【そにっく ひーろーず】
ジャンル | アクション | ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション2 ニンテンドーゲームキューブ Xbox Windows |
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発売元 | セガ | ||
開発元 | ソニックチーム | ||
発売日 |
2003年12月30日 【Win】2004年12月4日 |
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定価 | 7,140円(税5%込) | ||
判定 | 賛否両論 | ||
ポイント |
仲間を使い分けてゴールを目指せ SA2限りだったはずのシャドウが再登場 スピード感は抜群だがそれらを削ぐ要素多し 落下死多発の苛烈なステージ&操作性 使用キャラはソニックのアクションでは多め 主題歌を初めBGM面は安定の高評価 |
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ソニックシリーズ |
3機種マルチ+PCで展開された、3名で1チームとなったソニックキャラを操作し、状況に応じて交代しながら進めていくアクションゲーム。
プレイアブルは4チーム分存在、メンバーはチームごとに固定であり、それぞれ出来ることは異なる。
エスピオは『ソニック・ザ・ファイターズ』以来、ベクターとチャーミーは『カオティクス』以来の再登場となった。ただし設定は変更され、以降の作品ではこちらの設定が用いられている。
また、エッグマンに復讐を誓うロボットキャラ「E-123 オメガ」は本作で初登場となり、以降のシリーズでもいくらか登場した。
事実上の前作に当たるソニックアドベンチャー2ではステージごとの交代だったキャラをほぼ常時交代可能とし、キャラゲーとしてのソニックの側面を重視した内容となっているのが特徴。
また、長年子役が担当していたテイルスの声を、本業声優である広橋涼(*1)が担当することになり、以降のシリーズでも定着している(*2)。
ある日、ソニックはテイルスと再会し、エッグマンからの挑戦状が届いていることを知る。
曰く「3日後に世界征服を開始するから、止められるものなら止めてみろ」との事。面白がったソニックはこの挑戦を受け、テイルスやナックルズとともにエッグマンの元へ向かうことに。
一方、アークでの戦いにおいて生死不明となったはずのシャドウを発見したルージュと復讐に燃えるオメガ、探し人のために動き出すエミー達、謎の依頼主から仕事の以来が届いたカオティクス探偵事務所…。それぞれのチームは各々別の目的で同じ場所を目指して冒険を始めていた。
しかし、彼らが目指した先には共通の黒幕が待ち構えていた…。
+ | チーム一覧 |
+ | 各キャラの属性 |
ソニックキャラが大好き、という人のためのアクションゲーム。
ゲームとしての完成度は悪くないが、ソニックアドベンチャーシリーズでソニック作品に親しんだプレイヤーからは特に比較され、問題点が挙げられがちな内容である。
事実、アドベンチャーの野暮ったい部分はそのままにされている点があり、本作のシステムによってそれらが目立ってしまったのは否めない。
キャラゲーとしては大変優秀であるが、普通のゲームとして見ると若干のチグハグさが見える部分があり、プレイにストレスを感じさせる点は多め。
しかし本作以降、アクションジャンルで復数のキャラが使える作品は減少し、キャラゲーとしての最高潮の内容を持つ作品は本作が最後と言えなくもない。
*1 ケロロ軍曹の「東谷小雪」役等が有名
*2 厳密には本作に先駆けて発売されたGBAソフト『ソニックバトル』から担当しているのだが、ほぼフルボイスで会話するのは本作が初めてである
*3 敵を転ばせて行動不能にしたり持っている盾を吹き飛ばせる
*4 レベルアップで攻撃力強化・レベル3でリング吸い寄せ効果追加
*5 メガドライブでリリースされた2Dの3部作で例えると、Act1後は残機を稼げる程度のボーナスステージ、カオスエメラルドが手に入るスペシャルステージはAct2にしか入り口がないという仕様。なお2ステージが経過する毎に、ボーナスステージの構造は変わる
*6 1ステージあたりのミッション数自体は前作の5から2に減らされている
*7 なお、ソニックアドベンチャーではフリッパー操作のみだった
*8 もっとも、その反対に進めることもあるが