ゲーム・アニメに登場するキャラクター(ま〜わ行)




マーシュ

初登場作品 X・Y
ポジション クノエシティジムリーダー
得意タイプ フェアリー
キャッチコピー 歴史の国から 来た 乙女
声優 雪野五月(現:ゆきのさつき)(アニポケ)、上田瞳(マスターズ)
名前の由来 mâche(フランス語でノヂシャ)

シリーズ初のフェアリータイプ使いのジムリーダー。ジョウト地方出身で、京都弁で話すはんなりとした女性。
本業はデザイナー。ファンシーな着物とほとんど白目がない瞳が人間離れした印象を与える。
この着物は「ポケモンになりたい」という願望を持つ彼女がポケモンの気持ちを理解するために自分でデザインしたもので、
バトルシャトーにいるふりそでトレーナーによるとでかいきんのたま200個分の値段がするらしい。

ORASでは未登場だが、123番道路に彼女の友達と思しきメルヘンしょうじょがおり、彼女から「マーシュたん」と呼ばれている。
ORASは時系列にはXYより前の時代であるため、マーシュも相応に若いと思われる。

アニポケでも本業デザイナーは健在。ジムが着物の直営店も兼ねている。
多くの女性トレーナーが彼女のデザインに憧れており、セレナもまた彼女の大ファンであった。
ポケモンになりたい気持ちはこちらでも同じで、ポケモンの言葉を使うことで手持ちと気持ちを通わせる。
ちなみにゲームよりも年頃の少女らしい部分が強調されており、目も白目の部分が多くなったいた。

マーズ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ギンガ団幹部
声優 田中理恵(アニポケ)、北原沙弥香(ジェネレーションズ)
名前の由来 火星

ギンガ団幹部の一人。赤い髪で、他の団員よりも可愛らしいスカートの制服を着ている。
谷間の発電所で他の幹部に先んじて登場するが、進化レベルを大きく満たしてないレベル16(プラチナでは17)のブニャットを繰り出してくる。
当然この時点では高種族値の強ポケであり、沈めるのに苦労したトレーナーも多かった。
ポケモンへの愛情は強いようで、攻撃を受けると「あたしの ポケモンに なに するのさッ!!」と怒ってくる。

ギンガ団というよりもアカギ個人に惚れこんでおり、アカギ以外の人間に指図される事を嫌う。
やぶれたせかいにアカギが消えたと分かった際にはあっさりギンガ団を抜けようとしてまで後を追おうとしていた。
「プラチナ」ではなおもアカギを探してハードマウンテンに手がかりを求めて出没。
敗北すると「普通の女の子に戻る」と言いその場を去っていった。アカギの捜索は続ける模様である。
BDSPではアカギが消えなかったのもあり、バトルタワーではタッグを組んでダブルバトルを挑んでくる。よかったね。

アニポケでは少し出番が遅れ、カンナギ博物館で初登場。博物館をサターンと共に襲撃ししらたまを強奪する。
その後はこうてつじまでやりのはしらを探す実験を行い、やりのはしらでギンガ団最終作戦に参加するも失敗、
アカギが新宇宙に飛び込んだ際には自分も飛び込もうとしてサターンに止められ、傷心のまま警察に連行されていった。

マーマネ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション ウラウラ島キャプテン
得意タイプ でんき
声優 武隈史子(アニポケ)、村瀬迪与(マスターズ)
名前の由来 マーマネ(クララ科の花)

ホクラニ天文台で電気のキャプテンを務めている低身長で太った少年。
他のキャプテンとは違い、従兄弟でキャプテン経験のあるマーレインの指名でキャプテンになった。
人と会話をするのが苦手であり目線を合わせることができない。
運動は見ての通り苦手だが頭脳は子供とは思えないレベルの高さであり、
シトロンと協力してフェスサークルを作り上げ、そこのオーナーも務めている。
フェスサークルがレインボーロケット団に乗っ取られた際には主人公に助けを求め、協力してシステムを復旧した。
ポケモンバトルはリーグ防衛戦でのみ登場なので戦う機会はまずない。
USUMではマツリカの試練とバトルエージェントボス(RR団イベント前まで)でも戦える。

アニメでは性格が完全に別人であり、明るく元気な性格になっている。口癖は「ま、まーね」。
かわりにゲーム版と違い暗所恐怖症であり、寝るときはトゲデマルに明るくしてもらっている。(後の回で克服)
考える前にまず行動なサトシやカキと違い、まず分析を行ってその結果をもとに動く。
シトロンにも負けず劣らず様々な発明を行っている。材料の調達も簡単ではない田舎のアローラ地方でよくやるものである。
アニメではムシZを使用し、アローラリーグ1回戦ではマツリカのアブリボンが素早く、
発動までの隙の大きさから命中しないと思われたため使用しなかったが、
2回戦のカキ戦で電磁砲を的確に当てて、その隙に使用することで追い詰めていくものの、そもそもの地力の差が大きすぎて敗北してしまう。
将来の夢は宇宙飛行士で、
新無印編で再登場した時にはホウエン地方のトクサネ宇宙センターで小惑星探査機の帰還プロジェクトに参加していた。

マーレイン

初登場作品 サン・ムーン
ポジション アローラ地方ポケモンリーグ四天王(USUM)
得意タイプ はがね
声優 桑野晃輔(アニポケ)、近藤孝行(マスターズ)
名前の由来 mullein(英語でモウズイカ)

ホラクニ岳にあるホラクニ天文台の天文台長を務める人物で、アローラ地方のポケモン預りシステムの管理人でもある。
細身で眼鏡をかけており、おっとりとした性格。
マーマネの従兄弟で、互いに「マーくん」「マーさん」と呼び合う仲。マーマネをキャプテンに選んだのも彼。
ククイ博士とは昔からの親友で、彼がロイヤルマスクである事も知っている。
USUMでは出番が増えており、前作で誰もやらなかったハガネZのポーズを主人公に教えてくれる他、
ポケモンリーグ完成後はハラの代わりに四天王に就任している。

アニポケでも設定はほぼ同じ。
バーネット博士とも知り合いにあたるのだが、何故かククイとの結婚式には顔を見せていなかった。

マイ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ポケモントレーナー
声優 沢城みゆき(アニポケ)、松本沙羅(マスターズ)
名前の由来

ゴスロリ風の白黒の服装の少女で、ウインディを相棒にする。ゴチルゼルの擬人化ではない。
チャンピオンロードの殿堂入り後に訪れることが出来るエリアに登場し、主人公にしばらく同行する。
寡黙で一見するとかなり不愛想だが、実際は心優しく、
口数が少ないのも自分の喋りの拙さで相手を怒らせてしまわないようにという彼女なりの優しさから来るものであった。
「プラチナ」ではシェイミに会うイベントでも出番がある。
2度目以降の出会いからは主人公に心を開き彼女なりに精一杯話そうとしており、その様子から心を掴まれたファンも多い。

アニポケでは1話限りのゲストキャラ。
ロケット団に捕まりそうになったシェイミを助けたことで彼女もまた追われる身になり、サトシ達の助けを得る。

マオ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション アーカラ島キャプテン
得意タイプ くさ
声優 上田麗奈(アニポケ)、雨宮天(マスターズ)
名前の由来 ma'o(ハワイ語でハワイアンコットン)

コニコシティのアイナ食堂の店主の娘。女子キャプテンたちの中では発育はいい方であり、緑髪でツインテール。
店主だけでなく本人も料理を作っている。料理の腕は確かだがアレンジが過ぎてしまうのがたまにキズらしい。
ゲームでは草のキャプテンを務めており、ぬしであるラランテスを呼び出すための材料を集めさせる。
その際に友人であるスイレン、カキにも材料を持ってきてもらっている。
完成品はぬしラランテスのためのものなので、人間ではとても食べられるものではなく、
それを食べたスイレンとカキは水を求めて一目散に森を出て行った。
ぬしラランテスの実力はかなり高く、晴れソーラーブレードや光合成で大暴れするためニャビーを選んでいない人は苦戦させられる。
また、アイナ食堂で注文できるZ定食スペシャルは胃袋をえぐると評判なだけあって味も食感もものすごく独特であり、
大食いである主人公でも全く食べられないほどだが、ライチはおいしそうに食べていた。

アニメでも設定はほぼ同じ(違いはアイナ食堂がメレメレ島にある、キャプテンではない、など)。緑ジャリガール。
母は幼いころに他界しており、そのことについて暴言を言ってしまったためずっと後悔しており、
カプ・レヒレの力で母と再会したときはそのことを謝り、感謝を伝えている。
その際にシェイミが現れて連れ帰っている。
今までサトシについてきた幻のポケモンこそいたが、最終的には別れているため正式に仲間になったのはこれが初。
アローラリーグにも出場しており、予選ではそのシェイミで参戦している(なのにそのことについて誰も何も言っていない)。
幻のポケモンで参戦するのはシンオウリーグのタクト以来。

ポケモンバトルの実力はゲーム版ではカキと対になっておりM、UMのみバトルツリーにて戦える。
なぜかアローラにはいないはずのジュカインを使用しメガシンカさせてくる。
アニメではバトルは苦手なようであり、ポケモンスクール生で一番最後にZワザを使えるようになった。
が、アローラリーグ1回戦は終始スイレン優勢であり、頼みのZワザもわだつみのシンフォニアと相打ちになりそのまま負けている。

マキシ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ノモセシティジムリーダー
得意タイプ みず
キャッチコピー ウォーターストリームマスクマン
声優 稲田徹(アニポケ)、ボルケーノ太田(マスターズ)
名前の由来 マキシラリア

マキシ…彼はそのような名前であるはずがない!
彼は異国の地からやって来た正体不明のレスラー、「マキシマム仮面」である!

というのは冗談で、彼はジムリーダーを副業にする覆面レスラーのマキシさんである。れっきとしたシンオウ出身。
筋骨隆々の体で勘違いされやすいが、水タイプのプロフェッショナル。
豪快で爽やかな性格であり、「勝っても負けても双方に気持ちのいい勝負をする事」と「最初から無駄だと決めつけない事」が信条。
プロレスで稼いだファイトマネーは全て他人やポケモンの為に使っており、地元民からの支持は絶大である。

HGSSではタマムシデパートでいい仮面を探している彼と会うことが出来、話しかけるとナエトル・ヒコザル・ポッチャマのお面をくれる。
BW2では18番道路にたたずみ自身のテーマソングを歌っている。
海外巡業でもしているのか遠くアローラにも名前は知れ渡っており、「ロイヤルマスクと戦ったらどちらが強いのか」と語るNPCがいる。

アニポケでもプロレススタイルは健在。「元気ですかー!」と某燃える闘魂のような台詞も放っている。
サトシはジムリーダーには一度負けたり引き分けたりバトル以外の特別な事情でバッジを貰う事も多いが、
そんな中、シングルバトルで初戦でストレート勝ちできた唯一のジムリーダーである。
マキシが弱いという訳ではなく話数の都合戦闘の相性がたまたま良かったのだろう。

マグノリア博士

初登場作品 ソード・シールド
ポジション ポケモン博士
声優 津田匠子(アニポケ)
名前の由来 マグノリア

プラッシータウンに研究所を構える博士。「ダイマックス現象」を主に研究している。
アララギ博士以来の女性博士で、ナナカマド博士と同年代かあるいはそれ以上のおばあちゃん博士である。助手は孫娘でもあるソニア。
任意でダイマックスを可能にするダイマックスバンドの開発に携わっており、
作中でも主人公たちが拾ったねがいぼしからバンドを作り、主人公とホップに渡した。
杖をついており、表に出向くのも簡単ではないほど体も衰えてしまい、フィールドワークはソニアに任せきり。
この事からか研究者として引退を考えており、後を継ぐか悩んでいるソニアに「宿題」としてガラル地方に伝わる伝説について調査を任せた。
大役を見事に成し遂げたソニアを見て安心し、自身は一線を退いた。

