の亡命者)

幽光のステファノス - 輪廻実存の革命者

+ ※ネタバレ注意
新たなる光。
夜を照らし、いずれ世を照らさんと願う。

遥かなる光。
それは心に誓う姿。若き光は手を伸ばす。

虚ろなる光。
夢に背いた罪、呵責、蝕む病に光は翳る。

幽かなる光。
しかし確かに光を放つ。灯を消さぬよう。

武器種    レアリティ 真暗ノ記憶
属性 シリーズ
EN Glimmering Stephanos
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