アニポケでも立ち位置はほぼ同じ。サクラギ博士とも知り合いにあたる。
ガラル粒子を発見した第一人者であり、かつてマクロコスモス社と協力してダイマックスを制御する技術を研究していた事がある。
しかしガラル地方で近年謎のダイマックス現象が頻発し、それがマクロコスモス社の仕業ではないかと考えた博士は、
ローズ社長の「狂気」も感じ取ったこともあり研究を自ら降りた。
アニメにおいてソニアに宿題を課したのはマクロコスモスに探りを入れる目的もあったという。

マクワ

初登場作品 ソード
ポジション キルクススタジアムジムリーダー
得意タイプ いわ
キャッチコピー ハードロック クラッシャー
声優 不明(薄明の翼)、八代拓(マスターズ)
名前の由来 真桑瓜

「ソード」にのみ登場。「シールド」ではメロンがキルクススタジアムジムリーダーを務める。
ぽっちゃり体型だがニヒルで自信家のような風貌・素振りを見せる人物。
かと言って嫌味なキャラではなく、ファンサービス精神も旺盛で女性からの支持も厚く、
ファンクラブまで存在しており、更には写真集を3冊も出している
ボールを投げる際にバク転するなど、見た目の割にかなり動ける。
華麗でキザな数々のポーズは、岩タイプの無骨なイメージを払拭するために行っているものらしい。

上記のメロンとは母子の関係にあたり、ジムもメロンからそのまま受け継ぐ予定だったが
メロン自身のやり方を押し付ける教育方針に嫌気がさした事や、岩タイプへの憧れを抱いたことがきっかけで母と対立、
現在は親子関係が冷え切ってしまったという。
(余談だが、名前の元ネタのマクワウリはメロンの派生種であり、血縁関係なのを仄めかしている)
専攻タイプに岩を選んだのも憧れだけでなく、母の繰り出す氷タイプに強い事も理由。メロンの切り札は岩に一致抜群を突けるラプラスなのだが…。
ちなみに前述のファンクラブ会員第1号はよりにもよってメロンであり、マクワは複雑な心境の模様。

マコモ

初登場作品 ブラック・ホワイト
ポジション ポケモン研究者
声優 川村万梨阿(アニポケ)
名前の由来 真菰

BW1ではサンヨウシティに、BW2ではヒウンシティに研究所を構える博士。
アララギ博士・バーネット博士とは大学時代の友人にあたる。妹はイッシュ地方のポケモン預かりシステムの管理人・ショウロ。
この手の人物では珍しくポケモンではなくトレーナーを研究しており、
トレーナーのレポートを集めるためのシステムとして「ゲームシンク」を開発。
ポケモンドリームワールド(PDW)にアクセスした際にはプレイヤーのガイドを担当する。本編よりこちらの出番が多い。

アニポケでは「マコモ博士」名義で登場。自称・夢見る乙女で、ポケモンの不思議な力を研究していた。

マサキ

初登場作品 赤・緑
ポジション ポケモン預かりシステム開発者
声優 小野坂昌也(アニポケ)
名前の由来

カントー・ジョウト地方のポケモン預かりシステムの管理人。
公式資料でフルネームが複数あり、赤緑の攻略本などで使われている「ソネザキ・マサキ」、
ポケモンカード書籍の著者としての「木戸柾紀」、そしてその書籍の改訂版の著者「木戸マサキ」の3つである。
使用頻度で言えばソネザキが最も多く使われており、ソネザキが最も公式設定に近いと思われる。

ハナダシティ北の岬に家を構えている。実家はコガネシティにあり、本人もコガネ弁(関西弁)で喋る。
ちなみにセキチクシティにいる技教えオヤジは彼の父親にあたる。
人呼んで「ポケモンマニア」で、珍しいポケモンを集めており特にイーブイを何匹も育てているという。
他のポケモン預かりシステムの管理人とも交流しており、ナナシマのシステム管理人のニシキと親友である他
遠くホウエン地方の管理人マユミのパソコンにはマサキから送られたと思しきメールがある。

初代・FRLG・LPLEではポケモン転送装置の操作を誤り、なんとポケモンと融合した姿で登場
特にLPLEではニドリーノの姿で立って喋るので実にシュール。
ポケモンの姿になっても何故か問題なく主人公と会話できており、主人公の助けを得て元の姿に戻れた。
長いポケットモンスターの歴史でも、ポケモンと合体してかつ本人の性格や知識に何の支障も無かったのは彼くらいのものである。
ちなみに「サン・ムーン」ではEDでリーリエが母の精神毒の後遺症を治すべく
ポケモンと合体した経験がありながら後遺症がない、カントー地方の人のもとを訪れる」と発言しており、
しれっと成し遂げたマサキの奇跡の生還は世界中に治療モデルとして知れ渡っているようだ。

アニポケでは1話限りのゲスト。ポケモンの気持ちを知るためにカブトの着ぐるみを着ていた。
実家が灯台になっており、そこで世界に1匹しかいない幻のポケモンを待ち続けている。

マスタード

初登場作品 ソード・シールドエキスパンションパス「鎧の孤島」
ポジション マスター道場師範
声優 魚建(薄明の翼)
名前の由来 マスタード(洋からし)

マスター道場の師範。ミツバという奥さんとハイドという息子がいる。
ダンデの素質を誰よりも早く見抜いた人物でもあり、彼の師匠にもあたる。
一見するとかなりおちゃらけているが、クララ/セイボリーの不正を直接目撃していないのに見抜いており、
それでもなおあえて見守る選択をして結果成長につなげるなど、指導者としての器の大きさ、確かさはずば抜けている。
そして師匠が自ら本気を出した際には腰の曲がった好々爺はどこへやら、
身体能力も高く厳格な口調のかっこいい爺さんに覚醒し、主人公に相対する。これが師匠の本来の姿である。

年齢は不明だが50年前には既にトレーナーだったらしく、ポプラとはその頃からの因縁のライバル。
格闘タイプのジムリーダーだった時代もあり、現在の手持ちも格闘タイプが主軸。
ダイマックスが取り入れられる前のガラルリーグでチャンピオンの座を18年もの間維持し続けた伝説の人物であったが、
当時の相棒ポケモンが亡くなって次第に勝てなくなっていった事で玉座を他者に明け渡し、
その数年後にはローズの前任の当時のリーグ委員長に八百長試合を持ち掛けられた事でリーグに愛想を尽かし、
自信のトレーナーとしての限界を感じたのもあり引退。
現役時代は自身にも他者にも厳しいストイックな性格だったが、引退後に世界を回ったことで次第に他者に寛大になり、
無人島だったヨロイ島をまるまる購入して、そこで後進のトレーナーを育成する道に至った。

ちなみに現役時代は厳格なキャラ作りのためかなり無理をしていたらしく、現在の軽い性格は師匠の本来の気質である。
現役時は我慢していたがテレビゲームが好きで、現在は道場の自分の部屋でテレビゲームに時間を費やしている。
今は「四角いポケモンが出てくるゲーム」にハマっているようで鋭意プレイ中。

マチエール

初登場作品 X・Y
ポジション ハンサムの助手→ハンサムハウス2代目所長
声優 内田真礼(ジェネレーションズ、マスターズ)
名前の由来 matière

ミアレシティのストリートチルドレンの少女。ニャスパーの「もこお」は友達でいつも一緒にいる。
ストリートチルドレンということから服はボロボロで学力も低く会話は全てひらがな表示。
ただ筋力はかなり強く、街のギャングからヘッドになってほしいと言われるレベル。
以上のことから幼い少女と思われがちだが、実際は16歳である。
ひょんなことからハンサムに拾われ以降助手として活動していく。
クセロシキ関連のイベント終了後はクセロシキからイクスパンションスーツとポケモンを託され、
ハンサムは別の事件のためミアレシティを去ることになったため、以後彼女がハンサムハウス所長として活動していくことになる。

ポケモンマスターズにもフレア団イベントにて登場。
一緒にいるもこおは友達であってバディではないとのことで、クセロシキから貰ったクロバットをバディにしている。
またクロバットやイクスパンションスーツは彼との絆の証として大切にしており、また会える日を心待ちにしている。

マチス

初登場作品 赤・緑
ポジション クチバシティジムリーダー
得意タイプ でんき
キャッチコピー イナズマ アメリカン(初代など) ライトニングタフガイ(LPLE)
声優 立木文彦(アニポケ)、武虎(マスターズ)
名前の由来 クレマチス

元軍人であり、現役時代の階級は少佐。迷彩服を着用している。
現役時代は手持ちの電気ポケモンと共に戦場を生き抜き、時には電気ポケモンを使って飛行機を飛ばしていたらしい。
そんな過去があるためか用心深い性格であり、ジム内のマチスがいる部屋へたどり着くためには
ジムに多数並べているゴミ箱から扉を開けるボタンを二つ(このボタンは隣接している)見つけ出して押さないといけない。
しかも一度間違えると場所を入れ替えた上でやり直しとなるなど、当時のプレイヤーをイライラさせた。
当の本人は用心深い性格に反し、ルー語英単語混じりのかなりフランクな話し方をする。
強面に反しピカチュウが好きなようで、HGSSでは条件を満たすと海外産ピカチュウを交換してくれる。
同作では強化パーティにパチリスも入れており、意外と可愛いポケモンに愛着があるのかもしれない。

アメリカ出身」という設定が初代にあった。これもまた世界観が固まってなかった時代ならではの設定である。
近年この設定はほぼ無かったことにされており、
BW2時代では「イッシュ地方の出身ではないか?」と語るNPCもいるが、詳しい出身地は不明。

アニポケではライチュウを手持ちに登場。
初戦はサトシのピカチュウにメガトンパンチやメガトンキックなどの技をお見舞いし、パワーの違いを見せつけ圧勝。
サトシはピカチュウに雷の石を使おうか悩むほど追い詰められたが、
悩みを払拭したサトシとの2戦目ではピカチュウに持ち味のスピードを発揮され、翻弄されたまま敗北した。
最初はサトシの事も見下していたマチスだったが、この敗北を機にサトシを認め、バッジを託すのであった。

マツバ

初登場作品 金・銀
ポジション エンジュシティジムリーダー
得意タイプ ゴースト
キャッチコピー せんりがんを もつ しゅげんじゃ
声優 松風雅也(アニポケ)、神谷浩史(マスターズ)
名前の由来 松葉

「千里眼を持つ修験者」の肩書通り、幼い頃からの修行で遠くの物を見渡すことが可能。
金銀時代は青い服を着ているが、HGSS時代は紫のマフラー・バンダナと黒い服に衣装変更。
物腰の柔らかい性格。伝説のポケモンへ強い憧れを持ち、エンテイライコウスイクンの伝説にも詳しい。
同じく伝説のポケモンを追い求めているミナキとは親友関係。
結果として伝説のポケモンが認めたのはマツバではなく主人公だったのだが、
それでも自分なりに事実を受け止め「新しい未来が見えるまで修行を続ける」と前向きな生き方をする事を決める。

アニポケでもホウオウへの憧れは健在。1話にしていきなりホウオウを見たサトシに対して声を荒げる場面もあった。

マツブサ

初登場作品 ルビー・サファイア
ポジション マグマ団リーダー
声優 藤原啓治(アニポケ)、中田譲治(マスターズ)、佐々木誠二(ジェネレーションズ)
名前の由来 松房

マグマ団の大ボス。「ルビー」「エメラルド」「オメガルビー」では敵として登場。
グラードンの力を利用して世界の陸地を増やし、人と陸に住むポケモンの進化・発展を促そうとしている。
おくりびやまで奪った珠の力を使いグラードンを蘇らせたが、世界中に日照りを起こした恐ろしい力を目の当たりにし、
自然のバランスを変えるべきではないと反省し、珠を返して自らはいずこかに姿を消した。
「サファイア」「アルファサファイア」ではアクア団の野望を阻止するため、利害が一致した主人公と協力する。

リメイク前はオールバックの落ち着き払った性格だったが、
ORASでは団の障害になるものならどんな些細なものも見過ごさない、やや小物っぽい神経質な性格に変化。
見た目も七三分けにメガネと大きく代わり、メガネにキーストーンを仕込んでいる。(通称「メガメガネ」)
またあくまで人間の発展を追求する事だけを考えるように変わり、
「人とポケモンの共存など馬鹿げている」とポケモンを見下しているかのような発言も発している。
その割にはなつき進化のクロバットを連れていたり、(設定上)ポケモンとの絆がないと使えないメガシンカを使いこなしており、
団の目的と自身のポケモンに対するスタンスはあくまで別物と捉えているのかもしれない。
エピソードデルタ後はバトルハウスでタッグを組んで戦うことも可能。

USUMでは「ルビー」時の姿でレインボーロケット団の一員として登場。
アオギリを倒し目的を達成しようとした直前にUSUMの世界線にやってきたようで、手持ちにグラードンを連れている。
敗北後は倒したはずのアオギリと相対し、勝手にアローラ地方の未来をかけて決戦をしようとした所を
アクロマの手で元の世界に強制送還された。

マツリカ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション ポニ島キャプテン
得意タイプ フェアリー
声優 戸松遥(アニポケ)、ゆかな(マスターズ)
名前の由来 茉莉花

海の民の村出身の女の子。本業(?)は絵描きで、普段は絵の題材を求めてアローラ地方を旅している。
Tシャツ・ジーンズの動きやすい服装と、髪と顔の一部が絵の具で塗られているのが特徴。
作業中に付いたものなのかボディペイントなのかは不明。
数々の絵画コンクールで賞を受賞し、画集を何冊も出せるほど絵の腕前は高く、若き天才画家として知られている。
温厚だがマイペースな性格で、口癖は「わっ 驚きの〇〇」。主人公は性別問わずくん付けする。

初登場のサン・ムーンではキャプテンでありながら試練の内容を決めておらず、ただで主人公にフェアリーZをくれる。
USUMではマツリカの試練が登場。アローラ地方中を巡り、キャプテン達に勝利していく内容になる。
ぬしのアブリボン全能力2段階アップという悪魔の性能で襲い掛かってくる。
またLPLEにもゲスト出演しており、クチバシティの港で1日1回戦え、勝つとぎんのおうかんをくれる。
サン・ムーン時点より前の時代なのか、この時は主人公と同年代くらいの幼い姿であった。

アニポケでも性格はほぼ同様。ポケモン達の様子から感情を読み取る特技を持つ。
スカル団に絡まれた際にはポケモンバトルではなくお絵描きバトルを打診。自分のパートナーポケモンを題材に絵を描かせた。
画力が微妙な人物に対しても絵に込められた思いをくみ取り褒めてくれる。
アローラリーグにも挑戦するが、1回戦のマーマネ相手に善戦するものの敗れた。

マリィ

初登場作品 ソード・シールド
ポジション ライバル→スパイクタウンジムリーダー
得意タイプ あく
声優 小倉唯(アニポケ)、田村ゆかり(マスターズ)、石川由依(薄明の翼)
名前の由来 ローズマリー

ソード・シールドにおけるライバルの一人。兄から5歳の頃に譲り受けたモルペコが相棒。
エール団より絶対的な支持・応援を得ている女の子で、剃り込みが入った髪や黒いジャケットがパンクなイメージ。
無口で無表情な彼女だが、エール団の行き過ぎた行為に謝罪をするなど常識人の良い子。
また時々博多弁を混ぜて喋るなど、方言女子というギャップも見せる。
愛想の悪い事や他者とあまりつるまない事は本人も自覚しており、それを気にして笑顔の練習をする作中イベントもある。
上記の要素からキャラ人気は恐ろしく高く、グッズも多数販売されており、ポケモンカードの相場の高さはもはや伝説。
ちなみに声優が全員プリ〇ュア経験者だったりする。

実はスパイクタウンジムリーダー・ネズの妹であり、エール団もまたスパイクタウンジムのトレーナーだった。
エール団が結成されたのはマリィがチャンピオンになる事で寂れゆくスパイクタウンを復興させようと考えたためであったが、
その為にフーリガン的行動に走り、遂にはスパイクタウンの入り口を塞ぎ他のジムチャレンジ挑戦者を妨害したため、
正々堂々とチャンピオンになろうとしていたマリィは激怒し、主人公に謝罪した。
バトルの強い兄の事は尊敬しているが、自身にジムリーダーを継いで欲しい兄の願いは一度置いといて、チャンピオンシップに挑戦。
セミファイナルで主人公と当たり、敗北。その後は正式にジムリーダーの座を受け継いだ。
余談だがジムリーダー時のユニフォームはチューブトップにスパッツと大胆にお腹と腕足を露出したもので、こちらの姿も人気が高い。

アニポケではネズと共に登場。
WCSに挑戦中で、サトシとは1vs1でゲンガーオーロンゲ、キョダイマックス個体同士の勝負で敗れた。

ミカン

初登場作品 金・銀
ポジション アサギシティジムリーダー
得意タイプ はがね
キャッチコピー てっぺき ガードの おんなのこ
声優 かかずゆみ(アニポケ)、井口裕香(マスターズ)
名前の由来 蜜柑

使うポケモンの硬さ・たくましさに対して、可憐で気が弱めの少女。
最初はアサギの灯台にいるアカリちゃんが病気にかかったため看病しており、ジムを留守にしている。
ミカンと戦うためには先にタンバシティに行ってひでんのくすりを貰う必要がある。
以前は岩タイプのジムリーダーだったらしい。何故タイプ変更したのかは不明だが、切り札の進化に伴って、が自然だろう。

HGSSでは意外と大食いという設定が追加され、特定の時間にアサギシティの食堂で姿を見れる。
また条件を満たすとミカンのハガネール(NN:ネール)とポケモン交換が可能。
渡すポケモンは何でもいいが、求婚目的でラブカスを渡すトレーナーが続出したとかしないとか。

ちなみに作中のゲームフリーク社員の台詞によると、開発者のお気に入りキャラらしい。
お気に入りが幸いしたのか他のソフトでもちょくちょく出番がある。
DPt・BDSPではナギサシティに登場。
デンジに勝ってから話しかけると秘伝マシン「たきのぼり」をくれる他、コンテストにも時々ハガネールを伴って出場する。
また、RSEにもコンテスト会場の観客席をよく見るとミカンらしき人物がいるのが確認できる。

アニポケでは弱気な点があまり見られず、普通の性格で登場。DPt編にもコンテスト参加のために登場している。
ちなみにアニポケ設定としてハッサクという名前の祖父がいるが、美術の先生とは無関係。

ミクリ

初登場作品 ルビー・サファイア
ポジション ルネシティジムリーダー(RS・ORAS)/ホウエン地方チャンピオン(Em)
得意タイプ みず
キャッチコピー 水のイリュージョニスト
声優 森川智之(アニポケ)、桑野晃輔(マスターズ)
名前の由来 実栗

RS版ではルネジムのジムリーダー、Em版ではチャンピオンとして登場。
同作で初登場したアダンとは師弟関係にあり、Em版ではチャンピオンのミクリに代わり彼がルネジムのジムリーダーを務めている。
BW2ではEmが正史とされており、彼がホウエンチャンピオンと扱われている。
美形な人物で女性ファンの多さは師匠譲りだが、
ポケナビで「知性と美しさを兼ね備えた」と自己紹介しており、ナルシストである事もうかがわせる。
ORASで登場したルチアは彼の姪で、彼女にコンテストのいろはを教えた。

ORASではRS同様チャンピオンの座に就いているのはダイゴだが、
エピソードデルタの事件収束後、ダイゴは「自然やポケモンをさらに学ばなければならない」と、
今はリーグで責任を果たすが自分の足で世界を歩くためいつかホウエンを離れるかもしれないことを示唆している。
ダイゴは「その希望が叶う時が来たらミクリに力になってほしい」とも続けており、
明言はされていないが、Emでミクリがチャンピオンだったことを踏まえると
その後ミクリが彼に代わりチャンピオンに就任する可能性もあるといえるだろう。

アニポケではアダンがルネジムリーダーだったためAG編での出番はなかったが、DP編で初登場。
各地でコンテスト大会「ミクリカップ」を開催しており、コンテストマスターとして有名。
優雅で美麗な戦闘スタイルを持ち、ゲーム同様女性ファンから多大な支持を集め、
ファンや多くのコーディネーター、ヒカリやハルカからも「ミクリ様」と呼ばれ尊敬を集めていた。
新無印編にはルチアと共に登場。ダイゴとほぼ同格の実力を持つそうだが、WCSには未参加。
この頃にはルネジムリーダーに戻ったらしい。

ミツバ

初登場作品 ソード・シールドエキスパンションパス「鎧の孤島」
ポジション マスター道場の女将
名前の由来 三つ葉

マスター道場の師範・マスタードの若奥さんにして、マスター道場の女将。
元々は貿易会社の社長で、世界を回っている中でマスタードと出会い一目惚れ、結婚した。
道場の経営管理・掃除洗濯料理・門下生の心のケアまで担うなど、元社長だけありかなりの敏腕。
ちなみにダイスープも彼女の発明。食費を節約するため森に生えていたキノコをスープに利用したところ偶然出来たという。

元々トレーナーではなかったが、マスタードに誘われポケモン勝負をするうちに才能が開花し、
現在ではマスタードに次ぐ実力を持つようになった。彼女とは道場にワットをつぎ込み続けると戦えるようになる。
細身で抜群のプロポーションを持つが本人も相当な腕っぷしを持ち、道場破りを何人も返り討ちにしているらしい。
実際に戦闘ではダイマックスの際に巨大化したボールを片手で超高速でぶん投げるなど、怪力の持ち主である事がうかがえる。

ミツル

初登場作品 ルビー・サファイア
ポジション ライバル
声優 村瀬歩(マスターズ)
名前の由来 不明

「ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイア」におけるライバル。
ライバルポジションながら御三家を所持していないが、御三家を所持するユウキ/ハルカを差し置いてチャンピオンロードで対決する。

トウカシティに実家がある、緑髪の細身の少年。
生まれつき病弱な体で、療養のために従姉妹のミチルがいるシダケタウンに引っ越す事になっていたが、
引っ越し先で寂しくならない為にセンリの協力を得てラルトスを捕獲、相棒にする。
その後体の具合はよくなったものの、ある日バトル経験もろくにないのにキンセツジムに挑もうとし叔父と主人公に引き止められる。
主人公との勝負からポケモントレーナーの何たるかを学んだミツルはホウエン地方中を回り、主人公を上回る速度で実力をつけ、
チャンピオンロードで再会した頃には見違えるほど強くなり、パーティも増やしたミツルと対決する事となる。
ラルトスもRSEではサーナイト、ORASではエルレイド(メガストーン持ち)に強化。
案の定主人公に敗れ、殿堂入りを前にしてミツルとの物語は一区切り・・・と思われていた。

ORASでは続きがあり、強さを更に磨き上げてバトルリゾートに出没。
NPCの会話などによると日夜タマゴを抱えてランニングしていたり基礎ポイントの割り振りに悩んでいたり、
強化メンバーにマリルリガブアローとガチポケを連れていたり、負けた際に「ここで詰んだか…」と発言したりなど、
ポケ廃たちなら身に覚えがありすぎるであろう廃人仕草の数々を見せ、プレイヤーを愕然とさせた。
とは言えミツルの性格自体は変わっておらず、負けた時にはポケモン勝負を心の底から楽しんでる発言も見受けられるため、
ある意味理想の廃人像と言えるかもしれない。病弱な子供が思えば遠くへ来たものである。
SM・USUMでもバトルツリーに登場。どうも廃人施設の魅力にどっぷり浸かっているようだ。

ミナキ

初登場作品 クリスタル
ポジション ポケモントレーナー
声優 川田紳司(アニポケ)、土田大(ジェネレーションズ)、江口拓也(マスターズ)
名前の由来 水(みな)+晶(あき)→水晶

スイクンストーカーする追い求めている謎の青年。タマムシシティの出身で、マツバとは親友関係。
スイクンには並々ならぬ思いがあり、スイクンに関わる事となると周りが見えなくなってしまう悪癖がある。
やけたとうで初邂逅後、3犬に巡り合いその後も何かとスイクンに縁がある主人公を一方的にライバル視し、タンバシティで戦闘する。
催眠術を覚えたスリープゴーストに弱点を突けるマルマインというスイクン捕獲特化の手持ちが特徴。
その後はカントー地方でいよいよスイクンと対面するものの、主人公との対決を見届け、満足して去っていった。

アニポケではスピンオフ「ライコウ雷の伝説」で初登場。ライコウを見て熱くなる場面も。
後に本編にも登場。スイクンの事となると我を忘れるのはゲーム同様で、サトシがスイクンを見た事があるという話を信じようとしなかった。

+ マスターズにおける活躍。ネタバレにつき折り畳み。
マスターズではスイクンを追いかけ続けた結果パシオにたどり着く。
その後スイクンを発見するもすでにクリスとバディを組んでいたためその場は諦めるが、
スイクンが色違いのスイクンを連れてきたため、スイクンとの追いかけっこが始まる。
スイクンを10年以上追い続けたことで培った知識を駆使して待ち伏せに成功しスイクンに認められたことで、
スイクンとバディを組むことになった。彼の夢がついに叶ったのである。

ミモザ

SVで主人公の通うアカデミーで学校保健師を務めている女性。
ちなみに養護教諭ではないため授業は持っていない。元々は養護教諭志望だったが、試験に落ち続けた結果学校保健師になったとのこと。
一部の生徒からは「ミモりん」と呼ばれているそうだが、本人はあまりいい顔をしていない。

赤いアイシャドウで化粧しており、メッシュを入れた紫色の髪が特徴的。ヘアスタイルはリボン結びにしたお団子+ロングヘア。
錠剤型のバッジを白衣の襟に刺しており、首からは花があしらわれた聴診器を提げている。
セーターには二重螺旋とハートの衣装があり、左膝と右ふくらはぎには絆創膏を貼っている。
一見包容力のある外見だが、実際はギャルのような緩めな軽い口調で話す
立場上授業を持つことができず、保健室にはサボり目的の生徒が来るせいで暇を持て余しているらしい。
こうした外見と中身のギャップがミモザ先生の魅力と言ったところであろうか。
以前はポケモンセンターで働いていた模様(南パルデア海の小島にいる同期の友人NPCとの会話より)。

上記の通り養護教諭の夢を諦めていたが、絆ストーリーを進めると主人公の宝探しに挑む姿勢に触発され再勉強する姿が見られる。
その後試験を受け見事合格。念願叶って養護教諭の資格を手にした。
授業枠が既に埋まっていたため立場上は現状維持となったが、「いつかアカデミーで教壇に立ち保健の授業を教える」と意気込む姿を見せてくれる。
上記の絆ストーリーを終えるとげんきのかたまりを10個貰えるため、冒険を進めるという意味でも彼女と交流して損はない。

学校最強大会にも参戦。肩書は「医務室の天使」だが本人曰く「ダサ過ぎ」との事。
使用ポケモンは保険室に関連してか体力を回復する技や状態異常を狙ってくる技を持つポケモンが多い。
(スリーパー:催眠療法、メブキジカ:アロマセラピー、オニゴーリ:氷嚢、バチンウニ:鍼治療、シビルドン:AED、ドヒドイデ:再生医療?)
先発がまさかのスリーパーに度肝を抜かれたトレーナーは多く、その強烈なインパクトからファンアートでは一緒に描かれることもしばしば。
図鑑説明が物騒なポケモンは数あれど、かつてナナシマで本当に誘拐事件を起こしたポケモンと美女の組み合わせは一見奇妙に思える。
しかし「夜に 眠れない 人の ために 病院で お医者さんの 手伝いをする スリーパーも いる。」と一部の図鑑に書かれているため、
彼女のスリーパーもそういう個体なのかもしれない。
なお他の教員もそうだが、学校最強大会で既に面識があっても会話イベントに反映される事はない。

ミル

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ポケモントレーナー
声優 新井里美(アニポケ)
名前の由来 meal(英語で穀粉)

ピンクのツインテールが特徴の少女。ユンゲラーが相棒。
まよいのどうくつで迷子になっている所を主人公に同行し、共闘・回復してくれる。
フラッシュも使わず強行突入して、同行者がいる状態になりあなぬけのヒモも使えず
そのままミル共々長時間洞窟を彷徨ったトレーナーもいるのではないだろうか。というか筆者がそれでした。
その後はバトルタワーやしょうぶどころにも登場し、主に特攻の高いポケモンを使う。

アニポケでは1話限りのゲストキャラ。相棒もユンゲラーが大人の事情でアニポケに出せないためケーシィになっていた。

メリッサ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ヨスガシティジムリーダー
得意タイプ ゴースト
キャッチコピー みわくの ソウルフルダンサー
声優 井上喜久子(アニポケ)、甲斐田ゆき(マスターズ)
名前の由来 メリッサ(レモンバームの別名)

紫色のドレスと、長髪を4方向にまとめて突き出した独特のヘアスタイルが特徴。
キャッチコピーにもある通り本業はダンサーであり、同じダンサーであるダリアを尊敬している。
海外から来たため英語混じりで日本語を話す。口調も性格もテンションが高い。
ジムリーダーだけでなくポケモンコンテストでもかなりの腕前で、マスターランクでは彼女と相対する事もある。

DP・BDSPでは5番目に、プラチナでは3番目に挑むジムリーダー。
プラチナでは出番が早まったのもあり手持ちのレベルが下がっているが、
それでも前半のジムで切り札のムウマージを相手するのは味方の種族値が心許なく、強敵となっている。
コンテストの方ではフワライド(NN:ばるん)を使う。

アニポケではトップコーディネーターでもあり、ポケモンコンテストのグランドフェスティバルで特別審査員も務める。
強さと美しさ、そのどちらも追い求める彼女の戦闘スタイルは通常のバトルとコンテストの両方で通用する実力だ。
サトシはゴーストタイプの補助技に対抗すべく攻撃技を回転しながら撃ち攻防一体の戦術を取るが、
これをメリッサは「カウンターシールド」と命名。
以後もサトシだけでなくヒカリやタケシ、果てはシンジやダンデまでも広く使う戦術として世に広まった。アニポケならではの魅せ技である。

メロコ

初登場作品 スカーレット・バイオレット
ポジション スター団ほのお組「チーム・シェダル」ボス
得意タイプ ほのお
名前の由来 melocotón(スペイン語で

髪を赤と黄色に染め、炎(シュウメイ曰く「ニトロチャージが着想元」)の意匠を出した改造制服に身を固める女性。オレっ娘。
スター団の何でも屋で、どんな問題も強引な手段で解決する。
力加減が苦手でぶっきらぼうだが、一度決めた事は最後までやり通す義理堅さを持ち、団のメンバーからの信頼は篤い。
過去のスター大作戦の決起前にはエネルギー不足で動かないスターモービルを動かすため、
大作戦まで残りわずかというタイミングで動力のカルボウを進化させ、決起に間に合わせた。

元々彼女も他のスター団員同様いじめの被害者で(見た目の良さを他の生徒に嫉妬されたのがきっかけ)、
不登校になっていた所をマジボスの呼びかけで団に参加した。
アカデミーに通っていた頃はカルボウの「ボウジロウ」を相棒としておりよく遊んでいたが、
不登校以後ボウジロウを学校に置いて、メロコ本人はそのままスター団としての活動を続けていた。
ほのお組へのカチコミ前にはそのボウジロウがメロコの身を案じてアジト前まで駆け付けており、
メロコもそんなボウジロウを追い返さないなど、強引な何でも屋としてのスタンスに反して根は優しい事がよく分かる。

エンディング後には自分の服を作ってくれたシュウメイの影響もあり、ビワの付き添いのもと美術部に入部を決意。
照れ隠しで入部したい意志をなかなか言えなかったが、他の生徒の人当りも幸い良く、すぐ打ち解けそうである。

メロン

初登場作品 シールド
ポジション キルクススタジアムジムリーダー
得意タイプ こおり
キャッチコピー ジ・アイス
声優 不明(薄明の翼)、甲斐田裕子(マスターズ)
名前の由来 メロン

「シールド」にのみ登場。「ソード」ではマクワがキルクススタジアムジムリーダーを務める。
マクワを含め5人の子供の母親。教育方針はスパルタで、これがマクワとの仲違いを起こすきっかけとなった。
もっともマクワのページへの通り、マクワのファンクラブ会員第1号でもあるため親としての情はまだ厚いと思われる。
20代よりジムリーダーを務めておりトレーナー歴も長く、キバナを差し置いてガラルリーグ無敗を誇る。
実際にチャンピオンカップでキバナと当たると必ず勝利する仕様になっているため、決勝でメロンとかち合うシーンは多い。

寒冷地のジムリーダーゆえか厚着だが、その服の上からでもハッキリわかるほどのシリーズ屈指のむちむちボディの持ち主。
ゲームグラフィックや公式絵からして痩せ身な女性キャラが多いポケモンシリーズの中でもその体型はかなり際立っており、
多くのたちから愛されている。

モーン

初登場作品 サン・ムーン
ポジション ポケリゾート管理人
声優 斉藤次郎(アニポケ)
名前の由来 Mohn(ドイツ語でケシ属

無人島を自ら改造して作ったポケリゾートの管理人。麦わら帽子をかぶった金髪の男性。
リゾートで採れるポケマメが好物。
本来ポケマメはポケモン用の食物なのだが、長年島暮らしをしているうちに病みつきになってしまったらしい。
彼とポケマメを交換したり消費したりする事でポケリゾートの開発も進み、どんどん使いやすい施設になってゆく。

その正体は、かつてエーテル財団でウルトラホール・ウルトラビーストを発見した「モーン博士」にして、
ルザミーネの夫、そしてグラジオ・リーリエの父親
作中でこの事実が明言される事はないが、髪色や前髪などがグラジオに強く遺伝されている事から察しは付く。
しかしモーンはウルトラホールの研究中に突如開いたホールに飲み込まれ行方不明になり、
偶然アローラ地方に帰って来れたはいいが家族に関する記憶を失っており、ポケリゾートの管理人を始めていたのだった。
USUMではチャンピオン防衛戦でグラジオに勝利するとモーンがエーテルパラダイスを来訪し、ルザミーネと再会するイベントが起こる。
このイベントも含めて作中モーンが遂に記憶を取り戻すことはなかったが、
その身の無事と笑顔を見ることができたルザミーネは、どこか安心したようにモーンの背中を見送るのだった。

アニポケでは「サン・ムーン」編の回想で初登場。
こちらも現在はウルトラホールに巻き込まれ行方不明になっており、リーリエ達家族は彼の足取りを掴むべく東奔西走する。
そして新無印編にて遂に本人が登場。
前述のウルトラホールでウルトラディープシーに流れ着いたモーンは、心優しい色違いのウツロイドに連れられ
別のウルトラホールを通って元の世界に期間、通った先にあったガラル地方・カンムリ雪原に辿り着く。
ホールを通った影響で記憶が混濁したモーンはウツロイドに「リーリエ」と名付け、
ウツロイドもまたモーンの記憶を読み取り幻覚を見せながら、実の娘として振る舞い10年もの間一緒に暮らしていたのだった。
しかし家族と再会し、ウツロイドが取っておいていた行方不明時の服装と鏡をグラジオに見せられたことで記憶が復活、
元の一家団欒を取り戻し、ウツロイドもまたモーン一家に受け入れられ、めでたくアローラ地方に帰還できた。

モミ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション ポケモントレーナー
声優 川村万梨阿(アニポケ)、青野菜月(マスターズ)、能登麻美子(ジェネレーションズ)
名前の由来

服装・髪色ともに緑色のお姉さん。相棒はラッキー
ハクタイの森を始めて抜ける際に主人公に同行し、タッグバトルで共闘・回復を行ってくれる。
特に都度回復をしてくれるのは非常にありがたく、序盤のレベル上げに重宝したプレイヤーも多かったことだろう。
その後はバトルタワーでのマルチバトルでのパートナーとしてや、「プラチナ」のしょうぶどころで登場。
前者は特防が、後者はHPが高いポケモンをよく使い、全体として耐久自慢が多い。

アニポケではハクタイの森で「おそろしくあまいミツ」なるものを探している最中でサトシ達と出会う。
「ですわ」口調のおっとりとした性格で、ラッキーの他にガーメイルミノマダム全3種を連れていた。

ヤーコン

初登場作品 ブラック・ホワイト
ポジション ホドモエシティジムリーダー
得意タイプ じめん
キャッチコピー アンダーグラウンド・ボス
声優 最上嗣生(アニポケ)、楠見尚己(マスターズ)、志村知幸(ジェネレーションズ)
名前の由来 ヤーコン

やーこんなところにヤーコンさんの記事が
本業は鉱山資源開発会社の社長で、ネジ山の所有者でもある。「鉱山王」という呼び名も持つ。
白いテンガロンハットに保安官のような服装が特徴。恰幅がいい。
カミツレが「癖の強いおっさん」と言うように、かなり口が悪く偏屈な印象を与えがちな人物。「フン」が口癖。
しかし根はれっきとした善人。謝るべき所ではちゃんと謝れる人物で、
BW終盤でジムリーダー全員がNの城に主人公の助太刀に訪れたのは彼が他のジムリーダーに呼びかけたのがきっかけである。

BW2ではホドモエシティからネジ山へのショートカットとしてヤーコンロードを開通。
ポケモンワールドトーナメントの会場も建設した。
またホドモエシティ自体も活気あるホテル街になっており、街の発展や人々の生活向上に尽くしていることもうかがえる。

アニポケでも偏屈ぶりは健在。初登場からサトシとの勝負に漕ぎ着けるまで4話かかってしまった。
攻撃技でとにかく押しまくる戦法を好み、逆に補助技のような搦め手は使うのも使われるのも嫌う。
ちなみに彼の切り札のドリュウズはアイリスのドリュウズの数倍も大きいサイズ違い。

ヤナギ

初登場作品 金・銀
ポジション チョウジタウンジムリーダー
得意タイプ こおり
キャッチコピー ふゆの きびしさを おしえるもの
声優 清川元夢(アニポケ)、チョー(マスターズ)
名前の由来

トレーナー歴40年を超える老人トレーナー。
金銀では半袖半ズボンという出で立ちだったが、HGSSでは寒冷地のトレーナーらしくコートとマフラーの出で立ちに変更。
リメイク後の方が「イケオジ感」が増し人気がある。
チョウジジムはツルツル滑る氷が特徴。特性をよく覚えてこおりのぬけみち攻略に役立てたいところ。
順路でいうと7番目のジムなのだがレベルがさほど高くなく、弱点も多いので
タンバジムやアサギジムより先に攻略してしまう事も無理なく可能である。

アニポケでは当初人間ともポケモンとも関わりを持たない爺さんとして登場。
こうなったのは幼少期からの相棒イノムーをブーバーの炎技から庇った際に大火傷を負い、
その際にイノムーがどこかへ消えてしまい裏切られたと思ったため。
しかしイノムーは火傷を負ったヤナギのために薬草を探し、その中で数十年間氷漬けになっていたのだった。
(これってポケットモンスター全書のサカキのニドキングのパクリじゃね?)
イノムーへの誤解が解けたヤナギは再び他者へ心を開く人物に戻り、サトシと戦闘、勝負の末にアイスバッジを託した。

ジムリーダーの中では外部出演や出番そのものも少なく印象に残りづらいが、ポケスペでは全く事情が異なる。
金銀編の黒幕「マスク・オブ・アイス」の正体であり、目的のためなら手段を問わない冷酷な性格。
なんとルギアホウオウを自身の制御下に置き、目的のために暗躍する。
それだけでなく手持ちのウリムーやデリバードを駆使し大量のギャラドスを湖ごと凍らせる
氷の彫像の関節を融解と凝固を素早く繰り返すことでロボットのように動かし自分の分身にする
単体でジムリーダーすら圧倒する3体同時に相手して勝利する
図鑑所有者6人を自分の手持ちだけで一蹴するなど、エピソードが書ききれないほどインチキじみた強さを持つ。
「ポケモンは道具」と冷たく言い放つマスクオブアイスだが、そのとは…?

ヤロー

初登場作品 ソード・シールド
ポジション ターフスタジアムジムリーダー
得意タイプ くさ
キャッチコピー ファイティング ファーマー
声優 新垣樽助(薄明の翼)
名前の由来 yarrow(英語でセイヨウノコギリソウ)

可愛らしい童顔とそれに不釣り合いなマッシブな体格を併せ持つ人物。
ターフタウンでも有名な農家の息子で、その肉体は農作業の賜物。350kgもある藁束を軽々と持ち上げるという。
優しい性格で、勝負の際も勝負を楽しむ事と、相手を必要以上に痛めつけない事をモットーにしている。
一方で性格が災いして挑戦者に対しても全力でぶつかれないらしく、ガラル地方最初のジムリーダーに置かれているのもこれが理由。
チャンピオンカップでは「チャンピオンを試すことはできない」と秘めた本気を見せてくれるので一安心(?)である。
「薄明の翼」では語尾に「~なんだな」「~だな」と付けて喋る。

ちなみに切り札のワタシラガはレベル20で、これは最初のジムリーダーとしては過去最高レベルとなる。
もっともこれはターフタウンまでの道のりが長いためであるので、そこまで苦戦はしないだろう。

ユウキ

初登場作品 ルビー・サファイア
ポジション 主人公orライバル
声優 岡本信彦(PV)、三瓶由布子(マスターズ)
名前の由来 勇気

ルビー・サファイア及びオメガルビー・アルファサファイアの男主人公。
女主人公選択時はライバルとして登場する。以降XYまでは異性主人公はライバル、または共闘相手として登場することになる。
ゲーム版男主人公の一人称は大抵「ぼく」なのだが、彼は「オレ」となっている(ほかには剣盾時点まででカルムくらい)。
ハルカにも言えるが、カイナシティ~キンセツシティ間のサイクリングロード橋の下の彼と唐突に戦うイベントはその強さもあって今でも語り草。
アニメには登場していないが、劇場版である裂空の訪問者デオキシスに彼らしき人物が登場している。

ライチ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション アーカラ島しまクイーン、アローラ地方ポケモンリーグ四天王
得意タイプ いわ
声優 沢城みゆき(アニポケ)、生天目仁美(マスターズ)
名前の由来 茘枝

アーカラ島のしまクイーン。抜群のプロポーションを持った褐色肌のお姉さん。
コニコシティでジュエリーショップを経営しており、本人もアクセサリーやネイルなどで華麗に着飾っている。
細身だが、クセが強く量も多いZ定食スペシャルをペロリと平らげてしまうほどの健啖家。
若くしてしまクイーンになるほどバトルの実力も高く、同島キャプテンのマオをはじめ彼女に憧れるトレーナーは多い。
本人も姉御肌的な性格で、島巡りに挑む子供たちのことを愛おしく見守っている。
一方で彼氏がいないことを何かと気にしており(彼女のタイプは「たくさん食べてくれる人」。上記の通りの健啖家目線なので厳しそうだが)、
自宅にはヌイコグマのぬいぐるみを多数置いてるなど、等身大の女性らしい部分も見せている。
ポケモンリーグ完成後はククイ博士の誘いで四天王に就任した。

アニポケにも登場。原作と比べると何もない所で転んだりナリヤのギャグにツボったり、少し抜けた部分も見せる。
ゲームとは異なりまひるのすがたのルガルガンを相棒にしている。(恐らくまよなかのすがたはグラジオが既に連れているため)
ククイ博士とバーネット博士との結婚式ではブーケトスの獲得に無事成功。今後彼女にも素敵な出会いがある・・・かは不明。

ライム

初登場作品 スカーレット・バイオレット
ポジション フリッジタウンジムリーダー
得意タイプ ゴースト
キャッチコピー ソウルフルビート
声優 木村昂(放課後のブレス)
名前の由来 ライム

褐色肌の女性。黒い服装とアクセントのゴールデンな装飾品を身に着ける。
アカデミーで数学教師をしているタイム先生は彼女の姉にあたり、性格はまるで違うが顔はそっくりである。
ジムリーダーになったのも教師に専念したいためにジムリーダーを引退した姉の後を継いだため。
10代の頃に相棒のポケモンが亡くなった時、自分の思いを歌にして伝えたところゴーストポケモンとして蘇った過去を持ち
以後40年来プロのラッパーとして活動している。(そのため年齢は50~60代くらいと思われる)
彼女のラップはパルデア地方中で人気で、スター団のピーニャもまたライムのファンである。ラッパーらしい韻を踏んだ喋り方が特徴。

ジムテストはライムのラップの前座、いわゆるオープニングアクト。
ダブルバトルに勝つごとにステージの照明も派手になってゆく仕掛けがバトルを盛り上げる。DJ BOCHIもノリノリ。

ライヤー

初登場作品 ポケモンマスターズ
ポジション 人工島パシオの支配人
声優 宮野真守
名前の由来 プライヤー+ライア・エレガンス

WPMの主催者であり人工島パシオの所有者。
どこかの国の王子で傲慢な態度と高い実力を併せ持つ。部下はドリバルとチェッタで幼いころから付き従っている。
レッドに負けて以降リベンジのためにWPMを開催することから強くなることに向けての向上心は高い。
その性格からパシオ中のトレーナーからはものすごく嫌われており、
しょうもない理由で因縁をつけられた主人公の周囲からもろくでもないやつとしか思われていない。
シナリオを進めればライヤーの人格がこうなった原因が分かり、チェレンが気にかけてくれるが…?
イベントにおいてはパシオを盛り上げるため色々動いており、こちらはトレーナーたちから大好評。
性格もシナリオを進めてないプレイヤーにとっては完全に別人と化している。

ラベン博士

初登場作品 LEGENDS アルセウス
ポジション ポケモン博士
名前の由来 ラベンダー)

LEGENDS アルセウスに登場する紫の帽子をかぶった男性。
本作のポケモン図鑑は彼が手掛けており、時代に合わせてかこれまでとは違って古風な文面となっている。
ポケモンを捕獲し研究をすることが目的ではあるが、肝心の博士がボールを投げるコントロールが絶望的であり、
仲間の調査隊員もポケモンに襲われてけがをする等によりなかなか進まない。
ある日空から降ってきた主人公にポケモン捕獲を助けられて以降、いつも気にかけてくれる。
後の時代でヒスイ地方は忘れられたものの、
SVの歴史の授業に彼の写真が出てくることから歴史に名を遺した偉大な人物となったことは間違いない。

ラムダ

初登場作品 ハートゴールド・ソウルシルバー
ポジション ロケット団幹部
声優 高木渉(ジェネレーションズ)、武田太一(マスターズ)
名前の由来 ラムダロケット

HGSSにて新たに登場したロケット団幹部の一人。飄々とした口調が特徴。
変装の名手で、初登場のロケット団アジトではサカキに、ラジオ塔では局長に変装してみせた。
よく見ると腰には変装用の各種メイク道具を指している。
しかし演技の方は得意ではなく、せっかくの変装も演技力で2回とも主人公にバレてしまった。

1戦目は割と普通の手持ちだが、2戦目ではドガース5体にマタドガス1体という凄まじく煙たいパーティで挑んでくる。
モタモタしてると次から次に自爆して手持ちを壊滅させてくるので速攻を心掛けたい。

ランス

初登場作品 ハートゴールド・ソウルシルバー
ポジション ロケット団幹部
声優 奥村翔(マスターズ)
名前の由来 アルファロケットの開発名「フライイング・ランス」

HGSSにて新たに登場したロケット団幹部の一人。
「ロケット団で最も冷酷な男」と言われ、初登場のヤドンのいどではヤドンの尻尾を切り取り高値で売り捌いていた。
甘いマスクと丁寧語を使う喋り方で女性団員から人気である。
他の幹部と違い彼はしたっぱと同じ制服を着ているが、
これはリメイク元の金銀で彼のポジションにいたのが普通のしたっぱだった為と思われる。

リーリエ

初登場作品 サン・ムーン
声優 真堂圭(アニポケ)、内田真礼(マスターズ)、茅野愛衣(エボリューション)
名前の由来 ユリ(ドイツ語)

全身白の服と帽子を着用している少女。ルザミーネの娘でグラジオの妹。
誰に対しても敬語を使用するが、ポケモンに対しては使用しない。
髪形をポニーテールにすることで「がんばリーリエ」状態になる。
ゲーム版では後半以降はずっとこれ(ついでにマリエシティで初めて買った服を着ている)。
ゲーム版では着ている服は全てルザミーネが用意したものであり、マリエシティ到着まで自分で買ったことはない。
ほしぐもちゃんをエーテルパラダイスから(無断で)連れ出した後はククイ博士の家に居候しており助手として働くことになる。
その後、主人公やハウと冒険することになり、遺跡巡りをする。

SMではエンディングで主人公に宝物であるピッピ人形を渡してカントーへと旅立つ。
ゲーム序盤から長い間つかず離れずで行動し、後半パートナーの如く付いて回る期間には恋愛シミュレーションのようなイベントまで用意され、
主人公の真似をするなど可愛らしい姿を見せてくれた彼女との別れは
さながら恋人や親友との別れ、あるいは子離れなどと同様の感情を催すらしく、
各所でプレイヤーの年齢や性別を問わず『リーリエロス』『リーリエショック』なる現象を頻発した。
そしてその後うっかり低レベルのポケモンで高レベルのポケモンに出くわしてしまい、
逃げるに逃げられずピッピ人形を投げるか否かガチで悩むのはもはやお約束である
USUMでは研究所に残りバトルツリーのマルチバトルでのパートナーの一人になる。

アニメではポケモン恐怖症になっており、「論理的結論として」という変わった言い回しをする知識人になっている。
ポケモン恐怖症になった原因は幼いころウツロイドに誘拐されそうになり、そこをタイプ:ヌルが突撃したため。
その時の記憶はザオボーによって消されているので、ポケモン自体は大好きなままである
(リーリエのためというより己の保身のためとしか思えないが)。
その後はシロン(タマゴ)の観察やシロン(孵化後)との触れ合い、
シルヴァディ(タイプ:ヌル)がウツロイドから助けるために突撃したことを思い出すなどして完全に克服
(この頃には「論理的結論として」は全く言わなくなっている)。
ちなみに兄は妹好きだが、妹は妹で兄好きであり「お兄様」と呼んで慕っている。
運動はマーマネ以上にダメダメであり、シロンをボールに入れようとして明後日の方向に飛んでいく、
バットやゴルフクラブはボールに当てるだけでもほかの人よりワンテンポ遅いといった有様。
バトルもあまり得意ではなく、これといった活躍はないが、アローラリーグ予選ではボーマンダを倒す快挙を成し遂げている。
本選1回戦ではグラジオのブラッキーにZワザを打ち込み直撃するも全く効いておらず、
シャドーボール(オーロラベールで軽減)とアイアンテールの一撃でダウンした。

第7シリーズにおいては父親探しの旅にて家族全員で登場。
無事父親のモーンと再会するも記憶喪失に陥っており、モーンは「リーリエ」と呼ばれているウツロイドと暮らしていた。
モーンの所有物から記憶を戻そうとするリーリエに今の暮らしを邪魔されたくないウツロイドが攻撃を仕掛けるも、
たまたま近くにいたサトシにより失敗。
その後モーンの記憶が戻りウツロイドは去ろうとしたところをリーリエに引き留められて一緒に暮らすことになった。
なおこのウツロイドはグラジオがゲットしているがニックネームは「リーリエ」のままなので、
グラジオが完全にやばいレベルのシスコンとして視聴者に見られることになるがそれは別の話。

リコ

初登場作品 アニメポケットモンスター第8シリーズ
ポジション 主人公兼ヒロイン
声優 鈴木みのり(アニポケ)

パルデア地方出身の少女。自称「ペンダントをめぐる物語のヒロイン」。
一度考えだすと深く考えすぎて気付いたころには話が終わっていることがよくある。そのためか心の声が非常に多い。

自身のことをよく知るために両親が通っていた学校であるセキエイ学園に入学した、はいいものの
入学して数日で祖母から受け取ったペンダントをめぐって
アメジオ率いるエクスプローラーズとフリード率いるライジングボルテッカーズの争いに巻き込まれることになる。
ライジングボルテッカーズの目的はリコをパルデア地方の両親の元に送り届けるものだったが、
フリードが一切説明しなかったせいでリコにとって拉致監禁状態となったが、パートナーのニャオハの一件で考えを改めた。
その後父親の元に送られた後、ペンダントの秘密を知るために冒険がしたいという気持ちから正式にライジングボルテッカーズの一員となった。

パートナーはニャオハで、最初こそいきなり引っかかれたり勝手にどこか行って昼寝したりと振り回されていたが、
ニャオハのことを知るうちに今では仲良しになっている。なお、今でもきまぐれぶりに振り回されることも。
前述のことから学校には通っていないが、授業はリモートで受けており、学校にいたころは寮の同室であるアンと友人になっている。

リップ

初登場作品 スカーレット・バイオレット
ポジション ベイクタウンジムリーダー
得意タイプ エスパー
キャッチコピー 超マジック・マキアージュ
名前の由来 チューリップ

本業はメイクアップアーティスト。ハッコウシティでは彼女が大写しになっている(おそらく)化粧品広告を見ることができる。
アカデミーのキハダ先生とは小さい頃からの付き合い。「勝った方が負けた方の言う事を聞く」条件の下でバトルし勝負し勝ったため、
キハダ先生はジムテストの喜怒驚楽エクササイズの講師に駆り出される羽目になった。
ちなみに先生と同じくチャーレムを連れ回しているが、戦闘には使ってこない。

年齢は上記の幼馴染発言から25歳のキハダ先生と同じくらいと思われるが、
「シクヨロ」「なるはや」「ケツカッチン」などの古臭い業界用語を用いてくる。芸能界に関わる仕事をしている影響だろうか?

リュウキ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション ポケモントレーナー
得意タイプ ドラゴン
声優 古島清孝(アニポケ)、仲村宗吾(マスターズ)
名前の由来 竜葵(イヌホオズキを使った漢方)

チャンピオン防衛戦にのみ登場するトレーナー。
強いトレーナーとの闘いを制し天下を取るべくアローラ地方にやって来た、ドラグレッダードラゴンタイプの使い手。
目元が暗く、全身トゲトゲした真っ赤で派手な衣装や髪型で、本業はミュージシャンらしい。
USUMではマリエシティのジムオブカントーにも出没し、1日1回戦える。
こちらではアローラ地方にジムが出来たらドラゴンタイプのジムリーダーになるという野望を語っている。天下取りの夢は諦めたのだろうか?
いずれにしても見た目のインパクトの割に作中での出番がかなり少なく、彼の経歴・人となりには不明な点が多い。

アニポケではジムオブカントーの首領として登場。
ジムオブカントーが五重塔の見た目、職員が忍者装束など和風テイストに改変された中
リュウキはおおむね原作通りの恰好・性格で登場し、やや浮いていた。原作と違いしっかり瞳が描かれている。

リョウ

初登場作品 ダイヤモンド・パール
ポジション シンオウ地方ポケモンリーグ四天王
得意タイプ むし
声優 小野賢章(アニポケ)、山谷祥生(マスターズ)
名前の由来 令法

現在唯一の虫タイプ使いの四天王。
虫ポケモンをとにかく愛しており、「強くて美しい虫ポケモンのようにパーフェクトになりたい」と語る。
…の割には切り札のドラピオン虫タイプではない(進化前は虫タイプであるが)。
更にはBDSPの最終強化パーティにはフライゴンまで入れている。確かにタマゴグループは虫だが…。
という事から虫タイプ使いでありながら地面や氷タイプを動員する事が推奨され、パーティーにいなければ多少の苦戦を強いられる。

アニポケでは美少年という事もあり四天王の中でもとりわけ女性人気が高いことが明かされる。
小さい頃、最初の手持ちだったケムッソが負けた時に感情的に責めてしまい、そのケムッソが自分のもとから去ってしまった過去があり、
虫ポケモンの事は好きながらもケムッソの事を語る時は少し暗い様子を見せていた。
しかしロケット団に自分の手持ちを奪われた際、前述のケムッソが進化したアゲハントが戻ってきて窮地を救ってくれる。
幼少期の蟠りが解決したリョウは気持ち晴れやかにチャンピオンリーグマスターを目指すのだった。

リラ

初登場作品 エメラルド
ポジション フロンティアブレーン(Em)/国際警察特務機関UB対策本部部長(SM、USUM)
声優 木村亜希子(アニポケ)、川澄綾子(マスターズ)
名前の由来 ライラック(フランス語)

初登場はエメラルド。
バトルフロンティアの施設「バトルタワー」のフロンティアブレーン。「タワータイクーン」の肩書きを持つ。
この頃は子供であり、一人称が「ボク」だったこともあって性別が分かりにくかったがれっきとした女性。
銀シンボル、金シンボルともに使うポケモンはバラバラだが、カビゴンは共通。
リメイク作であるORASには登場しない。

その後SMにて大人の姿となり再登場。
本編の10年前にウルトラホールによりこの世界に流れ着いた影響か記憶喪失となっており、一人称も「わたし」になっている。
ただタワータイクーンだったころの記憶はおぼろげながらあるようで、使うポケモンも準伝3匹が別のポケモンに変更されているのみ。
ハンサムの上司であり、アローラ中に現れたUBを主人公、ハンサムと共に追いかけることになる。
ウルトラホールを漂っていた影響かUBを引き寄せやすい体質(国際警察より「Fall」と呼ばれる)になっており、
国際警察所属になったのもその体質を危険視され監視するのと共に、UBを誘き寄せる餌として利用された為。
リラ自身もその事実を知ってなお、UBの殲滅ではなく保護を目的としてハンサム達に協力していた。
一連の騒動後はバトルツリーにて彼女と戦うことができる。こちらではエメラルド時代の準伝3匹も登場する。
USUMではほぼ観光程度のちょい役登場。

アニポケではフロンティアブレーン時代の彼女が登場。
こちらではエスパータイプの専門になっており、ポケモンと気持ちを通わせられる特殊能力を持っている。
サトシと触れ合ううちに挑戦者とフロンティアブレーンの間柄、そして友達以上の感情を抱くようになっていくのだが、
色恋沙汰に鈍感なサトシがそれに気づくことは遂にないまま、サトシは主人公を引退していった。
ちなみにリラの性別が初めてはっきりしたのがこのアニポケである。

ルザミーネ

初登場作品 サン・ムーン
ポジション エーテル財団代表
声優 木下紗華(アニポケ)、大原さやか(マスターズ)、園崎未恵(エボリューション)
名前の由来 ホウセンカ(ドイツ語)

エーテル財団代表を務めており、エーテルパラダイスを管理している女性。リーリエとグラジオの母でもある。
屈指の美貌を持つが上記の通り2児の母にして、年齢は40を越えているという美魔女。
傷ついたポケモン達を保護・治療し、ポケモン達に分け隔てなく惜しみない愛情を注いでいる。
突如現れたウルトラビーストに対しても、異世界から迷い込んできたものと同情し、同様に保護しようと考えている。

だが、その本性は歪んだ愛を他者に与え続けるドス黒いもの。
自分の気にいったポケモンを冷凍保存してコレクションしたり、子供達にも自分に従うことを徹底するよう教育したり、
特にウルトラビーストに対しては心酔と言えるほど入れ込んでおり、
自分たちの手でアローラ地方に招き解き放とうとしたりと、好きな物に対しては周囲の事も考えず異常に歪んだ愛を注いでいる。
劇中ウルトラホールを開くためにエーテルパラダイスから逃げ出したコスモッグとリーリエを探すべくスカル団を使っており、
今作における悪の組織の大ボスに相当する。
主人公に邪魔をされた際には駄々っ子のようにゴネたりと、好きなものを好きなようにしたい精神の幼さを残した人物でもあった。
一方で「トレーナーも使えないポケモンは好き勝手にパーティから外すでしょう?」と、
ぎくりとする台詞を言われ反論できなかったプレイヤーも一定数いたと思われる。
SMではコスモッグを利用してウルトラホールを開きウツロイドを呼び出すも取り込まれてしまい、そのままグズマと一緒に行方不明になる。
最終的には救出されるもののウツロイドの精神毒による後遺症が残っており、
リーリエとカントーで「ポケモンと融合した事のあるあの人」を訪ねるためエンディングで別れることになる。

USUMではコスモッグを利用するまでは同じだが、こちらでは最終目的が「アローラ地方から光を奪おうとするネクロズマの捕獲」に変わっており、
グズマとウルトラホールに飛び込む(そして返り討ちにあう)。
目的のために独善を敷く姿勢はこちらでも同様だが、神経毒にはやられなかった他、
後にリーリエ達にも親として見守る努めを抱くようになり、冷凍保存したポケモンも解凍して返すなど幾分もまともになっている。

バトルではSMではエーテルパラダイスとルザミーネ救出時に戦い、
後者はパーティ全員がオーラをまとって能力値を上げているためかなり手ごわい。ちなみに戦闘曲は2曲ある。
USUMではRR団イベント終了後に毎月1日限定でリーグ防衛戦に登場するが、残念ながら戦闘曲はルザミーネの曲ではない。

アニメではマーマネ以上に別人と化しており、親バカと言えるほど異常なまでの子供愛を見せている。
夫であるモーンが行方不明になったあと仕事の鬼となってしまいリーリエと不和になるが、リーリエの不満を聞き入れて仲は良くなる。
ザオボーがコスモッグを利用してウルトラホールを開けた際は(研究者としての探求心から)喜んだ表情をするも、
すぐさま(娘を危険に晒したくない母の気持ちから)険しい表情になり閉じさせるように命令するが、聞き入れてもらえずウツロイドが現れる。
その後ウツロイドがリーリエを誘拐しようとした際にかばって自身が取り込まれて行方不明となる。
再び発見された時にはゲーム同様ウツロイドと既に融合、ウルトラビーストに会えた喜びと神経毒の影響で幼児退行しており、
玩具を取り上げられる事を嫌うかのようにサトシ達に敵対したが、リーリエ達の協力によって救助された。
ウツロイド事件のあとはウルトラガーディアンズを結成して迷い込んだウルトラビーストの保護と帰還を行っている。
アローラリーグでは終始観戦しており、本選1回戦のグラジオVSリーリエでは異様な応援を中継されて恥ずかしそうにしていた。
新無印編ではモーンを探しており、カンムリ雪原にて再会を果たした。

ルリナ

初登場作品 ソード・シールド
ポジション バウスタジアムジムリーダー
得意タイプ みず
キャッチコピー レイジング ウェイブ
声優 雨宮天(薄明の翼、マスターズ)
名前の由来 瑠璃苦菜 or スピルリナ

青と黒が混ざったロングヘアーと褐色肌、セパレートタイプの陸上選手のようなユニフォームの女性。
このユニフォームは水着を兼ねており着たまま泳ぐことが可能。

父はバウタウンの漁師、母は市場の売り子という家系で育ち、幼い頃から水タイプポケモンに囲まれ育ってきた人物。
凛としたたたずまいから落ち着いた印象を受けるが実は負けん気が強く、
ジム戦でルリナに勝利すると頭をかきむしりながら実に悔しそうな表情を見せる。前情報のイメージからは想像もつかない姿である。
人の見ていない所で荒れているらしい事もリーグカードの文章からうかがえる。
モデル業も行っており、普段の激しいバトルスタイルとは正反対の穏やかさに別人と勘違いする人が後を絶たない。
ソニアとはかつてのジムチャレンジで知り合って以来の大親友。ゲームでは主人公と勝負で負けた後にソニアがルリナを慰めに行った。
また同じジムリーダーのヤローをライバル視しているが、
ヤローの方は自分自身がライバルと公言しているため、両者に何かあった訳でなく一方的にライバル視をしているだけのようだ。

レッド

初登場作品 赤・緑
ポジション 主人公(赤緑青黄、FRLG)/裏ボス(金銀クリスタル、HGSS、LPLE)
声優 蒼井翔太(マスターズ)
名前の由来

カントー地方のマサラタウン出身のトレーナー。初代・FRLGの主人公であり、続編の金銀クリスタル・HGSSにも登場する。 
たった一人でロケット団を壊滅させ、後にポケモンリーグを制覇する。 
金銀・HGSSではシロガネ山の山頂に佇んでおり、主人公と対戦することになる。 
これまでに戦ってきたトレーナーとは比べ物にならないほどの高さのレベルをもつポケモンを繰り出す。

使用するポケモン
ピカチュウLv81(Lv88)
エーフィLv73
ラプラスLv80
カビゴンLv75(Lv82) 
フシギバナLv77(Lv84)
リザードンLv77(Lv84)
カメックスLv77(Lv84) 
()内はHGSSでのレベル。エーフィは金銀クリスタル、ラプラスはHGSSのみ。 

この圧倒的なレベルに加え、初代の主人公ということもあって人気のあるキャラクターで、
ランダムフリーなどでもいわゆる『レッドパ』は散見される。
他のトレーナーよりも判別しやすく、当たれば場が盛り上がるパーティ構成でもある。 
ポケモンの強さや、インパクトの大きさからか
金銀のチャンピオン戦のBGMを聞いた時、ワタルでは無くレッドをイメージする人も多いとか。(特に旧金銀)

BW2のPWTでは歴代のチャンピオン達と肩を並べての参戦となった。
ピカチュウ以外の5匹も持ち物を持たせてあり、先制の爪カビゴンや初見は驚くスカーフ潮吹きカメックスなどそれなりの印象はあるものの、
フラットルールなので全てLv50であり、他のトレーナー達と比べて種族値不足が目立って「あんまり強くない」という話もチラホラ。

「大乱闘スマッシュブラザースX」では「ポケモントレーナー」としてFRLGの主人公をモデルにしたキャラクターが登場する。声優は半場友恵。

ポケモンマスターズにおいてはレジェンドトレーナーとして数多くのトレーナーから存在を知られており、
ライヤーが主人公を敵視するきっかけにもなっている。
相変わらず無口で攻撃時やレベルアップ時ですら息遣いのみという徹底ぶり。
だが、「……」だけでグリーンやリーフとは普通に会話しており(会話の内容的にグリーンやリーフが一方的に喋っているわけではない)、
ある場面ではしっかりとした言葉で喋る珍しい光景も。

レホール

SVで主人公の通うアカデミーの教員。担当は歴史。
授業内容はパルデア地方の歴史に関するもので、本作の設定を理解するためのもの。

褐色肌でスタイルの良い女性で、眼鏡を掛け理知的な雰囲気を醸し出している。後何故かクセ毛が常にピクピクしている。
服装はデニムシャツにジーンズとカジュアルなウェスタン風。
首にはフリーザーを模したと思しきアクセサリーを装着しており、髪留めはマーシャドー、ブレスレットはカプ・コケコ
ベルトはルナアーラを模している。これらの装飾品の特徴から、出身はアローラ地方ではないかとする説が有力。
生徒には「貴様」もしくは呼び捨てで古風な口調で話し、「昨日より 一日分 古くなったな」など独特な言い回しをする事もある。

歴史を担当するだけあって、過去の遺物や伝承などに詳しく、整備されていない昔のエリア・ゼロの探索をしたがる、
世間で「スカーレットブック/バイオレットブック」がオカルト書と判断されたと語る際に残念そうな表情を見せるなど、
根っからの懐古主義なロマンチスト。
上記の「昨日より1日分古くなった」という台詞も、生徒たちに愛情を注いでいることを彼女なりの言い回しで表現しているということなのだろう。
逆に未知のものに対するワクワク感がないせいで近代史に興味が薄く、
未来へ針を進めるのもあまり好きではない模様(未来は未来で未知の存在がうようよいるのがこの作品なわけだが)。

良くも悪くも個性豊かな人物が多い教師陣の中でも、特に個性が強烈な人物。
当初は自分に話しかけた主人公を珍しがるなど、校内では浮いた存在であるかの様な描写がされていたが、
親交を深めると主人公を上手いこと利用して災厄ポケモンを解放しようと目論むマッドな一面を見せる
(下手すりゃ悪の組織一歩手前の行動である)。
もともと自分の趣味に走りやすい傾向にあったらしく、指導要領から外れないようにと校長から注意を受けることもあったとか…。
今回の災厄ポケモンの一件も職務を疎かにして調査に熱を入れすぎたために校長から釘を刺されたと自供している。

そしていざ災厄ポケモンを見たときは普段の落ち着きはどこへやら、
「ウッヒョー!」と奇声を上げて考察を始める(性格的には教師というよりアクロマに近い)。
最終的に捕まえた主人公に預けるということで一件落着したが
「手に余ったらいつでももらい受ける」と言うなど、未だに研究対象として彼らのことをあきらめたわけではない様子。
ちなみに、災厄ポケモンをすべて持っていくと「わるだくみ」の技マシンをくれる。
上記の企みが成就したこととかけているのだろうが、仮にも教師が渡すようなものじゃない。
一応フォローしておくと、彼女の目的はあくまで災厄ポケモンの調査をすることであり、
彼らを使って何かしらの悪事を働こうとしていたわけではない。好奇心が暴走してしまった結果といえるだろう。
ジニア先生とはまた違ったベクトルで研究者気質の強い教員であると言える。

学校最強大会にも参戦。その際の肩書は「古(いにしえ)の探究者」。
先発のゾロアークは切り札のゲンガーに化けているため、初見でエスパータイプの技が効かず混乱した人も多いのでは。

レンブ

初登場作品 ブラック・ホワイト
ポジション イッシュ地方ポケモンリーグ四天王
得意タイプ かくとう
声優 永野善一(マスターズ)
名前の由来 蓮霧

道着を来た屈強な男。強さを追い求める中でアデクと出会い、彼の弟子になった。
より強い相手に圧倒的な強さで勝利する事を目標としており、強さそのものを追い求めている。
ただしアデクは「強くなった先に何をするか」を重んじており、レンブの考え方はどちらかというと迷走期のチェレンに近い。
精神的にはレンブもまだアデクのお眼鏡に適っている訳ではない事が間接的に分かる。

彼の繰り出す格闘タイプは多くが岩・悪技を覚えており、飛行タイプやエスパータイプでも速攻をかけられないと手痛い反撃を食らう。
特に頑丈持ちのダゲキ四天王周回をスムーズに行かせないお邪魔キャラとして特に厄介。

ロイ

初登場作品 アニメポケットモンスター第8シリーズ
ポジション 主人公
声優 寺崎裕香(アニポケ)

カントー地方の離島に住む少年。
畑で拾った謎のモンスターボールを所持している。歌が好きだが、歌の実力自体はそれほど高くない。
ある時ライジングボルテッカーズの飛行船が修理のため島に滞在することになり、その際住み着いていたホゲータと歌で仲良くなった。
その後ライジングボルテッカーズとエクスプローラーズの交戦に巻き込まれた際、
謎のモンスターボールから黒いレックウザが現れてどこかへ飛び去った。
ロイのホゲータをパートナーにしたいという気持ちをホゲータが受け取ったことで正式にパートナーとなり、
祖父の許可をもらってライジングボルテッカーズの一員となった。
現在は彼にとってすべての始まりである黒いレックウザを追うことが夢。
なお主人公格ではあるものの最初から登場していたリコと異なり、初登場が3話ラストとやや遅めだった。

ローズ

初登場作品 ソード・シールド
ポジション マクロコスモス社長、ポケモンリーグ委員長
得意タイプ はがね
声優 松田健一郎(アニポケ)、山路和弘(薄明の翼、マスターズ)
名前の由来 薔薇

ガラル地方のポケモンリーグの委員長。ダイマックスをジムチャレンジに導入したことでガラルリーグを世界的に有名にした立役者。
自身もまた過去にチャンピオンシップ準優勝を飾ったこともある凄腕のトレーナーで、弟のピオニー同様鋼タイプのプロフェッショナル。
巨大企業・マクロコスモス社の社長でもあり(経営は秘書で副社長のオリーヴに任せている)、多数の鉱山や企業を保有する他、
ナックルシティの地下にはねがいぼしをエネルギー変換する巨大なエネルギープラントを建設しており、
ガラル地方全体のインフラを大きく支えている人物でもある。
性格は物腰柔らかい穏和な紳士であるが、
頭の回転が速いのか時折会話が噛み合わなくなる事があり、彼の発言の真意を全て汲み取れるのはオリーヴくらい。
また人を見抜く審美眼にも優れており、現チャンピオンのダンデをジムチャレンジに推薦したのは彼である他、
ビートのバトルの才能やオリーヴの研究者としての才能を見抜き自身のもとに置いている。
ガラル地方に尽くしている人物であるため地元民からの人気は絶大で、お忍びでレストランを訪れた際にも多くの野次馬が駆け付け、
ローズも彼らにサインをして回るファンサービス精神を旺盛にして応えている。
ダンディなおじ様だが上記のお忍びファッションでは意外とお腹が出ているのも分かる。美味いものの食べ過ぎだろうか。

だが、ローズは悩んでいた。エネルギーを支えている人物だからこそガラルのエネルギー事情には精通しており、
このままガラル地方が発展すれば1000年後にはエネルギーは枯渇すると、見据えていたのである。
この事からかつて大破壊・ブラックナイトを引き起こしたムゲンダイナの莫大なエネルギーを利用する事を考え付き、
エネルギープラントに眠りに付いていたムゲンダイナを安置し、復活のためのエネルギー獲得のためにねがいぼしを集めていた。
そして一日でも早くブラックナイトを起こそうと、ダンデにもチャンピオンシップの開催延期を何度も提案していたがダンデはこれを固辞。
(ダンデにとってネックだったのは開催時期だけで、ローズの行動自体には賛同していた節もある)
しかし、ガラルの未来を思うあまりローズは決勝戦開催直前にブラックナイトを決行。
ムゲンダイナはダンデや主人公・ホップ・伝説ポケモンの活躍によって鎮められたが、
ローズは騒動の一連の責任を取り自首。突然の行動には劇中でも多くのNPCが衝撃を受けていた。
形で言うと悪の組織のボスに相当する彼だが、その行動自体は純粋にガラル地方の未来を憂いてのものであり、
「悪の組織」という言い方すら語弊がある程ローズの精神や、マクロコスモス社の立ち位置は高潔なものであった。
一方で何故チャンピオンシップが終わるのを待てなかったのかは作中でも明言されておらず、プレイヤーからは批判の種になっている。

アニメでもゲームと同様の行動目的を持ってブラックナイトを引き起こすが、
自身が過去に「鉱山で働いていた父がいたが、鉱山での事故で帰らぬ人になった」ことを語っており、
エネルギー採掘のために犠牲となる人をなくす事も行動理由の一つとしていたのもうかがえる。
ムゲンダイナを蘇らせた後はヘリからブラックナイトを見守るが、ゲーム通りの伝説ポケモンの登場で形成を逆転された事でうろたえ始め、
戦いの余波でオリーヴやヘリ共々吹き飛ばされてしまう。
その後はシュートスタジアムにムゲンダイナが現れたシーンにオリーヴと共にチラッと登場し、出番は終了。
生存こそしたが自首はしておらず、逃亡扱いになっており、今なお愛したガラルでひっそりと暮らしていると思われる。

ワタル

初登場作品 赤・緑
ポジション カントー地方四天王(赤緑青黄、FRLG、LPLE)/カントー、ジョウト地方チャンピオン(金銀クリスタル、HGSS)
得意タイプ ドラゴン
声優 千葉進歩(アニポケ)、森川智之(マスターズ)、細谷佳正(ジェネレーションズ)
名前の由来 綿

初代では四天王ラストの座に位置する人物。ドラゴン使いの由緒あるユニフォームとしてマントを着用している。
ドラゴン使いを多く輩出するフスベシティの出身で、
従兄弟で同シティジムリーダーのイブキですら認められていないのに、竜の穴の長老が強さを認める唯一の人物。
ドラゴンの少ない初代・金銀時代では非ドラゴンタイプも一部使っており、強化前のパーティーは特に実質飛行タイプ使いと化す事もしばしば。
下記にもある通りそれ以外にも技構成や所持ポケモンのレベルがクセがありまくるのも特徴。
金銀時代ではチャンピオンに昇格。
また独自にいかりのみずうみの赤いギャラドスの謎、その発生原因のチョウジタウンのロケット団アジトを調査しており、主人公と一時共闘する。
生身の人間にカイリューの破壊光線を撃つ暴挙までしてロケット団の野望を打ち砕いた。
一方でアジトの発電機関に利用されていたマルマインには罪を着せないなど、あくまで人の罪のみを憎む思慮も見せている。

アニポケでは四天王だけでなく、悪の組織の動向を見張りその野望を阻止するポケモンGメンとしても活動している。
切り札はもちろんカイリュー。いかりのみずうみでは赤いギャラドスも捕獲し、後にサザンドラも手持ちに加えている。
当然その実力は世界有数で、新無印編のWCSではマスターズエイトの一人に。
マスターズトーナメントには2度挑んだが、1度目は決勝戦でダンデと当たり敗退、2度目はカルネと当たり無念の1回戦敗退となった。

その他、当Wiki上では主に二つの意味がある。
1
手持ちに「バリアーを使うカイリュー」「金銀時代なのにいわなだれを使うプテラ」「Lv55未満のカイリュー」など、
実際では存在し得ないポケモンが多数いたため、改造疑惑が浮上した。
スタジアム金銀ではレベル55未満のバンギラス」がある。転じて、改造厨や改造することを「ワタル」と呼称する。
■類義語:和田マンダ
また改造ではないがポケモンスタジアム金銀では手持ち2体にせんせいのツメを持たせている。(ただの不正)
2
手持ちメンバー全員に「はかいこうせん」を覚えさせること。
実際、ワタルのポケモンはポケモンスタジアム、ハートゴールド、ソウルシルバー以外全員はかいこうせん持ちである。
(HGSSでは3体のみ)

ワタル以外にも正規入手不可能な技構成やレベルのポケモンを使用するトレーナーは多く(前者は殆ど絶滅したが)、
ジムリーダーや四天王の難易度の調整のために無理なレベルを強いられていることが多い。
これらのトレーナーは一括して「ワタルの弟子」などとも呼ばれる。
なお、NPCが正規プレイヤーに再現不可能なキャラクターを使用すること自体は、ゲームの世界では珍しくない。
だが、ポケモンの世界には基本的に敵専用ポケモンが存在しないためか、このような指摘を受けやすい傾向にある。

余談だがBWではレベル50のカイリュー、バンギラスが野生で生息している。
更にSMではレベル10のカイリューを呼び出すことが可能で捕獲もできる。
またORASではネット大会「カントークラシック」の参加賞としてLv.62のバリアーカイリューが配布された。

ワルダック

ゴルダックの進化系…ではなく、
外伝作品「ポケモンコロシアム」のラスボスにして、敵組織シャドーの真のボス。
表向きはバックレーという名でフェナスシティの市長を務めており、見た目も温厚そうなため一目ではとてもラスボスには見えないが
最終決戦にいきなり現れその真の姿を見せてくるため、プレイヤーを驚かせた。
序盤に登場したきり影も形も見えなくなるので存在自体を忘れてたプレイヤーもいたと思うが。
一応市長の家からシャドー幹部の表向きのボスであるジャキラが出てきたりなど、伏線自体は随所に張られている。

その強さはというと、全体的に高難易度なコロシアムを代表するかのような見事なガチパ
ビルドアップ地震でこちらを追い詰めるカイリキーや、主人公のエーフィやブラッキーのメタを取ってくるハッサム、
600族+威嚇が厄介なボーマンダ、ケッキングにスキスワをかけて大暴れさせてくるヤドキング…など、ひたすらに隙がない。
更に普通にゲームを進めていれば主人公側の平均レベルは40後半~50くらいになる中で、
ワルダックの手持ちはダークポケモンのバンギラスを除いて全員レベル60台。もはや種族値とレベルの暴力である。
前座のジャキラですらかなりの強豪なのに、こんなパーティを最後にぶつけられ絶望したトレーナーは数知れず。
バトル山でレベルを上げて挑むべし。

主人公に敗北後はヘリで逃走を図るが、いきなりやってきたホウオウにヘリを撃墜され、あえなくお縄についた。
伝説ポケモンに直接懲らしめられた珍しい悪の大ボスでもある。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月17日 19:42